ネイルをしていなくてもキレイな爪や手は憧れますよね!
しかし職場や学校がネイル禁止だと、ジェルネイルやマニキュアは塗れません。
そこでおすすめなのがネイルケアです。
ネイルケアをすることで、ネイルをしていなくてもキレイな手元をキープすることができます!
しかもネイルケアはネイルサロンでも受けられることはご存知ですか?
プロによるネイルケアは、お仕事や家事でお疲れの爪や手元もピカピカで美しくなれるのです!
この記事では「ネイルサロンの自爪ケア」とはどんなものなのかをベテランオーナーネイリストが解説します!
ネイルサロンは自爪ケアのみでも行ける?
ネイルサロンに、ケアだけでも行っていいのかな?と考える方、ネイリストの立場からお答えしますと・・・
答えは「是非、ご来店ください!」
「ささくれがよくできる」
「2枚爪に悩む」
「爪の形にコンプレックスがある」
「噛み癖がある」などなど。
これらのお悩みはネイルサロンの自爪ケアで改善に導くことができます!
手元、指先、爪先、もちろん足元も!
気になることはぜひネイリストに相談してくださいね。
自爪ケアのみでも大歓迎!
自爪ケアのみでも、もっと多くの方に来店して綺麗になった状態の気分を実感していただきたいです。
ちなみにですけど、私のサロンでは、ほぼ100%のお客様がサロン来店の目的をケア重視として来店されています。
他のネイルサロンも自爪ケアのみでのご来店は大歓迎のはず。
気軽に予約してみてください♪
ネイルサロンで自爪ケアのみを受けるメリットは?
自爪ケアの最大のメリットは「甘皮処理が受けられる」こと。
ネイルベットに張り付いた甘皮は、取り除くことで綺麗な爪を導くことにもつながる工程ですが、やり方を少しでも間違えると爪が凸凹に生えてきたり、爪まわりの皮膚が腫れあがってしまったり・・・
プロのメニューの中でも唯一刃物を使って行う工程です。
出来れば、セルフでやらないでほしいというのが本音です。
自爪ケアはドライケアとウォーターケアの2種類
ジェルネイルが流行り出したころから、ドライケアというのをよく見かけるようになりました。
そもそも、ドライケア?ウォーターケア?
一般の方には何が違うのかなんて、わからないですよね。
この記事でドライケアとウォーターケアの違いをぜひ覚えてくださいね。
ドライケアとは?
ドライケアは、下準備のためのメニュー。
ネイルサロンで、ジェルネイルをお願いしたことがある人は、一番なじみがあるメニューかもしれません。
ドライケアとは、ジェルネイルの下準備のために行うものです。
プレパレーションという工程で、ドライケアを行うサロンが多いと思います。
プレパレーション、preparation=下準備。
ジェルネイルの装着をするために、爪に水を付けず、乾いた状態で行う工程。
ほとんどが、マシンでの施術です。
マシンで爪に薄くこびりついた甘皮などを取り除き、皮膚の硬くなったところを細かいビットを使って削り取ります。
削り取る際に、ほんの少しだけ爪の表面もサンディング(軽く削る)することでジェルのモチをサポートすることが出来ます。
ドライケアの金額は?
ドライケアだけのメニューや料金は、どこのサロンでもほぼないと思います。
ジェルネイルをつけるためには、必要な工程として組み込まれていることが多いので、ドライケアとしての料金設定をつける必要がないから。
さらに言えば、ドライケアだけで仕上がることはないからです。
ドライケアの所要時間は?
ドライケアだけにかかる時間は、平均で10~20分ほど。
時短というメニューで、提供しているサロンが多いと思います。
ドライケア込みでジェルネイル1時間で〇〇円とか。
こういう形のサロンが多いのではないでしょうか?
ウォーターケアとは?
お湯につけて、甘皮をふやかして爪まわりを綺麗にするのがウォーターケア。
ウォーターケアは、爪の育成のために行うメニューです。
爪を綺麗に整えたい人は、老若男女問わずにウォーターケアをしていただけます。
ウォーターケアを続けることで、爪まわりからキューティクルオイル等も浸透が良くなり、少しずつですが爪の状態が折れにくい艶やかな爪に。
ウォーターケアの金額は?
ウォーターケアだけのメニューでサロンに来店される方もいらっしゃいます。
金額は大体2500円から4000円くらい。
3000円、3500円が多いかな?
新人ネイリストさんだと、1か月くらいは少しお値段を下げていることがあります。
ウォーターケアの所要時間は?
ウォーターケアだけであれば、15分~30分くらいが平均です。
これは、人によるかも。
お客様の甘皮の状態によっても変わりますし、技術者さんによっても変わります。
ウォーターケアだけであれば、20分くらいで仕上がるのが一番いいですね。
ざっくり書きましたけど、もっとざっくりお伝えすると・・・。
美容院でパーマかけるとするでしょう?
その前に、「軽く流しますね~」っていうがドライケアと同じようなもの。
パーマの下準備だからね。
美容室によってはシャンプーだけお願いします。っていうのもあるでしょう?
そう、髪の毛のために、プロにシャンプーしてもらうとき。
それがウォーターケアという事。
わかるかな?
ちなみに、ネイルサロンではフットネイルの自爪ケアのみ、フットケアのみメニューも取り扱っています!
素足を出す機会が増える夏に向けて、セルフやサロンで足元も綺麗にしておきましょう♪
詳しくはこちらの記事をチェックしてみてください!
ホームケアで美爪をキープ♪
出典:Fodiop真由(NailSalon mayunail)
ネイルサロンには、爪のために通うのであれば2週間に1度がベスト。
その度に、ウォーターケアをしたり、トリートメントとして、ハンドマッサージや、パラフィンパックもしてもらう。
さらにおうちでは、ホームケアによる毎日の積み重ねが大事です。
5stepでチェックしていきましょう。
爪を道具にしないこと
出典:Fodiop真由(NailSalon mayunail)
爪はね、指先を守るために生えているものでもあるんです。
乱暴に扱ったら、爪が剥がれたり、2枚爪にになってしまう。
残念だけど、そんなに丈夫な人って中々いません。
爪先のトラブルで一番多いのが、2枚爪。
原因としてよくあるのは、ペットボトルのラベル剥がしの時に、爪でガリガリ。
着圧タイツなど、「えいっ!」と引っ張り上げるときに爪が負けたり。
ガードルなども履く方はお気をつけて。
爪先はデリケートなんです。
凶器や、武器、道具の為ではありませんのでお気を付けくださいね。
ペットボトルやシールをはがすときは、ピンセットや、眉切ばさみなど便利です。
手袋着用しましょう
出典:Fodiop真由(NailSalon mayunail)
食器洗いの時に、手袋していますか?
最近の食器洗いって、ほんとに綺麗に油汚れも落ちますよね!
そして、水で流すのもラクチンなものが増えています。
そんな便利に進化を続ける食器洗い洗剤。
実は、裏面を見ると、「長時間使用する時は手袋してください」って書いてあるものがほとんどです。
知っていましたか?
考えてみたら、そうよね。
あんなに綺麗に油汚れとか、お弁当箱とか、綺麗になっちゃうんだもん。
手袋、めんどくさいかもしれないけどやっぱり付けたほうが良いです。
慣れです。はっきり言って、慣れ。
手袋付けている人と、そうじゃない人は、雲泥の差です。
保湿の習慣を付けましょう
出典:Fodiop真由(NailSalon mayunail)
保湿ね。本当に大事なの。
ハンドクリームって、べたつくから使いたくないという人多いです。
でも、べたつく状態って乾燥しているって言う事。
例えば、高野豆腐。開けたては、カチカチ。
でも、水で戻すことで御出汁がしみて美味しくなる。
わかりずらいかもしれないけど、お肌の表面もそんな感じ。
カチカチ、カサカサだったら、お肌の状態を戻すためにクリームパックがオススメですよ(インスタ参考にしてください)
出典:Fodiop真由(NailSalon mayunail)
手肌にはハンドクリーム。
爪にはキューティクルオイル。
両方一度につけてもOKです。
とにかく保湿!
お肌のトーンも上がるし、荒れにくくなる。
乾燥は本当に大敵なの。
それでも自宅だけじゃ無理!という人はネイルサロンに行ってみましょうね。
どうしても自宅ケアが追いつかないときはパラフィンパック
出典:Fodiop真由(NailSalon mayunail)
ネイルサロンのメニューで、パラフィンパックというメニューがあります。
ささくれが酷い、サメ肌が気になる、乾燥で皮膚が硬い…等のお悩みにおすすめ。
(お肌が怪我されていて、出血していると施術できないのですが)
パラフィンパックは2週間に1度のご来店で毎回追加オーダーされるお客様も多いですし、ウェディングの為に結婚式までの3か月くらい前から毎週パラフィンされる方もいます。
保湿効果が高いので1度試されるのも良いですよ。
甘皮処理はネイルサロンで
出典:Fodiop真由(NailSalon mayunail)
お風呂でふやけた時に、優しく押し上げるくらいであれば自宅でもいいと思いますが、やはり綺麗になるためにはネイルサロンでウォーターケアをしてもらうのがオススメです。
ウォーターケアは、自宅でのキューティクルオイルの浸透もサポートしてくれます。
間違ったケアは、爪まわりがバサバサになってしまったり、赤く腫れあがってしまったり。
ネイルサロンでのメニューで唯一刃物を使う技術ですので、素人さんが安易にやることはオススメしません。
爪が傷んでいるのであれば、1週間に1度、そうでなければ2週間に1度のペースがオススメですが、人によっては毎週、隔週で通うのは厳しいな・・・と思う人もいると思います。
1か月に1度でも、自分にご褒美のタイミングでも。
是非サロンでのお手入れを体験してくださいね。
ウォーターケア、ネイルポリッシュをメニューに取り入れているサロンであれば爪のことを考えてくれているところが多いです。
サロン選びの参考にしてください♪
自爪ケアのよくあるQ&Aにプロが回答!
ネイルケアを大事にしている25年以上の現役ネイリストがQ&Aに答えます!
Q.爪を切ってからネイルサロンに行ったほうがいいの?
A.そのままの状態で来てください。
切り方ひとつで、2枚爪になったり、爪の形が変形してしまうこともあります。
爪の伸び方もみたいので、是非そのままの状態でご来店ください。
Q.自爪ケアの後にジェルネイルやマニキュアを塗ってもらえる?
A.もちろんです!
ウォーターケアとセットになっているメニューがほとんどだと思います。
単品でもオーダー可能ですけど、爪の形がすっきり綺麗になった状態には、何かしたくなっちゃいますよね。
爪にダメージを付けたくないのであれば、ベースコートなど、爪の保護として付けるだけでもOKです。
マニキュアは、実はジェルより難しいメニュー。
自分で塗れない色をプロに塗ってもらいましょう!
持ち込みOKのサロンが多いので、買ったけど上手く塗れないカラーはサロンで塗ってもらいましょ♪
Q.爪や手が荒れててネイルサロンに行くのが恥ずかしい・・・
出典:Fodiop真由(NailSalon mayunail)
A.そういう人こそ、来てほしい!
コンプレックスがある人、大歓迎です!
だって、ネイルサロンって色を塗るだけじゃないから。
ハンドエステ、ネイルエステだと思って。
お肌の状態によっては、皮膚科へのご案内になるかもしれませんがケアを推奨しているサロンは、サロンで出来る状態なのか、医者に依頼する状態なのか、しっかりアドバイスします。
サロンに行って相談してみると良いですよ。
噛み癖さんも大歓迎です。
ジェルネイルじゃなくても、ウォーターケアだけでも綺麗になっていきます。
Q.ネイルサロンの自爪ケアはどれくらいの頻度で通うの?
A.大体2週間に1度くらい
この場合のケアは、全てウォーターケアです。
お客様の爪の状態にもよりますが、大体2週間に1度くらいのペースが綺麗の近道です。
もちろん、月に1回でいらっしゃる方もいますし、お出かけ、イベント前だけにいらっしゃる方もいます。
お仕事で指先まで身だしなみを整えていたい方は2週間に1度くらいのペースです。
Q.深爪・二枚爪・薄い爪など、爪の悩みも解決できる?
A.もちろんです!
2枚爪、薄い爪の方は、1週間から10日に一度のペースがオススメです。
1、2ヶ月は短い期間で通うことで、ダメージの爪を追い出し、元気な爪を育てていくのがおすすめです。
サロンでお手入れ、自宅で保湿。
この2つがセットになると本当に綺麗になるのが早いですよ。
お手入れは、二人三脚で♪
まとめ:自爪ケアならネイルサロンにおまかせ!
出典:Fodiop真由(NailSalon mayunail)
こちらの写真ですけど、ずっとジェルネイルをされていたお客様です。
「綺麗な人って、最初から綺麗なんでしょう?」
いいえ。そうではありません。
もちろん生まれつき綺麗な人もいますが、中々いません。
写真の人はね、来店当初は、爪も傷んでいて、とても弱かった。
お客様自身も、噛み癖があり、それを直したくてジェルを始めたそう。
やり方は色々あるので、絶対にジェルやめて!とは言いません。
ただ、毎回爪にかかる負担に疑問がわいてきたとのことで、当サロンにジェルオフとお手入れに切り替えて通うようになって3年くらいかな?
とっても綺麗な指先になりました。
諦めないで、ネイルサロンでお手入れしてみては?