平爪さんは、爪のカーブがほとんどなく平らであることから「ネイルチップを付ける時に浮いてしまう…」と悩むことがあると思います。
お仕事や学校の規則などでお休みの日にしかネイルができない方々にとって、ネイルチップはとても重宝するアイテムですが、すぐに浮いたり取れたりしてしまう平爪さんも多いのではないでしょうか。
今回の記事では、そんな平爪さんにも安心してネイルチップを楽しんでもらえるように、浮かないチップの付け方やネイルチップのカーブの変え方をご紹介します。
平爪でも浮かないネイルチップの付け方
爪が平らであることが原因でチップが浮きやすい平爪さんでも、綺麗にネイルチップを付けるコツがあるんです!
まずは早速、平爪さんでも浮かないネイルチップの付け方をご紹介します。
1.自爪の油分除去をする
自爪に汚れや油分が残っているとネイルチップの密着が悪くなってしまうので、はじめに手をよく洗いましょう。
その後、エタノールやプレプライマーなどを用いて、爪表面の油分除去をおこないます。
エタノールやプレプライマーが手元にない場合は、除光液やエタノール入りの消毒シートで代用することも可能です。
2.両面テープを重ね貼りして爪に高さを出す
両面テープを重ね貼りして高さを出し、平らな爪にCカーブ(爪を先端から見た時のカーブ)を作っていきます。
使用する両面テープは紙製の薄いタイプよりも、厚みのあるタイプのほうが高さを出しやすいのでおすすめです。
両面テープを爪中央に縦に貼れるようにカットし、チップのカーブと合うように爪に貼ります。
どれくらい重ね貼りをしてよいか迷った時は、チップを爪に当てながら最適な高さ・Cカーブの感覚を掴んでいきましょう。
3.爪にぴったりサイズの両面テープを貼る
高さを出すために貼った両面テープの上から、チップ装着用の両面テープを貼っていきます。
この時の両面テープのサイズは、爪にぴったり合うようにカットしましょう。
空気が入らないように貼ることがポイントですが、ピンセットを使うとスムーズなのでおすすめです。
4.ネイルチップをつける
両面テープが貼れたら、ネイルチップを爪の根元から合わせて装着していきましょう。
この時も両面テープとネイルチップの間に空気が入らないように気をつけ、根元から空気を抜くようにつけていくことがポイントです。
ネイルチップをつけたらすぐに手を離さず、そのままカーブに合わせてやさしく圧をかけ、1分ほどキープすることで取れにくくなります。
他にもネイルチップについて知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい♪
https://www.nailjoshi.com/93351/
ネイルチップのカーブの変え方
次は平らな爪にもフィットするように、ネイルチップ自体のカーブを変える方法を2パターン解説します。
ちなみにこちらは、カラーやアートなどのデザインを施す前のクリアorナチュラルチップに向いている方法です。
すでにデザインが施されたネイルチップの場合、カラーやアートが剥がれてしまう原因となるため注意してくださいね。
ドライヤーで温める
ひとつ目はドライヤーを使った方法です。
- ペンなどを使ってネイルチップが平らになるように押さえながら、ドライヤーの温風を約8〜10秒あてます。(秒数は目安ですが、長過ぎると変形する場合があるので気をつけましょう)
- ペンで押さえたまま冷風に切り替え、約10〜15秒あててカーブを固定したら完成です。
温風は近過ぎない位置からあてるようにし、手を火傷してしまわないように注意しましょう。
お湯で温める
ふたつ目はお湯を使った方法です。
- 約40〜50度のお湯の中に、ネイルチップを約30秒入れて柔らかくします。
- お湯から出した後、指でネイルチップを押し広げてカーブが浅くなるようにしましょう。
- その後は冷水にネイルチップを約30〜60秒入れて、カーブを固定したら完成です。
平爪さんでもネイルチップが楽しめる!
今回は平爪さんでも浮かないネイルチップの付け方や、ネイルチップのカーブの変え方をお話しました。
すでにデザインが施されたチップを付ける場合は両面テープで爪自体に高さを出す方法、クリアorナチュラルチップの場合はチップ自体のカーブを変える方法がおすすめです。
平爪だからといって、ネイルチップを付けることを諦める必要はありません。
今後も積極的に、指先のおしゃれを楽しんでいきましょう!
他にもネイルチップについて以下の記事で解説しています♪
https://www.nailjoshi.com/96822/
https://www.nailjoshi.com/93360/