お仕事や学校の都合で、爪を短くしなくてはいけないという人は多いです。また爪が長いと家事や作業がしづらいという理由で短くしている人もいます。筆者は爪を伸ばして長いままにしていると、キーボードのタイピングミスが増えたり、細かい作業がしにくいので、基本的に短めにしています。短めの爪を「ショートネイル」と言いますが、ショートネイルに似合うかわいいデザインってどんなものがあるのでしょうか?そこで今回はショートネイルでおすすめのデザインやカラーをご紹介します。デザインはオフィスネイル向けのトライしやすいシンプルなものを集めました!またショートネイルだからこそ映えるネイルカラーや、深爪や小さい爪がコンプレックスな方におすすめのデザインも合わせてご紹介します。さらにショートにちなんで、ショートヘアの似合う顔の形についても合わせてお話します!顔の形別にどのようなショートヘアが似合うのかを解説するので、ぜひ参考にしてみてください!実際に切ってもらう時の注意点や、綺麗なショートヘアを維持するために通う頻度にも触れていきます。
オフィスでもOKなショートネイルデザインをご紹介!
まずはオフィスでもOKな肌なじみの良いカラーのショートネイルデザインをご紹介します!春にぴったりなデザインばかりなのでぜひトライしてみてください!
春といえばやっぱり桜ネイルがかわいいです♪肌なじみの良いピンクのワンカラーと、ホワイトで描かれた桜のアートが美しいです♡ラメやストーンなどでキラっと光るのもうれしくなりますね!
出典:www.instagram.com(@meguppe22)
こちらはヌーディーなカラーが大人っぽいショートネイルです!ナチュラルなカラーはオフィスネイルにもぴったり♡シルバーのストーンがポイントになる、どんなシーンにも合わせられるデザインです♪
出典:www.instagram.com(@frankflower_enlace)
押し花のデザインが入るネイルはここ数年で一気に人気デザインになりましたね!爪の美しさが引き立つカラーと、ちょこんとついた押し花のバランスがとてもロマンチックです!ホロとの組み合わせもかわいい♡
ショートネイルだからこそ映えるネイルカラーは?
「ネイルアートって爪が長くないと映えない・・・」と思っている人も多いのでは。確かに長い爪だからこそ映えるカラーもありますが、ショートネイルだからこそ映えるカラーももちろんあります!以下ではショートネイルに似合うかわいいカラーをご紹介します♪
●①白
2020年流行の兆しを見せている白ネイルは、ショートだとよりかわいらしく、かつ個性的な雰囲気が出ます!白のワンカラーもおすすめですが、爪の真ん中あたりから爪先までグラデーションにすると、ナチュラルでフェミニンなネイルに仕上がります♡
●②赤
赤はネイルの王道カラーで、様々な人に長年愛されています!そんな赤のネイルは長い爪だと、セクシーでかっこいい雰囲気になります。そしてショートネイルだとかわいらしく、ポップな雰囲気に変わります!赤のショートネイルはガーリーなコーデにも合わせられるので、かわいい系のネイルが好きな方はぜひ試してみてください!
●③パステルカラー
パステルカラーを使用したデザインは、ショートネイルにぴったりです!トーンが明るく、ふんわりとした優しいパステルカラーを使用することで、春夏っぽい雰囲気に仕上がります!ちなみに少し大人っぽい雰囲気にしたい人は、パステルにグレーをあわせてみるのがおすすめです!すっきりとした印象になりますよ♪
●④ラメやホロの多いカラー
ラメやホロがふんだんに使われたカラーはショートネイルに合います!長めの爪にホロやラメを多用すると、デザインによってはしつこい、ケバい印象になりがちですが、ショートネイルにすればキュートな雰囲気にすることができます♪いつものカラーにラメやホロを重ねてみるのもおすすめです!特にシアーなカラーとラメやホロの相性はとても良いのでぜひ試してみてください!
●⑤黒・紺色のマットコート
驚く方もいるかもしれませんが、ショートネイルで黒や紺色のワンカラーは非常にエレガントに仕上がります。特にマットコートしてツヤを消すとより上品な指先に仕上がります。オーバーサイズのニットやホワイトのシャツに合わせるとクールでスタイリッシュになります。パーカーにジーンズやスエット生地のボトムスといったラフな格好ならスポーティな雰囲気に。どんなコーデにも合わせやすいので試してみてくださいね。
●⑥くすみカラー
グレージュ、ピスタチオグリーン、ラベンダー、ミルクティーベージュなどのくすみカラーは落ち着いた女性らしい雰囲気になります。特に四季を選ばずに使えて肌馴染みも良いグレージュはオフィスネイルにぴったりです。ワンカラーで塗ってもアートをしても派手になりにくいため、幅広い年代の女性に1度はやってみていただきたいのがくすみカラーです。ピンクベージュのようなヌーディーカラーに飽きてしまった人はぜひダスティピンクやモーヴピンクのネイルにすると違った雰囲気になります。
おすすめのデザインや爪の形
ショートネイルにおすすめのデザインをご紹介します。「やりたいデザインをやる」ことが大切ですが、仕事でデザインが制限されていたり、印象を良くしたりすることもネイルの大事な要素です。ショートネイルに映えるデザインや手が綺麗に見える爪先の形を紹介していきます。
・ワンカラー
おすすめカラーの赤のようなはっきりした色でワンカラーすると、ロングネイルだと派手に見えがちですが、ショートネイルだと可愛らしく収まります。赤以外にもオレンジやイエローといったビタミンカラーもお洒落です。クールな印象にしたい場合は、メタリックなカラーがおすすめです。大人っぽい印象ならパール入りのホワイトやピンク系が合いますよ。アクセントを入れたい時は、片手に1本ずつストーンを乗せたりラメがけしたりしてみましょう。ストーンはクリスタルなら華やかに、パールはエレガントに、スタッズは格好良く仕上がります。ラメはゴールド系だと上品で温かみのある雰囲気に。シルバーはクールでスタイリッシュな印象になります。また、左右で違う色のワンカラーにするアシンメトリーネイルもトレンドなのでチャレンジしてみてください。
・変形フレンチ
丸フレンチや逆フレンチといった変わった形のスマイルラインのフレンチが似合います。丸フレンチは可愛い印象を残しつつ、フレンチの上品さもあるいいとこ取りのデザインだと思います。ホワイトのフレンチラインだけでなく、ピンクベージュならフェミニンに、ペパーミントグリーンのような寒色で爽やかな雰囲気にもできます。
・小花柄
ショートネイルは爪の面積が小さくなるので大きなフラワーアートをするよりも小花柄の方が全体的なまとまりが出てよくマッチします。ドライフラワーを使った押し花ネイルや黄色い小花が可愛いミモザネイルも春におすすめです。マットコートにするとツヤがないことによって、よりナチュラルな仕上がりになります。カントリー系の服装が好きな方や、ガーリーなデザインが好きな方はぜひやってみてください!
・ポップアート
原色や蛍光カラーを使ったポップなデザインをしてもケバくならないのがショートネイルの強みです。親指にさりげなくキャラクターアートしたり、アニマルモチーフを取り入れたりするのもキュートな指先になります。また、クリアジェルでぷっくりしたアートを取り入れるのもトレンド感があってお洒落です。
・先端のラメライン
ワンカラーで塗って、爪の先端に密度の高いラメでラインを引くデザイン。グレージュやサーモンピンクなど肌馴染みの良いカラーにラメラインをスッと引くだけで華やかさがプラスされます。きれいめコーデとの相性抜群なのでオフィスネイルとしてもおすすめです。ストーンも可愛いですが、ラメラインは上品でさりげない輝きが楽しめるのでぜひ挑戦してみてくださいね。
・塗りかけネイル
セルフネイルでやりやすいデザインなら塗りかけネイル。2~3色のカラーを使って爪の先端にサッとひと塗りすることで「塗りかけ」のような状態にするニュアンスデザインの一種です。色の組み合わせは「マットなカラー、シアーカラー、ラメ」のように奥行きのある仕上がりにするか「濃いピンク、薄いピンク、ラメ」のように同系色でまとめるかが初心者でも失敗しにくいです。ラメは2色の境にぼかすように入れるとこなれ感が出ます。
・オーバルがおすすめ
爪先の形は、指の形に合わせた自然な曲線がおすすめです。先端をストレートにするスクエアオフや、先端を尖らせるポイントはショートネイルだと長さが足りず綺麗なフォルムに仕上がらないので注意しましょう。
深爪や爪が小さくてコンプレックスの場合
深爪気味だったり、自爪の大きさが小さかったりすることがコンプレックスという女性は多く、ネイルサロンに行くのが恥ずかしいという方もいるようです。ネイルしたいという気持ちがあるならぜひ1度ネイルサロンに行ってみてほしいなと思います。そういったコンプレックスをカバーできるデザインやメニューもあるので、いくつかご紹介します。
・縦グラデーション
爪の右サイドと左サイドに違う色を乗せ、グラデーションにすることを縦グラデーションと言います。縦グラデーションにすると縦長効果が得られ、爪が綺麗な形に見えやすいです。セルフネイルでマニキュアでもやりやすいのでぜひ取り入れてみてください。
・カラーグラデーションやラメグラデーション
爪の先端を濃く、根元へ向かって色が薄くなってフェードアウトしていくデザインです。グラデーションは爪が伸びてきたこともわかりにくいので、付け替え前の根元が気になる方にもおすすめ。マニキュアを使ってセルフでやる場合は先端にマニキュアを塗り、乾く前にベースコートなどのクリアでぼかすと、綺麗なグラデーションになります。
・自爪のように見えるスカルプもおすすめ
「スカルプ=ロングネイルにする」と思っている方もいらっしゃると思いますが、自爪のように短い形にするスカルプもあります。ショートスカルプなどとメニューでは記載されていることが多いです。噛爪やむしり癖によって自爪が短くなったり、先端の形が崩れてしまったりしている方におすすめのメニューです。
・自爪育成メニュー
ネイルケアと補強コート、オイルによるホームケアなどで、自爪を健康で綺麗な形に育てていくメニューです。健康で綺麗な形とは、自爪のピンクの部分が多くて折れにくい、縦長のフォルムの爪です。すべてのネイルサロンで取り扱っているわけでなく、ネイルケアの得意なネイリストが在籍しているサロンで扱っています。定期的に通うことで少しずつ爪が整っていきます。ジェルネイルをしながらできる場合と自爪育成中はジェルができない場合があるので、自分の好みに合ったやり方を選びましょう。
ショートネイルの良さって?
ショートネイルに対して「大人っぽくない」「垢抜けられない」というイメージを持っていませんか?もしくは、ジェルネイルは長めのネイルではないと似合わない……と思っているのではあれば、全くそんなことはありません!ショートネイルでもお洒落で大人っぽい指先を演出できるデザインがたくさんあります。また、指先が扱いやすいのもショートネイルの良さです。慣れてしまえばロングネイルでも普通に生活できますが、やはりタッチパネルが触りにくい、おつりのコインが取りにくいといったデメリットがあることは事実です。また、ショートネイルの方が折れにくいので自爪が弱いという方は短めに整えるのがおすすめです。他にも、日本の男性は爪が長い女性に対して「家事をしなさそう」というマイナスなイメージを抱いている人もいます。婚活をする、している女性はショートネイルにシンプルデザインで男性ウケを狙ってもいいかもしれませんね。ショートネイルの良さをまとめると以下の通りです。
・指先が使いやすい
・爪で皮膚を傷つけにくい
・爪が折れにくい
・男性ウケが良かったり、オフィスで浮かなかったり好印象を抱かれる
ロングネイルにするにはどれくらい時間がかかる?
ショートネイルだったけれどロングネイルに挑戦したいという場合、どのくらい伸ばせばロングネイルになるのか気になりますよね。何ミリ以上ならロングネイルという定義は
ないのですが、パッと見て長いと感じる長さにするには大体1ヶ月~1ヶ月半くらいかかります。もちろんスタートの自爪の長さによりますが、手の爪は1ヶ月で約3ミリ伸びるので、自分の爪の長さから期間を考えてみてください。ジェルネイルを付けている人であれば、付け替える時にオフして長さを変えずに新たにジェルを付ければロングネイルになるでしょう。自爪の状態で伸ばすとしたら、一切手を加えずに伸ばすより爪やすりで先端の形を整えながら伸ばすのがおすすめです。また、爪の厚みによっては途中で折れてしまうことがあるので補強コートや透明のマニキュアを塗ると折れにくくなりますよ。
ショートヘアの似合う顔の形って?顔の形別に似合うスタイルを紹介!
ロングヘアやミディアムヘアの人にとって、いきなりショートヘアにするのはかなり勇気がいりますよね。ですがショートヘアは清潔感があって、きれいめコーデやガーリーコーデにも合います!特に春夏などあたたかい季節のほうがショートヘアにするハードルが少し下がるので、イメージを変えたい、気分転換をしたいという人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?そこで以下では、顔の形別にどんなショートヘアが似合うのかをご紹介します!
●卵型
卵型さんはどんなスタイルのショートヘアも似合うと言われています!耳に髪をかけてベリーショート風にしたり、前髪をセンターパートスタイルにしてハンサムな雰囲気にするのもおすすめです!もちろん丸いフォルムのボブショートも似合いますし、ミディアムボブで軽く巻いてみるのもかわいいですよ!
●ベース型
顔の形がしっかりしているベース型さんは、ゆるくパーマをかけたようなショートヘアが似合います♪耳上やトップがふんわりとするようにコテで巻いてみましょう!そして前髪を作って、ゆるく巻いたあとにワックスで無造作感が出るようスタイリングしましょう!
●丸顔
丸顔さんは、ショートヘアやボブヘアで前髪を作ってぱっつんにしてしまうと、輪郭が強調されて子供っぽくなってしまいます。縦のバランスを取るために前髪をセンターパートにしたり、斜めバングにしてみましょう!一気におしゃれな雰囲気に変わりますよ!
●面長
面長さんはショートヘアがあまり似合わないと言われていますが、そんなことはありません!まずは前髪を作って、サイドにボリュームをもたせてみましょう!縦の長さが薄まって、バランスの良いシルエットになります♪コテで巻くのはもちろん、パーマをかけるのもおすすめです!
切ってもらう時の注意点
あなたの顔の形に似合う髪型はどんなスタイルでしたか?ここからは実際に切ってもらう時の注意点を紹介します。まず、ショートカットはロングヘアよりもイメージが伝えにくいです。そのため、ネットでヘアカタログなどを見ていくつか候補を決めていき、美容師に写真を見せてオーダーすると失敗が少なくなります。特にパーマをかける時は口でイメージを伝えてもすれ違いが起きやすいので気をつけてくださいね。また、髪のクセや量によっては選んだ髪型にするとセットが難しい、イメージ通りになりにくいなどの指摘を美容師からうけることもあるかもしれません。美容師の意見やアドバイスを聞きながらやりたい髪型になるようにしっかり好みを伝えましょう。カットが終わって、ドライヤーをしている時などに、乾かし方のポイントやセットの仕方、ワックスの種類などを聞いておくと、翌日から自分でセットするのが上手くいきやすいです!
ショートカットの美容院に行く頻度
ショートカットにすると、ロングヘアの時よりも髪が伸びたことがわかりやすいです。特に結える長さではない場合、伸びているのを放置するとボサボサに見えてしまうこともあります。ロングヘアでカラーをしていない方だと半年に1度くらいの頻度という方もいますが、ショートなら定期的にメンテナンスすることが大切です。1ヶ月~2ヶ月ごとに通うと綺麗な状態を保つことができます。個人によって意見が異なることですが、ショートカットは美容師の好みや技術力で仕上がりが変わりやすいと思います。1回目に切ってもらった美容師の仕上がりが好みであれば、次回も同じ人にお願いするのがおすすめです。
ショートヘアはあたたかくなるこれからの季節にぴったりです!自分の顔の形に似合うショートヘアを見つけてくださいね!