何らかの衝撃がかかったり、服の繊維に爪の一部がひっかかったりすることで自爪は割れてしまうことがあります。
爪に亀裂が入ってしまうとジェルネイルが取れやすくなったり、指先を使いにくくなったりしてしまうのでちょっとした部分ではありますがストレスになりますよね。
今回の記事では、爪に亀裂が入った時の対処法と亀裂が入る原因、その対策をお話していきます。
痛みがある場合や亀裂がかなり大きい時、何らかの炎症が見られる時には皮膚科を受診してくださいね。
爪に亀裂が入る原因と対策
まずは爪に亀裂が入る原因と対策を解説していきます。
亀裂が入ってしまう原因を知ることで、亀裂が入りにくい指先の使い方をすることができるようになりますよ。
爪へ衝撃がかかっている
まず指先を使う時に指先への衝撃がかかりすぎていることで亀裂が入りやすい可能性があります。
例えばタイピングで爪先を使っていると、些細な衝撃ではありますが継続して衝撃がかかり続けるので爪には負担になります。
他にも缶のプルタブを開ける時や梱包に使われているガムテープを剥がす動作も爪に負担がかかりやすいので注意しましょう。
自爪の伸ばしすぎ
ロングネイルはおしゃれで可愛いですが、長くしているとどうしても亀裂が入りやすくなります。
特に爪先の白い部分(フリーエッジ)は長ければ長いほど欠けやすくなるので、爪先に負担がかからないような指先の使い方を心がけましょう。
自爪が傷んでいる
ジェルネイルのオフが適切ではなかったり、ジェルを付ける前の下準備で自爪を削り過ぎてしまっている場合などは、自爪が薄くなり傷んでしまっている可能性があります。
そのような状態では、ジェルをつけていても自爪に亀裂が入ったり、ジェルが取れやすくなったりします。
自爪が伸びるのは1ヶ月約3ミリと言われているので、3ヶ月ほどしっかりケア(ネイルオイルによる保湿ケア)をしながら自爪を育てることで亀裂が入りにくい爪になることが期待できます。
自爪に亀裂が入った時の対処法
では、ここからは自爪に亀裂が入った場合の対処法を紹介していきます。
セルフネイルでも比較的簡単にできてしっかりと補強できるので、亀裂が入った部分をカットしたくない方におすすめです。
また、外出中に自爪に亀裂が入ったときは以下の方法はすぐにできないので、絆創膏を貼って亀裂が広がらないように応急処置をしましょう。
1.自爪の油分を良く拭き取る
まずは自爪の油分を消毒用エタノールを染み込ませたキッチンペーパーでよく拭き取りましょう。
油分が残っているとグルーがしっかりとつかないことがありますので大切な工程です。
2.ネイルグルーで亀裂をくっつける
ネイルグルーで亀裂をまずはしっかりとくっつけます。
皮膚にはつかないように注意しましょう。
グルーが乾くまでしっかり待ちます。
3.カットしたシルクを貼る
亀裂が覆える大きさにカットしたシルクをピンセットを使って亀裂の上にしっかりと貼ります。
空気を抜いてピタッと貼れるように、ラップやビニールを被せてから指で擦っておくとシルクが浮いてこなくなります。
100均で亀裂用の補修シートが売っているのでシルクの代わりにそちらを使っても構いません。また、シルクをティッシュで代用する方法もネットで話題になっています。
4.ネイルグルーをシルクに染み込ませる
ネイルグルーをシルクにたっぷり染み込ませます。
グルーをシルクに染み込ませるとシルクは色が白から透明になります。しっかりと染み込ませましょう。
グルーが乾くまでしっかり時間を置きます。
5.補強コートを塗る
表面が凸凹している場合はスポンジバッファーやネイルファイルで軽く表面を整えてから、補強コートを塗りましょう。
補強コートの代わりにベースコートとトップコートを塗っても大丈夫です。
コート剤がしっかり乾けばこれで亀裂補強の完了です。
まとめ
今回の記事では、爪に亀裂が入った時の対処法や爪に亀裂が入る原因などをご紹介していきました。
爪に亀裂が入ったときは、まずは亀裂が広がらないように絆創膏を貼って応急処置をしておきましょう。
それからネイルグルーとシルクを使った亀裂補強をするとしっかりと強度が出て亀裂が広がりにくくなりますよ。