セルフジェルネイルをしていると、試してみたい色やジェルブランドが増えてしまって悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ですが、ジェル選びで失敗したくないという方も多いはず。
今回の記事では、数あるジェルネイルブランドから使いやすいとネイリストが思うおすすめのカラージェルブランドを選んでみました!
また、自分に合うジェルネイルの選び方も解説しているので、セルフネイルやジェルネイル初心者の方はぜひ参考にしてください!。
おすすめのカラージェルブランド6選
今やジェルネイルはネット販売などで、気軽に手に入れることができます。
しかし、たくさんありすぎてどれを選んで良いのかわからないことも・・・。
そこで、まずは「ネイリストおすすめのカラージェルを取り扱うジェルネイルブランド」を6つ紹介します。
ネイリスト向けの問屋さんに登録しなくても買えるものを選んだので、気になったものはすぐに購入が可能ですよ!
後半の2つはワンステップジェルなので、時短でジェルネイルをしたい方はチェックしてみてくださいね。
【おすすめ1】プリジェル
プリジェルは、ネイルサロンでもよく使用されている人気のジェルブランドです。
プロ向けでありながら販売価格は他と比べて少し安価なのがうれしいポイント。
プリジェルのカラージェルは発色が良く、シリーズごとに可愛いカラーを続々リリースしています。
バリエーションもベーシックなマットカラーから、おしゃれなニュアンスカラーまで豊富に取り揃えています。
選ぶのが楽しくなりそうですね!
ちなみに、プリジェルはピールオフジェルや、ノンワイプトップジェル(キャンジェル)も有名で高い人気を誇っています。
一通り揃えて使ってみるのもおすすめです!
【おすすめ2】シャイニージェル
シャイニージェルは純国産・弱酸性にこだわった爪に優しいネイルブランドです。
シャイニージェルのカラージェルは、濃い色や薄い色でテクスチャーが変わらないという特徴があります。
通常、濃い色のカラージェルは顔料をたくさん使っているので、その分粘度が高く、扱いづらくなりがちです。
そこで高度な融解技術を使い、どのカラーを使っても粘度が変わらないジェルが実現されました。
また、植物由来のバイオマス原料を使用しており、SDGsも考慮した商品になっています。
初心者向けのジェルネイルキットは必要なものが揃うのでこれからジェルを始めたい方におすすめです。
【おすすめ3】グレースガーデン
グレースガーデンのジェルは比較的リーズナブルな価格ですが品質が良く、ネイルサロンでも利用されています。
カラージェルはバリエーションが豊富なのはもちろん、シアー系やホロ入り、くすみカラーなどテイストやニュアンスの異なる色味が揃っています。
粘度も柔らかすぎず発色がいいので、細かいアートに使ったりとアレンジして楽しめます。
【おすすめ4】ネイル工房
ネイル工房はセルフネイラー向けのジェルネイルブランドで、カラーもクリアもプチプラで買えるのが魅力です。
コンテナのカラージェルは300円以下で購入できて、カラーバリエーションも豊富なのが驚きのポイント。
気になるカラーをたくさん試せるのがうれしいですね!
また、ハイクオリティな3Dクレイジェルや、粒子の細かさにこだわったマグネットジェルも取り扱っているので、流行のネイルデザインもトライしやすいです。
【おすすめ5】HOMEI ウィークリージェル
HOMEIのウィークリージェルは手軽なワンステップジェルで、バラエティショップやドラッグストアでも販売されています。
カラーバリエーションはトレンドカラーを中心に、ラメカラーやシアーカラーも豊富で使いやすさ抜群。
サンディング不要なので自爪が傷みにくく、マニキュアを塗るように時短でジェルネイルをすることができます。
【おすすめ6】GelMe1
ジェルミーワンは付けてから約2週間ほど楽しめるワンステップジェルです。
定番カラーは肌なじみの良いベーシックなものを中心に、手元をおしゃれに彩る理想の色味が楽しめます。
また、シーズンごとに絶妙なニュアンスの限定カラーが発売されるので、トレンドのネイルカラーを取り入れたい方にもおすすめ!
同ブランドではがせるベースジェルが販売されているので、ピールオフジェルにして楽しむこともできます。
セルフにソフトジェルがおすすめの理由
ジェルネイルは大きく分けて、『ソフトジェル』と『ハードジェル』があります。
もちろん先程おすすめしたジェルネイルブランドにも、ソフトジェルとハードジェル両方の取り扱いがあります。
ソフト・ハードそれぞれに「メリット・デメリット」はありますが、
セルフなら「ソフトジェル」を選ぶようにしましょう!
ソフトジェルのメリット・デメリット
●ソフトジェルのメリット
- 溶剤で溶かすことができる
- 筆に取りやすく、扱いやすい
- 爪に自然と馴染みやすい
●ソフトジェルのデメリット
- 軟らかかくサイドや甘皮に流れやすい
- 皮膚に付きやすい
ハードジェルのメリット・デメリット
●ハードジェルのメリット
- 強度がある
- 持ちが良い
- ツヤがきれい
●ハードジェルのデメリット
- 溶剤で溶けず、削り取るしかない
- 硬く筆にとりにくい、動作性が悪い
- 爪に馴染みにくい
特に注目してほしいのは「溶剤で溶けるか溶けないか」ということ。
セルフでオフを行う時、全てを削り取る必要のあるハードジェルにはそれに見合ったファイリング技術、またはマシンが必要です。
要する時間や手間を考えると、セルフでは非常に厄介です。
そのためネイリストとしては、セルフネイルにはソフトジェルをおすすめします。
ジェルネイルには化粧品と雑貨品がある
ジェルネイルを探していると、「化粧品登録」と表記されたものを見たことがあるのではないでしょうか?
ジェルネイルは、「化粧品扱い」のものと「雑貨品扱い」のものにわかれています。
そして、おすすすめは化粧品扱いのジェルネイルです。
化粧品と雑貨品の違い
それぞれの違いを見ていきましょう!
▪️「化粧品」扱いのジェルネイルとは
そもそも「化粧品」と名乗るためには、国の規定をクリアした認定が必要です。
化粧品は皮膚につけるものなので、『全成分の表記』と『製造元・販売元の表記』が必要です。
また、皮膚に直接触れても基本的には大丈夫だという認定をクリアしたものが、やっと「化粧品」と名乗ることができるのです。
ジェルネイルは自分の爪に直接塗布して密着させるものです。
できるだけ安心・安全な商品を選ぶことが大切ではないでしょうか。
▪️「雑貨品」扱いのジェルネイルとは
では「雑貨品」は、使用しない方が良いのかというと、そうではありません。
国で正式な認定はされていませんが、だからといって全ての商品の品質が良くないというわけではないです。
商品を化粧品登録するには、莫大な費用と時間が必要です。
ジェルネイルは小さな会社で製造していることも多く、品質的に優れていても登録ができないメーカーもたくさんあります。
しかも厳密にいえは、「カラージェル」に関してはあまり気にする必要はないことも。
化粧品登録の定義は、あくまで「体に直接塗布するもの」です。
爪の直接付けるベースジェルは、化粧品登録されたものが良いですが、カラージェルやトップジェルは爪に直接塗布するものではありませんよね。
そのため、カラージェルなどは雑貨品を検討しても問題ない場合が多いです。
しかし、あくまで化粧品扱いの商品のような安全の保障はありません。
やはり、少しでも不安のある人は、化粧品登録されているジェルの使用をおすすめします。
ジェルネイルは国産メーカーの方が良い?
また、ジェルネイルには「純国産」と表記されたものもあります。
ジェルを選ぶ時には、原産国をチェックすることも大切です。
ネット通販などで安価で簡単に手に入るジェルネイルのほとんどは、海外製です。
決して海外製のものが悪いとは言いませんが、中には刺激臭のするものや、実際に刺激の強い成分を含有している製品もあることを理解しておくことは必要です。
海外製のものと比べると国産の商品は高価です。
特にカラージェルは色数を増やしたいので、安価なほうが気軽に集めることができます。
しかし爪の健康を考えると、原産地や成分が明確になっている純国産のジェルネイルをおすすめします。
もし格安なジェルを使用する時は、長い期間付けっぱなしにしないで、定期的に付け替えるようにして下さい。
ジェルネイルは3〜4週間はつけたままの状態になることがほとんど。
長期間爪に刺激の強い成分を付着させることは避けましょう!
自分に合うジェルネイルの選び方
自分に合ったジェルを見つけるために、まずは選ぶ時のポイントを押さえておきましょう!
- カラー展開で選ぶ
- 容器の形状で選ぶ
- ジェルの種類で選ぶ
- 時短が叶うものを選ぶ
これらの4点に注目して選ぶのがおすすめです。
では、詳しく見ていきます。
カラー展開で選ぶ
スムーズにジェルネイルを楽しむために、なるべくカラーバリエーションが豊富なブランドを選びましょう。
カラージェルは色同士をミックスして作ることもできますが、何度も作ると面倒になってきます。
最近はビビッドカラーはもちろん、くすみカラーやシアーカラーも取り扱っているブランドが増えています。
セルフネイルなら絵の具のように基本の色をいっぺんに集めなくていいので、
自分が使いたい色味を取り扱っているか、種類は豊富かというのをメインに考えるのがおすすめです。
容器の形状で選ぶ
ジェルにはボトルタイプとコンテナタイプの2種類があります。
ボトルタイプはハケが付いているので、マニキュアのような感覚で塗れます。
筆を用意しなくてもOKなので、初心者の方は使いやすいのでは?
一方、コンテナタイプのジェルは筆が必要ですが、アートがしやすかったり、自分好みの筆を使えたりするメリットがあります
収納がしやすいのもコンテナタイプなので、収納スペースや筆の有無で考えてみましょう。
ジェルの種類で選ぶ
ジェルネイルには、ソフトジェルとハードジェルの2種類があるのをご存知でしょうか。
この2つの違いはジェルリムーバー(アセトン)でオフができるかどうかです。
セルフジェルネイルで使用するならジェルリムーバーでオフ可能なソフトジェルが断然おすすめです。
セルフ用ネイルブランドも、プロ用ネイルブランドも、ほとんどがソフトジェルをメインに取り扱っています。
一方、ハードジェルはパーツを埋め込んだり長さ出しをしたりするのに向いています。
ジェルスカルプチュアやフィルインといった少し上級者向けの技術にトライする時に使ってみましょう。
時短で選ぶ
基本的にジェルは下準備(甘皮ケア、サンディング、油分除去)⇒ベースジェル⇒カラージェル⇒トップジェルという工程を踏んで完成させます。
ジェルをもっと手軽に、時短で楽しみたい方は、
カラージェルにベースやトップの機能も兼ね備えている「ワンステップジェル」がおすすめです。
ベースやトップを用意しなくてもOKなので、あっという間にジェルネイルが完成します。
まとめ
今回の記事では、ネイリストがおすすめするジェルネイルブランドをご紹介しました。
高い品質でネイルサロンでも人気のプリジェルや、弱酸性で爪に優しいシャイニージェルは、ネイリストからも大人気なので、ぜひ取り入れてみてください♪