100円ショップのダイソーでは様々なネイル商品が販売されています。
ジェルネイル商品が豊富にありますが、実はネイルチップも種類豊富に揃っているのをご存知でしょうか。
しかし、100均のネイルチップは付けた時に不自然になるのではないか、すぐ割れたり折れたりしてしまうのでないかと心配な方もいるかと思います。
今回の記事では、実際に100均のネイルチップを付けてみた感想を紹介していきます。
また、付け方と外し方も解説しているので100均のネイルチップを使用する時の参考にしてみてくださいね。
ダイソーのネイルチップを紹介
2023年4月時点で、100均のダイソーで販売されているネイルチップを紹介します。
店舗によって販売されていなかったり売り切れていたりする商品もあるかもしれませんのでご了承ください。
ネイルチップ(ハンド、単色レッド)の商品概要
ネイルチップ12枚入りで、接着剤や大きさを整えるためのネイルファイルは付属していません。別途購入しましょう。
今回は単色のレッドを購入しましたが、フレンチやニュアンスデザインなど種類豊富です。
単色のネイルチップは自分でアレンジして使用しても良さそうです。
ネイルチップ作成のやり方は後半で紹介しています!
12枚入りですが、0番1枚、1番1枚、2番1枚、3番1枚、4番2枚、5番2枚、6番1枚、7番1枚、8番1枚、9番1枚という内容になっています。
両手の親指、小指のサイズが一緒の場合は数が足りなくなるので2セット購入したほうが安心です。
つけ爪(80枚、クリア)の商品概要
クリアのネイルチップが80枚入っています。
サイズは0番~9番までの10種類で、各サイズが8枚ずつ入っています。
使用する際は、ネイルチップスタンドに貼り付けてデザインを施してから使う透明タイプです。
長さは比較的長く、ロングネイルになります。
短くしたい場合は、横幅や長さをネイルファイルで削って調整する必要があります。
接着剤、両面テープ、ネイルファイルは付属していません。
ネイルチップ(レギュラー)の商品概要
クリアネイルチップが120枚入っています。
サイズは0番~9番までの10種類で、サイズが被りやすい5番と6番が多く入っています。
こちらも上のネイルチップ同様に使用する場合はジェルネイルやマニキュアでデザインをしてから使用します。
120枚とたくさん入っているので練習やカラー見本にするといった使い方も可能でしょう。
接着剤や両面テープ、ネイルファイルは付属していません。
ネイルチップ(オーバル)の商品概要
1つ前の商品の爪先の形がオーバルになっているタイプです。
0番~9番までの10種類のサイズがあり、オーバルは4番と5番が多く入っています。
サイズが同じでも、レギュラータイプよりも長さが長いのが特徴です。
オーバルは人気の形ですが、人によっては大きいと感じる方もいるかもしれません。
こちらも両面テープやネイルファイルなどは付属していません。
ダイソーのネイルチップを使ってみた
ダイソーのネイルチップを実際に使用してみた感想を紹介していきます。
ちなみに今回ネイルチップを付ける接着剤も100均のものを使用しています。
接着剤は、どちらも不安定さなくネイルチップを付けることができますが、より粘着力が強くネイルチップの持ちが良さそうなのは右の「ネイルチップ用両面テープ」でした。
左の「ネイル接着テープ」もしっかり付けることができますが、水に塗れると外れやすくなるなという印象がありました。
ちなみに、セリアではネイルグルーも販売されていますが、ネイルチップを再利用したい場合は接着テープで付けるのがおすすめです。
ネイルチップ(ハンド、単色レッド)
パッケージに「装着するだけで美しいシルエットが完成」と書かれている通り、自然な印象で付けることができました。
薄めのネイルチップで柔らかいので自爪のカーブにしっかりフィットしてくれました。
12枚入りですが、親指と小指のサイズが左右同じだったので、実際に使用する場合は2セット購入する必要があると感じました。
つけ爪(80枚、クリア)
チップが柔らかくフィット感が良かったです。
かなり爪先が長くなるので作業はしにくくなるように感じました。
また、スクエアオフのフォルムなので爪先の存在感があるため、少し大きめのネイルチップを付けた親指は不自然な雰囲気に仕上がってしまいました。
ぴったりのサイズになるように事前にサイドや根元は削って自分の爪の形にしっかりと合わせてから使用するのがおすすめです。
ネイルチップ(レギュラー)
先端がラウンドという自然な丸みのある形のネイルチップです。
長さはロングネイルとショートネイルの中間くらいの長さで作業のしにくさはあまり感じませんでした。
フレームから外す時に手でパキパキと外してしまうとチップの爪先が欠けてしまうことがありました。
ハサミでカットして外すか、手でフレームから外した後にネイルファイルで先端を整えるときれいなカーブになります。
ネイルチップ(オーバル)
クリアタイプのネイルチップの中では1番自然な印象で付けやすいと思います。
レギュラーよりも長さは長いですが、先端がスッと細めの丸みを帯びた形になっているのでスッキリした印象の手元になります。
先端が細くなっている分、自爪の長さは短めに整えないとはみ出してしまう可能性があるのでその点は気をつける必要があると感じました。
ネイルチップの付け方
ネイルチップの付け方をご紹介します。
正しく付けることで取れにくくなりますよ!
必要なものは以下の6アイテムです。
- ネイルチップ(片手5枚を2セット)
- ハンド用の両面テープや接着テープ
- エメリーボード
- 綿棒
- お湯
- 指先が入る容器
1.エメリーボードで自爪の長さと形を整える
まずはエメリーボード(爪やすり)を使って自爪の長さと形を整えましょう。
ネイルチップからはみ出すことがないように心配な場合は、ネイルチップを当てて確かめながら削るのがおすすめです。
2.指先をぬるま湯に浸ける
甘皮をふやかして柔らかくするために指先をぬるま湯に浸けます。
5分ほど浸けたらタオルやキッチンペーパーで手を拭きます。
3.綿棒で甘皮処理をする
綿棒をくるくると爪の上で動かして甘皮を取り除きます。
爪の中央から爪の生え際にかけて行うと甘皮が取れて爪の形がはっきりします。
4.石鹸で手を洗って爪の表面をきれいにする
爪の表面の油分除去を行います。
石鹸でよく手を洗い、水気をよく拭き取りましょう。
消毒用エタノールがある場合は消毒用エタノールを染み込ませたキッチンペーパーで拭き取るほうがしっかり油分除去できます。
5.自爪に接着テープを貼る
自爪にサイズの合っている接着テープや両面テープを貼り付けます。
テープの接着面を指で触ってしまうと油分が付いて接着力が弱まってしまうことがあります。
接着面には触らないようにするか、できればピンセットを使用するほうが安心です。
また、気泡が入らないように注意しましょう。
6.ネイルチップを付ける
ネイルチップを爪の根元から合わせて貼り付けます。
指の腹で痛みを感じないくらいの強さでギュッと押し付けてしっかりとくっつけます。
先端から見て自爪とネイルチップの間に隙間ができていなければOKです。
ネイルチップの外し方・剥がし方
次にネイルチップの外し方・剥がし方を解説していきます。
正しい方法で外すことで自爪を傷ませることなくネイルチップでのおしゃれを楽しむことができますよ。
1.ぬるま湯に指先を付ける
まずはぬるま湯を指先が入る容器に用意します。
指先を2分ほど浸けましょう。
2.粘着が弱まるので根元から浮かせて外す
粘着テープの粘着がお湯によって弱まるので根元から浮かせて左右に揺らして少しずつ外していきます。
お湯の中で行うと外れやすいです。
ネイルチップを再利用したい場合はネイルチップが割れたり曲がったりしないように注意しましょう。
3.外れにくいときはウッドスティックを使う
お湯に浸けても外れにくい場合は、ウッドスティックを差し込んでゆっくりと外していきましょう。無理やり外すと自爪の表面が剥がれたり、割れたりしてしまう原因になるので注意してくださいね。
ネイルチップを外した後はネイルオイルを爪の根元に塗布してマッサージするように馴染ませてしっかり保湿ケアを行いましょう!
ネイルチップの作り方
自分でかわいいネイルチップを作ってみたい!と思っている方も多いはず。
ここからはネイルチップの作り方について解説します。
マニキュアを使う方法とジェルを使う方法がありますが、ネイルチップを使う場合はジェルを使うのが断然おすすめですよ。
必要なもの
- ネイルチップ
- チップスタンド
- チップ固定用の両面テープ
- 硬化用ライト
- カラージェル
- ノンワイプトップジェル
- アート用パーツ
ネイルチップを固定する土台が必要になるので、チップスタンドを用意しましょう。
スタンドにネイルチップを固定するには両面テープを使います。
ジェルネイルを使ったおすすめの作り方
ネイルチップを作るのにおすすめなのはジェルネイルを使ったやり方です。
ダイソーでは100円でジェルが販売されています!
またセリアやキャンドゥも様々なカラーのジェルが揃っていますよ。
1.ネイルチップをスタンドに付ける
ネイルチップをチップスタンドに固定します。
グラグラしていると塗りにくいのでしっかり付けることが大事です。
2.カラージェルを塗る
ネイルチップにジェルを塗る場合、ベースジェルはいらないのでカラージェルから塗り始めます。
全体に色ムラなく塗れたらライトで硬化しましょう。
3.アートを施す
ネイルチップにアートを施します。
ネイルチップだとアートを盛りだくさんにしてしまいがちですが、貼り付けることを考えて、隙間をきちんと埋め込んで引っかからないようにしてください。
4.ノンワイプトップジェルを塗る
最後にノンワイプトップジェルで全体をコーティングしてライトで硬化したら完成です。
未硬化ジェルの出るトップジェルだと拭き取りが必要になるのでノンワイプトップジェルが仕上げにはおすすめですよ!
また、100均のセリアにはマットやラメのトップジェルもあるのでぜひ使ってみてください。
同じカラーでも違った雰囲気が楽しめます。
マニキュアを使う場合はよく乾かすのが大事
ネイルチップ作りにマニキュアを使う場合、塗り方はジェルと変わりませんが、乾かすのは自然乾燥なのでしっかり乾かしてから次の工程に進みましょう。
特にトップコートを塗った後は24時間しっかりと乾かすのが安心です。
ネイルチップに関してよくある質問
ネイルチップに関してよくある質問に回答していきます。
サイズがピッタリ合わない時はどうするの?
ピッタリとサイズが合わない場合は、ネイルファイルでネイルチップを削ってサイズを微調整するのがおすすめです。
ネイルファイルでネイルチップを削った後に、スポンジバッファーで滑らかに整えましょう。
また、ネイルチップと自爪のカーブが合わなくてブカブカしてしまうということもあると思います。
その場合は、両面テープを重ねて貼ることで対策できますよ。
ネイルチップを付けたらいつまで付けていい?
ネイルチップの持ち(最大装着時間)は1日です!
「1日付けていても取れないから、取れるまで付けていよう」と思ってしまいやすいですが、ネイルチップのつけっぱなしは衛生的に良くありません。
爪が緑色に変色するグリーンネイルになったり、ニオイの原因になったりするので、必ず朝つけたら夜には外してくださいね。
小さい爪用のネイルチップはある?
小さい爪用のネイルチップもあります!
100円ショップのセリアでは、ミニサイズが販売されていますので気になる方はチェックしてみてくださいね。
セリアのネイルチップに関してはこちらの記事で詳しく紹介しています。
https://www.nailjoshi.com/93391/
ネイルチップに標準サイズはある?
ネイルチップの標準サイズは「25468」と言われています。
とはいえ、セルフでネイルチップを作成する場合は標準サイズにとらわれず自分に合ったサイズで作るのがおすすめ。
ネイルチップ専門店やハンドメイドショップでオーダーメイドする時はサイズ表をチェックして自分の爪の合うサイズを購入しましょう。
自爪のサイズは柔らかい素材のメジャーで測るのが簡単ですよ。
メジャーがない場合は、マスキングテープを爪に貼り、ペンで爪の横幅に印をつけてから剥がして定規で長さを測りましょう。
他にもネイルチップの標準サイズに関してはこちらの記事で紹介しています。
https://www.nailjoshi.com/98679/
ネイルチップのおすすめの収納方法や保管方法は?
ネイルチップの収納は100均の名刺カードと名刺ファイルを使うのがおすすめです!
名刺カードに文房具の両面テープを貼り、ネイルチップを両手分貼り付けます。
ネイルチップを貼ったカードを名刺ファイルに入れて収納すれば、ホコリが被らずたくさんのネイルチップを収納することができますよ。
飾り付けたアートが大きいネイルチップは、ピルケースなどの仕切り付きのケースに収納するのもいいですよ!
ネイルチップの保管方法についてはこちらの記事でも詳しくお話しています。
https://www.nailjoshi.com/93360/
まとめ
今回の記事では、100均のダイソーのネイルチップを実際に付けてみた感想をお話してきました。ネイルチップだけでなく、100均では接着テープや、チップの大きさを整えるためのネイルファイルなども手に入ります。
100均グッズだけで十分にネイルを楽しむことができるので、ぜひネイルチップ初心者の方はまず100均のネイルチップに挑戦してみてはいかがでしょうか。