ジェルオフをセルフで失敗せずにやる方法!爪に優しく、簡単にセルフでジェルオフしよう | ネイル女子

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そろそろジェルネイルを落としたいけど、サロンに行くのは面倒くさい・・・と思ったことはありませんか?普段はネイルをせず、イベントや長期休暇だけサロンに行きネイルをしているという人もたくさんいます。そしてイベントや休暇が終わると、自爪に戻すためのオフが必要ですが、わざわざサロンに足を運ばずに、自分でジェルがオフできればいいのに!と思いますよね。特に近年は新型コロナウイルスの影響で自粛ムードが漂い、ネイルサロンにも行きづらくなっています。そのため、自粛期間中にセルフネイルを始めたという方も多いようです。一見難しそうに思えるジェルネイルのオフは、道具を用意して、コツがわかればセルフでもできちゃいます!しかし、オフで失敗してしまうと自爪が傷ついたり薄くなったりしてしまいます。今回の記事ではジェルネイルのオフの仕方をご紹介します!必要な道具や、細かいポイントもご紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。

ジェルオフとマニキュアオフはこんなに違う

マニキュアを塗っている写真

ジェルオフとはジェルネイルを落とす・外すことを指し、マニキュアオフはマニキュアを落とすことを指します。ジェルネイルとマニキュアでは落とし方が異なります。マニキュアオフのようにジェルを落とそうとしても失敗してしまうので、まずはそれぞれのオフの特徴を理解しておきましょう。

マニキュアオフの特徴

マニキュアは除光液をコットンに含んで拭うことで落とすことができます。特別なテクニックが必要ないので、ネイル初心者さんでも気軽にすぐ落とせるのがマニキュアの良いところです。

ジェルオフの特徴

ジェルはマニキュアと異なり、固い仕上がりと丈夫で長持ちなところが特徴です。持ちがよい分、落とすのはマニキュアのように簡単ではありません。セルフの場合、ファイルというやすりを使ってジェルの表面を削り、専用の溶剤でジェルを柔らかくして、少しずつ落としていきます。近年はネイルマシンという、削りやケアができる機械を使ってオフするサロンも増えています。

セルフジェルネイルオフの注意点

セルフのジェルネイルオフはいくつか注意点があります。

セルフのジェルオフは時間がかかる

ネイルサロンではネイリストが両手のジェルを効率よくオフしていくので、30~40分程度でオフが終わることが多いです。また、ネイルマシンを使えば10~20分程度で終わることもあります。しかしセルフの場合は両手を一気にオフするのは難しく、基本的に片手ずつしかできません。ネイルサロンでオフするよりもさらに時間がかかると考えましょう。初めてセルフでオフをするときや、分厚いジェルや大きなパーツがついていると、1時間以上かかるかもしれません。

削りすぎると爪が傷んでしまう

ジェルオフの失敗で多いのが削りすぎてしまうことです。爪に密着しているジェルを無理やり削ったり、めくって剥がしたりとすると、爪の表面まで傷つけてしまいます。爪は傷ついた部分を再生する力は持っておらず、表面を削ってしまうことで薄くぺらぺらになってしまったり、その後乗せるジェルの持ちが悪くなったりすることがあります。

換気できない部屋でのオフは厳禁

ジェルオフに使う「ジェルリムーバー」や「アセトン」といった溶剤は揮発性で、非常に引火しやすくなっています。また、ツンとした強い臭いがするものが多いので、換気のできない部屋では臭いが充満し、気分が悪くなるかもしれません。ジェルオフは部屋の換気をしながら、火の元が近くにないことを確認し、マスクをつけて行うようにしましょう。







ジェルネイルのオフに必要な道具

まずは必要な道具を用意し、下準備をしておきましょう。

オフに必要な道具

・ジェルリムーバーorアセトン
どちらもジェルを落とすための溶剤です。ジェルリムーバーはアセトンが主成分になっており、酢酸ブチルや水といった物質も混ぜられていることが多いです。また成分がアセトンのみでもジェルリムーバーとして販売されている商品もあります。ジェルメーカーが専用の溶剤を販売していることもあるので、なるべくメーカーが推奨する商品を使いましょう。マニキュア用の除光液ではジェルのオフは出来ないことがあり、オフの失敗につながるので必ずジェルに使用できるか確認してくださいね。

ネイリストのおすすめポイント:保湿成分が配合されている溶剤です。爪や爪周りの皮膚が乾燥するのを防ぐことができます。

ネイリストのおすすめポイント:ピュアなアセトンを使用した溶剤です。混ぜものがないので、スピーディーにオフすることができます。

・コットン
ジェルリムーバーやアセトンを含ませ、フェイスパックのように爪表面に付けて、ジェルに溶剤をなじませるために使います。スキンケアなどでも使われているコットンを、爪より少し大きいくらいのサイズにカットして使いましょう。

ネイリストのおすすめポイント:一般的に使われているコットンよりサイズが小さめなので、カットせずそのままでも使うことができます。

・アルミホイル
溶剤を染み込ませたコットンを、爪にジェルにぴったりと固定するために使います。料理などに使うアルミホイルでOKです。爪先から指の第一関節くらいまでしっかりと包めるくらいの大きさにカットしましょう。

ネイリストのおすすめポイント:アルミホイルで指を包む代わりに、くり返し使えるオフ用の指キャップもあります。指にしっかりとフィットするので、アセトンを浸している最中でも作業ができますよ。

・メタルプッシャー
プッシャーとは甘皮を押し上げて、ルースキューティクルという角質を除去するための道具です。オフをするときは、プッシャーのスプーンのような部分を使って、柔らかくなったジェルを崩していくように落とします。

ネイリストのおすすめポイント:安価で購入しやすく、初心者でも使いやすいメタルプッシャーです。

・ファイル
ジェルネイルの表面を削って、溶剤を染み込ませやすくするにはファイルというやすりが必要です。ファイルは基本的にジェルネイルやアクリルスカルプチュアを削るためのもので、G(グリッドと言います)という単位で粗さが表示されています。数字が小さいほど目が粗く、数字が大きいほど目が細かくなっています。ネイリストがオフに使うファイルのグリッド数は80~100G前後ですが、初心者なら150Gくらいがおすすめです。

ネイリストのおすすめポイント:標準的な厚みと大きさの、150Gのファイルです。

ネイリストのおすすめポイント:150Gのファイルだけでなく、エメリーボードやスポンジバッファーも入っています。ジェルネイル塗布前のプレパレーションや、ネイルケアもできるセットです。

上記の道具はネットショップの他に、ドラッグストアやバラエティショップ、100円ショップでも手に入ります!

ジェルネイルのオフの仕方

ネイルオフをしている写真

では、いよいよジェルネイルのオフをスタートしましょう。下準備をしてから取り掛かってくださいね。

下準備

・テーブルを削りカスや薬剤で汚してしまう可能性があるので、アルミホイルをA4サイズくらいに切って敷いた上で作業するのがおすすめです。紙やビニールでは溶剤で溶けてしまうので、アルミホイルやネイルの作業用シートがよいでしょう。

仕方

①ジェルの表面をファイルで軽くやする
まずは薬剤が浸透しやすいように、ジェルの表面をファイルでやすります。軽い力で素早く動かしましょう。力を入れて動かすと爪に負担がかかりやすいので注意してくださいね。また削りすぎてしまうとジェルの下にある爪まで削れてしまうかもしれないので、トップコートやカラージェルが削れる程度にしましょう。

②コットンに溶剤を含ませて爪の上に乗せる
コットンにジェルリムーバーかアセトンを含ませましょう。ひたひたになるくらい含ませたら、爪の上に乗せます。

③アルミホイルで指先を包んで密閉する
アルミホイルでコットンと指先を包んで密閉しましょう。指を一周巻いた後に、指先をねじるようにすると密閉感が増します。強い力でねじってしまうとアルミホイルが破れてしまうので、優しく巻いてくださいね。

④10~15分ほどそのままにする
10~15分ほど時間をおいて、ジェルに溶剤を浸透させましょう。置く時間が短すぎると溶剤が染み込んでおらず、失敗しやすいのでしっかり時間を置いてください。

⑤アルミホイルとコットンを取って、浮いたジェルをメタルプッシャーで取り除く
アルミホイルとコットンを取り、ジェルが浮いている部分はメタルプッシャーを使って取り除きます。この時浮いていない部分を無理やり剥がさないようにしてください。無理に剥がすとジェルだけでなく爪の表面まで傷つけてしまいます。

②~⑤を、ジェルが取れるまで繰り返します。なかなかジェルが取れない場合は、指先をホットタオルで温めたり、ファイルでジェルの表面をもう一度やすったりして、②からスタートしてみてください。

⑥ジェルが取れたら終わり!
ジェルが取れたらオフ終了です。ジェルオフに使う溶剤は肌や爪の水分を揮発させてしまうので、オフの後はしっかり手を洗って、ネイルオイルやハンドクリームをつけましょう。

ジェルネイルで爪が傷むって本当?

ピンクのジェルネイルをしている指先の写真

セルフネイルやネイルサロンに限らず、ジェルネイルは口コミなどで「爪が傷みやすい」と言われています。それは一体なぜなのでしょうか?実はジェルネイル自体が爪を弱らせているのではなく、オフをするときに爪が傷んでしまうケースがほとんどです。そもそも、今生えている爪には、傷がついたら再生し、回復するような能力は持っていません。また皮膚呼吸もしておらず、神経もありません。だからこそ、ジェルネイル液やマニキュア液のような化学物質を爪に直接塗っても、体に大きな悪影響がないため、ネイルという形でおしゃれが楽しめるのです。そしてジェルを塗る前の下処理として、定着を良くするためのサンディング(表面をやすること)をしたり、消毒用アルコールで表面を拭き取って油分を飛ばしたりしますが、3~4週間に1度の平均的な付け替え頻度であれば、爪を傷ませるような要因にはなり得ません。

上記のように、ジェルをつけるときに爪を傷ませるような要素はないと言えます。ではオフのどんなところが爪の傷む原因になるのでしょうか?以下の2点が爪を傷ませているかもしれません。

ジェルを削るときに自爪も削っている

ジェルネイルのオフは、アセトンを付ける前にファイルでやすっておくことで、アセトンがジェルに浸透しやすく、オフの時間が短縮できます。ジェルの表面だけでなく、トップジェル、カラージェルまで削れば、より時短ができます。しかしジェルネイルのオフに慣れていないと、どこまでがベースジェルで、どこまでが自爪なのかわかりにくく、削った結果ジェルだけでなく自爪も傷つけてしまうことがあります。また、ファイルの使い方に慣れていないと、削りたい部分とは異なる箇所をやすってしまい、余計に爪を傷つけることもあります。オフでファイルを使うときは、初心者の人ほど慎重に、焦らずジェルをやすっていきましょう。オフに慣れてくると感覚がわかって、自爪を傷つけにくくなりますよ。

ちなみにネイルサロンでよく見かけるネイルマシンは、オフをするときにも活躍します。電動やすりのような機能があるので、ファイルを使ったオフよりも、さらにスピーディーにジェルが削れるのです。しかしネイルマシンも、慣れるまでは自爪を傷つけたり、甘皮周辺を傷つけたりして出血してしまう失敗をすることもあります。ネイルマシンでのオフも、慎重さと慣れが重要なのです。

アセトンを使っている

ソフトジェルの主成分はアクリル樹脂という合成樹脂です。そこに様々な成分や色素を組み合わせることで、ライトで固まり、マニキュアよりもちがよく、丈夫なジェルネイル用の液が完成します。ではそんな丈夫なジェルネイルを落とすときはどうするのかというと、アクリル樹脂を溶かす力がある「アセトン」という液体を使います。このアセトンですが、マニキュアの除光液にも入っている成分なので、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。アセトンはジェルネイルやマニキュアだけでなく、発泡スチロールを溶かしたり、車やバイクのオイル落としにも使われるほど、強い溶剤なのです。そしてこの油を溶かしてしまう性質こそが、爪や指の油分も奪ってしまいます。爪にとって潤いはとても大切で、乾燥してしまうと爪が割れやすくなったり、健康な爪が伸びにくくなったりするのです。また甘皮や指の乾燥は、ささくれができたり、肌荒れを招く恐れがあります。

フィルインがおすすめ

ジェルネイルのオフで爪を傷めないためには、ファイルでジェルだけを削る練習をしたり、アセトンがジェル以外につかないようコットンを小さくしたりと工夫していきましょう。そして自爪を傷つけず、ジェルだけ削れるようになったら、「フィルイン」という付け替え方法にトライしてみましょう。フィルインはネイルサロンでも近年取り入れられている付け替え方です。アセトンを使わず、ベースジェル以外をすべて削り、新たにベースジェルから塗り重ねていくので、自爪が傷つく心配がありません。気になる方は、ぜひネイルサロンでフィルインを体験してみてくださいね。

ジェルネイルオフは「力を入れず、少しずつ」が大切!

グレージュのネイルをしている指先の写真

セルフでのジェルオフで失敗しないためにとにかく大切なのが、「無理やりジェルを剥がそうとしない」ことです。ジェルは爪にしっかりと密着しているので、無理に剥がそうとすると爪の表面まで傷つけてしまい、爪が薄く、弱くなってしまいます。爪を守るためにも力を入れず、少しずつオフしましょう。慣れてくると手際が良くなって、だんだん時間がかからなくなりますよ♪そしてオフしたあとは手を洗って、保湿を忘れずに!







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