ネイルサロンで男性はお断り!?女性専用が多い理由やメンズネイル専門店ってどんなところ? | ネイル女子

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服装や髪型、メイクなどのおしゃれに興味がある方は、なんのためにおしゃれをしていますか?「単純におしゃれが楽しいから」「モテたいから」「目指している見た目に近づきたいから」など、人によって理由は異なりますよね。また、「なんとなく」や「最低限の身だしなみしか気にしない」「おしゃれには興味がない」という方もいます。ですが、どんな理由であれ、最終的には「自分のためにおしゃれをしている」に行き着くのと筆者は思います。例えば、モテるためにおしゃれを楽しんでいる人は、一見すると自分のためのおしゃれではなさそうです。しかし、モテたいという気持ちは、色んな人から好かれたいという自分の充足感を満たすためにあるものなので、モテるためのおしゃれは最終的に自分のためのおしゃれになっているのです。少々話が逸れましたが、ポジティブな動機なら、おしゃれをするのは楽しいものです。ネイルもおしゃれの1つで、楽しんでいる人が多いパーツメイクですが、男性よりも女性の方がネイル人口は多めです。なんとなく「ネイルは女性がするもの」という雰囲気もあったりして、女性のように常にネイルをつけている男性は少ないように思えます。さらに、ネイルをしてみたいと思う男性が直面するのが「女性限定のネイルサロンが多い」という問題です。ネイルサロンで男性はお断りとなっているのは、一体どんな理由があるのでしょうか。

ネイルサロンは男性だとお断りされてしまうのはなぜ?

ネイル好きの方や、ネイルサロンに通っている方は「ネイルサロンってたくさんある」と思ったことはありませんか?それもそのはずで、日本は2018年の時点で約3万件ものネイルサロンが存在し、ネイルサロンが全くないという都道府県はありません。特に日本の5大都市といわれる札幌市、東京都23区、名古屋市、大阪市、福岡市にはネイルサロンの数も集中しており、なんと1つの地域やターミナル駅周辺なら100店舗以上あることも。これだけたくさんあると、お客さん側はネイルサロンが選び放題ですよね。

しかし、選び放題と言えるのは女性だけかもしれません。男性がネイルサロンに行きたいとなると話が変わってきます。実はネイルサロンには女性専用・女性限定のお店が数多く有り、これらのサロンは男性客の来店をお断りしているのです。なぜ男性の利用をお断りしているのか、それには以下のような理由が考えられます。

・他のお客さんが気を使うから
・防犯上不安があるから
・男性の爪に合わせたメニューを取り扱っていないから
・エステやリラクゼーションサロンを併設しているから

ネイルサロンはどうしても女性のお客さんがメインで、ネイリストも女性がほとんどというイメージがありますよね。実際にもネイルサロンのお客さんは女性が9割以上を占めており、男性のネイリストは居ないわけではありませんが、少ないのが現実です。では、上記のような理由でお断りされることについて、次の項で詳しく解説してまいります。

理由①他のお客さんが気を使うから

ネイルサロンで男性客はお断りされてしまう主な理由に「他のお客さんが気を使ってしまうから」というのがあります。そもそもネイルサロンは、席数が少ないお店がほとんどです。商業施設の中に入っているサロンなら10席以上完備しているお店もありますが、実はほとんどが2~3席の小規模サロンなのです。小さなお店でネイリストもお客さんも9割が女性の中、男性のお客さんがいると、残念ながら「なんだか怖い」、「なんとなく気を使ってしまい疲れる」という意見もあるのです。

さらに、ネイルサロンでは、ハンドとフットのオーダーが混合します。お店の作りにもよりますが、1人のお客さんがハンドのネイルをしている近くで、別のお客さんがフットネイルをつけていたりするのです。フットネイルでは、施術のために素足を出さなくてはなりませんし、フットバスなどお湯を使う施術では、服を濡らさないためにズボンやスカートをまくってもらう必要も出てきます。施術のために素足を出さなくてはならないけど、客席に知らない男性が混ざっていたり、さらに隣にいるとなると、足を出すのは気が引けてしまいますよね。男性側も気を使ってしまいますし、お店で気分良く過ごせなくなってしまいます。

ちなみに、男性ネイリストが女性のお客さんを施術する際に、ハンドならいいけど、フットは女性ネイリストがいいというお客さんも多いです。ネイルサロン側もその点を考慮しながら施術をしていますが、お店が混雑している時は男性ネイリストがフットを担当する可能性もあります。不安がある時は、遠慮せず予約時にサロンへ伝えることをおすすめします。

理由②防犯上の不安があるから

前述の通り、ネイルサロンは基本的に客席数が少ないという特徴があります。さらに、ネイリストが1人で店舗運営しており、客席は1席のみという「プライベートサロン」も非常に多いのです。独立したばかりのネイリストは、小さなスペースを利用してお店を構えていたり、自身の住居の一部を客席にしていることもあります。

そして、女性ネイリストがプライベートサロンにおいて最も気になるのが防犯面です。女性の一人暮らしでさえ犯罪に狙われやすいと言われている中、1人で小さなお店を運営している女性にとって、セキュリティはお店を続けるにあたって重視しなくてはならないポイントなのです。警備サービスをつけたり、保険会社を利用したりすると多少は安心ですが、それでも全てのトラブルを未然に防げるわけではありません。女性1人で運営しているプライベートサロンを狙い、お客さんのふりをした男性が犯罪を強行するというのも決して少なくはないのです。これは普通にネイルサロンへ行きたい男性にとって、とんでもない風評被害ですよね。しかし、女性が1人でお店を構えているネイルサロンは、犯罪やトラブルに巻き込まれないための手段として、男性のお客さんを一律でお断りしていることがほとんどなのです。







理由③男性の爪に合うメニューがないことも

女性の爪と比べると、男性の爪には厚みがあり、甘皮周りの皮膚も丈夫なことが多いです。これまでハンドケアをほとんどしたことがないという男性なら、甘皮が伸びていて、カチカチに角質が溜まっていたり、爪にぺったりと貼り付いているという方も。こういった爪をキレイにするには、「ウォーターケア」というぬるま湯を使い甘皮をふやかす方法で、時間をかけて丁寧にケアをしなくてはなりません。

最近のジェルネイル専門サロンでは、上記のようなウォーターケアを取り扱っていないお店も数多くあります。しっかりケアをしてほしいという男性に対して、適切な施術が行えないという理由からお断りしているケースもあるようです。

理由④エステサロンなど他の美容サロンを併設しているから

理由①や②と多少重複しますが、エステサロンやリラクゼーションサロン併設のお店も、男性のお客さんはお断りしています。そもそも、ネイルサロンは美容業の一種なので、エステサロンやリラクサロンも併設しているところが意外と多いのはご存知でしょうか。トータルビューティーサロンとして、ネイルだけでなく他の美容メニューも取り扱っていたりするのです。

エステメニューやリラクメニューは、顔や体に施術をしていきます。そのためお客さんのメイクをオフしたり、ガウンや使い捨ての下着など専用のウェアに着替えてもらう必要性が出てきます。また、施術内容によっては上半身のウェアを脱いで施術台に寝てもらうなど、お肌の露出があるケースも。施術が部屋ごとに分かれていたり、空間が異なるとしても、知らない男性客がいるのは女性のお客さんにとってかなりの不安な要素になり得るのです。

男性がネイルサロンに行きたい時の探し方

「男性だから」「女性だから」という固定観念にとらわれず、自分の好きなおしゃれを楽しみたいですよね。ネイルもおしゃれの1つなので、決して女性だけのものではないのです。現に、お笑いコンビの「EXIT」として活躍されているりんたろー。さんや、タレントのmattさんなど、芸能界にも常にネイルを楽しんでいる男性がたくさんいます。さらに、カラーやアートをつけたりせず、爪磨きや甘皮ケアなど、ネイルケア・ハンドケアを定期的に受けている男性もいます。こういったニーズに合わせて、ネイルサロンも男性歓迎のお店や、メンズネイル専門店が増えているのです。

メンズネイル専門店がおすすめ

メンズネイル専門店は、その名のとおり男性向けのネイルメニューを取り扱っているネイルサロンです。爪の長さや形を整えたり、甘皮ケアをしたり、乾燥でガサガサになってしまった手元をパックやマッサージで保湿したりする、「メンズネイルケア」を取り扱っていたり、男性の短い爪や大きな爪にも似合うネイルデザインを取り揃えています。マニキュアやジェルネイルも、プロによる施術が楽しめるのです。お店によっては、メンズフットケアやフットネイルも受けられます。

特にメンズネイル専門店は、ネイルケアやハンドケアを施術しているお店が多いです。ケアメニューを受ければ、ささくれや荒れの気になる手元もしっかり保湿できますし、ジェルやマニキュアを塗っていなくても、爪磨きでツヤツヤの爪になれます。手元は意外と他人から見られることの多いパーツで、だからこそキレイな手元は男女問わず他人へ好印象を与えやすいと言えます。このような理由から、メンズネイル専門店のネイルケアは、美容に気を使っている男性だけでなく、名刺交換などで手元が見られることの多いサラリーマンも通っている人が増えており、年齢層も非常に幅広いのです。

また、お店によってはジェルやマニキュアのカラーリングも行っています。ジェルネイルやネイルアートなど、本格的なネイルをつけてみたいという方にもおすすめです。

メンズネイリストを探すのも◎

美容師に男性・女性がいるように、男性もネイリストとして活躍している人がいます。スタッフが複数人いるうちの1人として働いていたり、プライベートサロンのオーナーとして働いている人も少なくありません。男性でも、異性のお客さんが多い空間はなんだか気を使ってしまいますよね。席数少なめでゆったりと施術を受けたい方には、メンズネイリストによるプライベートサロンを探してみてはいかがでしょうか。ホットペッパービューティーやネイルブック、ミニモなどに掲載しているお店なら見つけやすく、お店の様子もわかりやすいはずです。気軽にネット予約をして、施術を受けてみましょう。

まとめ

ネイルサロンには女性専用のお店があり、特にプライベートサロンでは男性のお客さんをお断りしているサロンも少なくありません。これは防犯上や、他のお客さんに配慮した結果なので、仕方がないこととも言えます。ですが、ベーシックなネイルサロンでも男性歓迎だったり、メンズネイリストが働いているお店や、メンズネイル専門店もあるので、近年は男性も通いやすいお店が増えているのではないでしょうか。手元がキレイになると嬉しいというのは、男性も同じですよね。それにジェルネイルやマニキュアをつけずに、ネイルケアを受けるだけでも手元はキレイになります。ネイルに興味があるけど、お店に行くのはなんだか気恥ずかしいと思っているなら、まずはネットでメンズネイル専門店を探してみてはいかがでしょうか。自分のなりたい手元に合わせて施術をしてくれるお店がきっと見つかりますよ。







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