『週刊少年マガジン』(講談社)で2017年から連載され、2022年11月16日発売のマガジン51号で完結した「東京卍リベンジャーズ」(和久井健さん作)という漫画をご存知ですか?東京リベンジャーズは「東リベ」(とうりべ)の通称で親しまれている人気作品で、今年に入って実写版映画キャストが発表されたので話題になっています。また、1月17日には最終巻の31巻が発売されました。さらに1月からアニメ2期も始まったので今非常に熱い作品です。今回の記事では、人気作品「東京卍リベンジャーズ」について、実写第二弾の内容やキャスト紹介、アニメ1期の内容のまとめについてお話していきます。また、東リベには個性的で格好いい男性キャラクターが多く登場しており、女性人気が高いです。今回はセルフネイルでできる東リベモチーフのネイルについても合わせてご紹介していきます。人気の話題作、東リベの実写映画や、漫画作品の予定などもまとめているので、気になる方は最後まで読んでいただけますと幸いです。
「東京卍リベンジャーズ」の概要
東リベはいわゆるヤンキー漫画です。主人公の花垣武道は26歳でレンタルビデオ店のアルバイトでフリーター生活を送っていますが、ある日テレビのニュースで中学時代の彼女・橘日向と弟・直人が犯罪集団「東京卍會」の抗争に巻き込まれて亡くなったことを知ります。そのニュースを知った翌日、タケミチは何者かに駅のホームに突き落とされてしまいます。これをきっかけに、なんと12年前(2005年)の7月4日にタイムリープします。中学生に戻ったタケミチは日向と、弟の直人に会います。日向を助けたい思いで直人には12年後に2人が死んでしまうことを伝え、日向のことを守るように伝えます。そして、直人と握手をしたタケミチは、今度は2017年に戻ってしまい病室で目を覚ますのです。病室には大人の直人がおり、タケミチがタイムリープで直人に接触したことをきっかけとして未来が変わったこと、直人は生き残ったことを知ります。2人は橘日向が死なない現代にするためにタイムリープを行うことを決意します。
東リベはタケミチがタイムリープした2005年と、2017年の現代を行き来しながら物語が進んでいきます。タケミチが日向を救うために過去でとった行動によって、現代に戻るたびに少しずつ状況が変化していきます。タイムリープの回数を重ねることで、物語が複雑になっていくため、漫画やアニメを見直したりしながら見進めることでより楽しめる作品となっています。
東リベ実写版のキャスト発表!
2023年1月11日に発表されたのは血のハロウィン編で重要人物となる場地圭介、羽宮一虎、松野千冬の3キャラクターです。
・場地圭介役……永山絢斗さん
東京卍會創設メンバーで壱番隊隊長ですが、ある事件を一虎と起こし、少年院から出所する一虎を待っていました。八重歯と長い紙がトレードマークです。
・羽宮一虎役……村上虹郎さん
マイキーに対して恨みを持つが、実際は東卍創設メンバーの1人です。東卍と敵対する「芭流覇羅」のナンバー3。
・松野千冬役……高杉真宙さん
場地に憧れ、東京卍會に入隊し壱番隊副隊長を務める。タケミチと共に場地を芭流覇羅から奪還するため奔走します。
血のハロウィン編は、アニメ1期の第18話~第22話、コミックスでは6巻から8巻に描かれています。アニメは各種VODで配信されているのでぜひチェックしてみてくださいね!
アニメ1期の内容、2期はどこから?
アニメ2期は2023年1月7日に放送がスタートしました。「聖夜決戦編」と称され、内容は大体コミックス10巻から12巻で描かれた部分です。この項目では、アニメ1期全24話の内容を振り返っていきます。アニメの1期はコミックスの1巻~9巻の第73話までです。
●1.Reborn(コミックス第1話)
フリーターのタケミチはある日のニュースで中学時代の恋人だった橘日向が死亡したことを知ります。バイト帰りに駅のホームで何者かに突き落とされ、それをきっかけとして2005年にタイムリープします。
●2.Resist(コミックス第2話)
現代に戻ったタケミチは刑事になったナオトから東京卍會(東卍:トーマン)についての知識を叩き込まれます。東卍の抗争阻止のため、佐野万次郎と稀咲鉄太を出会わせないように頼まれたタケミチは、再度タイムリープを行います。
●3.Resolve(コミックス第3話)
先輩のキヨマサにタイマンを挑んだタケミチは何度も殴られますが、「絶対負けない」という意志を見せて倒れません。そこに東京卍會総長の佐野万次郎(マイキー)と副総長の龍宮寺堅(ドラケン)が登場します。
●4.Return(コミックス第6~8話)
ヒナと花火を見ていたら誤ってナオトの手を握ってしまい、現代に戻るタケミチ。タケミチはマイキーに会うために東京卍會幹部となっていた千堂敦と話をします。そして、ドラケンが死んでしまっていることが発覚します。
●5.Releap(コミックス第9~12話)
ドラケンが2005年8月5日に東京卍會の内部抗争でドラケンが死亡していることを知り、ドラケンを救うミッションのために2005年に戻ります。しかし、始まった総会では、新宿を仕切る暴走族・愛美愛主(メビウス)との抗争が始まることをマイキーが告げるのです。
●6.Regret(コミックス番外編と13,14話)
小学生マイキーとドラケンの出会いの番外編。タケミチは東卍と愛美愛主の抗争について調べるため、現代に戻って愛美愛主の総長だった長内に会います。
●7.Revive(コミックス第15~17話)
愛美愛主・長内に奇襲をかけられた東卍。パーちんは一方的に殴られ続けてしまいますが、マイキーとドラケンらの活躍もあり、愛美愛主は東卍の傘下に入ります。
●8.Rechange(コミックス第18~20話)
喧嘩を始めたマイキーとドラケンにタケミチは東卍への思いを涙ながらに伝え、仲直りに導きます。そして8月3日、夏祭りをヒナと楽しんでいましたが、キヨマサの怪しい動きに気が付きます。
●9.Revolt(コミックス第21~23話)
愛美愛主の残党らと闘うドラケンのもとにタケミチ、三ツ谷、マイキーが合流しますが、愛美愛主の仮総長・半間修二が現れ、マイキーと東京卍會を討ち取ろうとします。そして、乱闘のさなかにドラケンは刺されてしまいます。
●10.Rerise(コミックス第24~26話)
刺されたドラケンやヒナを守るためにキヨマサと闘い、見事倒しますがそれでもなおキヨマサの仲間らに囲まれてピンチが続きます。
●11.Respect(コミックス第27~30話)
タケミチはドラケンを守りました。そして、警察のサイレンを聞き、東京卍會と愛美愛主のメンバーが散っていく中、半間はマイキー暴走族連合「芭流覇羅」(バルハラ)が誕生し、自身が副総長となることを告げます。
●12.Revenge(コミックス第31~33話)
現代に戻ったタケミチはナオトからの電話を受け、ヒナの無事を知ります。そして会いに行こうと誘われますが……。
●13.Odds and Ends(コミックス第34~36話)
ヒナの葬儀場でナオトに会ったタケミチ。東卍のトップになってヒナの死を回避することを決意します。
●14.Break up(コミックス第37~39話)
参番隊隊長の任命式で稀咲鉄太が任命され、さらに壱番隊隊長の場地圭介は芭流覇羅に行くと宣言。タケミチはマイキーと「場地を連れ戻したら稀咲を東卍から外すこと」を約束します。
●15.No pain, No gain(コミックス第40~42話)
芭流覇羅のナンバー3、羽宮一虎にアジトへ呼び出されたタケミチは、壱番隊副隊長の松野千冬を殴る場地圭介と対面します。その場で、場地の芭流覇羅入りのための証人喚問が行われます。
●16.Once upon a time(コミックス第43~45話)
2年前、場地と一虎を含む東卍創設メンバーで神奈川へのツーリングに行った際の回想。さらに一虎と場地の関係している事件の詳細が明かされます。
●17.No way(コミックス第45~48話)
タケミチは芭流覇羅と稀咲鉄太の関係を知るために、松野千冬と共に元愛美愛主総長の長内の元へ。さらに現代に戻り、ドラケンに会って「血のハロウィン」で東卍が負けたことを知ります。
●18.Open Fire(コミックス第48~51話)
タケミチは「場地を守ること」をミッションに定め、2005年10月31日の「血のハロウィン」にタイムリープします。
●19.Turn around(コミックス第52~55話)
決戦が始まると次第に押され気味になる東卍。しかし、タケミチの奮闘が周りを鼓舞していき、少しずつ巻き返していきます。
●20.Dead or Alive(コミックス第56~58話)
突然座り込んでしまったマイキーに止めを刺そうとする芭流覇羅メンバーが襲いかかると、助けたのはなんと稀咲でした。稀咲が活躍することで成り上がってしまうと途方に暮れるタケミチでしたが、場地が稀咲に攻撃を仕掛けます。
●21.One and Only(コミックス第59~62話)
吐血して倒れた場地を見て「場地を守る」というミッションを果たせなかった、2017年で聞いた通りになってしまっていると思うタケミチ。しかし、場地から東卍を託され、一虎を壊そうとするマイキーを止めに入ります。
●22.One for all(コミックス第63,64,67話)
血のハロウィンが終結します。2003年(2年前)6月19日東京卍會結成時の回想と場地と千冬の出会いの回想。タケミチはドラケンとともに、少年鑑別所へ一虎の面会に行きます。
●23.End of war(コミックス第65,66,68話)
ペーやんとタケミチは三ツ谷の学校に行き、タケミチの東卍特攻服を作ってもらいます。
●24.A cry baby(コミックス第69~73話)
血のハロウィンの総決算となる集会が行われ、半間修二含む芭流覇羅が東卍の傘下に入ることに。稀咲の目論見どおりになっていることに焦るタケミチだったが、壱番隊副隊長・千冬の指名により、タケミチは壱番隊隊長になります。そして、現代に戻るとタケミチはフリーターから一転、東京卍會の最高幹部の1人になっていたのでした。
コミックスが31巻で完結
コミックスは2023年1月17日発売の31巻で完結しました。本編は完結しましたが、アニメ2期が現在も放送されていること、実写映画「血のハロウィン編」が4月21日と6月30日に上映開始されるのでまだまだ目が離せない作品です。
東リベネイルがセルフでもかわいい
東リベはチームごとにマークが存在します。東京卍會は「卍」、アニメ1期で対峙した芭流覇羅は「首のない天使」のマークです。また、アニメ2期で詳細がわかってきた「黒龍」(ブラックドラゴン)もマークがあります。これらのマークは難しそうですが、よく見て模写すればネイルでも描けるのでぜひチャレンジしてみてください。ピンクベージュやシアーレッドにホワイト系のカラーで描けばそれほど目立たないのでさりげないモチーフネイルにすることができますよ!
さらに、東リベのキャラクターにはイメージカラーがあります。セルフネイルで取り入れれば気軽に推しネイルにすることができますよ。
●主要キャラクターのイメージカラー
タケミチ……薄い緑
マイキー……赤
ドラケン……ピンク
三ツ谷隆……オレンジ
場地圭介……濃い青
松野千冬……薄い青
半間修二……紫
羽宮一虎……黄色
稀咲鉄太……黒
これらのカラーを使ったネイルに使用すればそれだけで推しカラーを楽しめます。また、片手ずつカラーやデザインを変えるアシンメトリーネイルなら、2人のキャラクターを推している方にもおすすめです。
東京リベンジャーズからまだまだ目が離せない!
いかがでしたか?本日の記事では、1月17日にコミックスが完結した「東京卍リベンジャーズ」の実写キャストや、アニメ1期の内容の振り返りをしてきました。実写映画「血のハロウィン編」は2部作となっており、2023年4月21日と6月30日に公開予定です。東京リベンジャーズが気になった方は現在アニメ2期が放送されているのでチェックしてみてはいかがでしょうか?