毎月、美容費にどのくらいかけていますか?
ネイルサロンは、リーズナブルな値段で通えるところから、高めの料金設定がされているところまで多種多様です。
サロン選びには、アートやデザインの好み、ネイリストの人柄、通いやすさなど様々な軸がありますが、やはり値段も大事ですよね。
今回は、ジェルネイルの値段は平均いくらなのか、ネイルサロンの各メニューの相場や、サロン選びのときに注目してほしいポイントについて解説します。
初めてのネイルサロン選びや、美容費の見直しを考えている方の参考になれば幸いです。
- ジェルネイルの値段の相場は?
- ワンカラー・グラデーションの値段
- フレンチネイルの値段
- アートが1~3本のシンプル系ネイルの値段
- アートが多めやトレンド系デザインのネイルの値段
- 持ち込みデザイン対応メニューやつけ放題メニューの値段
- 手描きアートや3Dアート付きネイルの値段
- ネイルサロンのメニューと料金の見方
- 定額メニューor基本料金+アート料金をチェック
- 付け替えオフありor付け替えオフなしorオフのみをチェック
- ご新規or再来で値段も違う?
- アートやパーツは追加料金がかかる?
- ネイルケアだけしたい時は?
- スカルプで長さ出しをしたい時は?
- マニキュアのメニューはあるの?
- ネイルチップをオーダーする時は?
- まとめ:自分の希望と予算に合うネイルサロンを探そう
ジェルネイルの値段の相場は?
全国には約18000件以上のネイルサロンがあると言われています。
そんなにたくさんある中で、通いたいネイルサロンを見つけるのは大変ですよね。
せっかくネイルサロンに行くからには、お店の雰囲気やネイリストの対応なども大切ですが、やはり料金も重視したいところ。
ではネイルサロンの料金はどのように決まるのかというと、施術にかかる時間やアートの量、使っている道具や材料、ネイルケアの内容、地域などに左右されます。
アートの量が多かったり凝っていたりすると、値段が高くなるというのはわかりやすいですが、実は使っているジェルや設備、立地によってもかなり値段が変わるのです。
まずはネイルデザインやアート別にジェルネイルの値段の平均・相場を解説します!
初めてネイルサロンに行く方は、ぜひこちらを参考にしてみてください。
※値段は新規顧客向けで、付け替えオフなしを想定しています※
ワンカラー・グラデーションの値段
爪の全面を1色で塗る「ワンカラーネイル」や、爪の根元が薄く、爪先にかけてだんだんと濃くなっていく「グラデーションネイル」の値段は平均4,000円~5,000円です。
これはワンカラーやグラデーションにアートやパーツが付いていない状態の料金です。
非常にシンプルな仕上がりなので、ネイルサロンのメニューでも安価に設定しているお店が多いです。
フレンチネイルの値段
爪先に半円を描くようにカラーを塗ったネイルデザインが「フレンチネイル」です。
フレンチネイルといえば白が王道ですが、他のカラーで作ることもできます。
フレンチネイルの値段は平均5,000~6,000円です。
ラメラインを付けたり、フレンチネイルのしたにベースカラーを塗ると別料金がかかることがほとんどなので注意が必要です。
アートが1~3本のシンプル系ネイルの値段
両手10本のなかでアートが1~3本ついたり、10本すべてに付いていてもワンポイント程度のものは「シンプル系ネイル」として定額メニューになっていることが多いです。
そんなシンプル系ネイルの値段は平均5,000~7,000円です。
デザインやアートは決まっていますが、カラーチェンジは可能な場合がほとんど。
アート付きでありながらお得にジェルネイルが楽しめますし、アートの内容は月1で変わったり、季節やネイルのトレンドを取り入れていたりします。
ちょっとしたアートがつくネイルがお得に楽しめるので、ネイルサロンが初めての方はもちろん、オフィスネイルや日常使いのネイルがしたい方にもぴったりです。
アートが多めやトレンド系デザインのネイルの値段
・シンプル系ネイルよりもアートの本数が多め
・ワンホンネイルや韓国ネイルなどトレンドネイルデザイン
・クリスマスネイルやハロウィンネイルなど季節感重視のネイルデザイン
上記のようなネイルは定額メニューとして扱っているサロンも多いですが、その中でも高めに設定されています。
値段の平均は6,500~9,000円で、アートやパーツの量によってさらに高くなることもあります。
「ネイルアートやデザインのトレンドを押さえたい」「せっかくのネイルだから華やかにしたい」という方におすすめで、サロンによっては期間限定でお得な料金にしていることもありますよ!
持ち込みデザイン対応メニューやつけ放題メニューの値段
SNSなどで見つけたデザインをしてもらいたい方は「持ち込みデザインメニュー」を予約しましょう。
また、持ち込みデザインは「つけ放題メニュー」という時間制限メニューで対応しているサロンも多いです。
つけ放題メニューは、簡単に言うと決まった時間内であればアートやパーツ、カラーを好きなだけ使えるという内容です。
持ち込みデザインメニューやつけ放題メニューはかなり自由度が高いことから、料金も高めに設定されています。
値段の平均は8,000~13,000で、別途3Dパーツを作成したり、細かいアートを描く場合はさらに高価になります。
ゴージャスなネイルにすると15,000円以上かかることも。
つけ放題の範囲はサロンによって規定があるので、どうしてもやってみたいネイルデザインがある時は予約時に相談するのがおすすめです!
手描きアートや3Dアート付きネイルの値段
・キャラネイルや痛ネイルなど特殊な手描きアート
・3Dジェルやアクリルでオリジナルネイルパーツを作る
上記のような内容は特殊ネイルアートという扱いになります。
ネイリストが一つずつ描いたり、パーツを作成する必要があるため価格はお高めです。
10本のうち1本に手描きの痛ネイルを加えて、他はワンカラーやグラデーションなどのシンプルネイルの場合、値段は平均で12,000~15,000円です。
アートの本数が増えると料金も高くなり、20,000~30,000円くらいかかることもあります。
ネイルサロンのメニューと料金の見方
ネイル代はエステや脱毛に比べて、1回の支払い額を比較的抑えやすいジャンルです。
しかし、3週間~4週間で付け替えに行くことや毎回凝ったアートをするとなるとネイル代はかさみます。
そのためネイルサロン選びはネイリストの技術力のほかに、平均でかかる料金を考慮するのが大切です。
ここではネイルサロンのメニューと料金の見方を解説します!
定額メニューor基本料金+アート料金をチェック
ネイルサロンは定額制のお店と、基本料金にアートやデザイン料金がかかるお店があります。
定額制だと金額別のサンプルネイルデザインの中から選んだり、時間内つけ放題メニューを選ぶようになっています。
近年は料金のわかりやすさから定額制のお店がほとんどです。
また、サロンの中には料金を「基本料金(ベース料金)」と「アート料金」に分けている場合もあります。
基本料金とはネイルケアとクリアジェル(ベースジェル)で作る土台の料金で、アート料金とはワンカラーやグラデーションといったカラージェルを使う部分の料金です。
つまりワンカラーネイルをしたい場合、基本料金4,000円にアート料金(ワンカラー)2,000円をプラスするので、合計6,000円かかるということになります。
このようなサロンでは、アート料金も1本あたりいくらという料金設定になっています。
付け替えオフありor付け替えオフなしorオフのみをチェック
ジェルネイルやスカルプチュアは、基本的に付けてから3~4週間後にオフをして新たに塗り直すか、自爪に戻す必要があります。
塗り直す前のオフを「付け替えオフ」といい、料金はサロンによって細かく異なります。
例としてよくあるパターンをご紹介します。
- ご新規は付け替えオフ代が無料、2回目以降プラス1,000円
- 付け替えオフ代はいつでも1本あたりプラス100円
- 自店ジェルなら付け替えオフは無料、他店ジェルならプラス2,000円
- 付け替えオフは自店ジェルで4週間以内来店なら1,000円、自店ジェルでも4週間以降来店や他店ジェルなら2,000円
- 通常はプラス1,500円だが、長さ出しや埋め尽くしの付け替えオフ代はプラス3,000円
- フィルインの付け替えはプラス2,000円
今自分の爪にネイルがついていて、新たにネイルをつけ直したい時は付け替えオフが必要です。
付け替えオフは上記のように料金や扱いがお店によって異なるので、ネイル代だけでなく付け替えオフ代もチェックして予約しましょう。
また、ベースジェルだけを残して付け替える「フィルイン」という方法を取り入れているサロンもあります。
フィルインは爪が傷みにくいと話題ですが、同じサロンに通い続けるのが前提ということも覚えておいてくださいね。
今自分の爪にネイルが付いていなくて、ネイルサロンに行く時は付け替えオフの選択は必要ありません。
オフなしでネイルメニューを予約しましょう。
そしてオフのみは上記のどちらにも当てはまらない、ネイルサロンでネイルのオフだけするメニューです。
オフのみの相場はソフトジェルなら2,500~4,000円、スカルプやハードジェルは3,500~5,000円くらいとなります。
オフのみはネイルケアも含んでいることがほとんどですが、お店によっては含まれていないこともあるので、こちらもチェックしてから予約がおすすめです。
ご新規or再来で値段も違う?
初めてそのネイルサロンに行くという方は「ご新規向けメニュー」や「ご新規価格」が使えてお得になることが多いです。
これは美容室やまつげサロン、エステサロンなどもよく見かけるのではないでしょうか?
初めて行くお店というのはやはりハードルが高いもの。
気軽に利用してほしいという思いから、通常価格よりも1,000~3,000円くらいお得になっています。
そして再来価格は既に利用したことがある方むけの通常価格。
新規価格と比べてお得感はなくなりますが、再来やリピーター向けに付け替えオフ代を安くしていたり、通常メニューになる前のお試しメニューがあったりすることも。
リピーターにも喜んでほしいと工夫しているお店はたくさんあるので、通いやすいサロンを探してみてくださいね。
アートやパーツは追加料金がかかる?
・定額メニューにアートやパーツを足したい
・ベースデザインにストーンなどでアレンジを加えてほしい
・フレンチネイルにベースカラーやラメラインがほしい
上記のようなケースはアートやパーツの追加料金が必要になります。
例えば、小さなパーツを1点追加するだけなら100円くらいが目安です。
爪の1/3を占めるくらい大きなパーツやアートの追加は1,000~2,000円くらいかかることも。
アートやパーツの追加は時間がかかるものほど費用も高くなると考えましょう。
追加する量によってはつけ放題メニューを利用するほうが安いこともあるので、メニューを予約する時やカウンセリング時に相談するのがおすすめです。
ネイルケアだけしたい時は?
ネイルサロンはネイルケアのみでも利用することが可能です。
ネイルケアのみの場合、ジェルネイルを塗る前に行うドライケアではなく、ウォーターケアという指先をお湯につけるケアをするのが一般的。
金額の相場は2,500~5,000円です。
ネイルケアの後にパラフィンパックで保湿をしたり、スクラブやピーリングの角質ケアが付いていると6,000円以上することもあります。
ネイルケアは爪の形や甘皮をプロが整えてくれるので、ネイルをしていなくても綺麗な爪や手元をキープできます。
普段ネイルが出来ない人はもちろん、ジェルネイルをお休みしたい人、手元に清潔感がほしい男性からも人気を集めています。
ちなみに爪のケアが気になる男性は、メンズネイルケアを取り扱っているお店で見比べてみるのもおすすめです。
メンズネイルケア専門店や、男性ネイリストが所属しているメンズネイル専門店もありますよ。
スカルプで長さ出しをしたい時は?
スカルプチュアとはジェルやアクリルで人工爪を作り、爪の長さを長くすることです。
長さ出しとも言います。
スカルプチュアは長さ出し+ワンカラーで平均10,000~15,000円くらいかかります。
また、凝ったアートや華やかなネイルデザインがあると、20,000~30,000円くらいになることもあります。
長さ出しが何ミリかによっても変わるのでカウンセリングで確認しておきましょう。
マニキュアのメニューはあるの?
ネイルサロンによってはマニキュアメニューを取り扱っているお店もあります。
マニキュアカラーリングの相場は4,000~5,000円です。
マニキュアの場合、ネイルケアはドライケアではなくウォーターケアになることがほとんど。
オフ代がかからない場合もありますが、かかる場合も300円~500円程度です。
ジェルネイルに比べるとお得な価格設定になっていますが、持ちは短く1週間前後ですし、フットのマニキュアをお願いする場合は爪先が空いたサンダルでお店に行く必要があります。
ですがオフは自分で出来ますし、一時的にネイルがしたいという方に需要があるメニューです。
ネイルチップをオーダーする時は?
オーダーチップメニューがあるネイルサロンでは、自分の爪の形にぴったりで、好きなネイルデザインが施されたネイルチップを注文することも可能です。
オーダーメイドのネイルチップは平均で7,000~15,000円くらいかかるお店が多いようです。
値段の違いはサンプルデザインから選ぶと安くなり、持ち込みデザインや細かい指定があると高くなります。
オーダーチップを作る時はデザインや爪のサイズを図るカウンセリングの日と、完成したネイルチップを受け取る日と2回サロンに行く必要があります。
予算の相談はカウンセリングでネイリストにたずねてみましょう。
また、納期はカウンセリング後1~2週間で受け取れるお店もあれば、人気のサロンでは1ヶ月以上かかることもあるので注意が必要です。
まとめ:自分の希望と予算に合うネイルサロンを探そう
いかがでしたか?今回は、ネイルサロンの平均価格や、どんなメニューがあるのかを解説しました。
ネイルサロンの料金はやりたいデザインやアートによって変わってきます。
- 付け替えオフ代がいくらかかるのか
- 定額制なのか基本料金+アート料金なのか
- 新規割引があるのか
- リピーター特典があるのか
ずっと同じサロンに通うのか、行きたい日に行けるサロンに行くのかによっても値段が変わるので、サロン選びをする時は上記のポイントに注目してみてください。