6月も半ば、そろそろ夏の予定を立て始める人もいるのではないでしょうか?夏のお出掛けにはサンダルが欠かせないアイテムですよね。自分好みの定番デザインのサンダルを長く愛用する方もいれば、トレンドに合わせて毎年買っている方もいますよね。お洒落の楽しみ方やこだわりは人それぞれですが、サンダルを履く期間は限られるのでせっかく買っても履く機会をなかなか得られないこともあります。また、サンダルを履くならフットネイルもしたいですよね。しかし、足の爪は手に比べて伸びるのが遅く、5週間程度での付け替えになるため、サンダルを履く期間に楽しめるデザインは2種類、多くても3種類です。自分がやりたいカラーやデザインを叶えつつ、サンダルとも相性のいいフットネイルを選べるように、トレンドのサンダル別におすすめデザインをご紹介していきます。また、フットネイルをする方は多いですが、セルフだと塗る時の体勢が定まりませんよね。フットネイルをセルフでする方のために、より塗りやすい体勢も紹介するので合わせて参考にしてみてくださいね。
トレンドのサンダルにフットネイルを合わせよう!
サンダルはもう購入しましたか?ここ数年、機能性に優れたスポーツサンダルが定番になっています。また、今年はカジュアルな中に上品さもある「グルカサンダル」、サッと履くだけでこなれ感の出る「トングサンダル」がトレンドです。サンダルとネイルの相性を考えながら夏のコーデを楽しめたら、お出掛けも一層楽しくなりそうですよね。まずは、インスタグラムで見つけたフットネイルとサンダルの組み合わせがお洒落な写真をご紹介します。
インスタで見つけたサンダルとネイルの組み合わせ
インスタグラムで見つけたサンダルとネイルの組み合わせがお洒落な写真をご紹介します!
出典:www.instagram.com(@jolie_poche)
グリーンとブラウンのアシンメトリーネイルにホログラムのアートがセンス抜群のフットネイル!格好良さと可愛さを併せ持ったデザインが、スポーツサンダルと良くマッチしています。カラーを変えてもお洒落に仕上がりそうですね。
出典:www.instagram.com(@nailsalonkidati)
オレンジとピンクのちぐはぐネイルに親指のフラワーアートが夏らしいデザイン!リゾート感のあるサンダルとの組み合わせが華やかで可愛いですね。オレンジは夏のフットネイルならではなので、取り入れたいカラーです。
出典:www.instagram.com(@vanira_nail)
ビタミンカラーに左親指のホワイト×水玉がアクセントになったポップなフットネイルです。トレンドのトングサンダルのクリーム色との相性もよく、ヘルシーな可愛らしさがあります!アシンメトリーなデザインも目を引きますね。
出典:www.instagram.com(@mi.yu.ou)
エスニックなカラーリングが格好いいニュアンスネイル!ゴールドのラメがメタリックなカラーのサンダルとマッチしていてスタイリッシュです。フットはセルフネイルでも様々なデザインに挑戦しやすいので参考にしてみてください!
出典:www.instagram.com(@hooo_chaaan_)
オフホワイトのトングサンダルに鮮やかな青みグリーンが爽やかな夏ネイル!シンプルなワンカラーの場合、フットネイルならパキッとした濃い色を使うと、肌も綺麗に見えて良いアクセントになりますよ。トレンドを抑えたお洒落な足元ですね。
トレンドのサンダルとネイルをチェック!
すでにサンダルを履き始めた方もいらっしゃると思いますが、これから購入するという人やフットネイルに迷っている方に向けてトレンドのサンダル別、おすすめネイルをご紹介します。
●グルカサンダル
今夏トレンドのサンダルは「グルカサンダル」です。甲の部分が太いベルトで編まれており、つま先とかかとがしっかりホールドされているのが特徴で、機能性と通気性に優れているため長距離を歩いても疲れにくいです。素足で履くのはもちろん、ソックスと合わせて履くのもお洒落です。つま先がほとんど見えないデザインのものと編まれた隙間からチラッとネイルが見えるものがあります。ブラックやダークブラウンのサンダルに合わせるなら、赤やネイビーなど濃い色のワンカラーが格好良く大人っぽい印象になります。ライトブラウンやホワイトなら、パステルバープルやレモンイエローのような淡い色にすると優しげで女性らしい足元を演出できます。
細めのベルトで編み込まれたデザインもあります。価格はフェイクレザーなら3000~5000円程度。レザー素材だと1万円ほどからあり、さらにブランドやデザインによって様々です。
●トングサンダル
ビーチサンダルや草履、下駄のような形の「トングサンダル」は、涼しげなスタイリッシュさとリゾート感を楽しめるトレンドのサンダルです。上の写真のように甲を覆う面積が多いタイプが特に人気。デニムにもスカートにもサッと履けてこなれ感が出るのが良いですよね。ピスタチオグリーンやモカブラウンなどのくすみカラーのトングサンダルに合わせるなら、天然石風のニュアンスネイルでシックな雰囲気に統一するのがおすすめです。鼻緒部分が柄物なら、ネイルはシアー感のあるレッドやオレンジのワンカラーなどシンプルなデザインにするとバランスが取れますよ。
●ミュール
ミュールは足の甲が覆われていて、かかとにはベルトやストラップがついていないデザインを指します。ヒールの高さや甲を覆う部分の素材にバリエーションがあり、毎年様々なデザインのミュールが登場します。今年は甲のデザインがレースやチュール素材で肌が透けるタイプ、カジュアルさが可愛いニット素材、歩きやすいチャンキーヒールがトレンドです。フレアスカートなどフェミニンコーディネートに合わせるなら、くすみカラーにさりげないストーンアートが大人可愛い雰囲気になります。パンツスタイルでクールな印象が好みならダークカラーや、全面ミラーのようなメタリックなネイルもおすすめです。
●ストラップサンダル
足首をストラップで固定する「ストラップサンダル」のトレンドは、細いストラップです。大人っぽい華奢な印象の足元になるので、ネイルはレッドやブルーのような存在感のあるカラーはもちろん、ベージュやピンクといったヌーディーカラーでも上品さが際立ってエレガントですよ。ストラップサンダルは他のサンダルに比べてイエロー、ピンク、ネイビーなどカラーバリエーションも豊富なので、ストラップのカラーと合わせたネイルにするのも統一感が出てお洒落です。
●スポーツサンダル
歩きやすさと動きやすさを重視しながらもお洒落なデザインの「スポーツサンダル」は、ここ数年続くトレンドアイテムです。ブラックを筆頭にホワイトやグレーなどモノトーンのスポーツサンダルが多いので、ポップなカラーや蛍光色を使った派手なデザインのネイルがアクティブな印象にまとまります。また、ブラックのスポーツサンダルにはフットネイルの定番レッドのネイルも映えますよ。ワインレッドならよりクールに、ローズレッドならフェミニンさをプラスできます。
セルフネイルで足の爪を塗る体勢
前の項目までサンダルとおすすめのネイルについてご紹介してきました。ここからはセルフネイルで足の爪を塗る時の体勢について触れていきたいと思います。手と違って足の爪は目からの距離が遠いので見えにくく、体が硬かったり関節痛があったりすると塗る時の姿勢が悩みどころです。おすすめの体勢を6種類紹介するので、自分に合った体勢を見つけてみてくださいね。
●椅子に座って塗る場合
・椅子のヘリにかかとを引っ掛けて膝を立てる
椅子に座って塗る場合、この体勢で塗る方は多いのではないでしょうか。足が固定され、5指すべてが見やすいので全体のバランスも取りやすいです。膝を抱え込むような姿勢になるため、目と爪までの距離が少し遠くなるのが欠点です。
・塗る方の足をもう一方の膝にのせる
塗る方の外側のくるぶし~ふくらはぎをもう一方の膝にのせ、足を組んだ体勢で塗るやり方です。屈み込めば近距離で足の爪を見ることができるため、サイドなど見えにくい部分の色を塗るときも見やすいです。
・別の椅子や台に足をのせる
自分が座る椅子のほかにもう1脚椅子を用意して正面に置き、その上に足を乗せて塗ります。股関節が硬かったり膝が痛かったりする方におすすめの体勢です。足を入れ替える時に向かい合わせに置いた椅子や台に指をぶつけないように注意してください。
●床に座って塗る場合
・三角座りで塗る
両足の膝を両手で抱えるような座り方で、体育座りとも呼ばれることがあります。マニキュアのワンカラーであれば一気に10本の指を塗れるのでおすすめです。右利きなら左足の小指から、左利きなら右足の小指から塗り始めると塗ったばかりの指を触ってしまうのを予防できますよ。
・片足ずつ膝を曲げて塗る
三角座りの塗り方を片足ずつ交互にやる塗り方です。覗き込みやすいのでしっかり近づけて見ながら塗ることができます。三角座りで長時間塗り続けるのは意外と窮屈なので苦手という場合は片足ずつ曲げて塗ってみてください。
・台やクッションに足を乗せて塗る
クッションや折りたたんで厚みを出したバスタオルの上にかかとを乗せる方法です。足を何かに乗せて少し高さが出るだけでかなり塗りやすくなります。無理がなく続けやすい姿勢なので、体が硬いのが悩みという方も挑戦してみてほしい体勢です。
●フットネイルでジェルライトを使う際のポイント
ジェルネイルはライトの照射で硬化するので乾燥までの待ち時間がないことがメリットです。しかし、ライトに入れる際に不注意でぶつけてしまうと、ジェルがよれたり剥げたりしたまま硬化してしまい、表面の凹凸に繋がってしまいます。フットのジェルネイルをセルフで行う場合に最も注意してほしいのがこちら。実は、足の指をライトの上部にぶつけないように中へ入れるのは意外と難しいのです。ライトに底板があるタイプは、はめ込み式かマグネットになっており、取り外せる場合が多いのでフットで使う時は底板を取り外しておきましょう。底板がなければ、片手でライトを持って上から被せればいいのでライトに指をぶつけるトラブルを減らせますよ。
底板はマグネットでくっついているので簡単に着脱できます。UV、LEDの両方に対応しているので多くのジェルネイルで使用できます。
充電式のハンディライトもおすすめ。1本ずつしか硬化できませんが、充電しておけばコードレスで使えるのがメリットです。
セルフでフットネイルをしよう!
自分でフットネイルをする時のしっくりとくる体制は見つかりましたか?では、楽な体制と使いやすい道具で、セルフでフットネイルをしていきましょう。気に入りのサンダルにフットネイルをすれば、よりテンションが上がりますよ!ここではフットケアとフットネイルについてお伝えします。くすみのないふっくらと柔らかい足裏とネイルで、かわいい足元を目指しましょう
●フットケアする
長い靴生活からサンダルにシフトするタイミングは、足に角質が溜まっています。ネイルをする前に、まずは足のケアをして、足肌のくすみと硬くなった角質を除去しましょう。
●準備するもの
- かかとやすり
- フットバス
- 重曹
- タオル
- 新聞紙
- クリーム
※重曹は入れなくても良いですが、足の臭いや角質を取り除く効果が期待できます。
●やり方
40℃前後のお湯をフットバスに湯を張り、重曹を大さじ1杯~2杯混ぜ入れておきます。
- フットバスに足を10分程入れ、皮膚や角質をふやかす。
- タオルで軽く水気を取る。(フットバスは後で使うのでそのまま置いておく)
- 足元にシートを敷く。角質や垢の削りカスが飛び散らないよう、新聞紙などを足元に敷いておくのが良いでしょう。
- かかとやすりで角質を擦り取っていく。やすりが両面にあるタイプの場合、最初は目の粗い方を使って下さい。かかと~足裏~指先まで丁寧に擦っていくと、ボロボロと余分な角質が出てきます。肌が乾き過ぎてしまった時は、フットバスの水を使って水分を足していきましょう。
- 軽くやすりを濡らし、次に目の細かい方を使って④と同じように擦っていく。
- フットバスに足を戻して(冷めています)カスをきれいに洗い落とし、タオルで拭く。
- クリームをたっぷりと塗り、保湿する。角質ケアのあとは肌が乾燥しやすいので、足が完全に乾いてしまう前に保湿をしましょう。
●フットネイルのやり方
フットケアが終わり足がスッキリしたら、フットネイルをしていきましょう!
●準備するもの
- ベースジェル(ノンサンディングジェルがおすすめ)
- トップコート(ノンワイプトップコートがおすすめの)
- お好きなカラージェル
- ストーンプッシャー
- エメリーボード
- エタノール
- ワイプ(またはコットン)
- キッチンペーパー
※ベースやトップがノンサンディング・ノンワイプでないジェルの場合
・スポンジファイル
・ジェルクリーナー
が必要です。
●やり方
- ワイプにエタノールを含ませ、足爪の油分除去をサイド~爪先や爪裏までしっかりと拭いていく。
- エメリーボードで爪の形を整える。おすすめの形はスクエアオフです。
- ストーンプッシャーを使って甘皮の処理をする。甘皮を押し上げながらキューティクルに沿ってくるくると動かしていくと、余分な角質もボロボロと取れていきます。
- エタノールを含ませたワイプで、きれいに拭き取る。ペロペロした甘皮が残ってしまったら、ニッパーを使ってカットして下さい。
これで下準備は終わりです。次からジェルを塗布していくのですが、ベースがノンサンディングジェルではない場合、④のあとにスポンジファイルを使って爪をサンディングします。爪の表面に傷がつけばOKなので、ガシガシと削る必要はありません。 - 塗る前に油分除去をする。(もう爪は触らない)
- ベースを塗って、硬化。はみ出さないように注意する。エッジ(爪の先端)も忘れずに塗ります。
- カラーを塗って硬化×2回。カラーは2度塗りすると色ムラか消えてきれいに仕上がります。エッジを塗るのを忘れずに。
- トップコートを塗って硬化したら、完成。
※トップコートがノンワイプではない場合、ジェルクリーナーを含ませたワイプで未硬化ジェル(表面に残っているベタつき)を拭き取って下さい。
ケアをしてネイルをすると、足が生まれ変わったように明るくきれいに見えます。くすみやすい足は、定期的にメンテナンスをしてあげましょう!
お気に入りのサンダルとネイルで楽しくお出掛け!
いかがでしたか?トレンドのサンダル別、おすすめフットデザインをご紹介しました。今年のトレンドサンダルとおすすめフットネイルは以下の通りです。
・グルカサンダル×ワンカラー
・トングサンダル×ニュアンスネイル
・ミュール×ストーンアート
・ストラップサンダル×ヌーディーカラー
・スポーツサンダル×ポップな派手デザイン
また、セルフでフットネイルをしている方のために塗りやすい体勢もご紹介したので、塗にくさを感じる時は試してみてくださいね。夏はあっという間なので、サンダルを履ける期間にやりたいフットネイルを計画的に楽しみたいですね!