足の甘皮が硬い!フットネイルする前にカチカチの甘皮を何とかしよう! | ネイル女子

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足の甘皮が硬くてケアができずに困っていませんか?足の甘皮は手の甘皮よりも厚みがあり、また長く伸びていることがほとんど…。特に親指と小指の甘皮は厄介で、カチカチになっているとビクともせず簡単には処理することができません。梅雨が明けると本格的にフットネイルの季節がやってきます。雨の日が多く素足を出すタイミングが少ない梅雨の間は、足のケアをするチャンスです。急に暑くなったから今日はサンダルが履きたい!そう思った時、サッとフットネイルを塗って気分良く出かけたいですよね。しかし足の甘皮は硬くなっていることがほとんどで、久しぶりのケアとなると時間と手間がかかります。梅雨の間にカチカチになった甘皮をしっかりとケアしておき、いつでも軽くケアをするだけで簡単にフットネイルに取り掛かれるようにしておくことが大切です。今回は、甘皮について、また足の甘皮が硬くてケアが上手くできない時のケア方法に付いてご紹介します。

そもそも甘皮って何?

ネイルケアをする際に無視できないのが「甘皮」の存在です。甘皮を処理することで爪は見違えるほどキレイになります。そもそも甘皮とは何でしょうか?また、自分で甘皮ケアをしようと思った時、どこまでが「処理すべき甘皮」なのか、わからなくなることがありますよね。まずは甘皮について知っていきましょう!

甘皮は何のためにあるの?

甘皮は爪の生え際から伸びていますよね。爪は根本の部分にある「爪母」というところで作られています。つまり甘皮の下で爪は作られているというわけです。甘皮は爪母を外部の刺激から守るために伸びているのです。もしも手足の指に甘皮がなかったらどうなるのでしょうか。身体の末端にある指先はあらゆるものから刺激を受けやすく、菌がとても入りやすい箇所です。甘皮がなければ爪母に細菌や異物が入ってしまったり、爪の周りが炎症を起こしたりします。甘皮が爪に貼り付くことで爪母への細菌の侵入を防ぎ、健康的な爪が正常に作られるようにするための大切な役割があるのです。

セルフで処理して良い甘皮はどこからどこまで?

甘皮をケアする際に気になるのは、「どこまでカットすれば良いのか」ではないでしょうか?ネイルサロンに通っている方は、普段から甘皮ケアされている爪の状態を見ているので何となく感覚的にわかると思います。しかし甘皮ケアをしたことがない人にとって、指の皮膚と一繋ぎになっている甘皮は何処までカットして良いのかわからないものです。しかも甘皮が爪母にとって大切なもの聞くと、尚更わからなくなりますよね。ではセルフで甘皮を処理する時にカットして良いところを説明していきます。

・セルフで甘皮を処理する時にカットして良いところ
セルフで甘皮を処理する時は、角質化した不必要な甘皮(ルースキューティクル)を取り除くようにします。自分の爪を使って、反対側の手の甘皮をキューティクルラインに添って少しずつ押してみて下さい。グニュっと簡単に押し上げられる箇所と、そうではない箇所があると思います。上手く押し上げられないところをよく見ると、爪の根本に薄い皮がへばりついていませんか?これがルースキューティクルです。甘皮をケアせずに放置していると、甘皮は爪にくっついたまま一緒に伸びていき、そのまま角質化していきます。セルフで甘皮ケアをする時は、まずはこのへばりついた薄い皮を重点的に除去していくようにします。また甘皮を押し上げた時、キューティクル周りの皮膚が弛んだようになりますよね。よく見ると、押し上げられたことで爪から剥がれて浮いた、ペラペラとした「白っぽい皮」が見えます。爪から剥がれて浮いた皮はどんどん乾燥して白っぽくなり角質化していくだけなので、ルースキューティクルと一緒にこれもカットしましょう!

・カットしていけないのは?
一見、爪から浮き上がったように見えてもカットしてはいけない甘皮があります。それは「透明感のある甘皮」です。グッと押し上げられて浮いたように見えても、甘皮に透明感があり乾燥しているように見えない場合、それはまだ皮膚の一部です。カットすれば流血や痛みを伴うことになるので気をつけましょう。

セルフでカットして良い甘皮は、完全に爪から剥がれ乾燥している「白っぽい皮」になった箇所と覚えておくと怪我することはありません。

フットネイルの前にケアが必要な理由

手も足も甘皮の持つ役割は変わりません。しかし手に比べて足の甘皮は分厚く、ルースキューティクルもびっしりとこびりついています。フットネイルをしようと思い立った時、甘皮やルースキューティクルだらけの爪の場合、ケアをする必要があります。

フットネイルの前にケアが必須な理由

・甘皮が伸びている分、ネイルを塗布できる爪の面積が狭くなってしまう。
「甘皮の上からネイルを塗ってしまえば良いのでは?」と思った方もいるのではないでしょうか。確かに甘皮の上からネイルするのは可能です。しかし塗ったところで、ネイルはすぐに剥がれてしまいます。また、凸凹としてしまうので仕上がりが美しくなく、せっかくのフットネイルがかえって汚らしく見えてしまいます。そのためネイルを塗るなら甘皮にかぶらない爪の表面である必要があります。甘皮が伸びたままではせっかくのネイルを塗る面積が狭くなってしまいます。

・根本に隙間ができてしまう。
上で説明したように、甘皮の上からネイルを塗ることは避けた方が良いです。そうなれば必然的に甘皮が伸びっぱなしの根本にネイルはできません。根本に隙間があると、塗りたてのネイルもすでに数週間経っているかのような仕上がりになってしまいます。

皆さんは何のためにフットネイルをするのでしょうか?ほとんどの方は素足をよりキレイに見せたいからですよね!ケアをしなくてもネイルはできます。しかし甘皮のケアをしたフットネイルとそうでないネイルとでは仕上がりの美しさが雲泥の差です。足の甘皮やルースキューティクルは硬く、またフットの場合は体勢も辛いです。特にはじめての人がケアをするのは大変かもしれません。でもせっかくネイルするなら頑張って美しいフットネイルを目指しましょう。







足の甘皮が硬い時のケア方法

足は手に比べて角質が溜まりやすく、硬質化しやすいです。そのため、しばらく放置していた足の甘皮が硬くカチカチになることはよくあります。今まで一度も足の甘皮ケアをしたことがない人は、一度でケアしきるのは難しいかもしれません。でも慌てることはありません。素足を出す機会の少ない梅雨の間に、しっかりと繰り返しケアをしていきましょう。今から夏に向けて少しずつケアすることで、今年の夏はいつでもフットネイルができる状態になりますよ!

硬い甘皮はとにかく柔らかくする

早速甘皮のケアに取り掛かりたいのは山々ですが、まずは硬くなってしまった甘皮やルースキューティクルを柔らかくする必要があります。お風呂上がりも良いですが、お風呂の後はスキンケアやドライヤーやなど、何かとすることが多いです。その間にせっかく柔らかくなっていた甘皮がまた硬くなってしまいがちです。ケア慣れしている方ならそのままでも問題なく甘皮ケアをすることができます。しかし初めての場合、できるだけ柔らかい状態でルースキューティクルや甘皮を除去した方が良いです。乾いてきて甘皮に硬さが戻ってきている状態だと、力任せに甘皮を押し上げることになりかねません。強い圧は爪母を損傷させたり、怪我や炎症を引き起こす原因となります。

フットケアの初心者さんにおすすめなのはお風呂から出た後ではなく、「お風呂の中」で甘皮を押し上げることです。お風呂の中であれば爪に貼りついたルースキューティクルや甘皮は、常にふやけた状態です。少し手の爪を立てて、爪の表面や甘皮周りを擦ってみて下さい。フニャフニャになったルースキューティクルがどんどん出できます。

まずはお風呂の中でこれを2~3日、10本の指に続けて行ってみましょう。2~3日続けているとルースキューティクルだけでなく、伸びていた甘皮が爪から剥がれ、ペロッと浮いてきます。ここで注意が必要です。伸びっぱなしになっていった甘皮は、爪から剥がれても根本は皮膚に繋がっていることが多いです。絶対に引っ張ったり引きちぎろうとするのはやめましょう。お風呂から出たら、ニッパーでペラペラとしている皮の部分をカットして下さい。

ケアをしていこう!

毎日お風呂の中で甘皮やルースキューティクルを無理なく自然な形で、浮かせながら除去してきました。負担なくケアを続けたことにより、足も甘皮周りをケアすることに慣れています。こうなれば本格的なケアを行っても、もう大丈夫です!

ケアに必要なものは以下の通りです。
・キューティクルリムーバー(角質を柔らかくできます)
・メタルプッシャー
・ウェットティッシュ
・爪ヤスリ
・スポンジバファイル
・キューティクルオイル

やり方

①キューティクルリブーバーをキューティクル周りと爪表面に塗り、1~2分放置。
②メタルプッシャーを使い、爪のサイドや甘皮に滑り込ませるように優しく押し上げていく。白いカスが出てきてプッシャーに溜まってきます。ウェットティッシュやキッチンペーパーで拭き取りながら、続けていきましょう。
③ウェットティッシュで甘皮周りや爪表面を丁寧に拭く。この段階でルースキューティクルや爪のくすみが除去され、透明感のある爪になっているはずです。
④爪ヤスリで爪の形を整える
⑤スポンジバファイルを使って、優しく滑らせるように爪の表面を優しく削っていく。決して力はかけずに、あくまで表面を整える気持ちで滑らかにしていきます。
⑥ウェットティッシュで削りカスなどをキレイに拭き取る。
⑦キューティクルオイルを甘皮周り・爪の表面にたっぷりと塗ってよく馴染ませたら、終了。

①~⑦の工程を、気が向いた時にやって下さい。ベースが整っていれば、好きなタイミングでいつでもフットネイルを楽しむことができますよ!







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