ネイルサロンは高い?理由とネイル代を節約する方法ってあるの? | ネイル女子

※本サイト内では一部プロモーションが含まれます

ネイルを毎月楽しんでいると、ついつい気になるのが費用面です。特にネイルサロンに通っている方は、ネイルサロン代が高い気がする・・・と悩む方もいるのではないでしょうか?ネイルサロンの料金設定はお店によってかなり幅があるので、毎月お得に抑えている方もいれば、「ちょっと高い気がするけど、毎月の楽しみだから!」とネイルにお金をかけている人も多くいます。しかしSNSでの口コミや、WEBコラムでは「ネイルサロン代は高い」という意見をよく見かけます。一体なぜ高いと思われているのでしょうか?今回の記事では、ネイルサロンが高いと言われている理由や、サロンの施術料金はどのように決まっているのか解説します。また、ネイル代を節約する方法についても合わせてご紹介してまいります。

毎月のネイルサロン、いくらかかってる?

普段ネイルサロンに通っている方は、1回の施術でどのくらいの金額がかかりますか?ネイルの料金は

  • ジェルネイル
  • ネイルケアのみ
  • アクリルスカルプチュア
  • マニキュア
  • ネイルチップオーダー

など、メニュー内容はもちろんアートの量や複雑さ、デザインがシンプルか、派手かによっても変わります。

そして、ネイルサロンの方針によっても料金が異なります。

お得なプチプラサロンの場合

・ジェルネイル ワンカラーのみ
・ジェルネイル ラメグラデーションのみ
→3千円~4千円(2千円程度のサロンも有り)

・付け替えオフ代
→無料

・規定内でジェルネイル60分つけ放題
→5千円~7千円

上記のようなプチプラで、気軽にジェルネイルが楽しめるネイルサロンが数多くあります。しかし、上記はあくまで安価なネイルサロンの例です。

一般的なネイルサロンの場合

・ジェルネイルワンカラーのみ
→5~6千円

・付替えオフ代
→10本で1千円~2千円

・規定内でジェルネイル60分つけ放題
→8千円~1万円

上記のように、一般的なネイルサロンではワンカラーネイルであっても価格が少し上がります。さらに、高級ネイルサロンの価格も見比べてみましょう。

高級ネイルサロンの場合

・ジェルネイルワンカラーのみ
→1万円~2万円

・付替えオフ代
→10本で3千円~5千円

・ジェルネイルつけ放題
→基本的に取り扱っていないことがほとんど。

・アートが10本中4本ついたサンプルデザイン
→1万5千円~2万5千円

上記は全て一例ですが、同じネイルメニューであっても、サロンによってこんなにも料金が異なるのです。

毎月お得にネイルができるのであれば、それに越したことはないのですよね。しかし「今回はこのアートがやりたい!」「イベントに向けてよりキレイにしたい!」とデザインやアートを凝ったり、ハンドスパやフットスパなど、しっかりとしたケアを加えると、プチプラネイルサロンであっても全て込みで1万円か、それ以上かかることも・・・。これらをふまえると、しっかりネイルを楽しみたい人ほど、高い金額を払っているということになります。

ネイルサロンは高い!その理由は?

SNSやWEBコラムでは、「ネイルサロンの金額は高い!」という意見をよく見かけます。確かに、上記でご紹介したような1~2万円以上かかるようなサロンに毎月通っているとなると、高く感じますよね。では、高いと言われる金額設定には、どのような理由があるのでしょうか。

ネイルは材料費が高い

ネイルサロンで使用しているジェルネイルやマニキュア、道具、ネイルマシーンなどは、お客さんが想定しているよりも購入価格が高いのが現状です。

確かに、ネイルの道具はジェルネイルが日本で流行し始めた2000年前後に比べるとかなり安くなっていますし、専門の問屋では一般小売価格ではなく、プロ価格で安く仕入れできます。それでもカラージェルは1つで1千円以上する商品がほとんどですし、キューティクルニッパーは物によっては2~3万円以上します。お客さんに施術をするときに絶対に使う消耗品でさえこの価格なので、新しいカラーを仕入れたり、なくなった道具を補充するたびにさらにお金がかかるのです。

なぜこんなにもネイル道具が高いのかというと、安定した品質と仕上がりでお客さんに施術するには、メーカーや使う材料も考慮しなくてはならないためです。例えば、高品質な原材料や顔料を使っているほど、ネイルはキレイに仕上がりますし、爪や皮膚への安全性も高まります。しかし高品質なネイル用品ほど、開発費も多くかかっていますし、爪に直接つけるものは化粧品登録をしなくてはなりません。ネイルサロンがお客さんに提供するものは、安全性や品質を考慮して選んでいるが故に、材料費が高くなり、その分施術の料金も高くなることが多いのです。

技術料や人件費、店舗運営費が高い

お客さんの爪にただジェルネイルをつけるだけなら、ネイリストでなくてもできます。世の中にはセルフネイラー向けの安価なジェルがたくさんありますよね。それらを使って今日からネイリストを名乗ることももちろんできるのです。

さらに、ネイリストの資格は国家資格ではなく、民間資格です。資格を取らなくてもネイリストになれますし、実際にネイルに関する資格を持たない有名ネイリストも数多くいます。

しかし持ちがよく、見た目もキレイで、自爪や皮膚が傷まないような施術をするには、様々な知識と技術を学ばなくてはなりません。ネイリストは練習や経験を積むことによって、お客さんのどんなオーダーにも応えられるようになります。さらに接客業なので、お客さんへの適切な対応を学ばなくてはなりませんよね。つまり一朝一夕で、多くのお客さんから支持されるネイリストにはなれないのです。

そしてネイルサロンに限らず、どの業界でも、従業員を雇うための人件費は高くなるものです。予約が取れやすいサロンにするには、従業員を複数人雇わなくてはなりませんし、予約が取れにくい状態がずっと続いてしまうと、新規のお客さんもリピーターも満足度が下がり、だんだんと客数が減ってしまいます。

さらにアクセスの良い都心であればあるほど、店舗の家賃が高くなりますよね。そして内装や、お客さんの座る椅子の座り心地など、あまりにもこだわっていないサロンはリピート率が低くなります。このように、お客さんに高技術なネイルを提供し、居心地よく過ごしてもらうには、多くのコストがかかるのです。

安いネイルサロンは安い理由がある

上記のように、ネイルサロンを1つ運営するだけでも、沢山のお金がかかります。そしてネイリストとして働いてくれる人を集めるだけでも苦労しているお店ばかりなのです。

それでも世の中に安いネイルサロンがあるのは、上記のようなコストをカットして、サービスを提供できるように努力しているからです。どのようにコストをカットするのかというと、次のような要素が考えられます。

・技術力が低い、未経験者を採用する
→経験者やベテランよりも安く雇用できる

・安価な材料を使用している
→高級品に比べると品質が劣る

・お客さんの回転率を高める
→ハイクオリティな施術よりも施術のスピードを重視

・ネイルの塗りやネイルケアで時間のかかる工程をカット
→コストカットできるがクオリティは劣る

上記のように努力することで、安いという点でのお客さんの希望は叶いますが、「キレイで持ちの良いネイル」「プロによるデザインやケアの適切なアドバイス」「居心地の良い空間」といったものは叶わないかもしれません。

ネイルだけでなく、どんなものに言えますが、「安くてそれなり」はあっても「安くて高品質」はなかなか実現しにくいのです。安くネイルができるサロンには、それ相応の理由があると考えましょう。







ネイルは贅沢な美容だから高い?

ネイルは普段生活している上で、絶対にしなくてはならないものではありません。

例えば髪毛の場合、長さやスタイルを整えるために、1~3ヶ月に1回は美容室に通うという人が多いです。髪は容姿に大きく関わり、伸びっぱなしにしてしまうと清潔感がなく、だらしのない人と思われやすいためです。

しかしネイルは違います。学生や社会人、主婦でもネイルをしていない人はたくさんいますし、ネイルをしていないことで、みっともない、だらしないと思われることはまずありません。このように、ネイルは身だしなみの1つではなく、してもしなくても、どちらでもいい美容のうちの1つです。このような理由から、特に普段ネイルをしない人からすると、贅沢な美容に思えて、高いと考える人が多いようです。

ネイル代を節約するには

日本ではネイルにかぎらず、あらゆる美容のための代金が少しずつ値上がりしています。ネイル好きであっても、価格上昇によってネイルサロンに通い続けるのが難しくなってきたという方もいるのではないでしょうか。しかし、ネイルが好きだからこそやめたくはないですよね。ネイルをやめたくないけど、ネイル代は節約したいという方は、以下の方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。

セルフネイルに挑戦

近年はマニキュアだけでなく、セルフジェルネイルもスタートしやすくなっています。特にセルフネイラー向けのジェルネイルやネイル道具は、ネットショップや100均で売られていますよね。自分の爪に使うだけなら、たくさんの道具や消耗品を揃えなくて良いので、1回の施術代でセルフネイルが何十回もでききるはずです。

そして、持ちがよくきれいなネイルをするには、基礎知識と練習が必要ですが、セルフネイルのやり方について解説している動画やサイトは数多くあります。さらにネットショップやお店では、簡単にジェルネイルが完成するワンステップジェルや、必要な道具が揃ったセルフネイルキットがたくさん売られています。

セルフネイルは、始めのうちはなかなか上手くいかなかったり、かなり時間がかかるかもしれません。ですが、ハンドメイド雑貨やアクセサリーを作るのが好きだったり、細かい作業が好きな方は、セルフネイルにもハマるという人が多いです。初めから本格的な道具は必要ないので、気軽に購入できるものからトライしてみてはいかがでしょうか。

ネイリストのおすすめポイント:ベースジェル、カラージェル、トップジェルまで、これ1つで仕上がるオールインワンジェルです。ライトがあればすぐにジェルネイルが始められます。

ネイリストのおすすめポイント:ライトや筆、プッシャーなど、ジェルネイルを始めるための道具が一通り揃っています。

大切なイベントの時だけネイルサロンに行く

普段はセルフジェルネイルやセルフでマニキュアを塗りつつ、結婚式やお呼ばれの時、クリスマスや誕生日などのイベントのときだけネイルサロンに行くのもおすすめです。例えば、特別なイベントのために華やかなアートが沢山ついたジェルネイルをする場合でも、1回の施術で1万円前後が平均です。これを1年で2~3回に収めれば、毎月ネイルサロンに行くよりもかなり安く済むのではないでしょうか。

ジェルネイルの場合、3~4週間後にはオフしなくてはならないので、自分でオフするか、ネイルサロンにオフしに行く必要がありますが、それでもネイルサロンに通う回数を減らして、あとはセルフネイルを活用するだけでもネイル代が安くなるはずです。

ネイルは生活する上で絶対に必要な美容ではありません。ですが、ネイルをすることで「爪がキレイになってテンションが上がる」「きれいになったネイルを見るだけで毎日嬉しい気持ちで過ごせる」という人も多いです。まずは無理にネイル代を節約するのではなく、シーンによってセルフネイルとネイルサロンを使い分けてみるのがおすすめです。

そしてネイルサロンの施術料金が安いサロンは、残念ながら安いなりの理由があります。クオリティの高いネイルを楽しみたいなら、安いだけでネイルサロンを選ぶのはNGです。金額だけでなく、「自分の好みに合ったネイルの施術をしているか」や、SNSやWEBサイトのサンプルデザインや、施術を受けた人の口コミを見た上で、ネイルサロンを予約しましょう。自分が納得する、通いやすいネイルサロンを見つけてくださいね。







おすすめ
この記事のキーワード

キーワードから記事をみつけよう!

この記事のライター

「ネイルサロン初心者」のランキング

一週間で人気のあった記事ランキング

ネイル女子 - Have a nice day tomorrow. [明日をたのしく。]

  • facebook
  • x

公式アカウント