かわいいコーデ、ガーリーなコーデが好きな人の中には「フレンチガーリー」を押さえている人も多いです。フレンチガーリーやフレンチカジュアルなど、服のジャンルとして一定の人気があるフランスのファッションは、洗練されたおしゃれさがポイントになっています。しかし具体的にどんなものがフレンチガーリーなのか、またフレンチカジュアルなのかイマイチわからないですよね。そこで今回の記事ではフレンチガーリーやフレンチカジュアルとはどんなコーデなのか、そしてフランスのファッションがおしゃれとされている理由をご紹介します。またフレンチガーリーに似合うネイルを合わせてご紹介していきます。
フレンチガーリーとは
ガーリーなファッションについてはなんとなく知っている人や、好きでよく着ている人が多いのではないでしょうか。ガーリーといえばフリルやレース、花柄、ミニスカートやショートパンツ、ペールトーンやパステルなどの淡い色でかわいらしいコーデを思い浮かべますよね。フレンチガーリーに明確な定義はありませんが、
・レトロ
・モード
・カントリー
など、上記のようなテイストをプラスしたガーリーなファッションを指すことが多いです。可愛いけれど大人っぽさもあるデザインの服を合わせるのがおすすめです。また、ブラックやクリーム色、アイボリー、小花柄、リボンタイなどのアイテムを取り入れるとフレンチガーリーに近づきますよ!
●フレンチガーリーなコーデをチェック
フレンチガーリーにトライしてみたい人は、是非以下のようなコーデを参考にしてみてください♪
出典:https://wear.jp/pinkviolin/16744354/
小花柄のロングワンピースは、レトロな雰囲気を出せるアイテムです!バレエシューズなどを合わせてシンプルかつガーリーなコーデを楽しみましょう♪
出典:https://wear.jp/kitten73/16798094/
アイボリーのワントーンコーデがスタイリッシュですね♪優しい色合いの服に、ふんわりとしたヘアアレンジやミニバッグの合わせがフレンチガーリーにぴったりです!
出典:https://wear.jp/lem13580420/15305254/
ガーリーかつカジュアルに決めたいときはデニム素材を取り入れてみてはいかがでしょうか。チェックのトップスにデニムスカートのバランスが素敵です♪
フレンチカジュアルとは
フレンチカジュアルも明確な定義はありませんが、ジーンズやスキニーパンツ、ニットやシャツなどのカジュアルなファッションに、フランスの女性が好むテイストをプラスしたものを指します。実はフランスの女性はガーリーなファッションを好む人が少ない傾向にあります。どちらかというとモード、クール、セクシーなテイストが好きな人が多いのです。日本では大人カジュアルで、かつシンプルなファッションがフレンチカジュアルと言われています。
●フレンチカジュアルなコーデをチェック
どこかモードなフレンチカジュアルコーデは、以下のようなコーデを参考にしてみてください♪
出典:https://wear.jp/pukipuki/17878363/
近年のフランスではボーダートップスは少しクラシックなイメージになっていますが、日本では馴染み深く、取り入れやすいカジュアルアイテムとしておすすめです!
出典:https://wear.jp/mm987654321/17633938/
シンプルなニットに、スリムなボトムスの合わせは本場のパリジェンヌのようです♪色味を押さえた小物使いがこなれ感満載ですね!
出典:https://wear.jp/sh521011/17871999/
フレンチカジュアルは色物をプラスするときもシンプルを重視しましょう。華やかだけどモードな雰囲気はおでかけにもぴったりです!
フランスの女性=パリジェンヌがおしゃれとされている理由
様々なファッションシーンで出てくる「パリジェンヌ」という言葉は、おしゃれでスマートな佇まいのフランスの女性を思い浮かべますよね。これは日本のみならず、様々な国でも「パリジェンヌはおしゃれ」というイメージを持たれているようです。では何故パリジェンヌであるフランスの女性はおしゃれと考えられているのでしょうか。これはフランスの国民性が関係しているようです。
●個人主義の国、フランス
フランスの人々は「人間はそれぞれ違う生き物」という考えが定着していています。例えばファッションは流行や定番スタイルよりも、それぞれの好み、そして個性に合うようなおしゃれをする人がほとんどです。自分がおしゃれだと思っているテイストはこれ!という考えを個人個人が持っているのです。日本人と比べるとかなり個人主義な国民性と言えます。パリジェンヌは自分に正直で堂々としているところがファッションにも現れています。そんな飾らないけれどおしゃれな雰囲気に憧れるという人が多いのではないでしょうか。
●服が10着しか無いは嘘?
パリジェンヌは持っている服の数が少ないという話を聞いたことはありませんか?これはヒット書籍の「パリジェンヌは10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質”を高める秘訣~」から来ています。この本は、フランスの貴族の家にホームステイするアメリカの女の子が、ステイ先のマダムのスタイリッシュなパリジェンヌの生き方を知り、感銘を受けるという内容になっています。服は10着のみにすることで、身軽に生きることができると本では紹介されていますが、実際に10着のみで生活しているミニマリストなパリジェンヌは非常に少ないようです。ファッションや美術などの文化に幼い頃から触れていたおしゃれなパリジェンヌは、クローゼットは常に自分好みの服で溢れており、なかなか着ない服もたくさん持っている人ばかりだそうです。おしゃれで服好きな日本人と服の数はあまり変わらないですね。
フレンチガーリーに似合うネイルは?
フレンチガーリーなコーデに似合うネイルは、アイボリーやペールピンク、ペールブルーなどのホワイト系やペールトーンを使ったネイルデザインです。パールやホロなどを使ってガーリーな雰囲気を演出しましょう。またトーンの明るいカラーを使うことで手元が明るく見える効果も期待できます。
レトロなスタイルが好きな人はくすみカラーをプラスしたり、モードなスタイルが好きな人はワンカラーでシンプルに合わせたりしてみてください。そして、カントリースタイルが好きな人は押し花や手描きアートでお花をプラスしてみてはいかがでしょうか。絵本のようなかわいらしいネイルに仕上がりますよ。
●ペールトーンのネイル
ペールトーンのネイルにする時は肌なじみがいい色にすることが大切です。特にホワイトは明るいカラーなので、肌が暗く見えてしまうこともあります。また「シンプルなホワイト」というイメージが強いのですが、実際に指に塗ると浮いてしまうこともあります。そのような場合は、アイボリーやクリーム色などのちょっと黄みがかったカラーにすると肌なじみが良くなりますよ。オーロラパウダーでカラーをニュアンスチェンジするのもお洒落です。オーロラパウダーはストーンやラメを乗せなくてもキラッとするので華やかになります。
淡色ピンクでガーリーさをプラス。ネイルホリックのマニキュアは塗りやすさが抜群です。
コーデはモノトーンや大人っぽい雰囲気にするとバランスが取りやすいです。
ネイルサロンでも使用されていることが多いエッシーのペールブルー。モカブラウンのようなカラーと組み合わせてチョコミントっぽくするアレンジも可愛いですね!
6色パレットになったオーロラパウダー。ホワイトに乗せてもピンクやブルーに乗せても可愛いです。100円ショップのセリアなどでもオーロラパウダーは購入できます。
●くすみカラー
くすみカラーの中でもフレンチガーリーに合わせるなら明るめのグレイッシュカラーです。グレージュやくすみイエロー、くすみピンクは特におすすめで、モノトーン系が好きな方は明るいグレイやカーキもモードでスタイリッシュな雰囲気になりますよ!くすみカラーはワンカラーか、ミラーライン、ラメの重ね塗りでエレガントな雰囲気にまとめるのがフレンチガーリーなコーデに大人っぽさをプラスできるので取り入れてみてくださいね。
指原莉乃さんプロデュースのコスメブランドのマニキュアです。高発色なピンクベージュで肌なじみが良く落ち着いた中にガーリーさもあるのでおすすめのカラーです。
ブラウンみのあるローズピンク。速乾でリーズナブルな価格が魅力です。シリーズのトップコートはぷっくりとジェルのようなツヤと厚みが出せるので合わせて使うのもおすすめです。
●フラワーネイル
押し花ネイルや手描きフラワー、針金アートもおすすめです。針金は茎や葉っぱをネイルアート用の細い針金でアートしますが、アンティークな雰囲気が出せるのでカントリー系やレトロファッションに似合います。また、仕上げをツヤではなく、マットにすると絵本のような世界観が強調され、ふんわりしたテイストに仕上げられます。マニキュアでは手描きアートはアクリル絵の具を使うと綺麗に仕上がります。また、カントリー調のフラワーシールなどを利用するのもおすすめです。
ネイルサロンで導入されていることが多いオーピーアイのマットコート。塗りやすい筆と速乾性に優れています。少し高めですがきれいに仕上がりますよ!
昨今人気のロムアンドのマニキュアのマットコートです。1000円以下というリーズナブルな価格と速乾で使いやすい。
ちなみにパリジェンヌがしているネイルはシンプルなワンカラーがほとんどです。別記事にて詳しく紹介しているので、気になる方はぜひチェックしてくださいね。
⇒パリのネイル事情。日本のネイルとはどう違うの?パリでネイルアートはNG?
フランスのメイクの特徴は?
フレンチガーリーやフレンチカジュアルのコーデについてお話してきました。また、ネイルはシンプルなワンカラーが人気ということも前の項目で触れました。ではメイクはどのようなテイストが人気なのでしょうか。フランス(パリジェンヌ)のメイクの特徴について触れていきます。
●特徴
・ナチュラルメイク
・厚塗しない
・カラーレス
・デートや記念日、パーティーの際はフルメイク
フランスの女性の特徴で1番のポイントは「ナチュラルメイク」です。ナチュラルメイクなのでベースメイクの厚塗りをしないし、カラーレスなメイクになるというとわかりやすいでしょうか。リップ、チーク、アイシャドウは同じコスメをサッと塗って済ませたり、BBクリームでベースメイクは完成だったりします。このようなメイクが日常的なのでナチュラルメイクに仕上がります。しかし、仕事の後や休日にデートやパーティーがある時はキリッとしたアイメイクにパッと明るい口紅を塗るフルメイクをすることが多いようです。
ちなみに、カラーレスメイクは日本でもこなれ感が出るので人気になっており、こちらの記事でポイントやおすすめアイテムを紹介しています。
⇒カラーレスメイクはアイシャドウが重要。ナチュラルでヌーディーな色をメイクやネイルに
●スキンケアも日本とは違う
日本の水は軟水ですが、フランスの水道水は硬水です。硬水で髪や顔を洗ってしまうとカサついたりゴワついたりしてしまいます。そのような事情から、フランスではメイク落としは拭き取りタイプが主流です。そして、メイク落としの後に洗顔をせず、クリームや乳液を塗って終了というのがスキンケアです。日本のクレンジング→洗顔→化粧水→乳液というステップは踏まないことがほとんどで化粧水はあまり販売されていないようです。
日本でも拭き取りタイプのクレンジングはあるので、興味がある方は使ってみても良いかもしれませんね!
フランス原産の拭き取りタイプのクレンジング。たっぷり500mlなのでリーズナブルな価格と言えます。乾いた状態の肌に、クレンジングを含ませたコットンでメイクになじませながら拭き取ります。
今回はフレンチガーリーやフレンチカジュアルについてお話してきました。ネイルはペールトーンやくすみカラー、フラワーネイルが似合いますが、コーデだけでなくメイクやネイルにもフランスっぽさを取り入れて、ナチュラルメイクにワンカラーネイルにするのもおすすめです!