ネイルサロンに通っていると、施術中に痛みや熱を感じる瞬間がありませんか?いつかというとジェルネイルの硬化用ライトに手を入れた時です。痛くても我慢している人もいるのではないでしょうか。今回の記事では、ネイルサロンでライトが痛い時の対処法をご紹介します。また、いつの間にか顔や身体にできてしまうシミは気になりますよね。顔の場合はメイクで隠したり、からの場合は服で隠したくなりますが、手の甲などにできるとなかなか隠せません。シミができる原因は主に紫外線ですが、ジェルネイルで使うUVライトは紫外線が出ています。ということは、ジェルネイルをしているとシミができやすいのでしょうか?今回の記事では、ネイルのライトはシミの原因になりやすいのかという疑問について解説します。そして実はシミの原因になるかもしれない、砂糖のデメリットについてもご紹介します。昨今、砂糖の摂りすぎが問題になっていますが、実は砂糖はお肌やダイエット、冷え性などにも悪影響を与えるかもしれないのです。とはいえ、ストレス社会の現代に、砂糖の甘い癒しは断ちがたいですよね。今回は砂糖が老化を促進してしまうのか、そして甘味料などの大きな落とし穴に迫ります。
ネイルサロンのライトが痛い時はどうする?
ネイルサロンでネイルをしてもらっているときに指先に痛みや熱を感じたことがある人は多いのではないでしょうか。1番多いのはジェルを塗っている最中に硬化するためにライトに手を入れたときではないかと思います。なぜ硬化用のライトに手を入れたときに痛みを感じるのかというと、それはジェルが硬化する仕組みに秘密があります。ジェルが硬化する時にはライトが当たることによって化学反応が起きています。この化学反応が起きたときに「硬化熱」と呼ばれる熱が発生するのです。硬化熱がたくさん発生するのはジェルが厚塗りになっている時です。そのため、ぷっくりとさせるために多めに乗せるトップジェルの時は特に熱く、痛みを感じやすいと言えます。もし熱いと感じた時は1度ライトから手を出し、痛みが引いてからもう1度ライトに手を入れてください。これだけでOKです。ネイリストから「熱かったですか、大丈夫ですか」といった言葉をかけられることもあります。痛みが強い場合は「熱くないようにしてください」と伝えてもいいでしょう。ジェルの量を調整してくれます。また、もし1度出したときライトが消えてしまい、再度手を入れたときにライトが点灯しなかった場合は、ネイリストに「ライトがついていない」と伝えていただけるとありがたいです。光がしっかり当たっていたい状態だと硬化不良を起こしてしまうことがあるのでネイリストも注意しているのですが、気づいていないこともあるのでその際はご協力いただけると幸いです。
●ジェルオフのときに痛みや熱を感じるのはなぜ?
ジェルオフの際に指先が「熱い!」と感じることがある人もいるのではないでしょうか。ジェルオフの時の熱の原因は摩擦熱です。高速回転するビットが爪に当たっているので摩擦熱が発生して熱いと感じることがあります。ジェルオフ中に熱を感じる時の原因はネイリストの技術不足でマシンを使いこなせていない場合と、自爪が傷んで薄くなりすぎている場合の2つが考えられます。前者の理由の場合は遠慮せずネイリストに「熱いです」と伝えてください。後者の場合は、もしジェルを自分で無理やり剥がしていることがあるなら今後はやめて、正しい方法でオフをするようにしてくださいね。毎回ジェルオフが熱いと感じる時は予めネイリストに伝えると注意をいながら削ってくれます。
ネイルのライトはシミを作る?
シミのない美肌を守るためには、紫外線対策が欠かせません。1年中しっかりと日焼け止めを塗っているという人もいるのではないでしょうか。紫外線はシミを作る原因になるだけでなく、肌がダメージを受けてたるみやシワが増えたり、黒くくすんでしまう可能性もあるのです。しかしジェルネイルを固めるために使っているUVライトは、名前の通り紫外線を照射しています。ネイルのライトは手全体に光を当てるものが多いため、ジェルネイルをしていたら、ライトのせいで手にシミができてしまうと心配している人もいるようです。結論からお伝えすると、シミができる可能性はとても低いけど、原因の一つになるかもしれないそうです。紫外線には種類があり、A波、B波、C波に分かれています。C波はあまり日常生活を送る中で浴びることはありません。身近な紫外線で肌に悪影響を及ぼしやすいのはA波とB波で、ネイルのUVライトからはA波が出ています。紫外線A波はシミやシワ、日焼けなどの原因になりますが、それは長時間強い光を浴びると起こります。ジェルネイルのライトのようなワット数の低い光で、硬化の1分程度紫外線を浴びるだけなら、シミができるようなことはほとんどないと言えます。しかしシミが絶対にできない、というわけではないので、絶対にシミの原因を作りたくない人や紫外線アレルギーの人、敏感肌の人は、ジェルネイルをする前に日焼け止めクリームを塗るなど、対策を取りましょう。ただし、日焼け止めが爪に上についてしまっていると、ジェルを弾いたり持ちが悪くなったりする原因になるのでつかないように注意してください。付いてしまっている場合はセルフネイルならしっかりとネイルクリーナーや消毒用エタノールで自爪の上を拭いて油分を除去しましょう。また、セルフネイルで使う場合はLEDのライトにするのがおすすめです。
砂糖でシミができる?
シミといえば、黒色メラニンですね。しかし、もっと怖いシミが「リポフスチン」という色素です。別名「老人性色素斑」といい、老化の指標ともされています。私たちの体内では、呼吸や代謝、運動、ストレス、紫外線などで常に活性酸素が発生しています。活性酸素は細胞膜の不飽和脂肪酸を酸化させ、過酸化脂質を作ります。この過酸化脂質が、さらに酸化されたたんぱく質と結合したものがリポフスチンで、厄介なことに、内臓や神経、筋肉、肌など体中の細胞にでき、徐々に溜まっていって細胞の機能を低下させます。ポフスチンの沈着が肌に起こるとくっきりしたシミとなります。実は甘いもの好きな人は、このリポフスチンができやすいのです。一体なぜなのでしょう。
砂糖は活性酸素の大きな発生源
砂糖の主成分はショ糖です。ショ糖はブドウ糖と果糖が結合したもので、各砂糖のショ糖の割合は、以下の通りです。
・黒砂糖 80%
・三温糖 96.4%
・上白糖(白砂糖) 97.8%
・グラニュー糖 99.9%
どの砂糖も、主成分というよりほぼショ糖です。問題はここにあるのです。実は、胃のピロリ菌や腸の悪玉菌は、ショ糖が大好物で、ショ糖の多い砂糖は彼らの恰好のエサとなり、胃や腸の悪玉細菌やウィルスを増殖させます。細菌やウィルスが増えると、白血球が出動してせっせと食べてくれるのですが、その際に大量に発生するのが「活性酸素」です。つまり、砂糖をたくさん摂れば摂るほど活性酸素が増え、細胞を酸化し、その結果リポフスチンも大量に作られるというわけです。
砂糖でシワ、たるみも
さらに砂糖は、シワやたるみも作ります。
・糖化を促進
砂糖を摂れば血糖値が上がり、血液中の糖が増えれば、それだけ糖化が進みます。糖化とは、体内のたんぱく質が過剰な糖と結合して変性し、硬く脆くなってしまうことです。肌で糖化が起これば、コラーゲンが硬くなってシワやたるみ、黄ぐすみを引き起こします。つまり砂糖は、「酸化」と「糖化」のダブルパンチで肌を老化させることになるのです。
・血液をドロドロに
さらにショ糖には、非常に分解しにくいという特徴があります。そのため大量の消化酵素を浪費する上に、分解しきれないものが「シュガークリスタル」という結晶となって、血液をドロドロにします。ドロドロ血液が多くの病気や体調不良を招き、美肌を損ない、老化を促進することは既にご存知の通りです。しかし世の中には、知らず知らずのうちに誰もが摂っている、さらに怖い甘味料があるのです!
甘味料は摂る量に注意
「ブドウ糖果糖液糖」や「果糖ブドウ糖液糖」といった甘味料は、摂る量に注意しましょう。これらは清涼飲料水や調味料、缶詰、パンなど多くの加工食品に、砂糖の代わりに入っている甘味料です。低コストで製造できる上、甘味が強くて低カロリーという、理想的な甘味料かと思いきや、そこには大きな落とし穴があるのです。
・砂糖より太る
これらの甘味料は、最初からブドウ糖と果糖に分離されているので、体内でたちまち吸収されます。そのため急激に血糖値が上昇し、処理しきれない糖が増えて、それらが全て脂肪となって蓄えられます。また単体の果糖の一部は、直接肝臓で脂肪に変換され蓄えられます。プリンストン大学のラットを使った実験でも、ブドウ糖果糖液糖を摂ったラットは、砂糖のラットより肥満度が高いという結果が出ているのです。
・砂糖より糖化を促進する
急激な血糖値の上昇は、当然糖化のスピードも急激に高めます。その速さは、単体のブドウ糖の10倍にもなるそうです。
まとめ
砂糖や甘味料の問題点は、主に次の2点に集約されます。
1. ショ糖が多い
2. 血糖値を上げる
これらをクリアする甘味料に「羅漢果」があります。羅漢果の甘味は、数%の果糖とブドウ糖以外は、砂糖の300倍の甘味をもつ「テルペングリコシド配糖体」です。テルペングリコシド配糖体は腸で吸収されないので、血糖値をほとんど上昇させず、もちろんカロリーはゼロです。しかも羅漢果はビタミン・ミネラルが豊富で、強力な抗酸化作用もあります。血糖値を上げず、活性酸素を撃退してくれる羅漢果は、糖化と酸化を防ぐ食品なのです。甘いもの大好きで、シミ・シワ・たるみに悩んでいる方や、ダイエットしても、なかなか体重が減らないという方は、一度、砂糖をやめて羅漢果に替えてみませんか?