ついに東京2020オリンピックが始まりましたね!新型コロナウィルスの世界的大流行により、2020年に東京で華々しくスタートを切るはずだった56年ぶりの自国開催は、オリンピック史上初の延期となりました。そして1年後の現在、2021年に開会式を迎えるまでには、コロナ以外の問題も明るみになるなど、事態は二転三転し、私たちはギリギリまで今回のオリンピックがどうなるのかわかりませんでした。そして、このような様々な苦難を乗り越えて、どうにか開会式を無事に終え、東京2020オリンピックはついにスタートしました!ですが、すでに競技の半分が終わろうとしている現在でも、オリンピック開催については未だに賛否両論が続いているのが現状です。しかしこのような状況下で、決して完璧とは言えない環境の中、今こうしている間にもベストを尽くし戦っているアスリート達を想うと、胸が一杯になります。そして選手達には、心の底から頑張って欲しいと願っている人々がたくさんいます。「史上初の開催延期」「史上初の無観客開催」と、まさに歴史に残る今大会が、日本で開催されたことを悲観的に考えず前向きに受け止め、そしてプラスのパワーへと変えていけたら良いですよね!今回は、そんなオリンピック開催を自分なりに応援し、楽しんでいる女子達の様々な「東京オリンピックネイル」をご紹介します。
東京2020オリンピックのデザインについて
オリンピックでは開催都市の文化や象徴をデザインしたロゴに、オリンピックのシンボルである五輪のマークを付けたものが「エンブレム」となり、そしてこのエンブレムは後世まで残っていきます。東京2020オリンピックのシンボルマークは、日本の伝統色「藍色」と、江戸時代から愛される「市松模様(いちまつもよう)」をモチーフにデザインされました。オリンピックのロゴには珍しい単色使いに、家紋を思わせる無駄のない洗練されたデザインは、とても日本らしいですよね!またデザインといえば、開会式で大きな注目を集めた、56年前の東京オリンピックの際に考案された日本発祥の「ピクトグラム」です。これは言語が違い言葉の通じない世界中の人々が、これを見れば瞬時に何を意味しているのかわかる、非常に優れた「視覚記号デザイン」です。ピクトグラムとは、まさにデザインの根本的な定義に基づいた「問題を解決するために知性を使って考えられたもの」で、デザインのお手本と言っても過言ではありません。そして56年の時を経て、東京2020オリンピックでは、また新たなピクトグラムが公式発表され、開会式のパフォーマンスでも大変話題となりました。
東京2020オリンピックのネイルデザイン
それではここからは、東京2020オリンピックのネイルのデザインを、ハンド・フット共にご紹介していきます。
●国旗ネイル
出典:www.instagram.com(@aikimisasagi)
日の丸・各国の国旗・ミニピクトグラム、そして和柄まで!オリンピック要素が盛り盛りのアートですが、クリア感のあるベースにすることでスッキリとまとまっています。とってもかわいいですね。
●ピクトグラムネイル
出典:www.instagram.com(@spicanail_ebisu)
今大会で話題のピクトグラムネイルです。指にそれぞれ違うピクトグラムを描くアイディアが、今回のオリンピックにピッタリなお洒落ネイルアートですね。マットな白ベースと黒というシンプルなモノトーンアートが、よりピクトグラムらしくてかわいいです。
●がんばれ日本ネイル
出典:www.instagram.com(@udadaaa)
様々な種目でメダルラッシュが止まらない日本ですが、特に柔道の結果は素晴らしく、見ていた人々に勇気と感動を与えてくれました。皆さんも応援には力が入ったのではないでしょうか?上品に見えるシンプルなラメベースに、まさかのぷっくり柔道着が!?ゴールドの五輪でオリンピック気分も上がり、遊び心のある大人かわいいネイルですね。
●日本の夏五輪の夏ネイル
出典:www.instagram.com(@yagayagafront)
かき氷や花火、ヨーヨー柄など「日本の夏」らしい、カラフルなモチーフがかわいいネイルです。そこに、今大会のロゴと五輪のマークが完璧にマッチしています!自国開催ならではの、日本の夏と五輪のコラボネイルですね。
オリンピック用フットネイルのデザイン
ハンドだけでなく、フットネイルでも皆さんしっかりと気合いを入れて応援しています!
●勝利のビクトリーブーケネイル
出典:www.instagram.com(@krmlisagas)
今回のオリンピックで目を引いたのは、表彰式でメダルと一緒に選手に渡された「ブーケ」です。あのビクトリーブーケは、東日本大震災で被災した東北3県で生産された花を使い、世界の人へ復興支援の感謝の気持ちを込め用意されたものです。復興の進展と勝利の喜びに花を添えています。そんな感謝と喜びのビクトリーブーケをモチーフにしたフットネイルです。一見オリンピックとは関係なさそうな大きなひまわりのアートに、市松模様が入ることで、さりげなくオリンピック感が出ているところがかわいいですね!
●ザ・オリンピックネイル
出典:www.instagram.com(@nail_erko)
オリンピックといえば5色使った五輪マークを無くしては語れませんよね。そして今大会メインの柄である「市松模様」も、東京2020オリンピックには欠かすことはできません。この2つを使ったアートで、どっぷりとオリンピックを楽しみ尽くせるネイルですね。また親指以外の指も抜かりなく、和テイストでまとめてあるのがお洒落です!
野球がパリオリンピックではなくなる?
日本が金メダルを獲得した野球ですが、パリ五輪では正式種目から除外されています。そもそも2020年の東京オリンピックでも正式種目でならないことがIOC理事会(国際オリンピック委員会)で決定していました。しかし、開催都市が追加できる正式種目の枠として野球がIOC総会で決定したので東京2020オリンピックで正式種目として2008年の北京オリンピックぶりに実施されたのです。
もともと野球は1992年のバロセロナオリンピックで正式種目になってから2008年の北京オリンピックまで5大会継続して採用されていました。しかし、野球は世界的に見ると普及率が低く、さらに女性が行う同一競技がないことを理由に2012年のロンドンオリンピックでは正式種目から除外されてしまいました。また、その後の2016年リオデジャネイロオリンピックでも同じ理由で除外されていたのです。そして2020年の東京オリンピックでもやはりIOC理事会では除外という決定がされました。
ちなみに、現在までに1992年から野球競技は正式種目として6回実施されており、6回全てに参加しているのは日本だけです。日本は東京2020オリンピックまでの五輪大会で銀メダル1回、銅メダル2回を獲得していましたが、金メダル獲得は今回が初だったので東京2020オリンピックは野球競技において記念すべき大会になったと言えるのではないでしょうか。
●なぜ「五輪」って言うの?
オリンピックのことを「五輪」と表現するのは今や普通のことですが、この呼び方は日本特有のものです。もともと五輪と呼ばれるようになったのには、新聞社が「見出しに使う時にオリンピックは6文字なので字数が多すぎる」ということで文字数を節約するために使われるようになったのが発端です。シンボルマークの5つの輪からヒントを得た呼び方で、見事にオリンピックを表現しているといえますね。新聞の見出しで使われたところから日本では当たり前にオリンピックのことを五輪と表現するようになりました。
スポーツの祭典はサッカーのネイルも人気!
ここまでネイルでオリンピックのデザインにするならこんなデザインがあるというお話をしてきました。オリンピック以外にもスポーツの祭典はたくさんあります。中でもサッカーのワールドカップは日本でも非常に盛り上がる大会です。ワールドカップの時も応援の際にネイルを日本代表のユニフォームカラー「侍ブルー」や、日の丸をイメージした赤にする方は多いですよ!他にも好きなサッカーチームのユニフォームのカラーにネイルカラーをする方もいらっしゃいます。応援の気持ちをネイルにも取り入れて友人や家族と盛り上がるのは楽しそうですね!
●日本代表ネイルにオススメのマニキュア
ここではサッカーの日本代表ネイルをする時におすすめのネイルカラーをご紹介します。
速乾で塗りやすいテクスチャーが魅力。ネイルサロンでも使用されているのでひと塗りできれいな発色をしてくれます。フットネイルにもおすすめです。
プチプライスが魅力のネイルホリックのマニキュアです。見たままのきれいな発色です。リーズナブルに日本代表ネイルをしたい方に。
日の丸ネイルにおすすめの赤です。ブルーを4本塗って中指や薬指だけ赤にするのもお洒落ですよ!
まとめ
今となっては懐かしい、「お・も・て・な・し」が話題となったオリンピック東京開催が決定した時、今の状況を誰が想像したでしょうか?想像を遥かに超えたウィルスの猛威に、世界中が不安と恐怖に怯え、当初あれだけ盛り上がっていたオリンピックは、まさかの延期となりました。そして今年、無観客体制での開催により、選手たちに直接応援の声を届けることは叶いません。しかし現代は、いつでもどこでもネットやテレビで応援することができます。一緒に喜んだり、悔しい思いをしたり、感動したりと、スポーツには不思議な共感力と人を惹きつけるパワーがありますよね。そんなスポーツ界のトップアスリート達が、今世界中から日本に集結していると思うと、すごいことだと思いませんか?この奇跡のような出来事を、ネイルを変えたり、メイクやファッションにオリンピックカラーをさり気なく取り入れたりと、自分なりに楽しんでみてはいかがでしょうか。