美容室で髪を染めてもらう時、どんな風にオーダーをしますか?なりたい色に近づけてもらうのはもちろん、せっかくだから色落ちしても可愛い髪色にしたいですよね!今回の記事では、色落ちしても可愛い色や、なぜヘアカラーは色落ちしてしまうのかをご紹介します♪さらに、色落ちを防ぐためにやったほうが良いこともお話します。色落ちしても可愛い色にしつつ、できるだけ入れたてのカラーを長続きさせられるようにしましょう!またマニキュアの色が変色する理由や、マニキュアの使用期限についても合わせてご紹介します!マニキュアの収納方法やセルフネイルした時に長持ちさせるためのコツも解説していくので参考にしてくださいね!
ヘアカラーが色落ちしてしまうのはなぜ?
せっかく綺麗に染めた髪色も、日にちが経つとだんだんと色落ちしてしまいますよね。色落ちの主な原因はシャンプーです。通常のヘアカラー剤は、髪の毛にある色素(メラニン色素と言います)を分解して、そこに新たな色素を入れて発色させています。この色素は、髪がもともと持っている色素とは違うものなので、シャンプーで髪を洗う時に落ちてしまうのです。
●他の理由でも色落ちしてしまうかも
色落ちする原因はシャンプーだけではありません。ヘアアイロンやコテなどで髪に熱を加えると色落ちしやすくなります。ヘアカラーは熱に弱く、ヘアアイロンなどで150度以上の熱を髪に加えると色が落ちてしまいます。
●ダメージは色落ちしやすいので注意!
ヘアカラーが落ちてしまうと元の髪の毛の色素はすでにカラー剤で分解しているので、染める前よりも明るく見えてしまいます。また髪の毛のダメージをケアせずそのままにしているとより色落ちしやすくなります。パーマをかける時のパーマ液や、スタイリング剤でも髪が傷んでしまうので、頻繁に使うのはあまりおすすめできません。ヘアカラーとパーマをする場合は、日にちを開けるのがおすすめです!
色落ちしにくい、持ちが良い色もあります!
ブラウン系や紫系のヘアカラーは、他の色と比べて持ちが良いです!日本人の髪の色素は欧米人などと比べて色落ちがしやすく、カラー剤も発色しにくいのですが、ブラウンや紫のような色素は欧米人よりも残りやすいのです。反対に赤系、アッシュ系は色が落ちやすいので、染めてもあまり持たないかもしれません。ヘアカラーが綺麗に保てる期間は染めてから最大1週間程度と言われています。色持ちの悪い赤系は4日目くらいで落ちてしまうこともありますが、ブラウン系は1週間以上持つこともあるのです!また、暗めに染めておくと、色が落ちても明るくなりすぎるということが回避できますよ。
色落ちしても可愛い髪色って?
色落ちしても可愛い髪色に染めれば、髪色の変化も楽しめます♪以下では色落ち後も可愛い髪色をご紹介します!
●ラベンダーカラー
2020年の流行である紫系のヘアカラーに染めたい場合は、やわらかな色のラベンダーカラーがおすすめです!鮮やかな紫ではなく、透明感や少しくすみ感があるラベンダーカラーは、フェミニンな服やモードな服が好きな方におすすめです!色落ちすると黄みの少ないシルバー系のブラウンになって、よりスタイリッシュなイメージになりますよ♪
●グレージュ
グレーやシルバーっぽいカラーが好きならグレージュがおすすめです!グレーよりのブラウンで、ラベンダーカラーと同じく少し透け感があるのが特徴です。色落するとグレーの色味は薄くなりブラウンが残りますが、赤みの少ない落ち着いた仕上がりになります!職場や学校で髪色に規定がある方でも挑戦しやすいナチュラルなカラーです!
●ネイビー
ネイビー系は黒髪に近い色ですが、黒髪よりも柔らかな印象になります。光に当たると青が綺麗に透けるので、暗い髪色が好きな方、いつもの黒髪にちょっと変化を加えたいという方におすすめです♪ネイビーは色落ちするとベージュのようなブラウンになります。色落ちしても柔らかなカラーなので、大人っぽいヘアカラーが好きな方はぜひ試してみてください♪
色を長持ちさせるためにすると良いこと
色落ちしてしまうのは、シャンプーやダメージが原因というお話をしました。シャンプーをしない、ということはできませんので色落ちを全くさせないということは難しいです。しかし、色を長持ちさせるためにできることはあります。可愛い色を長持ちさせるためには、以下のようなことを取り入れてみてください。
●カラーシャンプーする
染料が入ったカラーシャンプーで髪を洗うことで、褪色を押さえることができます。染めた色によって使うカラーシャンプーは異なります。パープルのシャンプーは、褪色で黄色っぽくなることを抑えたり、紫系のカラーを維持したりしたい人に向いています。他にもアッシュのカラーシャンプーは赤みを抑えられるのでアッシュ系や青みのあるカラーを入れた人におすすめです。色落ちしやすい赤系で人気のピンクもカラーシャンプーをすることで色持ちが緩やかになることが期待できます。このほかブラウン、シルバーなどメーカーによって様々なタイプがあるので、自分の髪色に合わせて選んでみてください。カラーシャンプーは洗い流す前に5~10分放置しないと効果が得られない場合もあるので、使い方をよく読んで使用しましょう。
●シャワー、アイロンの温度を低めにする
髪は熱に弱いのでシャワーやアイロンの温度調節も大切です。シャワーの温度は「ちょっとぬるいかも」と感じるくらいの温度が適温です。40度以上では高すぎてしまうので注意しましょう。冷たすぎると皮脂が落ちにくいのでぬるめで洗うのがポイントです。では次にアイロンの温度です。ストレートアイロンか、カール用のアイロンかでも異なりますが、大体120度~140度が髪のダメージを抑えられます。かなりダメージがある場合は100度くらいでアイロンするとさらなるダメージが加わることを抑えられます。
●しっかり乾かす
高温を当て過ぎるのはダメージになりますが、髪は自然乾燥でも傷んでしまいます。色落ちの原因は髪のダメージなので髪にダメージを減らすためにも、濡れている状態を放置せずしっかり乾かしましょう。ドライヤーをする時は、髪から少し距離を離して同じ場所にはかけ続けないようにしてくださいね。乾かす前に洗い流さないトリートメントなどをつけると保湿されるので、熱による乾燥を防ぐことができます。
カラーバリエーション豊富で、価格も取り入れやすいです。また、シャンプー自体に保湿成分が多く配合されており、乾燥でパサパサになりにくいです。
カラーの持ちだけではなく、日々のシャンプーでカラーを入れていくこともできるシャンプー。色を持たせるために使う場合は3日に1回程度の使用で、他の日はいつものお手入れを。
スタイリング剤やオイルで人気の「N.(エヌドット)」のカラーシャンプー。入れた染料を髪に留められるトリートメントとセットです。色落ちや褪色を防ぎたい人におすすめです。
マニキュアには使用期限がある?長期間放置すると変色する?
色落ちは避けられないものですが人それぞれ髪質が違うため、色落ちのしやすさも異なります。もしハイトーンカラーに挑戦したい場合は、まずポイントカラーで部分的に染めてみるのもいいかもしれません。ポイントカラーは髪の毛の一部だけを違うカラーにすることです。顔周りの髪を染める「インナーカラー」、髪の表面に筋のように明るいカラーを入れる「ハイライト」、毛先からだんだんと色の濃さを変える「グラデーション」などがあります。また、グラデーションに近いですが、毛先だけに色を入れるのも人気です。ポイントカラーならブリーチをするとしても一部分で済むので全体にブリーチをするよりはダメージが抑えられます。インナーカラーはピンクやブルーアッシュ系、グリーンなどを入れる方が多く、濃さを選べばベースのブラウンや黒髪とも馴染みやすいようです。ポイントカラーをしてみて自分の髪だとどのくらい綺麗な色が持つのか、どんなふうに褪色するのかを観察してみると、その後のカラーで役に立ちますよ!
また、ポイントカラーはいわゆる派手髪のようなカラーだけでなく、ブラウンやベージュでも様々な楽しみ方があります。例えば、ベースのカラーが暗めのブラウンの場合、ところどころに明るいブラウンでハイライトを入れると立体感が生まれ、抜け感が出ます。他にも、ロングヘアでダークブラウンからライトブラウンのグラデーションにするのも可愛いですよ!同じ髪型でもポイントカラーを入れるだけでちょっとしたイメチェンができます。
マニキュアには使用期限がある?長期間放置すると変色する?
マニキュアにも実は色落ちのような現象が起こるのはご存知ですか?マニキュアは基本的に使用期限が無いのですが、長期間放置すると色素が劣化してしまいます。マニキュア液がどろどろになっていたり、透明な液とドロドロの色がついた液が分離している場合は、爪に塗っても本来の色とは異なる発色になってしまうこともあります。マニキュアは開封後は1年くらいで使い切りましょう。ちなみにマニキュア液を長持ちさせるコツもあります!まずマニキュアを塗る前には蓋を締めたまま容器をコロコロと手のひらで転がしましょう。こうすることでマニキュア液の色素が均一に交わるので、マニキュアを綺麗に塗れますし、色素だけが多くなってどろどろになるのを防ぐことができます。そしてマニキュアを使い終わったらティッシュやキッチンペーパーなどでフチを綺麗にしましょう。フチにマニキュア液がついたまま放置してしまうと蓋が開かなくなったり、筆の部分がガサガサと痛みやすくなります。使い終わったマニキュアは、直射日光が当たらないところで保管してくださいね。強い光が当たり続けると焼けて色が変わってしまいます。メイクボックスなどに入れるのがおすすめです♪
また、どろどろとしているマニキュアを復活させるにはうすめ液もおすすめ。ドラッグストアやバラエティショップのネイルコーナーで販売しています。
ボトルの口が細くなっていてマニキュアのボトルに入れやすいです。量も調節しやすいので、入れすぎて薄くなってしまうこともありません。
速乾トップコートが人気のセシェ・リストアのマニキュアうすめ液です。スポイトタイプなのでどんなマニキュアボトルにも入れやすい。
マニキュアの収納方法
マニキュアの変色は劣化だけでなく、日光が当たることによる場合もあります。ボトルが凝ったデザインだったり色が可愛かったりするので見せる収納をする人も多いマニキュアですが、置き場所には注意しましょう。日光が当たったり温度が高くなったりしやすい場所に置いていると、変色が進行しやすくどろどろになりやすいです。マニキュアはできるだけ日の当たらない場所で保管しましょう。数が増えてくると収納場所に困りやすいため、おすすめのマニキュア収納用品を紹介します。この他にも、ダイソーで売っているマニキュア収納用のポーチもおすすめです。全面がクリア素材なのでカラーを見ることができ、1個に6本程度収納できます。メーカーごとや、色味ごとに分けて整理したい人はぜひ探してみてください。
本数が多い人におすすめ。両面で30本のマニキュアが入る大容量です。クリアケースなのでカラーが見やすく、両面が開けられるので取り出しやすさも抜群です。本棚やカラーボックスに立ててしまえばかなり省スペースに収まります。
マニキュア以外のコスメも一緒に収納できるコンパクトなタワータイプ。収納力が高くスリムなので省スペースです。ホワイトとブラックがあるのでお部屋の雰囲気に合わせられます。
本数が少ない場合は大きめのバニティポーチにしまうのもおすすめ。位置を調整できる仕切りやポケットが多いので、コスメが倒れにくく出し入れしやすいです。また、ジッパーの位置が真ん中なので高さのある化粧水なども一緒に整理できますよ。
化粧品の使用期限って?
食品は賞味期限や消費期限がわかりやすく書かれているのでいつまでに食べなければならないのかが一目瞭然です。しかし、化粧品のほとんどは使用期限の記載がないため、数年前に購入したものをずっと使い続けている人もいるのではないでしょうか。一般的に、化粧品は開封していない状態で製造日から3年が期限と言われています。開封して使ったことのあるものは「できるだけ早く使うこと」が推奨されます。未開封と開封済みの化粧品では全く状態が異なり、1度開けたものは空気に触れて酸化が進みます。また指で触ったり、洗っていないブラシやチップを使ったりしていると、どうしても雑菌がついてしまうのです。化粧品の使用期限は未開封で製造から3年なので、すでに使っているもので3年ほどに買ったものかもしれない化粧品は使用をやめたほうがいいかもしれませんね。明らかな変色、異臭、テクスチャ-が違うものはもったいなくても使用せず処分したほうがその後の肌のためにはいいでしょう。
●マニキュアの使用期限の基準は
長期間使っていなかったマニキュアを使う時は以下の3点をチェックしてください。
・変色していないか
購入した時と色が異なってしまっている時は劣化していると考えましょう。直射日光が当たる場所に保管していると半年程度で色が変わってしまうこともあるので注意が必要です。
・異臭がする
マニキュアはもともと臭いがきついと感じる人もいますが、他のマニキュアと違う臭いがする場合は使用をやめておきましょう。
・完全に固まっている
どろどろしたり、分離したりしている場合は、先程紹介したうすめ液を入れる方法や、コロコロ転がすやり方で復活することがあります。しかし、固まりになっているとうすめ液を入れても復活が見込めません。
この3つの項目に当てはまるときは使用を中止して処分することを推奨します。マニキュアを捨てる時は、自治体の発行する分別の仕方を確認してください。中身を排水口に捨てると、自然環境に悪いだけでなくつまりの原因になることもあるので注意しましょう。
セルフネイルでマニキュアの持ちをよくするには
マニキュアを塗ったら少しでも長持ちして欲しいですよね。ジェルネイルのように1ヶ月近く持たせることはできませんが、マニキュアも1週間程度はしっかり持ちます!もし、塗った翌日には徐々に色が取れてしまっているような場合はセルフネイルの仕方を見直ししたほうがいいかもしれません。塗る前の準備や塗り方などのポイントを解説します。
●塗る前の準備
・甘皮ケアをする
マニキュアを塗る前に、自爪の甘皮ケアをすると仕上がりも綺麗になり、持ちも良くなります。甘皮はルースキューティクルともいって、爪の表面に付着しています。メタルプッシャーやストーンプッシャー(プッシャーペン)などを使って爪の根元を押し上げて取っていきます。乾いた状態で除去しようとすると、固くてなかなか取れません。ブッシャーでがりがりすると、自爪が傷ついてしまうのでキューティクルリムーバーを付けて甘皮を柔らかくしましょう。もしくはお湯に指を浸けて皮膚をふやかすと柔らかくなりますよ。
・油分と水分を拭き取る
マニキュアを塗るときは自爪の表面の油分と水分をしっかり拭き取ることが大切です。キッチンペーパーなど、毛羽立たないペーパーに消毒用エタノールを染み込ませて自爪を綺麗に拭きます。プレプライマーという、ネイル専用の油分と水分を飛ばすことのできるアイテムもお手頃な価格で手に入ります。手汗をかきやすい方や、直前にネイルオイルなどを塗ってしまった場合はマニキュアを弾いてしまうこともあるため、よく油分を拭き取りましょう。
●塗るとき
・ベースコートとトップコートは使い分ける
ベースコートとトップコートは兼用のものもありますが、そうでない場合はしっかり使い分けましょう。それぞれ役割が違っており、ベースコートは自爪とマニキュアの密着を良くします。また、カラーの色素沈着を防ぐ役割もあります。トップコートはツヤを与え、カラーの持ちを良くします。トップコートは速乾1分など、非常に乾きが早いものもが多く出ているので乾かしている時にカラーを取ってしまいやすい方は使ってみましょう。
・エッジまで塗る
エッジというのは爪の先端ですが、持ちを良くし綺麗に仕上がるには、爪の裏に引っ掛けるようにして先端までしっかり塗る必要があります。マニキュアを塗ったあとに、指先の先端から爪を見て、厚み分もしっかり先端にマニキュアが行き届いているようにしましょう。ベース、カラー、トップコートがしっかりエッジまで塗れていると、しっかり1週間程度持つようになりますよ。
●塗った後
・乾くまでは手を使わない
せっかく綺麗に仕上がっても触ったり、ぶつけたりすると寄れてしまいます。最近のマニキュアは速乾なのですが最低15分、できれば30分はしっかり待ちましょう。ちなみに、表面は15~30分で乾きますが、内側までしっかり固まるのは半日以上かかると言われています。先の鋭いもので触ってしまうとえぐれてしまうので注意して過ごしてくださいね。
・保湿ケアする
爪の周りにネイルオイルを塗ってしっかり保湿ケアすることが大事です。爪は乾燥していると割れてしまいやすいです。マニキュアを塗る前に自爪の油分と水分を拭き取っているので、しっかり保湿をしてください。ネイルオイルの後にハンドクリームも塗るとよりしっとりしますよ。
色落ちしても可愛い色や、色落ちしにくいようにカラーシャンプーなどのケアを取り入れてヘアカラーを楽しみましょう!また、マニキュアは直射日光の当たらない場所で保管し、変色したり臭いが変わったりしている時は使用をやめておくのがおすすめです。手荒れにつながることもあるので注意してください!マニキュア以外の化粧品も開封したものはできるだけ早く使い切るようにして、3年以上経っている時は肌のためにも使うのを中止しておきましょう。