トレンドのぷっくりアートを施す際に使用する「アイシングジェル」。
大人気のうねうねアートや季節感のあるマーメイドネイル、ニットネイルなどにも、アイシングジェルが活用されています。
読者様の中には「アイシングジェルを使って、おしゃれなネイルアートをしてみたい!」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめのアイシングジェルや代用品、人気デザインなどを幅広く解説していきます。
アイシングジェルについてのよくある質問にもお答えしているので、ぜひ最後までご覧くださいね。
- アイシングジェルとは?
- ・アイシングジェルは立体感を出すためのジェル
- ・ビジュージェルとアイシンングジェルの違い
- アイシングジェルの代用品になるものは?
- ・粘度の高いクリアジェルにノンワイプトップジェルで代用できる!
- ・粘土ジェルとノンワイプトップジェルで代用
- ・冷却ジェルシートのジェル部分が代用できる可能性もある
- ・グリセリンを使ってカラージェルの粘度を高くして代用できる可能性も
- レジンを代用品として使うのはNG
- アイシングジェルは100均で買える!
- ・おすすめはセリアのアイシングジェル
- ・キャンドゥのハードラインジェル
- ・ダイソーは取り扱いなし
- アイシングジェルが100均で売ってなかったら?
- ・アマゾンや楽天市場などの通販
- ・ドンキホーテ
- ・ロフトなどのバラエティショップ
- アイシングジェルをきれいに仕上げるやり方・コツ
- ・ライナー筆を使ってアートする
- ・硬化時間を守るようにする
- ・高さを出す時は硬化した上に重ねていく
- ・トップコートは仕上がりによって選ぶ
- アイシングジェルを使った人気のデザイン
- ・ぷっくりフラワーネイル
- ・うねうねニュアンスネイル
- ・リングネイル
- ・ミラーフレンチネイル
- ・マットベース×アイシングジェル
- よくある質問
- ・アイシングジェルはジェルリムーバーで溶ける?
- ・アイシングジェルはマニキュアのアートに使える?
- まとめ
アイシングジェルとは?
アイシングジェルは、立体的なアート(ぷっくりアート)を作る時に使用するクリアジェルのことです。
このアイシングジェルには、筆で扱うタイプと粘土のように手でこねるタイプがあります。
アクリルパウダーを使った3Dアートとは異なり、ライトで硬化させるまでは自由自在にアートを形成できることがメリットです。
アイシングジェルは立体感を出すためのジェル
前述した通り、アイシングジェルは立体感を出すためのジェルです。
通常のクリアジェルよりもかなり粘度が強いため流れにくく、ぷっくりアートを施したり、アートパーツを付けたりする時にも適しています。
ビジュージェルとアイシンングジェルの違い
ビジュージェルは、主にネイルパーツを装着する時に使用するジェルです。
一方、アイシングジェルは、主に立体感のあるアートを作る時に使用します。
どちらも粘度が高く、流れにくいといった特性があるため、ビジューネイルでぷっくりアートを施したり、アイシングジェルでネイルパーツを装着したりすることも可能です。
アイシングジェルの代用品になるものは?
アイシングジェルがあると便利ですが、別のアイテムで代用できます。
まずは持っているアイテムでチャレンジしてみましょう。
粘度の高いクリアジェルにノンワイプトップジェルで代用できる!
どのアイシングジェルも、共通点は『粘度が高い』ことで、テクスチャは硬めです。
そのため、ハードジェルや流れにくい硬めのジェルを持っている方はそれで十分代用できます。
しかし、一つ注意点があり、ノンワイプタイプで拭き取りが不必要なものに限ります。
特にミラーパウダーはノンワイプトップの後でないとキレイに光沢感がでないため、ミラーネイルをする際は特に注意しましょう。
粘土ジェルとノンワイプトップジェルで代用
アクリルで行う3Dアートもできる粘土ジェルは、粘土のようなハードグミのような独特の質感で、全く流れないのが特徴です。
粘土ジェルを使えば立体的なアートもできるため、リングネイルや立体フラワーのような厚みのあるデザインを作ることが可能!
ただし拭き取りが必要なものもあり、立体アートをした後ノンワイプトップでコーティングする必要があります。
また、細いラインは引けないので、厚みのあるデザインをする場合のみ使用しましょう。
冷却ジェルシートのジェル部分が代用できる可能性もある
一部では発熱や喉の痛みを緩和させる時に使用する冷却ジェルシートを、アイシングジェルの代用として使うことができるという情報があります。
冷却シートのジェル部分をハサミなどでカットし、好きなデザインを作るという方法のようです。
ただし、冷却ジェルシートはもともとネイルアートに使用するためのアイテムではなく、実例や実際に施術した様子に関する情報がないことから、あまりメジャーな方法ではありません。
参考:https://yosemite8.co.jp/post-164618
グリセリンを使ってカラージェルの粘度を高くして代用できる可能性も
アルコールの一種であるグリセリンを使用して、カラージェルの粘度を高くできる可能性があるとの情報もあります。
カラージェルにグリセリンを混ぜることで透明感が増し、アイシングジェルのような立体感のあるアートができる可能性があるとのことです。
ただ、現時点ではグリセリンを使用したネイルデザインの実例が出ていないため、あくまでも「代用できる可能性がある」という意味に捉えておくと良いかもしれません。
参考:https://yosemite8.co.jp/post-164618
レジンを代用品として使うのはNG
ハンドメイドアクセサリーなどに使用されるレジンを、アイシングジェルの代用として使用するのはNGです。
ジェルが「化粧品」に分類されているのに対し、レジンは「雑貨」に分類されており、もともとネイルアートを施すことを想定して作られたアイテムではありません。
レジンを爪に塗布してライトに入れた場合、ジェルよりも硬化熱が高くなる可能性や、何らかのトラブルが発生する恐れもあります。
また、レジンが皮膚に付着することで、アレルギー反応を引き起こすケースもあるため注意が必要です。
これらの点を踏まえ、安全面を考慮する意味でも、レジンをアイシングジェルの代用品として使用するのは避けたほうが良いでしょう。
ちなみに、レジンで作られたネイルパーツを後付けすること自体は問題ありません。
アイシングジェルは100均で買える!
アイシングジェルを買える身近な場所は『100均』です!
まずは大手100均のアイシングジェルを紹介していきます。
おすすめはセリアのアイシングジェル
セリアのアイシングジェルはコンテナタイプで、クリアをはじめ、ホワイトやブラック、カラーアイシングジェルとしてピンクやブルーなども揃っています。
定番のクリアを買えば間違いないですが、セルフネイル歴が浅い方はホワイトがおすすめ!
ホワイトだとどこに塗ったか分かりやすいですし、ミラーパウダーをこする際も、ミラーの色がしっかり発色してくれます。
トレンドのうねうねしたデザインや、マーメイドネイルのようなぷっくりとした筋を引くデザインに使いやすいアイテムです。
キャンドゥのハードラインジェル
キャンドゥのアイシングジェルはマニキュアのようなボトル型。
ハケが細い筆のようになっていて、そのまま使えるという便利な仕様です。
ハードラインの名前の通り通常のジェルより硬さがありますが、セリアのアイシングジェルの方が硬いため、厚みを持たせたい場合はセリアの方がおすすめ。
一方キャンドゥは細い筆で、囲みネイルやミラーのラインを細く引きたい場合に重宝します。
厚みを出すとオフがしづらかったり、硬化熱を感じやすくなってしまうため、手軽に使いたい場合はキャンドゥの方が良いかもしれません。
ダイソーは取り扱いなし
2025年1月時点では、ダイソーでアイシングジェルの取り扱いはないようです。
ですが最近ではダイソーもネイルアイテムのラインナップは増えていますから、いずれ販売されるかもしれませんね。
その時を気長に待ちましょう!
アイシングジェルが100均で売ってなかったら?
アイシングジェルが100均に売ってなかったらどこで買えばいいのでしょうか?
100均以外でアイシングジェルを購入できる場所を紹介していきます。
アマゾンや楽天市場などの通販
豊富な種類から選びたいなら、アマゾンや楽天などネットショップを利用するのがおすすめ。
実物を見れないのはリスクですが、最近では口コミやSNS、動画サイトで使用感なども紹介されているため、吟味しやすくなっています。
セルフネイラーさん向けのショップもあるので、気になる方はチェックしてみてください。
ドンキホーテ
最近のドンキはコスメやネイルのグッズが豊富ですよね。
値段も安めのものが多く買いやすいですし、ネイル用品一式揃うため、ジェルネイルをこれから始めたい方にもおすすめです。
ただし、店舗によって品揃えに偏りがあるため、一式欲しい方は大きめの店舗で探すようにしましょう。
ロフトなどのバラエティショップ
ロフトやハンズなど、バラエティショップでもネイル用品の取り扱いはあります。
こちらも店舗の規模によって品揃えが変わるため、大きめの店舗の方が欲しいアイテムは見つかりやすいです。
値段は100均やドンキのアイテムに比べて少し高く感じるかもしれませんが、その分本格的なアイテムだったり、プロ向け製品を扱っているメーカーのセルフネイル向けアイテムなど、クオリティの高いものがあります。
本格的なものを揃えたい方は、是非探してみてくださいね。
アイシングジェルをきれいに仕上げるやり方・コツ
「アイシングジェルに挑戦してみたけれど、なかなか上手くいかない・・・」というお悩みを抱えている方も、ポイントを掴めば上手くいく可能性があります。
ここでは、アイシングジェルをきれいに仕上げるやり方やコツを解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
ライナー筆を使ってアートする
アイシングジェルでアートが上手く作れない場合は、細いライナー筆を使用してみましょう。
細めの筆を使うことで、美しい立体アートを施しやすくなります。
人気のぷっくりフラワーやマーメイドネイル、リングアートなども、ライナー筆で伸ばしながら作ることできれいに仕上がるので、ぜひ試してみてくださいね。
また、ライナー筆はアート部分のトップコートを塗布する時にも便利なので、1本用意しておくことをおすすめします。
硬化時間を守るようにする
アート自体が上手く作れても、ライトの硬化時間が適切でないと、きれいに仕上がらない可能性があります。
そのため、アイシングジェルをライトに入れる際には、必ず硬化時間を守る必要があります。
アイシングジェルの硬化時間は商品や使用するライトによって異なるため、施術前に確認しておきましょう。
高さを出す時は硬化した上に重ねていく
アイシングジェルは粘度が高く流れにくいため、高さを出しやすいという特性があります。
とはいえ、1度で高さを出そうとするとジェルが横に広がり、思い通りに高さを出せない可能性があるので注意しましょう。
アイシングジェルで高さを出す時は、何回かに分けてジェルを硬化し、少しずつ重ねていくことがポイントです。
トップコートは仕上がりによって選ぶ
アイシングジェルで素敵なデザインを完成させるためには、アートや仕上がりの好みによってトップコートの種類を選ぶことをおすすめします。
トップコートの主な種類は、ツヤタイプとマットタイプの2種類です。
■ツヤタイプ
ツヤタイプはその名の通り、ツヤ感やうるうる質感を楽しめるトップコートです。
ぷっくりフラワーやニュアンスアート、水滴アートなどにおすすめします。
■マットタイプ
マットタイプはすりガラスのような質感で、ツヤがないことが特徴のトップコート。
ニットネイルやチョコレートネイルなどに使用されることが多いです。
アイシングジェルを使った人気のデザイン
アイシングジェルを使った人気のデザインをご紹介します!
ぷっくりフラワーネイル
クリア感と立体感のあるお花が目を惹く、ぷっくりフラワーネイル。
1〜2本の指に施すだけで存在感がばっちり出せるので、シンプルなワンカラーネイルのポイントにしても映えます。
女性の可愛らしさを存分にアピールできるため、デートや女子会にもぴったりのデザインです。
うねうねニュアンスネイル
うねうねニュアンスネイルは、波を打ったようなウェーブが特徴の個性的なデザインです。
クリアやカラー、ミラーなど、さまざまな色味のうねうねアートがあるので、季節感や気分に合わせてセレクトできます。
また、うねうねアートにはラインの本数や向き、太さなどの特別な決まりがないため、自由度の高いアートを楽しめるのが魅力です。
リングネイル
本物の指輪を付けているような雰囲気が演出できるリングネイル。
細くて繊細なリングネイルは、エレガントで女性らしい指先に仕上げたい時におすすめです。
一方、大胆に太めのリングネイルを施せば、存在感のあるクールな印象に仕上がります。
なりたいイメージに合わせて、上品にもカッコよくもキマるのがリングネイルの魅力です。
ミラーフレンチネイル
ミラーフレンチネイルは、先端のフレンチ部分にミラーパウダーを使用したデザインです。
その名の通り、鏡のような輝きを放ち、メタリックな質感を楽しむことができます。
通常のフレンチよりも華やかで光沢感が強いので、パーティーなどのイベントにもおすすめです。
マットベース×アイシングジェル
アイシングジェルはマットベースとの相性が抜群です。
ベースをマットにすることで、アイシングジェルの立体感が際立ったり、独特な雰囲気が演出できたりします。
マットベース×アイシングジェルでよくあるデザイン例は、レースアートやエスニックネイルなどです。
その他にも、アイデア次第で幅広いデザインを楽しむことができますよ。
よくある質問
アイシングジェルでよくある質問をご紹介します!
アイシングジェルはジェルリムーバーで溶ける?
アイシングジェルは、ジェルリムーバーやアセトンで溶かすことができます。
通常のソフトジェル同様、ファイルを用いてある程度ジェルの表面を削り、ジェルリムーバーorアセトンを染み込ませたコットンをアルミホイル等で固定してオフするのが一般的です。
アイシングジェルはマニキュアのアートに使える?
アイシングジェルは、マニキュアのアートにはあまりおすすめできません。
基本的にジェルとマニキュアの併用は避けた方が良いと言われています。
仮にマニキュアの上にアイシングジェルでアートを施しても、すぐに取れてしまったり、ベースのマニキュアが剥がれてしまったりする可能性があるので注意しましょう。
まとめ
アイシングジェルがあれば、ミラーネイルや立体的なラインアートなど、トレンドを押さえたデザインが簡単にできます。
最初は独特の質感に苦戦するかもしれませんが、慣れればセルフネイルでもクオリティの高い仕上がりに!SNSや動画でやり方の研究をして、おしゃれなネイルデザインを楽しみましょう。