2020年4月現在、テレワークになって家で仕事をしている人も多いのではないでしょうか。基本的に家で過ごし、仕事以外の外出も自粛となると、メイクをしなくなる人がほとんどのようです。確かに外出しないのにメイクをするのも・・・と筆者も考えてしまいます。しかしすっぴんでいる日のほうが本当に肌にとって良いのでしょうか?今回の記事では、すっぴんは肌休めになるのか、家にいるときもメイクをしたほうがいいのかについてご紹介します!また肌のケア方法だけでなく、爪のケアはどんな方法があるのかについても合わせてご紹介します!
すっぴんの状態って肌にいいの?
メイクをしないほうが肌に良いのでは?となんとなく思ってしまいますよね。また休みの日で家にいる時はメイクを一切しないという人も多いはず。実際に化粧をせず、すっぴんでいれば肌に負担がかからないのは本当です。しかし乾燥肌やインナードライの人は、すっぴんでいることによって、より乾燥しやすくなるかもしれません。
ファンデを塗っている方が保湿される?
資生堂のとある調査では、ファンデーションなどのベースメイクをして過ごした状態と、ノーメイクで過ごした状態では、ベースメイクをしている肌のほうが保湿されていることが判明しました。肌は水分が足りないと表面から乾燥し、ガサガサになってしまいます。さらに乾燥が進むとインナードライという状態になります。インナードライになると極度の乾燥から肌を守ろうと皮脂が大量に分泌されて、内側はカサカサなのに、外側はベタベタという状態になってしまうのです。インナードライは皮脂の分泌過多のせいで、自分の肌は脂性肌なのではと勘違いしてしまう人も多いのですが、大人で皮脂が気になる人の多くはインナードライになっている可能性が高いです。インナードライの人は何も塗らずにすっぴんでいると、より皮脂が多く分泌されてしまいます。最近のベースメイクコスメは美容液のような成分も多く入っているので、塗るだけで肌を保湿することが可能です。全く塗らないすっぴん状態よりも、ベースメイクをしておいたほうがよいこともあるのは覚えておきましょう!
ファンデを塗るのはちょっと・・・という場合は?
ただ家に居るだけなのにファンデを塗るのはちょっと・・・という場合は日焼け止めクリームがおすすめです!実は屋外だけでなく、屋内にいるときも肌は日焼けしてしまいます。最近は保湿成分が配合されている日焼け止めクリームが多く、もっと軽い使い心地が好みであれば乳液タイプの日焼け止めも販売されています。また、ちょっとコンビニや近くのモールに買い物という時には化粧下地でカラーコントロールして、フェイスパウダーを重ねるとUVケアと保湿ができるので良いですよ。家にいるときも紫外線から肌を守り、保湿で肌を整えましょう♪
ベースメイクや、日焼け止めだけの日も、スキンケアをしっかりと
ベースメイクや日焼け止めを塗るだけのときも、事前のスキンケアは行いましょう。特にインナードライの人はしっかりとした保湿が重要です。以下ではおすすめのスキンケア方法についてご紹介します。
●①化粧水はコットンを使ってたっぷり塗る
肌に潤いを与える化粧水は、コットンを使ってたっぷりと肌に塗りましょう。化粧水の量が少ないと、コットンと肌との摩擦が大きくなって肌を傷つけてしまいます。使用している化粧水の規定量を守りましょう。規定量は化粧水のパッケージ等に印字されていることが多いです!また化粧水を含ませたコットンで肌を叩くようになじませる方法はおすすめできません。優しい力で、少しだけ圧をかけるようにコットンを動かして、肌に化粧水を浸透させましょう。肌がひんやりしてきたら、化粧水が浸透している証拠です。
●②化粧水後に乳液やクリームを塗る
化粧水を塗っただけではすぐに水分が蒸発してしまいます。乳液やクリームなどの油分で肌に蓋をして、しっかり水分を留めましょう。鼻すじやおでこなど、べたつきやすい部分は少量でも大丈夫です。反対に頬などの乾燥しやすい部分には多めに塗っておきましょう。
●③シートマスクは週に1回がベスト
最近は安価で品質の良いシートマスクが販売されていますよね。大容量でお得なタイプもありますし、手軽なので毎日使いたくなりますが、毎日使ってしまうと逆に肌に悪影響を与えてしまいます。肌にシートマスクをつけているだけでも、肌の表面はシートによって刺激を受けており、その刺激によって肌の表面がガサガサと荒れやすくなってしまいます。なるべく肌の調子が良いときに、週に1回程度の頻度でシートマスクを使うことで肌に潤いを与えることができます♪
肌休めの日のメイクのポイント
肌休めの日でもケアが大事ということがわかりました。保湿して乾燥から肌を守ることと、日焼け止めでUVケアをすることは特に大切です。ここからは肌休めしたい日や、張り切ったお出掛けをしない日のメイクのポイントとおすすめアイテムをご紹介します。
●ベースメイクは石鹸でオフできるコスメを使う
日焼け止め、化粧下地、ファンデーションは石鹸でオフできるタイプがおすすめです。また、カラーコントロールできるCCクリームを使うか、スキンケアの後1本でベースメイクが完結するBBクリームがおすすめです。
トーンアップがしながらしっかり紫外線の対策もできる化粧下地。こちらは肌に馴染むピンク色ですが、ホワイトや無色のタイプもあるので好みによって選べます。
伸びがよく、保湿力がしっかりしているのでうるおった状態がキープできます。パール配合で透明感のある肌を演出しながら色ムラもカバーできる化粧下地。
テカリを防いでサラサラの肌にできます。SPF28、PA+++とUV効果もありながら、石鹸オフOK。肌休めしたい日のベースメイクや、日常使いで化粧直しに使うのもおすすめ。
肌の色ムラや毛穴をカバーし、テカリも抑えてくれます。保湿成分も入っているのでうるおいも保てるパウダーです。フローラル系の優しい香りつきです。
●アイメイクは眉毛を書く
アイメイクの中で眉毛を書いていないと顔がぼやっとしやすいので、ちょっとそこまでのお出かけをする時は眉毛を書くのがおすすめです。パウダーアイブロウでふんわりと仕上げるか、ペンシルの場合は書いた後に少しぼかして自眉となじませましょう。洗顔だけで落とせるミネラルアイブロウだと楽ちんです。
石鹸で落とせるのでクレンジングいらずですが、国産のオーガニックアイブロウで黒髪や暗めの髪色の方に合う色のペンシルです。
プチプラで人気のセザンヌのパウダリーアイブロウ。2色のパウダーでグラデーションにして自然なふんわり眉に整えられます。
アイシャドウはクリームタイプだと粉っぽくならずに自然な明るさを与えられます。繊細な輝きが楽しめるニュアンスカラーで使いやすいです。
3色のパレットはアイシャドウだけでなくアイブロウとしても付けるのでマルチに活躍します。こちらも石鹸で落とせるタイプです。
●リップは色付きのリップクリーム
リップは保湿力を重視し、ほんのり色付きのあるタイプを使うと血色が良い明るい雰囲気になります。また、リップとチークの兼用できるタイプを1つ持っていると時短メイクにも使えるので便利です。
パプリックオーガニックの色付きリップクリーム。合成着色料など不使用で肌に優しく、しっかり保湿しながら高発色が叶います。
高発色で人気のニベアのリップクリーム。カラーバリエーションも豊富で好みの色を選べます。UVカット成分も含まれているので紫外線ケアもできます。
乾燥肌や敏感肌の方にもおすすめの保湿力の高いリップクリームで、くすみを補正して顔色を明るくします。しっかり保湿され、しっとりうるおいます。
リップカラー、チーク、アイシャドウと3役できるパウダーです。石鹸で落とせるので肌が弱い方も使いやすく、肌休めのメイクにもぴったりです。
肌休めする日の朝のケアとメイクの流れ
スキンケアとメイクの流れをおさらいしましょう。保湿と石鹸オフできるコスメで低刺激なメイクがおすすめです。
・化粧水はコットンを使ってたっぷり。
・さらに乳液やクリームを塗って水分を留めます。
・日焼け止めや化粧下地にフェイスパウダーを重ねてベースメイク。
・眉毛を書く。
・リップはほんのり色付きで明るく。
・お好みでチークも。
爪のケアってどんなものがあるの?爪を丈夫にする&2枚爪を防ぐには
今生えている爪の状態を改善するのは難しいですが、今後生えてくる爪を丈夫にするケア方法は、タンパク質の摂取です!タンパク質は爪の主成分です。お肉やお魚、豆類などに豊富に含まれているので、まずは食事でしっかりと摂取するように心がけましょう。毎食タンパク質を取るのが難しい場合は、プロテインで取るのもおすすめです。もちろん栄養バランスが偏ってはいけないので、野菜でビタミンを取ったり、炭水化物でエネルギーを取るのも忘れずに!また2枚爪や爪の欠けを防ぐには、爪切りだけではなく爪やすりも一緒に使いましょう。爪切りで爪を切ると、爪の断面はギザギザになってしまいます。そして爪先にものが当たると、刺激によってギザギザになった断面にスキマができ、最終的に爪が割れたり、欠けてしまうのです。爪を切って短くしたい場合は、切ったあとに爪やすりでやすって、断面をなめらかにしておきましょう!
自爪でも綺麗な手元にするには
顔や髪と同じで、好印象を与える綺麗な手元にするためには保湿が大切です。爪周りにはオイルを塗って保湿し、さらにハンドクリームを塗ることでカサカサしない指先になります。また、使うオイルやクリームが肌に合っていることと、こまめに塗り直すことが重要です。特に手洗いをした後、入浴後、就寝前はしっかりとオイルとクリームを塗ることで、乾燥しやすい手元を保湿できます。また、爪には甘皮が付くのですが、付いた状態でマニキュアをすると、根元がカタカタしてしまいます。マニキュアを塗る前に甘皮を除去すると綺麗に仕上がりますよ。やり方はキューティクルリムーバーを使って甘皮を柔らかくして、プッシャーを使って押し上げ、ニッパーでカットするのがおすすめです。
●甘皮除去に必要なもの
・キューティクルリムーバー
ハケで甘皮に塗りやすく、リーズナブルな価格なのでこれから甘皮ケアを始める初心者さんにもおすすめ。塗ってから数分置くと柔らかくなります。
ドライケアで手軽にキューティクルケアしたい方におすすめ。乾いた状態で垂らして、少し待てば甘皮が柔らかかくなるので押し上げがしやすくなります。
・メタルプッシャーとキューティクルニッパー
メタルプッシャーで柔らかくなった甘皮を押し上げて、ニッパーを使って取り除きます。ニッパーは、刃の角度を間違うと皮膚を切ってしまうのでカーブに沿って動かすようにしてください。
・プッシャーペンも便利
セルフで行うネイルケアでは、このようなセラミック製のプッシャーを使うのもおすすめです。セラミック部分からオイルがしみ出るので皮膚を傷つけずに甘皮除去ができます。
●ケアの後は保湿
・ネイルオイル(キューティクルオイル)
マニキュアのように使えるので塗りやすい。ラフランスの香り付きでリフレッシュにもなります。スクワランオイルが皮膚に浸透し、水分の蒸発を防ぐのでしっとりします。
スポイトタイプ。ささくれや二枚爪でお悩みの方にもおすすめ。高保湿で甘皮のしっとり感が持続します。ベタベタせず、スッと肌に馴染むので使いやすい。
持ち運びもしやすいボトルタイプ。ベルガモットと柑橘系のさっぱりした香りです。爪が割れやすい人や、指先がガサガサしやすい方にもおすすめです。
ネイルケアをしたら、保湿をしっかりして綺麗な指先を保ちましょう。