ネイルサロンに行くと、ほとんどのネイリストが必ずマスクをつけています。
それはなぜだと思いますか?
では、セルフネイルをしている時はどうでしょう。
やはりセルフでもマスクはした方がいいのでしょうか?
実は、セルフネイルの際もマスクはしておいた方が良いのです!
今回は、ネイリストがマスクをしている理由と、セルフネイルもマスクをした方が良い理由をお伝えします。
ネイリストが常にマスクを付けている理由
誰でも気軽に始められるジェルネイル。
ハンドメイド作品のように、セルフネイルをすることが趣味になっている方も多いのではないでしょうか。
そんなジェルネイルに関するプロであるネイリストは、お客さんに施術をする時はマスクをつけます。
また、練習中やネイルチップ作成時、店内の清掃時もマスクをつけています。
つまりネイリストはサロンで働いている間中、マスクをし続けているのです。
何故ネイリストはマスクをしているのでしょうか?
ネイリストがマスクをする理由
ネイルサロンにいるネイリストが常にマスクをしている理由をお伝えします。
■爪やジェル、アクリルのダスト(削りカス)の吸い込み防止
集塵機や空気清浄機を使っていても、施術中は爪やジェル、アクリルのダストが大量に出てきますし、空気中に舞ってしまいます。
ネイルに限らず、人がダストや粉塵を吸い込んでしまうと、肺に溜まってしまい排出できないせいで、様々な健康被害が懸念されます。
■溶剤のニオイを直接嗅がないようにするため
ジェルやマニキュアを落とすアセトンや、アクリルネイルを楽しむためのアクリルリキッドには、強烈なニオイがあります。
施術中にニオイを嗅ぎ続けたり、近い距離で嗅いでしまうと、「目の傷み」「頭痛」「めまい」「吐き気」などの症状が出てしまうかもしれません。
ネイルサロンでは室内換気を徹底し、空気清浄機をつけて、ニオイが気にならない空間を作っているところがほとんどですが、ネイリストは至近距離で溶剤を扱っています。
マスクはニオイの吸い込みを防ぐためにもなるのです。
■ツバが飛ぶのを防いだり、口臭エチケットのため
ネイルサロンに来るお客さんとのおしゃべりは、ネイリストとしても楽しいひとときです。
会話をすることで、そのお客さんのデザイン・カラーの好みや、ライフスタイル、爪のお悩みも聞くことができます。
しかしおしゃべり中はツバが飛んでしまったり、口臭が気になることも。
ネイリストは、お客さんに不快な思いをさせないためのエチケットとしてマスクをつけている面もあります。
マスクをつけることは、お客さんのためでもあり、ネイリスト自身がダストやニオイから身を守るためでもあるのです。
セルフネイルもマスクは必要
セルフネイルをしている時にマスクは必要なのでしょうか?
結論から言うと、
「セルフネイルでもマスクをつけたほうが【絶対に良い】」です。
理由は、マスクをつけることによって、ダストの吸い込みや、溶剤のニオイを嗅いでしまうのを防げるからです。
では、詳しく見ていきましょう!
ネイルダストは吸い込まないように注意する必要あり
繰り返しになりますが、ネイル中に出るダストはとても細かい粉塵です。
ネイルに限らずですが、どんなものでも人が粉塵を吸い込んでしまうのは、様々な健康被害が懸念されます。
さらにネイルダストを吸い込んでしまうせいで、指や肌のあれ、喉の痛み、呼吸しづらくなるなどのアレルギー症状を引き起こす可能性もあるのです。
一度アレルギーになってしまうと、ダストが出るたびにアレルギー症状も出やすくなるので、ジェルネイルが続けられなくなることも・・・。
セルフネイルをする時も可能な限りダストの吸い込みは防いだほうが安心です。
ジェルネイルを長く続けるためにも、マスクをつけながらセルフネイルをしましょう。
ネイルダストの注意点
前述の通り、ネイルダストは決して身体に良いものではありません。
しかしネイルをすれば、爪やジェル、アクリルなどのとても細かいダスが空気中に舞ってしまいます。
セルフネイル中は、
・窓を開ける
・換気扇や空気清浄機をつける
ようにして、
室内の換気を徹底しましょう!
そしてセルフネイル後は、
必ず手を洗ってください。
そうすることで、皮膚にダストが残ってしまうのを防げます。
服や家具についたダストもブラシや粘着クリーナーで落とすことがおすすめです。
また、カーペットや床は掃除機をかけて、ダストをしっかり除去しましょう!
まとめ
セルフネイルの場合、ネイルサロンほどのダストは出ないです。
そのため、ついついマスクをしないでネイルをしている人も多いと思います。
しかし目には見えていなくても、ダストは必ず部屋中を舞っています。
身体に有害である可能性があるものは、できるだけ吸わないに越したことはありませんよね。
セルフでネイルを行う時も、できるだけマスクはするようにしましょう!