ルースキューティクルとは?甘皮との違いやケア方法を解説 | ネイル女子

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最近「育爪」という言葉をよく聞くようになりました。
爪をお洒落に着飾る事よりも、爪から美しい形にしていくことに注目が集まっていますね。

爪を育てるためにさらにキーワードとして、「ネイルケア」という言葉が出てくると思います。
ネイルケアは、爪の生え際の部分を綺麗に整える事。

なにをどうしていくと綺麗にできるのでしょうか?
この記事では、ルースキューティクルとは何か?
甘皮ケアのやり方や、サロンとセルフの違いなどをお伝えしていきますね。

ルースキューティクルとは?

甘皮ケアをしている爪のアップ

ルースキューティクルって、よく聞くけど一体どれがそうなの?
わからない人のために画像をご用意してみましたよ。

ルースキューティクルの解説写真

爪の根本に薄く白っぽい線が張り付いているのが見えますか?
それがルースキューティクルです。

ルースキューティクルは、甘皮とは違い、お湯に付ければふわっとふやけて、押しあがりやすくなるくらい薄いです。
ルースキューティクル=爪の根元にくっついている薄い膜 と覚えましょう。

甘皮とルースキューティクルの違い

甘皮とルースキューティクルの違い

甘皮とルースキューティクルは全く別物です。
ルースキューティクルは、爪や指が乾燥している人のほうが見つけやすいかもしれません。

ルースキューティクルと甘皮の境目がわかりやすい写真

こういう感じの人のほうが、「あー、こういうのあるある!」と思うかも。
このタイプがほとんどの人にある感じですね。

よーく見ないと、ルースキューティクルの場所は見つけづらいです。

自分の爪とにらめっこしてみて、どれが甘皮でどれがルースキューティクルか見えてきましたか?

そもそも、甘皮は、セルフではあまりいじらないほうがいい場所です。
なぜなら・・・

間違ったセルフネイルケアで乾燥した爪と甘皮

こんな状態になりがちなのです。

間違ったセルフの甘皮ケアを繰り返すと、自爪がこんな状態になってしまうかもしれません。

乾燥で甘皮が剥がれた様子

Aの乾燥しちゃっているのは、どんな時でもいえる事ですが、保湿が大事なんです。

いつも言ってるけど…もう一度言います。

保湿しないとだめですよ。

キューティクルオイル(ネイルオイル)をしっかり使ってくださいね。
保湿で整う事ってかなり多くあるんですよ。

甘皮を力強く押し上げてしまい炎症が起きている

Bに関しては、セルフでいじりすぎてる人に多い症状です。
さらに、ケア中じゃなくても無意識でいじいじ触ってる人や、セルフケアじゃなくても、噛み癖がある人にも見られがちの状態です。

プッシャーで圧がかかりすぎてネイルベッドにデコボコができている

Cに関しては、力加減が強くかかりすぎているとき。
あとは、凹んでいるときが体調崩してた時期というのも関係しています。

この写真の場合だと、根元部分が腫れあがり、甘皮もなくなっていて、爪との間に隙間が出来ているので、爪の根本をいじりすぎてるな??という見立てです。

このようにサロンでは、ケアしている時間で色んなカウンセリングもします。







セルフでルースキューティクルのケアのやり方

最近では、ケア重視のサロンも昔のように増えて来ていますが、近所にネイルケアしてくれるサロンがない人は、セルフでケアしたいですよね。

まずはセルフケアの極意をご紹介します。

セルフの場合は、押し上げ過ぎないこと
セルフの場合は、切りすぎないこと
セルフの場合は、まずは保湿をしてみること

どういうことか?
そう、甘皮ケアやルースキューティクルケアは、やり過ぎたら悪化するだけ。

プロ向けや、プロになりたい人向けの動画なども沢山ありますが、知識がない人がやろうとすると危険です。

例えば、利き手を手入れしたいときに切りすぎて怪我しちゃう可能性があります。
感覚を掴むまでってかなり大変なんです。
プロでもネイルケアが苦手な人が実は多いくらいですから・・・。

では、初心者はどうやってルースキューティクルをケアすればいいのか、しっかり伝授していきますね。

必要なもの

セルフでルースキューティクルケアをする時に必要なものは、

  • キューティクルプッシャー
  • 綿棒
  • ネイルオイル(キューティクルオイル)

この3つです。

まずは、甘皮を押し上げたいですよね。
でもグイっと勢い付けるのは絶対にNGなので、爪に優しいもので押し上げましょう。

セルフ向け甘皮プッシャーの種類

最近ではどんなのが店頭にあるのかな?と、プッシャーを探してみました。

ピンクのプッシャーはストーンタイプで、すでにオイルが含まれている優れものもありました!
しかし、いざ使ってみると、ストーンが思いのほかザラザラしてます。

慣れている人なら使ってもいいと思うけど、慣れていない人はシリコンタイプの先端がついたプッシャーを使った方が良いですよ。

グレーのプッシャーは100円ショップで売られてました。
シリコンタイプのプッシャーですが、カッター付きです。

このカッター部分は危ないので使うのはオススメしません。
(ごめんなさい、生産者の方…)

Amazonで良さそうなのを見つけたので、こちらをポチって見るものアリです。

初めての方には絶対、シリコンで出来たプッシャーがオススメです。

そして、硬い甘皮がペロンと出てきたときに、「切っちゃダメ!」と言われても気になるのもとってもわかります。

今回一押しなものがササキュアです。

ササキュアの商品パッケージ

これはとっても優れもの。
光という理美容業界だと有名な会社(ハサミとか、ニッパーとか作ってます)と、ネイル業界のスーパーレジェンドの先生がコラボして
セルフ向けに安全で使いやすいニッパーを作ったんです。

ササキュアの使い方

こちらも取り寄せして使い心地を確認してみましたが、これなら切りすぎ防止にもなるし、便利です。

ちょうど、業界10年の大手問屋、営業担当の男の子が来てたんですけど、「これ、いいですよね!プレゼントとかにもアリですよね。僕これ愛用してます」って。
流石、美容業界の営業くん。
知らない間に美意識高い男の子になってました(笑)

ネイリストが使う形のニッパーは、切りすぎてしまう可能性があり、セルフさんにはとても危険です。
ササキュアで挟める場所までしかカットしない。
ささくれ、小爪にもオススメです。

あとは、オイルと綿棒をご用意ください。

1.お風呂やフィンガーボウルで甘皮をふやかす

ルースキューティクルをふやかすためにフィンガーボウルに入れる

まず、甘皮をふやかしたいので、ケアはお風呂上りがオススメです。
しっかりバスタブに入って甘皮をふやかしてあげましょう。

フィンガーボウルにお風呂くらいの温度のお湯を入れて、ふやかしてももちろんOKです。

2.プッシャーで優しく押し上げる

キューティクルプッシャーの使い方

ふやけたら、シリコンプッシャーで優しく押し上げる。
この時力を入れすぎない事。
まずはまっすぐ。

写真はストーンタイプを使用していますが、是非皆さんはシリコンタイプでやってみてください。

キューティクルプッシャーでサイドの甘皮も押し上げる

サイドにもルースキューティクルはくっついていますので、横もしっかり押し上げます。

くるくると先端で回すようにプッシャーを使う

爪の上を滑らすくらいの力で。
無理やり押し上げないでくださいね。
爪の根本が腫れあがって、凸凹の爪が生えてきちゃいますよ・・・!

3.ネイルオイルと綿棒でルースキューティクルを取り除く

綿棒を持つ指先

綿棒にネイルオイルを付けて、甘皮付近に付着しているルースキューティクルのカスを取ります。
この時は、プッシャーでくるくるした時のような動きで除去していきましょう。

これで、完成ですが…
ペロンと気になるところがあれば、ササキュアで挟んでカットしましょう。

その時に、一気に大きくパチンとカットするのではなく、ほんの少しずつカットしてくださいね。

4.気になるルースキューティクルやささくれを取り除く

指先にルースキューティクルやささくれが残り荒れている状態

爪のコンディションは、人それぞれだし、同じ手でも指によって違うし。
さらには、同じ爪の中でも左右で違うもの。

だから、やり方も「これでやってください!」という1つの方法だけでは無いんです。

また、甘皮をしっかりふやかした方が良い時は、キューティクルリムーバーというのも使ったりします。
ただし、キューティクルリムーバーはカチカチの甘皮じゃないときには強すぎる成分だったりします。

乾燥によって甘皮や指が荒れている

ちなみに、コーナー部分はチョキチョキする時に、10回で進むくらい細かく動かすと綺麗にカット出来ますよ。
そのくらい細かくカットしていくことが、綺麗に仕上がるポイントです。

一気にパチンとカットしたくなっちゃいますよね、その気持ちもわかります。
だけど、雑に工程を進めてしまうと、やはり雑な仕上がりになるもの。

焦らず、ゆっくりリラックスしながら行ってくださいね。

ネイルサロンで甘皮ケアはできる?

ネイルサロンで甘皮ケアをした状態の手元

もちろんできます!

すでに手荒れしてしまっていたり、乾燥が酷い状態だと、ささくれ、小爪、硬めの甘皮が、同じ爪でも左右で状況が違うこともあります。

こういう時のお手入れは、自分でやらずにサロンに来てほしいですね。
サロンでのネイルケアは、セルフと全く違う仕上がりになりますよ。

甘皮処理の仕上がりも違うし、乾燥した皮膚の保湿ケアなども充実しているサロンが多いと思います。

ただし、ジェルネイルのみのサロンもあって、ケアをしていないサロンもあるので、メニューの中に「ウォーターケア」「ハンドケア」「甘皮処理」というキーワードがあるサロンに行ってみてください。
ドライケアはまた別の物なので、気を付けてくださいね。

ネイルサロンの甘皮ケアメニューの内容

ネイルサロンで甘皮ケアをした後のビフォーアフター

当サロンの場合は、甘皮ケアは全て「ウォーターケア」で、ハンドマッサージのコースもあれば、ポリッシュのコースもあります。

また、スペシャルコースとして、スクラブケア、肘下からのお手入れ、パラフィンパックもついているものも用意しています。

大体、時間としては通常のハンドマッサージのコースであれば、甘皮ケアも込みで30分から40分くらいで完了。
お値段も5,000円以下です。

爪まわりのエステのような感覚で、状態を整えたい方も多いので、通いやすい価格と多忙な人にも嬉しい施術時間でご案内しています。

ネイルサロンでネイルケアをしたきれいな手元

爪まわりがくっきりするのって気持ち良いですよね。
だから、おうちでも出来たら最高!と思ってプロと同じ仕上がりを求めてしまいがち。
甘皮ケアって、ネイリストでも基本の技術なのですが、実は一番難しい技術なんです。

セルフの甘皮ケアやルースキューティクルのケアは、絶対にやり過ぎは禁物です。

ルースキューティクルは、カットをメインで考えるよりは、オイルをこまめに使ってあげるのも効果的ですよ。
14mlくらいのボトルサイズのキューティクルオイルだったら、1か月~1か月半で使い切るくらいがオススメです。

アートを得意とするネイリストさんにも憧れちゃうけど、爪から綺麗にしてくれるネイリストさんも素敵ですよね。

プロのケアと、セルフで出来るケアは違うので、不安な方は一度お近くのサロンに行ってみてくださいね。

キューティクルケアの練習用グッズ「ケアトレ」

ネイリストを目指す人向けに。人工甘皮の練習グッズです。

まとめ

頬に手を添える女性

爪って、6か月くらいで生え変わるんです。
その間に、こまめに保湿しているだけでも爪の状態が変わります。

甘皮が気になる方は、お湯でしっかりふやかしてから、優しく押し上げて、細かくカットして仕上げます。
仕上げに必ずオイルをつけてあげることがポイントです。

保湿の癖がつくだけで、爪が欠けなくなったりします。
縦長にもなってきます。

YouTubeなどで、プロが、プロになりたい人向けの動画がよくあります。
セルフ向けと言いながらも、「こんなの出来ないよ・・・」という内容のほぼプロ向けも沢山あります。

情報が多い世の中だから、迷っちゃうことも沢山あると思いますが…
甘皮ケアやルースキューティクルケアは、絶対にやり過ぎ注意です!

ケアの施術で「痛い」と感じることはありません。

一度腫れるような仕上がりになると、それが癖になり悪化してくことがありますのでご注意ください。

そして、行うタイミングはセルフであれば1か月に1度くらいで行って下さいね。
サロンの場合は人によりますが2週間に1度ペースがオススメです。

それでは皆さん、指先美人をめざしてくださいね♪

love,mayu







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