最近話題のマグネットネイル。独特な光を放つあのアート、あれって一体どうなっているの?と思ったことありませんか?
角度によって光のラインが動いたり、ジュワ~とした質感の何とも言えないグラデーションが浮かび上がったりと、幻想的でとても綺麗ですよね。
磁石でアーティスティックな模様が簡単にできるので、セルフネイルにもぴったりです。
この記事では、マグネットネイルとはどんなものなのか、セルフでのやり方や、人気デザインをご紹介します!
ソークオフジェルとは
ジェルネイルに使用されるジェルはソークオフジェルとハードジェルの2種類があります。
まずはソークオフジェルとはどんなジェルなのかと、ハードジェルとの違いを知っていただきます。
特徴はアセトンでオフできること
ソークオフジェルの最大の特徴はアセトンと呼ばれる溶剤(ジェルリムーバー)に溶けるということです。
アセトンでベースジェルを溶かしてオフできるので自爪を削ってしまうということが少なく、自爪への負担を減らしてジェルを楽しめます。
ジェルオフ時の削りが苦手な初心者の方に向いているジェルです。
また、硬化した後の硬さもハードジェルよりは若干柔らかいのでフィット感が良いことも特徴として上げられます。
ハードジェルとの違い
ソークオフジェルとハードジェルの違いはアセトンで溶けるかどうかです。
ハードジェルはアセトンに溶けないのでジェルオフの際はすべて削らなければなりません。
ソークオフジェルが商品として幅広く取り扱われるようになる前はネイルサロンでもよく使用されていましたが、現在は長さ出しや厚み出しなどの一部の施術で使用されています。
ソークオフジェルがおすすめなのはこんな人!
ソークオフジェルがどんなジェルなのかわかっていただけたでしょうか?
ここでは、どんな人にソークオフジェルが向いているのかを紹介していきます。
自爪を薄くしないようにネイルしたい人
ソークオフジェルは自爪を傷めたり薄くしたりしないでジェルネイルしたい人にぴったりです。
ハードジェルは強度があったり透明度が高かったりといったメリットがありますが、ジェルオフをする際にすべて削り落とさなければならないというデメリットがあります。
このすべてを削り落とすという工程がネックで、自爪を傷めてしまう原因になりやすいです。
ソークオフジェルならばベースジェルはアセトンで溶かしてオフするので自爪を削ってしまって傷ませてしまうということがほぼありませんよ!
長さ出しをしないでネイルしたい人
ハードジェルは強度が高く、長さ出しや厚み出しに向いているジェルです。
逆に長さ出しをするわけでないならソークオフジェルで十分事足ります!
自爪の長さでジェルネイルを楽しみたい方はソークオフジェルを使いましょう。
セルフジェルネイルを楽しみたい人
ジェルオフがアセトンで溶かして簡単にできるという特徴から、ソークオフジェルはセルフジェルネイルにぴったりのジェルです。
また、100均やネット通販などでリーズナブルな価格で購入できる点もセルフジェルネイルにソークオフジェルをおすすめする理由の1つ。
カラーバリエーションも豊富なので好みのジェルがきっと見つかりますよ!
ソークオフジェルの使い方とオフ方法
ここからはソークオフジェルの使い方とオフの方法を解説していきます!
ソークオフジェルに必要なもの
セルフジェルネイルをするにあたって、必要になるアイテムをご紹介します。
施術をするのに最低限必要なものなので始める時に揃えてくださいね!
ちなみにほとんどのものが100均で販売されています。
初期費用を抑えられるので、メーカーにこだわりがないならとりあえず100均で揃えるのがおすすめです。
下準備で必要なもの
- エメリーボード(爪やすり)
- キューティクルリムーバー
- メタルプッシャー(ウッドスティックでもOK)
- キューティクルニッパー(なくてもOK)
- スポンジバッファー
- 消毒用エタノール
- キッチンペーパー
ジェルを塗る時に必要なもの
- ベースジェル
- トップジェル(ノンワイプがおすすめ)
- カラージェル
- ジェルブラシ(コンテナタイプのジェルの場合)
- 硬化用ライト(UV・LED併用がおすすめ)
ジェルを落とす時に必要なもの
- ネイルファイル(150G程度)
- アセトン(ジェルリムーバー)
- カットしたコットン
- カットしたアルミホイル
- メタルプッシャー
- ネイルオイル
ソークオフジェルのやり方
それではやり方を紹介していきます。
手順はハンドでもフットでも同じです。
1.下準備をする
まずはジェルを塗る前の下準備を行います。
下準備とはファイリング、甘皮処理、油分除去の3工程を指します。
詳しく見ていきましょう。
・ファイリング
ファイリングとは、エメリーボードで爪の長さと形を整えることです。
爪切りを使ってしまうとパチンという衝撃で自爪が割れたり欠けたりしてしまうことがあるので注意しましょう。
削る時は10本の長さと形のバランスが揃えることを意識してくださいね。
・甘皮処理
甘皮処理は爪にへばりついている薄い皮(甘皮)を除去することです。
キューティクルリムーバーを甘皮に塗布して、メタルプッシャーで押し上げてからキューティクルニッパーを使って除去します。ニッパーがない場合は、プッシャーで押し上げた後にウェットティッシュなどで爪を拭き上げればOKです。
・油分除去
油分除去とは自爪の油分と水分を拭き取る工程を指します。
消毒用エタノールをキッチンペーパーに染み込ませて自爪の表面を拭くだけという簡単な工程ですが、ジェルを長持ちさせるために重要なのでしっかりと行いましょう。
2.ベースジェルを塗る
まずは爪全体にベースジェルを塗ります。
ジェルは硬化するとほんの少しですが縮みます。そのため、エッジ(爪の厚み分)にもしっかりとジェルを塗って爪先をきっちりとカバーするようにしてくださいね。
ジェルを塗った後に表面を触りすぎず、少し待って表面がつるんとしたらライトで硬化しましょう。
ジェルにはセルフレベリングと呼ばれる性質があり、表面張力で自然に表面が平らになりますよ。
3.カラージェル塗る
次にカラージェルを塗ります。
カラージェルもエッジにしっかりと塗ることでキレイに仕上がります。
ホワイトの顔料が多めに入っているジェルは色ムラになりやすいのでセルフレベリングを上手く利用してください。
4.カラージェルを2度塗りする
カラージェルは2度塗りします。
1回目より少し多めのジェルをブラシに取り、ふわっと塗るイメージを持って塗るのがおすすめ。
とはいえジェルの量を多くしすぎるとはみ出すリスクは高いのでちょうどいい量を取れるようになりましょう。
5.ノンワイプトップジェルで仕上げる
最後にノンワイプトップジェルで爪全体をコートします。
トップジェルがしっかり塗れているかどうかで、仕上がりのツヤ感やキレイさが決まります。
透明なのでわかりにくいですが表面に凹凸ができないように塗りましょう。
よく確認してからライトで硬化します。
硬化後、表面や爪先を触ってみてベタつきやザラつきがなければ完成です。
ソークオフジェルのオフ方法
ジェルの下準備と塗り方を紹介しました。
セルフジェルネイルではオフする工程も必ずすることになるのでやり方を知っておきましょう。
1.ジェルの表面をネイルファイルで削る
まずはネイルファイルでジェルの表面を削ります。
削るのはトップジェルとカラージェルの層です。
ベースジェルは透明なので自爪との区別がつきにくいため、カラー部分がなくなったら削るのをストップするのが始めたての頃はおすすめです。
2.アセトンを染み込ませたコットンを爪に乗せる
アセトンをコットンにたっぷりと染み込ませて、爪の上に置きます。
コットンはあらかじめ爪より一回りくらい大きいサイズにカットしたものを10個用意していきましょう。
3.アルミホイルで指を巻いて15分ほど置く
コットンが爪の上からズレないように注意しながらアルミホイルで指を巻きます。
アセトンは蒸発するのを防ぐためにアルミホイルを巻くので、隙間ができないようにしてくださいね。
巻けたらアセトンをジェルに浸透させるために15分ほど時間を置きます。
4.プッシャーでジェルを落とす
15分ほど時間が経ったら1本ずつアルミホイルを外し、メタルプッシャーでジェルをこそぎ落としていきます。
落ちにくい場合は無理やりゴシゴシして落とすと自爪が傷ついてしまい、せっかくソークオフジェルを使っている意味がなくなってしまいます。
落ちにくい時は、もう1度コットンを爪に置いてアルミホイルを巻きましょう。
5.ネイルオイルで保湿する
オフが終わったらネイルオイルで爪と爪周りの皮膚を保湿してください。
ネイルサロンでは必ずジェルオフや付け替えの際に保湿を行うのですが、セルフネイルだと忘れやすいです。
使用するネイルオイルはどんなものでも大丈夫です。
安く済ませたいなら100均かスリーコインズで購入するのがおすすめですよ。
セルフにおすすめのソークオフジェル
最後にセルフネイラーさんにおすすめのベースジェル&トップジェルをご紹介します。
ネイリストが仕事で使用しているものとは異なりますが、コストパフォーマンスが良い製品なのでチェックしてみてくださいね。
TOMICCA ジェルネイル
透明度が高く、黄ばみにくいのが特徴のジェルです。
ベースジェルはサンディング不要なので自爪を一切傷つけることなくジェルを付けることができます。
ベースジェルとトップジェルとセットで2000円以下というリーズナブルな価格もポイント!
iro gel (イロジェル) ジェルネイル
高いツヤ感が魅力で拭き取りいらずのノンワイプトップジェルと、密着性の高いベースジェルのセット商品です。
初心者でも扱いやすいテクスチャーでセルフレベリングもしっかりしてくれます。
ジェルブラシ不要のボトルタイプなのでセルフジェルネイルをこれから始めたい方も手を出しやすいです。
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事では、ソークオフジェルの特徴や使い方、オフの仕方を紹介してきました。
ソークオフジェルについて、要点をまとめます!
- ソークオフジェルとはアセトンで溶かすことができるジェル
- フィット感が良く、自然なつけ心地
- 自爪を傷めにくく、オフしやすいのが魅力
- 種類豊富でリーズナブルな価格で手に入る
後半ではジェルを塗る前の下準備や塗り方、オフの方法もお伝えしました。
参考にしながらセルフジェルネイルを楽しんでみてくださいね!
他にもジェルの種類について知りたい方は、こちらの記事で紹介しています♪
https://www.nailjoshi.com/102891/