夏に人気のジェルネイルデザインの1つに「シェル」を使うものがあります。
シェルとは、貝殻を砕いたものに色を付けたパーツのことです。
さまざまな色があるシェルパーツは、100均のセリアなどでも売っているので気軽に手に入れることができます。
セルフネイルでも埋め込み方がわかれば簡単にシェルアートを取り入れられます!
今回の記事では、シェルの埋め込み方やシェルを使ったデザインについて紹介していきます。
よくある質問にもお答えしているので参考にしてくださいね。
ジェルネイルにシェルを埋め込む方法
ジェルネイルにシェルを埋め込む方法について紹介していきます。
シェルパーツは少し厚みがあるため、埋め込まないと表面がつるんと仕上がりません。
つるんとした表面に仕上げるために、正しい手順を覚えましょう!
1.カラージェルまでは普段通り仕上げる
カラージェルまでは普段通りに仕上げてください。
ジェル塗る前にはエメリーボードで爪の長さと形を整えます。
キューティクルリムーバーを使うかウォーターケアを行うかして甘皮除去を行い、消毒用エタノール(ジェルクリーナーでもOK)を使って油分除去もしっかり行いましょう。
2.ベースジェルなどのクリアジェルを爪に塗る
ベースジェルなどのクリアジェルをシェルを乗せたい部分に薄く塗ります。
ノンワイプトップジェルは未硬化ジェルが出ないため、ジェル同士の密着が弱まる可能性が考えられます。
そのため、ノンワイプトップジェルを最後の仕上げ以外で使用するのはおすすめできません。
3.サイズの大きいシェル→小さめのシェルの順で乗せる
ピンセットを使ってシェルを爪の上に乗せていきます。
この時、サイズの大きいシェルを先に乗せて配置を決め、後から小さめのシェルを隙間に乗せていきましょう。
この順番でシェルを乗せていくことでバランスが取りやすくなります。
4.配置のバランスを調整したら硬化する
シェルを乗せ終わったら、ウッドスティックや爪楊枝などで位置を微調整します。
最終的な配置が決まったらジェルネイルライトに手を入れてしっかりと硬化させましょう。
5.凹凸がある時は未硬化ジェルを拭き取ってから削る
硬化した後、すぐにトップジェルで仕上げてしまうと凹凸のある仕上がりになってしまうのでここから一手間加えていきます。
まずは表面の未硬化ジェルを消毒用エタノールを染み込ませたキッチンペーパーで拭き取ります。
それから180G程度の目の粗さのネイルファイルで表面が滑らかになるように軽く削りましょう。
削りすぎるとシェル特有の輝きがなくなってしまうので優しく軽く削ってくださいね。
削ったらダストブラシで削りかすをよく払います。
6.トップジェルで隙間をしっかり埋め込みする
トップジェル(クリアジェルなら何でもOK)でシェルの隙間を埋めていきます。
真上からだけでなく、横からや爪先側からも凹凸になっていないかよく確認し、ライトで硬化します。
7.爪全体をトップジェルでコーティングして完成
最後にトップジェルで爪全体をコーティングしてライトで硬化しましょう。
硬化後、表面にざらつきやベタつきがなければ、これでシェルネイルの完成です。
シェルを使ったネイルデザインを紹介
シェルの埋め込み方はわかっていただけたでしょうか?
この項目ではシェルパーツを使ったネイルデザインを紹介していきます。
シェルで全面埋め尽くし
夏ネイルにピッタリのデザインがシェルの埋め尽くしネイルです。
ベースカラーを塗らずに、クリアネイルにシェルを敷き詰めて並べるだけなので特別な技術はいりません。
取れないようにしっかりとジェルで埋め込むことが大切になります。
フットネイルの親指アートにも人気です!
ニュアンスネイルのアクセントに
2~3色のタイダイやマーブルで塗ったカラージェルの上にシェルを乗せるデザインは個性的な仕上がりになります。
ミラーアートや箔、ホログラムを合わせるのも華やかになりますよ!
立体的な雰囲気に仕上げたい時はシェルの上にアイシングジェルを盛って埋め込んで硬化しましょう。
フレンチ風にシェルを並べる
シェルパーツを爪先に並べてフレンチ風に仕上げるのも上品でおしゃれです。
フレンチラインになるようにするにはシェルの乗せ方が少し難しいですが、小さめのパーツを選んでフレンチラインになるように並べていきましょう。
ジェルネイルにパーツを付ける方法
シェルの埋め込み方を知っておくと、他のパーツ(例えばドライフラワーやホログラム、オーロラなど)を埋め込む時にも応用できますよ。
ここではさらに、さまざまなネイルパーツの付け方を紹介していきます。
ホイルや箔
ホイルや箔を付ける時は未硬化ジェルを利用するか、ホイルジェルを使用します。
しっかりとホイルや箔を付けたい場合にはホイルジェルを使ってください。
ニュアンスネイルなどでちょんちょんとアクセント程度に付けたい時は未硬化ジェルを利用すればOK!
ホイルや箔を付けたい部分に押し付けてピンセットやシリコンブラシで擦れば付けることができます。
小さめのストーンやスタッズ
小さめのストーンやスタッズはクリアジェルを塗った後にピンセットを使って配置し、硬化した後にトップジェルで埋め込めばOKです。
サラッとした粘度の少ないトップジェルだと埋め込みが上手くいかないのでアイシングジェルを使用するのがおすすめ!
アイシングジェルはパーツの埋め込みだけでなく、ミラーネイルやぷっくりアートにも使用できるので1つ持っておくとセルフジェルネイルでできるアートの幅が広がりますよ。
ビジューや大きなパーツ
Vカットストーンや蝶々パーツなどの大きなパーツを付ける時はビジュージェルを使用します。
アイシングジェルでもVカットストーンならなんとか対応できますが、爪からはみ出すようなサイズのパーツを付ける時は専用のビジュージェルを使うことをおすすめします。
ビジュージェルを爪に乗せ、パーツを置いたら、ライトをしっかりと当てて硬化します。
その後、ライナーブラシなどを使って隙間を埋めるようにジェルを塗ります。
ジェルが皮膚につかないように注意しましょう、
他の付け方として、もしネイルマシンをお持ちの場合は、平らになっているパーツの裏面を少し削って、爪表面の曲線に合わせてあげるのも取れにくくなるのでやってみてください!
くれぐれも怪我をしないように注意しながらマシンをかけてくださいね。
ジェルネイルで爪が薄くなる原因
シェルのアートに関してよくある質問に回答していきます!
オフはどうやってやるの?
シェルを使った場合もオフの方法は同じです。
ジェルをカラージェルまで削ってジェルリムーバーを染み込ませたコットンを爪に置いてアルミホイルを巻く方法でオフします。
シェルを乗せている場合、シェルを削るのがかなり大変なので、180Gよりも目の粗い100~150Gのネイルファイルを用意しておくと良いでしょう。
もしくはネイルマシンがあると削りがスピーディーにできるので便利です。
ネイルマシンの使い方に関してはこちらの記事で詳しく紹介しています。
https://www.nailjoshi.com/57391/
ポリッシュにもシェルは使える?
ポリッシュ(マニキュア)でもシェルパーツを付けることが可能です!
付け方はジェルとは違って、ネイルグルーを使用します。
シェルパーツにネイルグルーを少量つけ、ピンセットを使って爪に置きます。
ネイルグルーを乾かしてから、トップコートを塗れば完成です。
ジェルと違ってポリッシュの場合は埋め込む工程は不要ですが、その分取れやすくはなるので注意しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事では、シェルネイルのやり方について紹介してきました。
シェルを埋め込んで爪表面をつるんとさせたい時は、少し削って表面を滑らかに整えてからトップジェルで仕上げるのがおすすめです。
シェルはカラーを選べば夏以外にも活躍するパーツなのでぜひ取り入れてみてくださいね。