最近はレジンを使ってオリジナルアクセサリーをつくる、レジンクラフトが人気ですよね。
レジンクラフトはジェルネイルと使うアイテムが似ていて、固める時もライトを使いますし、同じものと考えている方も多いのではないでしょうか。
今回はレジンとジェルネイルの違いについて、詳しく解説していきます。
使い方の注意点なども解説していきますので、是非参考にしてくださいね。
レジンとジェルネイルは混ぜて使ってもいいの?
使うアイテムもやり方も似ているレジンクラフトとジェルネイル。
成分も似ているところもありますが、同じ目的で作られているわけではないため、混ぜて使うのはおすすめできません。
その理由について詳しく解説していきます。
レジン液をネイルに使うのは絶対にNG!
レジン液はネイル用のジェルと非常によく似ていますが、別物だと認識しておきましょう。
そのため、レジン液をジェルネイルとして自爪に塗るのはNGです。
ジェルネイルで最初に塗るベースジェルは、人体に直接付けることから『化粧品』として登録されています。
化粧品は基本的に『厚生労働省から認められた成分』を使用しているため、安全性が高いアイテムになります。
一方レジン液は化粧品ではなく雑貨扱いで、自爪に使うとトラブルが起ってしまう可能性が否めないため、使わないよう注意しましょう。
レジン液をネイルに使うのは絶対にNG!
ジェルネイルとレジン液は、中身の成分が微妙に違います。
細かい成分が違うことで、
- 色がキレイに混ざらない
- 硬化不良が起こりしっかり固まらない
- 気泡が入りやすい
- 透明感が出ず濁りや曇りが起こる
など、トラブルが起こってしまう可能性が!
レジンクラフトを作成する際は、ジェルネイルとレジン液を直接混ぜて使わないよう気をつけましょう。
硬化したレジンにジェルネイルで着色はOK!
硬化前のレジン液と混ぜ合わせることはNGですが、硬化後にカラージェルで着色するのは問題ありません。
レジン液で基礎の土台を作った後、カラージェルで色を着けたり、ラメやホログラムを使って輝きを追加するなどは、ハンドメイド作家さんもよく使っている技法です。
レジン液とネイル用ジェルを上手に使ってオリジナルアクセサリーを作るのも楽しいかもしれませんね!
レジン液とジェルネイルの違いとは?
レジン液とジェルネイルの違いに付いて、もっと深掘りしていきましょう。
ジェルネイルの成分と使い方
ジェルネイルとレジン液の成分は重複しているものもありますが、ジェルネイルは基本的に爪に使うため、化粧品登録されたものが多いです。
(中には雑貨扱いのものもあります)
ネイル用のジェルは硬化熱が抑えられていたり、アレルギーが出にくい成分など、安全性をより重要視しているといった特徴があります。
レジン液の成分と使い方
レジン液はクラフト用に使われることが多いため、化粧品ではなく雑貨扱いです。
雑貨のジェルネイルもありますが、自爪に直接塗るベースジェルはほとんど化粧品登録されています。
雑貨扱いのものが危険なわけではありませんが、化粧品の方がより安全と言えます。
トラブルが起こってしまう可能性が少なからずありますので、レジン液はアクセサリーや小物作りなど、クラフト作品の作成に使いましょう。
UVライト・LEDライトはレジンでもジェルネイルでも使える?
レジンやジェルネイルを硬化する時に使うライトですが、兼用できることが多いです。
ライトについて詳しく解説していきます。
兼用できるレジン液やジェルネイルは多い!
レジン液もジェルネイルも『UVライト』か『LEDライト』で硬化します。
UVとLEDは波長が違うため、アイテムによってはどちらかの波長でしか固まらないものもありますが、基本的にレジン液でもジェルネイルでも固めることができます。
兼用できるため、セルフネイル用やレジンクラフト用など、ライトを分けなくても問題ありません。
UV-LEDライトがおすすめ
ライトにはUVライトとLEDライトがありますが、UVのみ対応のアイテムはLEDでは固まらず、反対も同じです。
そのため、両方の波長に対応している『UV-LED対応ライト』がおすすめです。
基本的にどのレジン液やジェルネイルでも使えるので、ライトを購入する際はUV-LED対応ライトを選ぶと良いでしょう。
メーカー非推奨だと固まらないことも
どのライトでも基本的には固まりますが、できればメーカー推奨のライトを使用するのがおすすめです。
同じように見えてもワット数やライトのチップ数の違いで、きちんと時間を守ってもしっかり固まらない、ツヤ感がなくなってしまった、など不具合が起こる可能性があります。
レジン液でもジェルネイルでも、メーカーが推奨しているものをきちんと確認してから購入しましょう。
まとめ
ジェルネイルとレジン液は非常によく似ていますが、『自爪に使えるもの』と『自爪以外に使うもの』に分けられます。
直接混ぜて使うことはNGですが、硬化した後の色付けやホログラムを足すなど、正しい使い方で使えばクラフト作品をより魅力的にすることができますよね。
ただし、アレルギーが出る可能性が少なからずあるため、どちらも液体の状態で皮膚に直接触れない様気をつける必要があります。
上手に使ってレジンクラフトもジェルネイルも楽しんでくださいね。
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