気軽に1日だけ素敵なネイルを楽しめるネイルチップ。
「ネイルチップのサイズの選び方ってどうすればいいの?」
「気になるけれど自爪のサイズの測り方がわからない」
このような悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際、ネイルチップのサイズ選びはナチュラルに見えるようにするためにも大切なポイントです!
今回の記事では、ネイルチップのサイズの選び方や、自爪の測り方について紹介していきます。
また、取れにくい付け方についてもご紹介するので参考にしてみてくださいね。
ネイルチップの購入前に!サイズの選び方
まずはネイルチップの購入前に知っておきたいネイルチップのサイズの種類や、自爪のサイズの測り方についてお話していきます。
ネイルチップは0~10までのサイズがある!
ネイルチップのサイズは0から10までの番号で分けられています。
小さい番号ほどネイルチップのサイズが大きく、番号が大きくなるにつれてネイルチップのサイズは小さくなります。
同じ番号のネイルチップでも種類やメーカーによって幅や長さ・爪の形などのサイズが違うこともあるので、購入の際には注意が必要です。
自爪のサイズを測っておく
サイズは11種類あることがわかりましたが、どのように自分の爪に合ったサイズを探せばいいのかわかりませんよね。
自爪のサイズの測り方を3パターンご紹介していきます。
柔らかい素材のメジャーで測る
爪のサイズは裁縫用などの柔らかい素材のメジャーで測定することができます。
メジャーを爪のカーブに沿わせてあて、両方の爪と皮膚の境目の横幅が一番広い部分を測りましょう。
文房具のプラスチックや金属でできた定規などは爪のカーブに沿うことができず、正確に測れないので爪の計測には不向きです。
メジャーがない時はマスキングテープを使おう
柔らかい素材のメジャーがない場合はマスキングテープやセロハンテープなどで測ることもできます。
マスキングテープを適度な長さにカットし、測りたい爪のカーブにしっかり沿わせて貼ります。
爪と皮膚との境目で、爪の横幅が一番広い部分2か所にボールペンなどでしるしをつけましょう。
マスキングテープを剝がしたら平らなところにまっすぐ貼り付け、つけたしるしの幅を定規で測定したものが爪のカーブに沿った横幅となります。
サイズ確認用ネイルチップを使う
こちらの方法はネイルチップ専門店やハンドメイドショップでネイルチップをオーダーメイド注文したり購入したりする場合に使える方法です。
専門店やハンドメイドショップでは、事前にサイズ確認用のネイルチップを無料で送ってもらうことができることが多いです。
選ぶ時は自爪より少し大きめのサイズ!
ネイルチップはストレスポイント(爪のピンクと白の境目が爪の両端に接している部分)までしっかり覆われていることが大事です。
そのため選ぶ時はぴったりサイズのものよりも自爪より少し大きめのサイズを選ぶことが大切です。
小さめのチップだと衝撃で外れやすくなることもあるので、ネイルチップを装着するときは爪より一回り大きいサイズのチップを選びましょう。
大きすぎる部分は削ることで微調整することができます。
実際に販売されているものと同じネイルチップを自爪に当ててサイズを確かめられるので安心ですよ!
自爪にぴったりにするサイズの合わせ方
ネイルチップのサイズの合わせ方にも実は少しコツがあります。
正しいサイズの合わせ方をすることで持ちの良さや仕上がりにも関係してくるので、是非知っておくといいでしょう。
横幅や根元のカーブを削って微調整する
ネイルチップの根元と自爪の根元の形が合っていない場合、甘皮を押し上げてキューティクルラインを整えることでチップの形が合いやすくなります。
それでも根元の形が合わない場合はネイルファイルでチップを削り、自爪の根元の形に合わせましょう。
ネイルファイルは目が粗すぎるものを使うと削りの衝撃でネイルチップに負担がかかり割れや欠けの原因となることもあるので、180グリッド以上のものを使うことをおすすめします。
用意するもの
- ネイルファイル
- スポンジバッファー
- トップコート
削ってサイズと形を調節しよう
まずはネイルファイルを使ってネイルチップを削って形を整えます。
削った後はスポンジバッファーでやさしく整えましょう。
スポンジバッファーとはいえ力を入れすぎると必要以上に削れてしまうこともあるので注意してください。
ネイルファイルで削った部分がなめらかで引っ掛かりがないようになれば大丈夫です。
必要に応じてトップコートでコーティングします。
ネイルチップの形が整ったら必要に応じてトップコートでコーティングするとよいでしょう。
トップコートを塗ることでネイルチップを保護し、ツヤを与え色合いもよく見えます。
ネイルチップを付ける前の準備
ネイルチップを付ける前には下準備が必要です。
この準備をしっかり行うことで、ネイルチップの持ちが良くなり、見栄えも美しくなります。
爪の長さを短めに整える
まずは自爪がネイルチップからはみ出ないように、エメリーボードで自爪の長さを短めに整えましょう。
爪先の形も尖った形に整えるよりは、丸めの形にするのがおすすめです。
甘皮処理をする
次に甘皮処理を行います。
自爪に甘皮が残っていると、ネイルチップの持ちが悪くなるだけでなく、見栄えもパッとしなくなることが多いです。
ここでは甘皮処理の簡単なやり方をご紹介します。
必要なもの
- 40度くらいのぬるま湯
- 指先が入る容器
- タオルやキッチンペーパー
- 綿棒(コットンを巻いたウッドスティックでもOK)
甘皮ケアのやり方
まずは容器にぬるま湯を準備し、指先を浸けてください。
1~2分浸けることで甘皮がふやけて柔らかくなります。
タオルなどで水気を拭き取ってから、湿らせた綿棒を自爪の表面でくるくると動かしましょう。
こうすることで表面にへばりついている甘皮を絡め取ることができます。
ちなみに甘皮ケアはお風呂上がりに行うのもおすすめですよ!
油分除去する
甘皮ケアをし終わったら最後に油分除去を行います。
油分除去に使用するものは消毒用エタノールです。
コットンに消毒用エタノールを染み込ませて、自爪を表面を優しく拭き取ります。
油分除去もネイルチップの持ちを良くする上で大切な工程なのでしっかりと行ってくださいね。
ネイルチップの取れにくい付け方
ネイルチップを付ける準備が整ったら、いよいよ貼り付けていきましょう。
両面テープを使った取れにくい付け方を紹介していきます。
1.自爪に両面テープを貼り付ける
まずは自爪に両面テープを貼り付けます。
この時、接着面に触れてしまうと粘着力が弱くなってしまうのでピンセットを使用するのがおすすめです。
空気が入らないようにしっかりと貼り付けましょう。
2.ネイルチップを根元から合わせる
ネイルチップを貼り付けていきます。
根元のラインを合わせて空気が入らないように慎重に乗せましょう。
3.痛くない程度にぎゅっと押し付ける
ネイルチップを乗せられたら指の腹で痛くない程度にぎゅっと押し付けてしっかりと密着させましょう。
これでネイルチップがしっかり貼り付けられますよ!
ネイルチップの標準サイズ
ネイルチップにはいろんなサイズがありますが、どれくらいが標準サイズなのか知っていますか?
ここではネイルチップの標準サイズについて紹介していきます。
25468とは
25468とは親指から小指までのネイルチップのサイズを表していて、標準サイズとされることが多い組み合わせです。
親指は2番・人差し指5番・中指4番・薬指6番・小指は8番が一般的な日本人の爪のサイズと言われていますが、爪のサイズは個人差があるのでチップを選ぶ際は正確に測るのをおすすめします。
サイズ表が用意されている
ネイルチップ専門店やハンドメイドショップではサイズ表が用意されていることがあります。
サイズ表にはサイズ番号と一緒にネイルチップの横幅と長さ・形などが記されています。
自爪のサイズ計測をしてから、少し大きめのネイルチップを選ぶことが大切。
ネイルチップを購入の際にはあらかじめサイズ表を確認し、自分の爪のサイズに合ったチップの組み合わせを購入するとよいでしょう。
よくある質問
ネイルチップに関してよくある質問に回答していきます!
カーブの深さが合わない時はどうすればいいの?
カーブの深さが合わない時は両面テープを重ねて貼ることで対応できます。
もしくは粘着グミという厚みのあるタイプの接着剤を使用するのがおすすめです。
ネイルチップのサイズがわからない!どこを確認するの?
ネイルチップのサイズがわからないときは、爪先の内側に小さく数字が書かれているのでこれを確認しましょう。
透明のクリアチップの場合は見えにくいですが必ず書かれているのでチェックしてみてくださいね!
ちなみにネイルチップのメーカーや形によって数字が同じでも横幅と縦の長さは異なるので注意が必要です。
ネイルチップの接着剤の種類はどんなものがあるの?
本記事で紹介した両面テープ以外に「粘着グミ」「ネイルグルー」での付け方があります。
粘着グミ以外は100円ショップでも購入できるので手軽に手に入れることが可能です。
1点注意が必要なのは、ネイルグルーでネイルチップを付けた場合、オフする際にジェルネイルリムーバーなどを使用するのでチップの再利用はできません。
チップを再利用したり記念に残しておいたりしたい場合はネイルグルー以外の方法の付け方をしてくださいね。
ネイルチップの形の種類はどんなものがあるの?
ネイルチップの形は種類豊富です。
オーソドックスなのはオーバルとラウンドですが、スクエアやポイントもあります。
また、長さに関してもロングタイプもあれば、短い爪の方向けのショートオーバル、ミニタイプなどがありますよ。
形によってサイズが違うのでサイズ表をしっかり確認しましょう。
昨今はフット用のネイルチップも人気です。足用のネイルチップも様々あるので探してみてくださいね!
ネイルサロンでネイルチップを作ってもらえるの?
あまり知られていませんが、ネイルサロンの中にはオーダーネイルチップを受け付けているところがあります。
成人式や結婚式でネイルチップを使用したい場合はネイルサロンでオーダーするのがおすすめです。
サロンによりますが作成には1週間~2週間ほどかかることが多いので、早めに予約をするようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?今回の記事ではネイルチップのサイズについてご紹介してきました。
ネイルチップのサイズは0~10番までありますが、形やメーカーによって横幅と縦の長さが異なります。
自爪のサイズをメジャーやマスキングテープを使って正しく計測して、その都度サイズ表を確認して購入することが大切です。
左右で爪のサイズが異なることもあるのでしっかり確認しましょう。
また、ネイルチップを自然に見せるためには微調節が非常に大切です。
エメリーボードとスポンジバッファーで削ってカーブや横幅を丁度いい大きさに削ってくださいね。
かわいいネイルチップはネイルチップ専門店やハンドメイドショップのほか、楽天市場やAmazonなどのネット通販で購入できます!ぜひチェックしてみてくださいね。
他にもネイルチップについて知りたい方は、こちらの記事で紹介しています♪
https://www.nailjoshi.com/98395/