セルフでジェルネイルを始めたいけど、初心者だから何が必要なのかわからない、やり方もいまいち理解できない・・・
そんな方向けに、この記事では初心者向けにジェルネイルで必要な道具や、簡単なデザインのやり方を解説します!
この記事はもちろん、ネイル女子は全てネイリストが監修しているので、安心してスタートできますよ♪
かわいいジェルネイルをセルフでつけてみましょう!
ジェルネイルとは?セルフでもできるの?
そもそもジェルネイルとはどんなもの?
なんとなく知っているけど、詳しい特徴はわからないという人も多いのでは?
実はジェルネイルは様々なメリットがあるので、ここで改めてチェックしておきましょう!
マニキュアよりもぷっくりツヤツヤが長持ち!
ジェルネイルのメリットその1は、マニキュアよりも長持ちするところ!
その持ちは平均3~4週間です!
こんなに長持ちするなんて嬉しいですよね♪
さらにジェルネイルは仕上がりがぷっくりとかわいらしく、ツヤ感が楽しめるのもメリットの一つ。
マニキュアでは難しい、複雑なデザインやアートもツヤツヤで綺麗な状態をキープできるのです!
道具を準備して手順がわかればセルフですぐに始められる!
ジェルネイルのメリットその2は、初心者でもセルフで始めやすいところです!
プロのネイリストのように美しい仕上がりを目指すには、ネイルや爪の基本の知識、実際の技術を学んで、繰り返しの練習が必要です。
ですが、正しい手順や下準備、塗り方を押さえておけば、セルフでも比較的簡単にジェルネイルが楽しめます♪
うまく塗るには練習も必要ですが、続けていくうちに綺麗に塗れるようになったり、アートの技術も上がるはず!
上手にできたセルフジェルネイルは見ていて嬉しくなりますし、「あのデザインもやってみたい!」「季節に合わせてこのアートを描いてみたい!」と新たに挑戦したくなりますよ♪
セルフジェルネイルに必要なもの・道具を揃えよう!
「ジェルネイルをはじめてみたい!」と思ったら、まずはジェルネイルに必要な道具を揃えましょう!
ジェルネイルは流れとして、以下の3工程を行います。
下準備のネイルケア
ジェルを塗ってライトで固める
オフして付け替えor自爪に戻す
一度付けたら、ジェルオフで落とすまでがセットです!
この3工程で必要なものをまとめたので、以下のチェックシートを見つつ揃えてみましょう!
- エメリーボード
- メタルプッシャー
- スポンジバッファー
- 消毒用エタノール
- ネイルワイプ
- キューティクルリムーバー
- ベースジェル
- カラージェル
- トップジェル
- ネイル用ライト
- ジェルネイルリムーバー(アセトン)
- ネイルファイル
- コットン
- アルミホイル
これらの道具のほとんどは、100均やドラッグストア、ドンキホーテなどでも購入できます!
プチプラアイテムで揃えても十分セルフジェルネイルが楽しめますよ♪
下準備のネイルケアに必要なもの
1.エメリーボード
爪の形や長さを整えるための爪やすりです。
ステンレスやガラス製の爪やすりもありますが、軽くて使い捨てが出来るエメリーボードがおすすめ!
2.メタルプッシャー
甘皮ケアに使う道具です。
甘皮を押し上げて、甘皮や爪にくっついている角質(別名:ルースキューティクル)を取り除きます。
3.スポンジバッファー
スポンジ製の爪磨きです。
爪の凸凹を磨いてならしたり、エメリーボードを使った後についた爪先のバリを取り除くために使います。
4.消毒用エタノール
高頻度で使うのが消毒用エタノールです。
爪や手の消毒はもちろん、爪表面の油分除去や、ジェルの種類によっては仕上げの拭き取り剤としても使います。
5.ネイルワイプ
爪や筆を拭き取るためのペーパーです。
ペーパータオルやキッチンペーパーでOK!使いやすい大きさにカットしておきましょう。
6.キューティクルリムーバー
甘皮をふやかして押し上げやすくするために使います。
セルフネイルで1度に使う量はほんの少しなので、ミニサイズでも十分長持ちしますよ。
ジェルネイルを塗るために必要なもの
ジェルネイルの容器にはマニキュアのようにハケがついたボトルタイプと、小さな容器に入ったコンテナタイプの2種類があります。
初心者はハケ付きのボトルタイプを使うのがおすすめです!
100均で売られているジェルネイルもハケ付きタイプが基本ですし、ジェルネイル用のブラシ(筆)を別で用意する必要がないのが便利です♪
そして、セルフジェルネイルに慣れてきてジェルブラシを使ってみたいという方や、細かいデザインやアートに挑戦したい!という方は、コンテナタイプを購入しましょう!
プロ向けのジェルネイルもコンテナタイプが多いので、ネイルサロンのように本格的なネイル用品を使ってみたいという方にもおすすめです♪
7.ベースジェル
ベースジェルは自爪に下地として塗ります。
ジェルネイルの定着を良くしたり、色素沈着を防いでくれるので、めんどくさがらずに必ず塗りましょう。
8.カラージェル
主役となるカラージェルは、どこのメーカーもカラーバリエーションが充実しています。
自分好みのカラーを見つけて使ってください♪
9.トップジェル
仕上げのコーティングとして使うのがトップジェルです。
「ノンワイプ」のトップジェルなら、最後の拭き取りが要らないのでスムーズに完成します!
10.ネイル用ライト
ジェルネイルは専用のライトに当てないと固まりません!
使うジェルに対応しているライトを用意してくださいね。
ジェルネイルをオフするために必要なもの
11.ジェルネイルリムーバー(アセトン)
ジェルネイルを溶かしてオフするために必要です。
マニキュアの除光液ではオフできません。
必ずジェルネイルリムーバーか、ネイル用アセトンを使いましょう。
12.ネイルファイル
ジェルネイルを削るためのやすりです。
アクリルファイル、ゼブラファイル、ウォッシャブルファイルという名前で売られていることも。
他の爪やすりでは削るのに時間がかかるので、オフではネイルファイルを用意しましょう。
13.コットン
ジェルリムーバーを染み込ませるために使います。
家にあるコットンでも、もちろんOKです!
爪の大きさくらいに小さくカットして10個程度用意しましょう。
14.アルミホイル
コットンに染み込ませたリムーバーが揮発しないように、包むために使います。
料理用など、お家にあるものでOKです!
指先を包めるように、名刺くらいの大きさに切って、10枚程度用意してくださいね。
簡単にはじめたい!そんな時はジェルネイルキットもチェック
ジェルネイルをはじめる初心者さんなら、「ジェルネイルキット」を買うか迷っている方もいるのでは?
ですが、ジェルネイルキットは購入する前に内容をしっかり確認しましょう!
ジェルネイルキットは、付属品の点数が多いことを売りにしている商品もたくさんあります。
しかし、上記でご紹介したジェルオフ用の道具や、ネイルケア用の道具が入っていない・足りないこともあるのです。
その代わりにネイル用ストーンやメタルパーツなど、アートや装飾に使う道具が多めに入っている傾向にあります。
ジェルネイルキットを買うのがおすすめな人は、
「必要なものを一気に購入したい」
「使うネイル道具のメーカーを揃えたい」
といった方です。
だいたいの道具をいっぺんに揃えられるのは便利ですが、ジェルネイルキットを購入する時は内容を確認し、足りない道具は後々揃えましょう!
一方でジェルネイルキットがおすすめできない人は、
「一つずつこだわって道具を買いたい」
「キットに要らないものが入っているのがイヤ」
といった方です。
また、100均ジェルネイルやスリコなど市販されているプチプラジェルネイルで始めたい方も、キットの購入は不要です。
初心者向け!セルフジェルネイルのやり方・流れを解説
道具を揃えたら、早速ジェルネイルを始めましょう!
始める時は、所要時間や流れもわかっておくと安心です。
1.下準備のネイルケアのやり方
ジェルネイルを3~4週間しっかり持たせて、剥がれにくくするにはネイルケアが必要です。
ここでネイルケアの流れを把握して、綺麗にジェルネイルを塗るための準備をしましょう!
- エメリーボードとスポンジバッファーで爪の長さや形を調整する。
- キューティクルリムーバーを甘皮に塗って1分待つ。
- メタルプッシャーで甘皮を押し上げて、ルースキューティクルを取り除く。
- ネイルワイプに消毒用エタノールを含ませて、爪先、表面、爪の根元までしっかり拭く。
下準備のネイルケアで、特に気をつけたいポイントは甘皮処理です。
甘皮の押し上げが足りないと、ジェルネイルを塗っても爪の根元から剥がれやすくなってしまいます。
プッシャーを使う時に力は必要ないので、軽い力で甘皮を押し上げましょう。
ちなみに、甘皮ケアというと、甘皮そのものをニッパーでチョキチョキ切るイメージを持つ方も少なくないのでは?
しかし、甘皮は爪の根元を守る大切な部分。
加減がわからず思い切りカットしてしまうと炎症を起こす可能性もあります。
つまり、甘皮処理は基本的にメタルプッシャーで押し上げるだけでOKです!
押し上げた時に出てくる甘皮や爪の角質=ルースキューティクルを、プッシャーの先やネイルワイプで取り除くだけでも、十分綺麗に仕上がりますよ。
ジェルネイルを塗る前のネイルケア(プレパレーション)の詳しいやり方は、こちらの記事をチェックしてくださいね♪
2.ジェルネイルの塗り方
ネイルケアが終わったら、ジェルネイルを塗って完成させましょう♪
やりたいネイルデザインによって塗り方は変わりますが、今回はベーシックなワンカラーの塗り方を解説します!
- ベースジェルを爪に塗ります。
ハケの片側にベースジェルが適量のるようにフチでしごいて、爪の真ん中に筆先を置きましょう。 - そのまま爪の根元にベースジェルを移動させるようにハケを軽い力で動かします。
- 甘皮に付かないように根元まで到達したら、爪先に向かってふわっと動かしましょう。
これで爪表面の全体を塗っていきます。 - 爪表面が塗り終わったら、筆の先端を使って爪先にベースジェルを塗ります。
- 塗り忘れや、はみ出している部分がないかを確認してからライトで硬化しましょう。
- 硬化が終わったらカラージェルを塗ります。
ベースジェルと同じ手順で塗っていきましょう。
カラージェルは基本的に2度塗りで完成させるので、1度目は爪全体にカラーをのせること、2度目は色ムラをなくすことを意識してくださいね。 - 1度目も2度目も、塗り終えたらライトで硬化しましょう。
- 最後はトップジェルを塗ります。
ベースジェルやカラージェルと同じような手順で塗りましょう。
ぷっくりと仕上げたい方は、ベースジェルよりも少しだけ多めにハケにとってください。
ただし1度に塗る量が多いと、ライトで固める時に硬化熱が出やすいので注意してくださいね。 - トップジェルを塗り終えたらライトで硬化します。
ノンワイプトップならこれで完成です! - ノンワイプでないトップジェルは、消毒用エタノールやジェルクレンザーをコットンに含ませて、ベタベタの未硬化ジェルを拭き取って完成です!
ジェルネイルをキレイに塗るやり方は、こちらの記事もチェックしてください♪
3.ジェルネイルオフの方法
ジェルネイルはマニキュアのように除光液でさっと拭いて落とすことができません。
リムーバーで時間を置いてしっかり溶かしてプッシャーで取り、取れにくい部分はネイルファイルで削るといったオフの作業が必要です。
実はジェルネイルで最も自爪を傷つけやすい工程がこのジェルオフです。
ジェルオフを丁寧に行えるかどうかが、今後もジェルネイルを続けやすくなるポイントとなるので、焦らず丁寧にオフしましょう。
- 爪に付いているジェルネイルをネイルファイルで削ります。
トップジェルとカラージェルを削っておくとスムーズにオフできますが、削るのが難しいときはトップジェルがある程度削れていればOKです! - 小さくカットしたコットンにジェルネイルリムーバーを含ませ、爪の上に乗せます。
- コットンがずれないようにアルミホイルで巻いて指先を密閉します。
- そのまま10~15分待ちましょう。
- 時間が経ったらアルミホイルとコットンを外します。
ホロホロと崩れるように溶けていればOKです。 - メタルプッシャーを使ってこそぎ落としましょう。
ただし爪にくっついているジェルを無理やり取るのはNGです!爪まで傷ついてしまいます。 - 落としきれなかったらもう一度2~6を繰り返しましょう。
- 爪先などなかなか溶けない部分はネイルファイルで削ってからリムーバーを使うと溶けやすくなります。
- リムーバーで溶かしてメタルプッシャーで取るを繰り返し、自爪からジェルネイルを除去できたらオフは完了です!
ジェルネイルオフの詳しいやり方はこちらの記事もチェック!
どこまで削ればいいのかや、細かい注意点も書いています♪
セルフジェルネイル初心者のよくある質問
セルフジェルネイルでつまづきやすいポイントや、初心者でよくある質問をまとめました!
セルフジェルネイルにかかる時間は?
何も付いていない自爪にジェルネイルを付ける時は、
ネイルケア(約30~60分)
ジェルネイルの塗布(約90~120分)
上記の2工程で完了します。
初心者だと最初はかなり時間がかかるので、ネイルケアからジェルを完成させるまで180分は確保しておきましょう。
自爪にすでにジェルネイルが付いているときは、
ジェルオフ(約30~60分)
ネイルケア(約30~60分)
ジェルネイルの塗布(約90~120分)
上記の3工程で完了です。
初心者だと、オフから完成まで約300分は確保しておきたいところです。
「そんなに時間がかかるの!?」と思われるかもしれません。
ですが、面倒だからと間違った方法を取り入れたり、何かを省いてしまうと、せっかくつけたジェルネイルが長持ちしませんし、自爪に悪影響を及ぼす可能性があります。
初心者こそ時間がかかってでも流れを把握し、適切な方法でジェルネイルを始めることをおすすめします!
初心者でも綺麗にジェルネイルを塗るコツは?
ジェルネイルの塗り方(爪の真ん中から塗るか、根元から塗るかなど)はメーカーの推奨のやり方や、個人の好みもあります。
綺麗に塗るコツとしては、以下を押さえてみてはいかがでしょうか?
・最初のうちはギリギリまで塗りたい気持ちをおさえて、はみ出さないように塗ることを意識
・はみ出してしまったらライトで硬化する前にウッドスティックで拭う
・爪先は忘れずに塗る
・片手5本の爪を一度に塗ろうとせず、2~3本塗ったら硬化する
・思い切りはみ出してしまったらネイルワイプに消毒用エタノールを含ませてすべて拭き取って塗り直す
特に爪のギリギリまで塗ろうとしてはみ出してしまう人は多いのですが、はみ出したまま硬化するとその部分から剥がれやすくなってしまいます。
また、ジェルがはみ出して皮膚につくと、ジェルネイルアレルギーを誘発してしまう可能性もあるのです。
カラージェルははみ出てもわかりやすいからすぐに拭えますが、ベースジェルやトップジェルといったクリアジェルははみ出ても少々わかりにくいです。
そのまま硬化してしまう可能性も高いので、まずははみ出ないようにジェルを塗ることを重視しましょう!
セルフにおすすめのネイルデザインやアートは?
ジェルネイルをレベルアップさせるためには、色ムラなく綺麗に塗れることが大切になってきます。
はみ出さず綺麗に塗る練習にもなるので、まずは様々なカラーを使ってシンプルなワンカラーを仕上げてみましょう!
単色塗りはなんだか物足りない・・という方は、ワンカラーの上にストーンやラメ、ネイルシールなどのネイルパーツをのせるのがおすすめ!
やり方は簡単で、カラージェルを塗り終えたら、ベースジェルを塗って硬化しないままネイルパーツを乗せ、すぐにライトで硬化しましょう。
あとはトップジェルでコーティングすればOKで、とっても簡単です♪
ラメパウダーも同じようなタイミングでつければしっかり硬化します。
ネイルシールは未硬化ジェルが残っていると綺麗に貼り付けられないので、カラージェルを塗り終えたらネイルワイプと消毒用エタノールで拭き取りましょう。
ピンセットなどを使って貼り付けるのがおすすめです!
↓セルフジェルネイル向けのネイルデザイン特集はこちら↓
初心者におすすめなカラー・色は?
透明感のあるシアーカラーは色ムラができにくく塗りやすいです!
特にピンクやブルー、ラベンダーなどきれいめなシアーカラーは幅広い年代の方におすすめ!
2色を使ってバイカラーなワンカラーネイルにしたり、アシンメトリーネイルにしてもかわいいですよ♪
反対に初心者にあまりおすすめできないのが、透け感のないマットなカラーです。
白やグレー、黒のマットなカラーは硬化不良(表面だけ固まり中は固まらないままの状態)になりやすいので注意しましょう。
また、白が多めのベージュやピンクも、ナチュラルで可愛らしい色ですがムラはできやすいです。
ムラを防ぐために1度にたっぷりジェルを使ってしまうと、硬化不良になりやすくぼてっとした厚みが出てしまうので注意しましょう。
マットなカラーや白が多めのカラーは薄く2度塗りしていくのが一番ムラになりにくいです。
まとめ:初心者でもやり方や手順を守れば綺麗なジェルネイルに◎
ジェルネイルはネットでもリアルショップでもすぐに手に入るので、道具さえ揃えればすぐにセルフではじめられるのが最大の魅力です!
しかしネイリストが施術したかのような仕上がりにするには、知識も技術も必要。
正しいやり方を覚えるのは、自爪の健康を保つためでもあります。
最初のうちはなかなかうまく塗れなくても、回数を重ねるうちにだんだんとコツを掴めるはず!
細かい工程が多いですが、諦めずになんども挑戦してみれば綺麗に塗れるようになりますよ!
セルフジェルネイルがより楽しめるように、ネイル女子の記事もぜひ活用してください♪