セルフネイルを楽しんでいるけれど、自分でできるアートには限界があると感じたことはありませんか?
ネイルアート自体は市販のストーンやシールなどでもできますが、「もっと凝ったアートをしてみたい!」と思うこともあると思います。
そんな時は、ご自身でネイルシールを作ってみてはいかがでしょうか。
“ネイルシールが作れる”という話は聞いたことがあるけれど、やり方までは分からないという方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、オリジナルのネイルシールを作るメリットや必要な道具、作り方の工程などを解説していきます!
ネイルシールを自分で作るメリット
ネイルシールは、意外と簡単に作ることができるんです!
100均などでも気軽に購入できるネイルシールですが、手作りには既製品にない嬉しいポイントがあります。
まずは、ネイルシールを自分で作るメリットからお伝えしていきますね。
ネイルサロンに行く必要がない
自分で繊細な柄やキャラクターなどを描くのは、至難の業。
その為、ネイルサロンに行かれる方も多いと思います。
でも、ネイリストさんにイメージを上手く伝えるのは難しいですし、時間や料金もかかりますよね。
そんな時、自分でネイルシールを作れば、サロンに行く必要がありません。
マイペースに、お好みのデザインを作ることができます。
自分だけのネイルが叶う
自分でネイルシールを作ることで、推し活ネイルやキャラネイルなど、幅広いネイルアートを楽しむことができるようになります。
大好きな推しのライブや、趣味のイベントなど、特別な日のためだけのネイルも気軽にできるので便利です。
ネイルシールを作るには?
ネイルシールの作り方には、いくつかのパターンがあります。
自宅にある最低限の道具で作れるものもあり、気軽にトライすることができますよ。
ここでは、パターンごとの特徴を解説していきます。
転写シート(100均でも売ってる!)を使う
転写シート、パソコン、プリンターを使って、ネイルシールを作る方法があります。
オリジナルネイルを作るための転写シートは、100均やネットショップなどで購入可能です。
パソコンで専用HPにアクセスすれば、無料テンプレートで簡単にオリジナルのデザインが作れる転写シートもありますよ。
お気に入りの写真を、気軽にネイルシールにできるのが魅力です。
クッキングシートを使う
クッキングシートと、マニキュアorジェルを使ってネイルシールを作ることもできます。
こちらのパターンは、クッキングシートの上にマニキュアかジェルを塗り、直接デザインを描き、乾いたら(硬化したら)剥がして爪に乗せるという手順です。
自分でデザインを描く必要がありますが、自宅にある材料で気軽にできるのが良い点です。
両面テープを使う
雑誌の切り抜きや、好きな写真などをコピー紙にプリントして、ネイルシールを作るというやり方もあります。
この方法は、推しの写真や好きなキャラクターのネイルも、楽々できるのが嬉しいです。
デザインがプリントされたコピー紙の他に、両面テープとお水があれば、手軽に作れるのも魅力的。
簡単!コンビニのプリンター印刷を使ったネイルシールの作り方
ネイルシールにトライする際、特におすすめなのは「両面テープを使った方法」です。
転写シールを使わなくても、デザインを印刷したコピー紙や両面テープなどがあれば、気軽にネイルシールにできます。
難易度が高いキャラネイルも、簡単に作れるんですよ!
ここからは、準備する材料や作り方の工程、注意点をご説明します。
準備するもの
まずは、以下の必要な道具を揃えていきましょう。
- お好きなデザインを印刷したコピー紙(レーザープリンター使用)
- 両面テープ
- 水
- ベースコート
- トップコート
用意するのは、こちらの5点のみです。
ただし、プリンターはコンビニや写真屋さん等に置いてある、レーザープリンターを使用する必要があります。
家庭用に多いインクジェットプリンターでは、ネイルシールを作ることができないので、注意が必要です。
やり方
必要な材料が揃ったら、早速ネイルシール作りにチャレンジしてみましょう!
- まずは、デザインを印刷したコピー紙を、お好みの大きさにカットします。そして、デザインがある面に、同じサイズにカットした両面テープを貼ります。
- 器に水を入れ、両面テープを貼った面(デザインがある面)が上になるように、10分ほど水に浸けます。
- 2を水から出し、ふやけて柔らかな状態になったコピー紙の部分だけを、優しく指で取り除きます。
- 1度でコピー紙の部分が綺麗に除去できない場合は、再び水に浸けて、何回か同じ工程を繰り返しましょう。その際、水に浸ける時間は10秒ほどでも構いません。
- コピー紙の部分が綺麗に除去できたら、完全に水気がなくなってパリパリになるまで乾かします。その後、貼りやすい大きさにカットして、形を微調整しましょう。
- 爪にベースコートを塗ります。(もちろん、お好みでカラーをしてもOK!)乾いたら、両面テープの台紙をはがして、手作りのネイルシールを貼ります。
- <最後はトップコートで仕上げます。両面テープの厚みが出やすいので、トップコートは2度塗りすることをおすすめします。/li>
業者にオーダーも可能
「自分でネイルシールを作る自信がない…」という不器用さんは、プロの業者さんにオーダーすることも可能です!
オーダーのネイルシールは、自作よりも高画質で綺麗に仕上がることがメリット。
繊細な絵柄やラインなどもハッキリと描かれるので、より完成度の高いものを求めている方にもおすすめです。
ジェルネイルでネイルシールを使う方法
ジェルネイルでネイルシールを使う方法を紹介します。
正しい付け方・使い方を知って長持ちさせましょう。
使用するジェルはもちろん100均のものでも大丈夫!
セリア・キャンドゥ・ダイソーといった大手100円ショップではベース・トップはもちろん様々なカラージェルが販売されていますよ!
ジェルを始める前に下準備を行う
ジェルネイルの持ちを良くするために下準備をすることは非常に大切。
甘皮処理、サンディング、油分除去を必ず行いましょう。
サンディングはノンサンディングジェルを使用する場合は不要です。
甘皮処理はキューティクルリムーバーを使用するか、ぬるま湯に指を浸けて甘皮をふやかしてから行うときれいに押し上げることができます。
甘皮をふやかしたらメタルプッシャー(ウッドスティックや綿棒でもOK)で甘皮を押し上げましょう。
ガーゼやウエットティッシュで甘皮をきれいに拭き取ってからサンディングを行います。
サンディングは180Gのスポンジバッファーを使用するのがおすすめです。
削りすぎると自爪が薄くなってしまうので優しい力加減で爪全体に細かい傷を付けるイメージで行ってください。
最後に油分除去をします。
消毒用エタノールかジェルクリーナーを使用してください。
キッチンペーパーに消毒用エタノールを染み込ませて爪の表面をきれいに拭き取ってくださいね。
1.ベースジェルを塗る
まずはベースジェルを塗ります。
爪先の厚み分(エッジ)にもしっかりと塗って、持ちを良くしましょう。
ベースを塗る段階で「フォルム形成」を行うと仕上がりがより綺麗になります。
フォルム形成とは爪の形をジェルでハイポイントを作るなどして形を補正することです。
粘度の高いジェルを使用するとうまくいきやすいですよ。
ベースジェルがしっかりと濡れたらライトで硬化します。
ちなみにネイルチップを使用する場合はベースジェルを塗る工程は省いてもOKです。
2.カラージェルを塗る
次にカラージェルを塗ります。
カラージェルはお好みのカラーを使用してください。
1度塗りではキューティクルラインをきれいに揃えることを意識して塗り、2度塗り目で色ムラがなくなるように注意して塗りましょう。
3.未硬化ジェルを拭き取ってネイルシールを貼る
カラージェルを塗ったらネイルシールを貼りますが、そのままの状態でネイルシールを貼ると未硬化ジェルが表面に残っているためピタッと貼ることができません。
消毒用エタノールを染み込ませたコットンで表面の未硬化ジェルを拭き取ってからネイルシールを貼りましょう。
ネイルシールを貼る時は上下の向きに注意しましょう。
貼った後にピンセットでよく擦ってピタッと貼り付けてくださいね。
4.トップジェルでコーティングする
最後にトップジェルでコーティングします。
ネイルシールを埋め込むイメージでトップジェル塗ってください。
少し粘度の高めのトップジェルだと上手くいきやすいです。
ライトで硬化した後に表面を触って引っかかりやベタつきが残っていないかをよく確認してください。
特に問題がなければこれで完成です。
まとめ
今回は、自分でネイルシールを作るメリットや作り方、必要な道具などをお話しました。
好きな柄や写真で手元を彩ることができるのは、とても幸せですよね。
オリジナリティあふれるネイルがしたいと思っていた方は、ぜひチャレンジしてみましょう!