ジェルネイルをセルフでオフする際、どのようなジェルネイルリムーバーを買えば良いか迷ってしまうことはありませんか?
ジェルネイルリムーバーは数多くのメーカーから販売されているため、そこから1つを選ぶのが難しいと感じることもあるでしょう。
また、ネイル初心者さんの中には「除光液とジェルネイルリムーバーの違いがよく分からない」という方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、除光液とジェルネイルリムーバーの違いや、ネイリストがおすすめする市販のジェルネイルリムーバーなどをご紹介します!
ジェルネイルのオフにリムーバーが必要な理由
ジェルネイルをオフする際には、必ずジェルネイルリムーバーが必要です。
ネイルを始めたばかりで除光液とジェルネイルリムーバーの違いや、ジェルオフにリムーバーが必要な理由が分からないという方もいるのではないでしょうか。
まずは、ジェルオフにリムーバーが必要な理由や、除光液とジェルリムーバーの違いについて詳しく解説します。
ジェルネイルのリムーバーとは?
ジェルネイルリムーバーは、その名の通りジェルネイルをオフするための溶剤です。
ネイルサロンやセルフネイルキットで使用されているジェルネイルは、主にソフトジェル(ソークオフジェル)といって、専用の溶剤で溶かして落とすことができます。
しかし、ジェルネイルはマニキュアを落とす時に使用する除光液では、完全に溶かすことができません。
かといって、アクリルファイルなどで全て削り落とそうとすると、自爪にダメージを与えてしまうおそれがあるのです。
そのため、ジェルネイルを落とす時には、必ずジェルネイルリムーバーを用意する必要があります。
除光液とジェルネイルリムーバーの違い
除光液とジェルネイルリムーバーの大きな違いは、アセトンの含有量です。
アセトンの濃度が高くなるほど、ネイルのオフがスピーディーになります。
マニキュアを落とすための除光液は、アセトンの含有量がジェルネイルリムーバーよりも少なめです。
商品によっては、アセトンが一切含まれていない除光液もあります。
一方、ジェルネイルリムーバーには除光液よりも高濃度のアセトンが含まれています。
マニキュアは少量のアセトン、もしくはアセトンフリーの除光液でも落とすことができますが、ジェルネイルはそれなりに高い濃度のアセトンが配合されていなければ落とすのが難しいでしょう。
ジェルネイルリムーバー|選び方のポイント
ジェルネイルリムーバーは種類が豊富で、どのように選べば良いか迷ってしまうことがありますよね。
ここでは、ジェルネイルリムーバーの選び方のポイントを解説していきます。購入時に迷ったら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ポイント1:アセトンの濃度に注目
ジェルネイルリムーバーにはアセトンが含まれていますが、商品によって濃度が異なります。
まずは、購入時にアセトンの濃度からチェックしてみましょう。
ジェルネイルリムーバーのアセトンの濃度(含有量)は、70〜100%くらいが一般的です。
濃度が高めのジェルネイルリムーバーは上級者向けなので、
初心者のセルフネイラーさんには70〜80%くらいの濃度をおすすめします。
■ネイルサロンはアセトン100%のリムーバーを使用
ネイルサロンでは、スピーディーにジェルオフができるアセトン100%のジェルネイルリムーバーを使用していることが多いです。
とにかく早くジェルオフをしたい場合は、セルフネイルでもアセトン100%のものを使用することはできます。
しかし、放置時間が長過ぎたり、使用方法を誤ったりすると、爪のダメージや皮膚の乾燥に繋がってしまうので注意が必要です。
■セルフなら保湿成分入りのリムーバーもおすすめ
セルフネイラーさんにおすすめなのは、爪や皮膚の乾燥を防ぎながらジェルオフができる、保湿成分入りのジェルリムーバーです。
保湿力の高いアルガンオイルや、ホホバオイルなどが配合されているジェルネイルリムーバーは、市販でも販売されているので探してみてくださいね。
また、ジェルネイルリムーバー特有の強いにおいが苦手な方は、香り付きの商品を選ぶと良いでしょう。
ポイント2:初心者ならオフキットを選ぶ
セルフネイル初心者の方には、便利なジェルオフキットがおすすめです。
ジェルオフキットは、リムーバーの他にも、
・ネイルファイル
・アルミ
・コットン
・メタルプッシャー
・ウッドスティック
などがセットになって販売されています。
ジェルオフに必要なアイテムが一度に入手できるので、あれこれ買い揃える必要がないのが嬉しいポイントです。
初心者さんにも分かりやすいように、ジェルオフの手順が記載されているキットもあるので安心して使えます。
ポイント3:使用頻度に合わせてサイズを選ぶ
ジェルネイルリムーバーやアセトンの消費期限は、長くても約3年といわれています。
そのため、ジェルネイルをオフする頻度に合わせてサイズを選びましょう。
毎月欠かさずジェルネイルの付け替えを行っている方は、約300〜500mlのサイズを購入しても問題ありません。
時々ジェルネイルをする程度であれば、約50〜100mlのミニサイズがおすすめですよ。
ネイリストが選ぶ!おすすめジェルネイルリムーバー
ここでは、ネイリストが自信を持っておすすめするジェルネイルリムーバーをご紹介します。
ネットショッピングでも購入できるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ルージーン「LJ エナメルリムーバー ジェルネイル用」
ルージーンの「LJエナメルリムーバー ジェルネイル用」は、アボカドオイル配合のジェルネイルリムーバーです。
アボカドオイルが爪や指先に潤いを与えてくれるので、ジェルオフの際の乾燥が気になる方も安心して使用できます。
消費期限までに使い切れる120mlというサイズ感も魅力的。
セルフネイラーさんにも自信を持っておすすめできるアイテムです。
さらに、お値段がとってもお手頃なので、コスパを重視したい方はぜひ手に取ってみてくださいね。
エムジェル「C813 Gel Remover」
【粧美堂|SHOBIDO M・GEL ジェルリムーバー C813】
→参考URL:https://x.gd/3kcTg
エムジェルの「C813 Gel Remover」は、サロン仕様の強力なジェルネイルリムーバー。
とにかく早くジェルネイルを落としたいという方におすすめのアイテムです。
スピーディーにオフができるのに、爪が白くなりにくいのも嬉しいポイント。
4種類のフルーツエキス(フラガリアチロエンシス果実エキス、コケモモ果実エキス、ローブッシュブルーベリー果実エキス、セイヨウヤブイチゴ果実エキス)が配合されていて、ツンとした独特なにおいも感じにくいです。
さらに、倒れてもこぼれない安全キャップを使用しているので、うっかり腕が当たってしまった時も安心!
ルルジェル「ジェルオフリムーバー」
【LULUGELジェルオフリムーバー】
ルルジェルの「ジェルオフリムーバー」は、
爪や皮膚にやさしい日本製のジェルネイルリムーバーです。
大切な爪や皮膚の負担を軽減させるため、あえてアセトンの濃度を100%にしていないアイテムなので、初心者さんや乾燥が気になる方にもおすすめ。
爽やかな香りが特徴で、リムーバーの強いにおいが苦手な方でも使いやすいでしょう。
また、肌荒れ防止に効果が期待できるトコフェノールが配合されているので、お肌をいたわりながらジェルオフができます。
ジェルネイルリムーバーを売っている店舗は?
ジェルネイルリムーバーは、ネットショッピングやバラエティショップ、薬局など、様々な場所で購入できます。
その中でも楽天やAmazonなどのネットショッピングを利用する方が多いようですが、今回はジェルネイルリムーバーが購入できる実店舗をご紹介します。
人気は100円ショップ
ジェルネイルリムーバーを購入する際、実店舗で人気があるのは100円ショップです。
お買い物ついでに購入できて、コスパも抜群の100円ショップのネイル用品はセルフネイラーさんからも絶大な支持を得ています。
■100円ショップのリムーバーはちゃんと使える?
100円ショップのジェルネイルリムーバーは、お値段が安いため「ちゃんと使えるの?」という不安を感じる方が多いかもしれません。
しかし、100円ショップのアイテムでも問題なくジェルオフができるので安心してくださいね。
特におすすめなのは、
キャンドゥから販売されている「パルキコイ ジェルオフパック」。
コットンリムーバーとアルミホイルがセットになっているため、リムーバー・コットン・アルミをそれぞれ用意する必要がなくて便利です。
「時短でジェルオフができた!」「ジェルネイルが落としやすい!」など、口コミによる評価も高いので、今までのアイテムで満足できなかった方はぜひ試してみてくださいね。
身近で手に入る場所|薬局・コンビニ
薬局やコンビニといった、身近な場所でもジェルネイルリムーバーが販売されています。
薬局で日用品やメイク用品を購入している方は、ちょっとしたお買い物ついでにジェルネイルリムーバーを購入できるので便利です。
コンビニは急にジェルオフをしなければいけなくなった時でも、すぐに駆け込めるのがメリットでしょう。
ただし、店舗によってはお取り扱いがない場合があるので、ジェルネイルリムーバーは事前に用意しておくことをおすすめします。
ジェルネイルをオフしよう!リムーバーの使い方
ジェルネイルリムーバーは、カットしたコットンに染み込ませて使用します。
ジェルオフのやり方は、除光液でマニキュアを落とす時とは異なるので、初めての方は事前に工程を確認しておきましょう。
ここから、ジェルオフのやり方を詳しく解説します。
簡単♪ジェルネイルの落とし方
ジェルオフは工程さえ覚えてしまえば、とても簡単です。注意点に気をつけながら、ぜひ実践してみてくださいね。
まずは、ジェルオフに必要な以下の道具を揃えましょう。
- ジェルネイルリムーバー
- コットン(約2cm×2cmにカット)
- アルミホイル(約10cm×10cmにカット)
- アクリルファイル
- メタルプッシャーorウッドスティック
ジェルネイルの落とし方
■手順
- ネイルの表面をファイルで削る
- リムーバーを染み込ませたコットンをアルミホイルで巻く
- 浮いたジェルをウッドスティックで優しく剥がす
- 取り切れない時は、再度2.3を繰り返す
■やり方
1.ネイルの表面をファイルで削る
アクリルファイルを使用して、ジェルネイルの表面を削ります。
力を入れ過ぎないように注意しながら、爪の丸みに合わせて削ることがポイントです。
また、必要以上に表面を削り過ぎてしまうと、自爪にダメージを与えてしまうおそれがあるため、慣れないうちは全体のツヤが消える程度で止めておきましょう。
2.リムーバーを染み込ませたコットンをアルミホイルで巻く
コットンにジェルネイルリムーバーを染み込ませて、アルミホイルで隙間ができないように指を巻き、約10〜15分放置します。
ジェルネイルリムーバーは揮発性なので、アルミホイルに隙間があるとすぐに蒸発してしまうので気をつけましょう。
また、リムーバーの量が少ない場合も蒸発が早くなるため、スムーズにジェルオフができません。
リムーバーは、コットンがひたひたになるくらいの量を染み込ませることがポイントです。
3.浮いたジェルをウッドスティックで優しく剥がす
アルミホイルを外し、ウッドスティックorメタルプッシャーで浮いたジェルを優しく剥がしましょう。
この時、きちんとジェルが溶けている状態であれば、スムーズに落とすことができます。
4.取り切れない時は「2」「3」を繰り返す
思うようにジェルが剥がれない場合は「2」「3」の工程を繰り返しましょう。
特にアートをしている爪や、ラメ・グリッターなどを使用している爪は、オフに時間がかかることがあります。
しかし、無理やりジェルを剥がそうとすると自爪が傷んでしまうので注意してくださいね。
https://www.nailjoshi.com/81396/
これはNG!ジェルオフの時に注意すること
ここでは、セルフでジェルオフをする時に注意したいことを解説します。
■室内の換気をする
ジェルオフをする時は、必ず室内の換気を行うようにしましょう。
ジェルネイルリムーバーに含まれているアセトンは、揮発性が高く引火のおそれもあるため、換気をせずにジェルオフをするのは大変危険です。
室内の換気をしないままジェルオフを行った場合、めまいや吐き気などの体調不良を引き起こすこともあるので気をつけましょう。
また、タバコなどの火気にも注意が必要です。
■マスクを着用する
ジェルの表面を削ると、ネイルダストが空気中に舞います。
マスクをしないままジェルオフを行うと、このネイルダストを吸い込んでしまうので注意しましょう。
ネイルダストは化学物質で、体にとっては異物です。
一度吸い込んでしまうと、体外に排出されずアレルギーなどを引き起こす可能性もあるといわれています。
ジェルオフをする時は、できればマスクを着用したほうが安心です。
■ジェルオフ後は保湿を忘れない
ジェルオフ後の爪や周囲の皮膚はとても乾燥した状態になるので、オフの後には必ず保湿をしてあげましょう。
市販のキューティクルオイルとハンドクリームをダブル使いするのがおすすめです。
まとめ
今回は、おすすめのジェルネイルリムーバーや、ジェルオフの工程・注意点などをお話しました。
様々なリムーバーが販売されていますが「スピーディーさを重視したい」「香りが優しいものを選びたい」など、人によって求めるアイテムが異なると思います。
ぜひ、本記事を参考にしながら、ご自身が使いやすいリムーバーを探してみてくださいね。
ミニサイズのリムーバーを、いくつかお試ししてみるのも良いかもしれません。
自爪のダメージを最小限に抑えながらジェルオフをして、長くネイルを満喫していきましょう!
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