ネイリストの転職理由や辞める理由は?転職を決めたら何をすればいい? | ネイル女子

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ネイリストは指先や足元を美しくすることでお客様を喜ばせることができる素敵な職業です。

そのため、目指す人が多い人気の職ですが、同時に離職する人も多いのをご存知でしょうか。

ネイルスクールに通ったり、検定試験を受けたりと努力してネイリストになったのに転職してしまう理由が気になりますよね。

今回の記事では、ネイリストが辞める理由や転職をしてしまう原因についてお話をしていきます。

また、転職を決めたら何をすればいいのかについてもご紹介するので参考にしてくださいね!

ネイリストが辞める理由5選

悩む女性

まずはネイリストの退職理由でよくあるものを5つご紹介していきます。

給与が低い、待遇が良くない

まず、給与などの待遇面が良くないことが挙げられます。
ネイリストの年収平均は約350万円と言われますが、ネイリストになりたてでは年収200~250万程です。
ネイリストは指名料をもらったり、役職手当が付くようになったりすることで給与が上がっていきますが、最初の数年は低収入のことがほとんど。

しかし、自分が使用するネイル用品(ジェルブラシやニッパーなど)は自費で購入しなくてはならないことが多く、出費は多いことがあります。

他にも一般企業では用意されている事も多い住宅手当もないことが多いです。
一人暮らしをしながらネイリストをするのは最初のうちはかなり厳しい状況が続くでしょう。

休日が少ない、休憩が取れない

ネイリストはシフト制で働くことが多いですが、繁忙期には連勤が続くことも。
また、週休2日のことが多く、休日の日数も少なめです。

さらに、1日の勤務で休憩がほとんど取れないまま退勤まで働くことになることもしばしばあります。

ご予約がオープンからクローズまで続いている時はもちろんですが、そうでない場合でも物品の補充や掃除、定額メニューのサンプル作成などやらなければならない仕事が多いです。

1日の勤務が終わってもネイリストになりたての頃には練習のために居残りをして技術を磨かなくてはなりません。
「練習は自宅ですることもできるのでは?」と思うかもしれませんが、店長や先輩の爪にネイルをしたり、出来栄えを見てもらったりしなくてはならないので家ではできないこともあります。
練習の時間は給与が発生しないことがほとんどなので、拘束時間は長いけれど給与は低いことに不満が募ることも多いのです。

人間関係が上手くいかない

仕事内容や待遇に不満はあまりない場合、転職理由で多いのが人間関係が上手くいかないというものです。
ネイルサロンの規模は様々ですが、ネイリストが2~4人所属しているだけのネイルサロンは結構多く、そういったサロンで働いていると、人間関係が上手くいかないのはかなり息苦しく感じられるでしょう。

女性だけという職場も多く、働き始めてみたらその環境が合わないという方もいらっしゃると思います。

先輩や同僚との人間関係に悩んでしまい、出勤するのが辛くなってきてしまったら転職を考えたほうが良いかもしれませんね。

体や目の疲れが取れない

ネイリストは同じ姿勢で細かい作業を続けなければならないため、かなり体や目に負担がかかります。

職業病ともいえるのが腱鞘炎やドライアイ、腰痛、肩こりです。

実際、知り合いに腱鞘炎が酷くなって退職してしまったネイリストがいます。
それくらい体に負担がかかってきつくなってしまう方もいるのが実際のところです。

サロンの方針が合わない

サロンの方向性とズレが生じやすいのは、ネイルデザインのテイストや接客の考え方です。

個人的に好みのデザインや得意なアートが個性的なニュアンスネイルなのに、働いているネイルサロンの方向性がシンプルなオフィスネイルだと、自分の得意分野を発揮することは難しくなります。

また、接客の考え方というのは、一人ひとりのお客様に時間をかけて接するのか、短い施術時間でどんどん数をこなしていくのかなどです。

サロンとの方向性が違うのも、働いているうちに辛くなってきて転職を考えるきっかけになりやすいです。

ネイリストが転職を決める理由

笑顔の女性

ネイリストが転職を決める理由は何かをお話していきます。

スキルアップしたい、技術を磨きたいと思ったから

今のネイルサロンでは自分のスキルをアップさせていくのが難しいと感じた時、転職を決意する方は多いです。

認定講師を目指したい、指名客をたくさん取りたい、もっとアートの腕前を上げたいなど、理由は様々ですが、技術アップのためにそれが叶うネイルサロンに転職する向上心の強いネイリストは多くいますよ!

独立したいと思ったから

ネイリストの中には、ネイリストになると決めたときから「いつか自分のサロンを持ちたい」と考えている人は少なくありません。

ネイルサロンで数年勤務してサロン業務のことや経営のノウハウを学んで自分自身がこのタイミングだと思った時に独立のためにサロンを辞める決意をするという人もいらっしゃいます。

人間関係に嫌気がさしてしまったから

転職理由でも話しましたが、人間関係が上手くいかないことがかなりストレスになってくると辛いものです。

小さなネイルサロンは転勤もないので、ストレスをなくすためには自分が辞める決断をすることが必要になることも滝にはあるでしょう。







転職を決意したらやること

チェックリスト

転職を決意したらやることは主に5つあります。

ネイリストを続けるのか、他の職種にするのか決める

まずはネイリストを続けるのか、他の職種に挑戦するのかを決めましょう。
今の時代は、求人サイトで検索をすれば未経験でもOKという仕事がたくさん出てきます。

ネイリストだから転職先はネイルサロンしかない……ということはありません!

ネイルの知識を活かす仕事はネイルサロン以外にもあります。
例えば、ネイルスクールの事務やネイル問屋の社員などです。

転職先は今までの自分の経歴を振り返りながらどうするのかを考えていきましょう。

求人を探して応募を始める

転職先の方向性が定まってきたら、いよいよ求人サイトで求人を探して応募していきます。

今はボタンを押すだけで応募が完了するものも多いですが、自分のスケジュールを確認しながら慎重に応募していきましょう。

チェックするべきことについてもこの記事内で紹介しているので参考にしてみてくださいね!

自己分析をして志望動機や自己PRを考える

求人探しと同時進行で行わなければならないのが自己分析です。
自己分析は履歴書や面接で必要になる志望動機や退職理由、自己PRのために大切な工程なのでしっかり時間をとって行いましょう。

ネットで検索すると自己PRや志望動機は例文がよく出てきますが、丸写しでは熱意や人柄が伝わりません。
自分と向き合って独自の文章で書き上げてくださいね!

辞める1ヶ月前までに退職を申し出る

転職先が決まったら勤務開始日も把握できるようになります。
「すぐにでも勤務してください」と言ってくれる事もありますが、これまで働いていたネイルサロンに退職する旨を申し出て退職日を決めることが大事です。

退職したい日の1ヶ月前までには必ず申し出ましょう。

有給休暇が残っている場合は消費する

働いている際に有給休暇を全然取っていなかった場合、かなりの日数が余っている可能性があります。

しっかり残り日数を確認して消化してから退職するのがおすすめです。

有給休暇中には転職先のネイルサロンで必要なものを揃えたり、リフレッシュしたりするなど、有意義な時間にしましょう!

ネイリストを続けるなら求人はここをチェックしよう

チェックリスト

転職先をネイルサロンにすると決めたなら、ネイリストを続けることになります。
次のサロンを探すときのチェックポイントを紹介していきます。

給与額・休日日数・保険加入状況

給与、休日日数、保険加入状況はしっかりと確認しましょう。

特に給与と休日日数に不満があっての転職の際は要チェックです!

すぐに離職せず、長く働き続けるなら昇給についてや役職手当についてもよく見ておくのが良いですね。

スキルアップをしたいなら資格手当の有無

ネイルサロンを変えて働きたい理由が、スキルアップのためならば資格手当の有無を確認しましょう。

ネイルサロンの中には持っているネイリスト検定の級に応じて給与に手当が付く場合や、検定を受ける費用を負担してくれる制度が用意されていることも。

特に資格手当は毎月の給与に影響するのでないよりあったほうが良いですよね!
求人票をよくチェックしましょう!

できればお客さんとして行ってみて雰囲気を確かめる

この求人良いかも!と思ったらすぐに応募することは大事ですが、一旦冷静になってホットペッパービューティーなどから該当ネイルサロンを予約してお客さんとして足を運んでみることもおすすめです。

すでに働いているネイリストの雰囲気や、デザインの傾向なども行ってみれば一目瞭然です。

転職理由や志望動機を考えるヒントも見つかるかもしれませんよ!







よくある質問

Q&Aの写真

ネイリストの転職についてよくある質問を紹介していきます。

ネイリストの面接でよく聞かれることは?

ネイリストの面接でよく聞かれるのは以下の6点です!

  • 志望動機(どうしてこのネイルサロンで働きたいのか)
  • 志望動機(どうしてネイリストをしたいのか)
  • 自己PR(自分の強みや長所)
  • 今の職場で頑張ったこと・大変だったこと
  • 接客で気をつけていること
  • どんなネイリストになりたいのか

志望動機はどうして応募しているサロンで働きたいのかと、どうしてネイリストになりたいのかの2パターンを聞かれることがあります。回答が異なると思うので、しっかり考えて話せるようにしておきましょう。

今の職場で大変だったことについては、大変だった、辛かっただけで終わらせず、どのように乗り越えたのかまで話せるようにしておくことが大切です。

技術チェックや技術試験でどんなことをするの?

ネイリストの面接では技術チェックや技術試験が行われることが多いです。
内容はネイルケア、ジェルカラーリング(ワンカラー、グラデーション、フレンチなど)、ポリッシュカラーリングなどが一般的。

ネイリスト経験者の場合は、それほど問題なくこなせると思いますが、忘れ物には十分注意しましょう。

ジェルやポリッシュはサロンのものを貸し出してくれるパターンがありますが、キューティクルニッパーやプッシャーなどのネイル用品は自分で持って行く必要があることも多いです。
忘れ物はそれだけでマイナスな印象になるので事前準備をしっかり行いましょう。

ネイリストから他業種に転職する時にはどんな自己PRをすればいい?

ネイリストから他業種に転職したい場合、自己PRが思い浮かばなくて悩んでしまう人は多いのではないでしょうか。
ここではいくつか自己PRの例をあげてお話をしていきます。

  • ネイルの技術力を磨いた⇒向上心がある
  • トレンドのデザインを追っていた⇒自分から学ぼうという姿勢がある
  • サロンの環境を整えていた⇒細かいことに気がつける、率先して動ける
  • 接客に注力していた⇒コミュニケーション能力がある

このような長所は他の職業でも活かせるのではないでしょうか。
他にもしっかり自己分析を行えばどんどん長所や強みが見つかるはずですよ!

離職理由や退職後のことを考えて計画的に転職活動しよう

ネイリストの写真

今回の記事では、ネイリストの転職理由について主にお話をしてきました。

ネイリストは人気の職業ですが、離職率の高い職業でもあります。
ネイリストを目指している方は、実際に働くことになったときのことをよく考えてみましょう。

そして、現在ネイリストをしていて転職を考えている方は離職したい理由や退職後のことをよく考えて計画的に行動してくださいね!

勤務しながらの転職活動は大変な事も多いですが、皆様の転職活動を応援しています。







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