妊娠中でもネイルを楽しみたい!!
そんな思いをしている妊婦さんも多いのではないでしょうか?
また、妊娠したらネイルは出来ないの?お腹の赤ちゃんに影響はないの?など、妊娠中のネイルについていまいち分からない人もいますよね。
実際に妊娠中でもネイルをしている人はいますが、妊娠中のネイルにはいくつか注意しなければいけないこともあります。
この記事では、いつまでネイルをできるのかなど、妊娠中のネイルについて詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
妊娠中もネイルはOK、出産前にはオフしよう
妊娠中のネイルは特に制限されているわけではありません。自己責任にはなりますが、ネイルをするのはOKです。
しかし、妊娠前のネイルよりも気を付ける点が多くあり、出産前にはオフしておくのが常識です。妊娠中のネイルでの注意点も一緒に解説していきます(^^)
妊婦さんもネイルはできる
冒頭でも記載した通り、妊娠中でもネイルすることは可能です。
ネイルといっても、マニキュア、ジェル、スカルプ、ネイルチップ、ネイルシールなどさまざまな種類があります。
お出かけの日だけネイルを楽しむ場合は問題ありませんが、日常的にネイルを付けているジェル、スカルプ、マニキュアの場合は注意点をしっかりと把握しておくことが重要です。
妊娠中のネイルで気を付けること
妊娠中は、病院によってネイルに対して指示がある、ないが分かれます。
爪は健康のバロメーターで、爪を見て体調を見る病院もあるため妊娠初期からネイルNGの病院もあるでしょう。
その場合は医師の指示に従ってくださいね。
妊娠すると、つわりなどで匂いに敏感になることがあります。
ネイルに使われる薬剤は匂いがきついことがほとんどで、それが原因で体調が悪くなってしまうことも。セルフの人は、換気することを忘れずに!
無理せず体調を一番に考えて行動しましょう(^^)
出産が近くなったら必ずオフ
出産近くになると、どんな事態があるか分かりません。
医療現場では、「血中酸素濃度」を測るために指先を使います。
ネイルをしていると正確な数値が測れないため、ネイルは必ずオフしておくことが大切です。
特にジェルやスカルプはすぐに落とせないので絶対にNGです。どうしても外したくない場合、数本は自爪にしておいてください。
赤ちゃんとママの身体が第一優先です。妊娠6ヶ月頃からはネイルを外しておくことをおすすめします。
オフしやすいネイル方法は?
ジェルやスカルプは何かあったときにすぐ落とせないのでおすすめはできませんが、違う方法のネイルで楽しんでみませんか?(^^)♪
ここでは、すぐオフできるネイルの方法を紹介していきます(^^)/
マニキュア(ポリッシュ)でセルフネイル
マニキュア(ポリッシュ)は除光液ですぐ落とせるのがメリットです。
お出かけしたい時だけに楽しんだり、何か緊急で入院した時はすぐ落とすことができます。
デメリットとしては、匂いがきつく乾きにくい点です。
妊娠中は匂いに敏感になる人が多く、ネイルの匂いで具合が悪くなってしまうこともあります。
匂いが大丈夫な人でしたら、たくさんの色もあって楽しめる方法なので、おすすめのネイル方法です。
ピールオフジェルでセルフネイル
日常でジェルネイルを楽しみたい人は、ピールオフジェルがおすすめです。
ピールオフジェルとは、自分で簡単に落とすことができるジェルです。
アセトンやネイルサロンに行かなくても、お風呂に入ってるときにウッドスティックを使って取ると簡単に取ることができます。
妊娠初期からジェルネイルを楽しみたい人は、ピールオフジェルをおすすめします(^^)/
ネイルチップを使う
ネイルチップは、イベントやお出かけのときだけしたい人におすすめです♪
今では100均でも可愛いネイルチップが売っています。自分で作って楽しむのも良し(^^)
ネイルチップの注意点は、ネイルグルーを使わないようにしましょう。
ネイルグルーを使ってしまうと、何かあったときにすぐ取ることが出来なくなってしまいます。
お出かけ中に取れることが心配な人は、ネイルチップ専用の強力なグミを使ってみてください。
ネイルグルーほどの強力さはありませんが、1日お出かけくらいにはちょうど良い接着力です(*^^)
ジェルネイルシールを使う
ジェルネイルシールを初めて聞いた方も多いかと思いますが、こちらもオフが簡単なネイル方法です。
100均でもいろいろな種類が発売されていて、今人気急上昇のネイル何です(^^)
貼り方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてくださいね!
https://www.nailjoshi.com/100250/
ジェルネイルシールは、ピールオフジェルと少し似ています。
ネイルを取りたいときは、温かいお湯に付けながら、またはリムーバーを少し付けて根元からウッドスティックで少しずつ剥がしていきます。
剥がすときは、無理やり取るのではなく少しずつ剥がしていくのがコツです♪
出産後はすぐにネイルをしてもいい?
出産後のお母さんは、身体の回復と赤ちゃんとの生活に大忙しです。
見た目のおしゃれに気を使う時間すらないというママの意見が多く見られます。
このことから、出産後すぐにネイルをつけることは現実的ではありません。
ですが、元々ネイルが好きな人なら「爪をキレイにしたい」と考えているはずですし、産後から1年くらい経過すると、ネイルをしようかなと思うお母さんもいるようです。
育児中の自分のためのおしゃれは、ママにとって何よりのリフレッシュになるはず。
ネイリストも子育てを経験していたり、育児中という人もいるので、その気持ちは十分理解しています。
では、産後にネイルをするとしたら、いつからつけて良いのでしょうか?
爪や健康状態をチェック
まずは、自分の爪や、身体がしっかり回復しているかチェックしましょう。
爪が弱っている状態でのネイルはおすすめできませんし、体調があまり良くないと、ネイル中に気分が悪くなる可能性もあります。
出産後のママの身体は、すぐに妊娠前の状態に戻るわけではありません。
出産にあたってとんでもない体力を消費しているので、身体の不調だけでなく、心の不調も出てきやすくなります。
さらに頻繁な授乳やおむつ替えはもちろん、だっこしていないと眠らないという赤ちゃんもいますし、ママだけでなくパパも睡眠不足に・・・。
何より、赤ちゃんの様子が24時間気になってしょうがないですよね。
やはりおしゃれをするには、心も身体も余裕がないと難しいのです。
ネイルをはじめ、自分のためのおしゃれは良いリフレッシュになりますが、無理に実行するのは様々な負担が考えられます。
身体の回復も含めて、一息つける余裕が出るまでは無理をせずに過ごしましょう。
ただし、自爪が長い状態は赤ちゃんを傷つける可能性があるのでNGです。
爪切りで短くするだけでなく、爪やすりで爪先をなめらかにしておくと当たりが良くなりますし、二枚爪にもなりにくいので、安心して過ごせますよ。
爪や体調に問題がなければネイルもOK
産後のネイルはしている人も少ないし、いつからつけていいの?と思わず考えてしまいますよね。
爪が弱くなっていない人や、ネイルをするにあたって長時間同じ体勢で過ごせるという人は、実際にはどのタイミングでつけてもOKです。
ただし、以下のような点を守りましょう。
・剥がれやすいマニキュアやネイルシールはNG
マニキュアやネイルシールは手軽につけられますが、育児や家事の最中に剥がれてしまう可能性が高いです。また、マニキュアは揮発性が高く、臭気の強い化学物質が含まれているので、赤ちゃんや子供がいる部屋での使用は絶対にNGです。ツンとした強いニオイは、大人でも気持ち悪くなってしまいますよね。また、剥がれてしまったマニキュアやネイルシールを舐めてしまう、口に入れてしまうなんてことも考えられるので、やはり付けないことを推奨します。
・ジェルネイルをつけるときは爪を短くする
ジェルネイルはマニキュアやネイルシールと比べて取れにくいので、赤ちゃんや小さな子供が、取れてしまったネイルを口に入れてしまう可能性は低くなります。産後で落ち着いた頃につけるのは問題ないのではないでしょうか。早いと産後から1ヶ月経ったくらいでジェルネイルをつける人もいるようです。自分の爪の状態や、身体の回復を考慮して、ネイルを楽しんでください。
ただし、ジェルネイルをつけるのであれば、爪の長さは短めにしましょう。長い爪で過ごすと、どんなにキレイに手を洗っても、爪の裏に雑菌が溜まりやすくなります。赤ちゃんに触れたりする時はもちろん、おむつ替えやミルクを上げる時に爪が不衛生というのは避けたいですよね。爪を短くするだけで、爪の清潔はかなり保ちやすくなるので、ジェルを付ける前に爪先の白い部分は2~3ミリ程度と短くしておきましょう。
・3Dアートや立体的なパーツは避ける
ジェルネイルはぷっくりとした3Dアートをつけたり、ストーンやスタッズなどで華やかに仕上げることもできます。しかし赤ちゃんや小さな子供と一緒に生活するなら、立体アートやパーツは付けずにジェルネイルをしましょう。ジェルネイルは取れにくいとはいえ、立体的なパーツは負荷がかかるとポロッと取れてしまうことがあります。
また、コーティングしているとはいえ出っ張りができてしまうと、その出っ張りで赤ちゃんの顔や肌を引っ掻いてしまうかもしれません。大人の皮膚なら問題がない凹凸でも、赤ちゃんの皮膚は薄くてとても柔らかいので、思わぬ傷に繋がってしまうかも。ジェルネイルをつけるなら、シンプルなデザインにするか、手書きアートやシールのようなフラットアートを楽しみましょう。
・爪の形はナチュラルで丸いラウンドにする
赤ちゃんや小さな子供がいる方は、ネイルをするときにわざわざ爪先を尖った形にはしませんよね。しかし、尖っていないとはいえ、四角い「スクエア」や「スクエアオフ」にするのも避けたほうがよいでしょう。スクエアやバレリーナネイルなど、尖っていないけれど爪に角が出来る形は、ふとした瞬間に赤ちゃんの肌を傷つけてしまうかもしれません。
・浮いてきたらすぐにオフor付け替え
ジェルネイルの持ちは通常3週間程度で、長くても1ヶ月程度が限界です。3週間後には人によって爪先からジェルが浮いてきたり、欠けてしまうこともあります。一度浮いてしまうとジェルが爪から剥がれやすくなってしまい、浮いたままにしておくのは大変危険です。取れてしまった箇所を赤ちゃんが誤飲する可能性もありますし、爪とジェルにスキマができたままにすると、グリーンネイルという緑膿菌感染を引き起こすケースもあります。一度グリーンネイルになってしまうと治るまではネイルがつけられないので、衛生的に保つためにも付け替えやオフの期間は必ず守り、少しでもジェルが浮いてきたらすぐにオフするよう心がけましょう。
子供連れOKや出張ネイルサロンがおすすめ
慣れた人がセルフでジェルネイルをするなら、付け終わるまで1時間もかからないかもしれません。
ですが、普段セルフネイルをしない人がジェルをつけるとなると、なかなか上手くいかなかったり、やり直しを繰り返したりして長時間かかることも。
ジェルを塗っていて、赤ちゃんのお世話のために中断するというのもかなり無理があるので、素早くキレイにジェルネイルを完成させるためにもサロンに行くことをおすすめします。
とはいえ、赤ちゃん連れでネイルサロンに行くのは難しいのでは?と思うママもいるはずです。
そんなときは、家の近くにある「子供連れOKのネイルサロン」や「出張ネイルサロン」を検索しましょう。
子供連れOKのネイルサロンでは、ベビーカーのままお店に入れたり、抱っこしたままネイルOKのお店や、託児所を併設しているところもあるのです。
また、出張ネイルサロンはその名の通りネイリストが自宅に訪問し、家でネイルを施術してくれるサービスです。
お子様連れOKのネイルサロンは、実際に子育て中だったり、子育てを経験したネイリストが在籍しているケースがほとんどなので、ママも気を使うことなく過ごせますよ。
ただし、赤ちゃんや子供の年齢によってはお断りされてしまうかもしれません。
まずは問い合わせで、何歳の子供が一緒にいると伝えたり、ベビーカーや抱っこのまま施術ができるかなどを質問しておきましょう。
まとめ
妊娠中でもネイルを楽しめますが、ネイル方法を変えてオフしやすいようにしておきましょう!
ジェルやスカルプではなくても、ネイルを楽しめる方法はたくさんあることが分かりますよね♪
今では簡単にオフできるネイルが100均でもたくさん揃っています。ネイルデザインも豊富なので、充分楽しめるのではないでしょうか(^^)
もちろんママや赤ちゃん優先の身体になりますので、ネイルの匂いで具合が悪くなったりした場合はすぐに中止してくださいね。
ネイルも、妊娠6ヶ月頃までにしておくなど緊急事態に備えてオフしておきましょう。
体調と相談しながら、ネイルを楽しんでみてくださいね(^^)♪
筆者の独り言~妊娠中のネイル体験談~
ここからは、筆者本人の体験談を載せていきます(*^-^*)気軽に読んでもらえると嬉しいです♪
4人出産しましたが、全員普通分娩での場合をお伝えします!
1人目は、妊娠7ヶ月で結婚式があったのでスカルプを付けました。このときはまだ若く、特に気にすることもなくオシャレとして臨月までスカルプをしていました(:_;)
もちろん出産前にはオフしましたが、今考えると怖いですね…
2人目は、やっとソフトジェルネイルが流行り始めたときで、自分でジェルネイルをしていまいた。臨月前にオフするつもりが、めんどくさがりな性格からオフせずそのまま出産(゚д゚)!
まだまだ若い私は、看護師さんに怒られるのではないかとそればかりが気になり、入院生活中はハラハラしたものです…
3人目は、自己管理しながらジェルネイルを楽しんでいました。お腹が大きくなり始めたくらいから動くのも億劫になり、その頃からネイルはせず出産しました。
一番自己管理ができた妊娠生活でした(^^)
4人目だけ違う病院で産みましたが、4人目は完全にネイルオフの妊娠期間を過ごしました(*^-^*)
この頃になると、子供達のことで忙しく、自分の時間もありません(:_;)
実際には、ネイルをしたくても時間がない!が正解かもしれません(;^ω^)
あとは、病院に怖い看護師さんがいた、というのもネイルをしなかった理由にあります…(゚д゚)なんて不純な動機なんでしょうか…
私の場合は、全員つわりがありとても辛く、その期間はネイルをするどころではありませんでした。匂いにも敏感になり、ずっと気持ち悪いのが続き寝込んでいたので、つわりがひどい場合はネイルどころではありません…
出産は全員何事もなく安産でしたが、それまでには極度の貧血、羊水過少、逆子など、妊娠中のトラブルもたくさんありました。
妊娠は何が起こるか本当に分かりません。何か緊急事態があったとき、ネイルをしていると処置の妨げになることがあります。出来れば早いうちからネイルはオフしておきましょう!
出産後はまたネイルを楽しめます(*^-^*)それまでは、ママと赤ちゃんの体調優先に楽しい妊娠生活をしてくださいね(*^^)♪