ネイルをしている方なら「イクステンション」という単語を1度は聞いたことがあるかもしれませんね!
しかし、詳しい意味や種類などについては知らないという方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、ネイルのイクステンションについて詳しく解説していきます。
リペアとの違いやイクステンションジェルのことについても紹介しているので、この記事を読めばイクステンションのことがしっかりわかるようになりますよ!
クリアネイルの特徴は?
まずはクリアネイルの特徴や魅力についてお話をしていきます。
性別・年代を問わない
クリアネイルは性別や年代を問わず、どんな方にもおすすめです。
昨今は男性もネイルをする方が増えてきていますが、カラーを塗るのはちょっと勇気がいる……という方はまずはクリアネイルに挑戦していただきたいです。
また、ネイルをしたいけれど、塗っている感は出したくないという場合、クリアネイルはナチュラルで清潔感のある指先にすることができるので良いでしょう。
シーンを選ばない
クリアネイルはオフィスでもOKですし、冠婚葬祭のような場面でも浮くことがありません。
クリアなので目立つことはありませんが、爪がきれいに整えられていることはわかるため、美意識の高さやおしゃれ感を出すことができます。
日常にもフォーマルなシーンにも自然に溶け込めるのがクリアネイルの魅力です。
どんな爪の長さや形でもできる
ネイルデザインの中には、爪の形や長さで違和感が出てしまうものがあります。
爪の長さはアートをする時に大切で、ショートネイルとロングネイルでは同じデザインをすることが難しい場合もあります。
その点クリアネイルは爪の長さ・形に関わらずきれいな仕上がりにすることができます。
爪の補強になる
爪が割れたり折れたりしやすくて困っているがカラーやアートはしたくない……このような方もいらっしゃるでしょう。
そんな方にもクリアネイルはおすすめです。
ベースジェルとクリアジェルを塗って仕上げればかなり割れにくくなりますし、マニキュアのクリアコートでも自爪だけで過ごすよりは強度が出ますよ。
クリアネイルはどうやってやるの?
魅力の多いクリアネイルですが、どのようにすれば強度が高く、きれいな仕上がりのネイルになるのか気になりますよね。
ここではジェルを使用する場合のクリアネイルのやり方をご紹介していきます。
1.下準備をする
下準備とは、甘皮処理とサンディングと油分除去の3つです。
甘皮処理はキューティクルリムーバー(甘皮をふやかす溶剤)をお持ちの場合は使用しましょう。
持っていない場合は、お湯に指先を浸けて甘皮をふやかせばOKです。
甘皮が柔らかくなったらプッシャーで押し上げたり、綿棒をくるくると動かし絡め取ったりして爪の表面についている甘皮を取り除きます。
次にサンディングをします。
サンディング不要のベースジェルを使用する場合にはこの工程は省いてください。
サンディングは180Gのスポンジバッファーを使って爪の表面に軽く傷をつければOK!
ジェルと自爪の密着が高まり、持ちが良くなりますよ。
下準備の最後は油分除去です。
消毒用エタノールをキッチンペーパーやコットンに染み込ませて爪の表面や爪先をしっかりと拭き取りましょう。
2.ベースジェルを塗る
下準備が終わったらベースジェルを塗ります。
爪の表面だけでなく、爪先の厚み分(エッジ)までジェルできちんと覆いましょう。
表面に凹凸がなくなり、つるんとなったらライトで硬化します。
3.トップジェルを塗る
トップジェルで仕上げていきます。
強度と厚みを出すためにも粘度が高めのトップジェルを使用するのがおすすめです。
さらっとしたテクスチャーのトップジェルしかお持ちでない場合は次項を参考にして厚みや強度を出せるようにしてください。
表面がつるんとしたらライトで硬化しましょう。
未硬化ジェルが出るタイプのトップジェルの場合はベタつきを消毒用エタノールやジェルクリーナーでよく拭き取ります。
ザラつきやベタつきがなければこれでクリアネイルの完成です。
厚みや強度を出したい時
しっかりと厚みや強度を出したいという場合には2つのやり方があります。
- ベースジェルを2度塗りする
- ハードジェルなどのクリアジェルを塗る
1つ目はベースジェルの2度塗りです。
ネイルサロンでもフォルム形成をする場合や、厚みを出したい時にベースジェルを2度塗りすることがあります。
2つ目はハードジェルなどの厚み出しに適したジェルを使う方法です。
ハードジェルは粘度が高く、厚みを出しやすいですが、ジェルリムーバーではオフできないデメリットがあるので注意しましょう。
最近はソフトジェルでも粘度が高い様々なクリアジェルが登場しているので探してみてください。
クリアカラーを使ったネイルを指すことも
クリアネイルというとクリアジェルのみを使ったネイルを指すことが多いのですが、クリアカラー(透け感のあるカラー)を使ったネイルデザインを意味することもあります。
最後にクリアカラーを用いたネイルで合わせたいアートをご紹介していきます。
ラメがけやラメグラ
クリアカラーとラメは相性抜群!
粒子が細かいシルバーとゴールドのラメは持っているとちょっと華やかさをプラスしたい時に役に立ちます。
クールな印象にしたい時はシルバーのラメ、上品で優しげな雰囲気に仕上げたい時はゴールドのラメを使用するのがおすすめです。
ニュアンスアート
ニュアンスアートの中でも、べっ甲ネイルや大理石ネイルなどにクリアカラーを用いると、程よい抜け感が出ておしゃれに仕上がります。
クリアカラーのみでタイダイにすると少しぼやけた印象になりますが、ホイルをつけたりホログラムを乗せたりするとアクセントになり、デザインが引き締まりますよ。
ストーンやパーツ
クリアカラーにストーンやパーツを乗せるのもおすすめです。
カラーの主張が控えめなのでストーンやパーツが引き立ちます。
大きめのストーンやパーツをメインに据えたい時には、ぜひクリアカラーを合わせてみてくださいね。
クリアネイルで抜け感を手に入れよう
今回の記事では、クリアネイルの特徴や魅力、やり方についてお話をしてきました。
クリアネイルはシーンを選ばないことや、世代や性別を問わず取り入れやすいことが魅力です。
また、カラーを塗ったりアートをしたりはしたくないけれど、爪の強度を出したいという方におすすめです。
シンプルでナチュラルなクリアネイルは清潔感や抜け感をさり気なく出すことができるのでぜひ気になった方は挑戦してみてくださいね!
他にもクリアネイルについて知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい♪
https://www.nailjoshi.com/98735/