酒粕でハンドクリームを手作りしよう!甘酒パックで色白美肌をゲット!! | ネイル女子

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暑くなってくると、朝、鏡を見てドキッとすることはありませんか?「何となく顔が黒ずんでる…?もしかして日焼けしてる?」そんな風に感じるだけで朝からテンションが下がりますよね。だんだん日差しが強くなると、万全の紫外線対策をしているつもりでも、白肌を完璧に守るのは至難のワザです。そして、どこよりも日焼けをしないように意識しているはずの顔に、紫外線のダメージが出ているということは、もっと無防備な手はより紫外線を浴びています。自分の手をよく見てみると、思っている以上に黒ずんでいませんか?手はその人の年齢を表すといわれています。日焼けして黒ずんでしまった手は、放っておけばどんどんくすみが強くなり、シミの原因にもなります。人は手の甲にシミがあるだけで、途端に老けて見えます。せっかくキレイにしているのに、そんなの残念すぎますよね。しかし黒ずんだ肌をふっくらとした白い肌に戻すには、いつものハンドクリームやオイルなどによる保湿だけではあまり効果が出ません。そんなお肌におすすめなのが「甘酒パック」です。甘酒は栄養価が高く「飲む点滴」として、夏バテなどの予防ドリンクとしても近年では定番になりつつあります。その甘酒に、素晴らしい美白力があるのをご存知でしょうか。甘酒の中でも特に効果が高いのが、酵素たっぷりの「生甘酒」です。そしてこの生甘酒は家庭で超簡単に作ることができます!今回は日本の伝統食「甘酒」のパワーと、その効果を活かした美白、美肌に効果的なパック法、また手作りハンドクリームの作り方をご紹介します。

甘酒の持つ健康パワー

甘酒に含まれる主な栄養素

・ブドウ糖
・ビタミンB群
・ミネラル
・アミノ酸
・コウジ酸
・オリゴ糖
・食物繊維
・酵素

ざっと挙げただけでもこれだけ栄養豊富な甘酒には、さらに次のような嬉しい効果があります。

・疲労回復
体内ですぐエネルギーになるブドウ糖と、エネルギー代謝を促進するビタミンやミネラルが、消耗したエネルギーを回復します。また酵素が消化吸収を高め、バテ気味の胃腸を助けます。

・ダイエット
ビタミンB群が糖質、脂質、たんぱく質の代謝を促進し、体脂肪の蓄積を防ぎます。またオリゴ糖や食物繊維がお通じを速やかにし、デトックス効果を高めます。

・美肌
甘酒を肌に塗ると、酵素が古い角質を除去してターンオーバーを活性化し、メラニンの沈着を防ぎます。さらにアミノ酸やビタミンB群が肌の潤いを守り、コウジ酸がメラニンの生成を抑制し、肌の白さを守ります。

市販の甘酒の種類

優れた健康・美容効果から近年大注目の甘酒は、今やスーパーや自販機でもお馴染みの飲み物です。主に市販の甘酒は次の2種類に大別されます。







酒粕に砂糖を加えたもの

市販の缶入り甘酒の多くがこれです。酒粕のアルコール臭があり、甘さは砂糖によるものです。米を麹で発酵させたものに比べ、食物繊維が数倍多く含まれています。

米を麹で発酵させたもの

アルコール分はなく、甘さはデンプンが分解されてできるブドウ糖によるものです。カロリーは酒粕に砂糖を加えたものに比べると低めなので、ダイエット向けです。

気をつけたいのは、市販の甘酒の多くは加熱殺菌されているということです。熱で酵素が死滅したりビタミンが変性しているので、甘酒の本来の効果が半減しています。そこで今注目されているのが、手作りの生甘酒です。麹菌の作り出した酵素が、生きたままたっぷり摂れる甘酒として、美意識の高い女性達に注目されています。

生甘酒を作ろう

甘酒というと「米と麹と水」で作ることが多いようですが、今回は「麹と水」だけで超簡単にできる作り方をご紹介します。

生甘酒の作り方

①水と麹を同量用意します。
②鍋に入れた水を60℃くらいに温め、そこにほぐした麹を入れて十分かき混ぜ、さらに65℃まで温めます。
③これを予めお湯で温めておいた魔法瓶に注ぎ、8時間ほど放置すればでき上がり。

酵素が最も活発になるのは、55~60℃くらいです。65℃だった麹が、魔法瓶に入れることで60℃くらいに下がり、最適の発酵が行われます。また、この間に酵素がデンプンを分解してブドウ糖となり、自然の甘味が出てきます。70℃より高い温度では酵素が死んでしまい、また低すぎても発酵がよくできませんので、「60℃」の温度管理が鍵になります。常温で放置すると発酵が進行して酸っぱくなるので、温かいうちに飲みきれない分は、冷まして冷蔵庫で保存しましょう。

甘酒パックをしてみよう!

甘酒は、飲んで内側から、塗って外側から夏の白肌を作ってくれる、最高の美白美容液です。日焼けが気になる日は、お風呂上りに甘酒でパックをしましょう。

甘酒パックのやり方

①洗顔後の肌に、小さじ半分~1杯ほどの甘酒を塗り広げます。
甘酒は刺激成分を含まないので、目の周りギリギリまで塗ってOKです。

②数分後に軽く乾いたらぬるま湯で洗い流し、いつものスキンケアをします。
アミノ酸とビタミンBの潤い効果、酵素のマイルドなピーリング効果、コウジ酸の美白効果で、潤いたっぷりのツルツル白肌が蘇ります。

手作り甘酒なら、市販の甘酒のような、合成保存料などの成分の肌への影響を気にすることもありません。米麹のツブツブが気になるなら、ミキサーやフードプロセッサーですり潰してペースト状にするのもおすすめです。

美白美肌の手作りハンドクリーム

では保湿用のハンドクリームだけではなかなか効果が見られない、黒ずんだ手に効果的なハンドクリームを自分で作ってしまいましょう!手作りハンドクリームには、甘酒を作る時に使う「酒粕」をそのまま使います。

作り方と保存法

市販のハンドクリームや美容オイルに、酒粕を1:1の割合で合わせ、良く混ぜれば完成です。たったこれだけで美肌効果のアップが期待できます!

・固形の酒粕を使う場合
固形の酒粕はモロモロするので、容器に適量の酒粕を入れ、そこにクリームやオイルを少しずつ加えながら、スプーンなどで潰しながら練るような感覚で混ぜていきます。一気に同量のクリームを混ぜてしまうと、ダマになったりザラザラしたような仕上がりになってしまいます。

・ペースト状の酒粕を使う場合
ペースト状の酒粕であれば、そのまま1:1の分量を一気に混ぜてしまって大丈夫です。最初はペースト状の酒粕を使うのが簡単でおすすめです。

保存法

酒粕を使ったハンドクリームの場合、最低2週間以内には使い切りましょう。常温でも酒粕の発酵が進んでしまうため、涼しい場所か冷蔵庫で保存してください。

酒粕には、コウジ酸、アミノ酸、ペプチド、酵母、ビタミンB群などが含まれていて、それらの成分が肌の老化を防ぐ効果があります。そのため美白効果や保湿効果、また酒かすには保温効果もあるため血行をよくし肌のキメを整えていきます。ただし、酒粕を肌に使う時は必ずパッチテストをし、特に問題がないか確認してください。またアルコールアレルギーの人は使用を避けましょう。

まとめ

ここ数年、甘酒の消費量は右肩上がりで増えています。洗顔石鹸やオールインワンジェルといった甘酒コスメまで登場し、甘酒ブームはますます拡大しています。甘酒を使ったパックは、自然のもので肌に優しく、保湿と美白が一度にできるという素晴らしい効果が期待できます。これからますます日差しが強くなってきます。生甘酒を使ったパックを摂り入れて、美肌を目指してみてはいかがでしょうか。







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