人生の一大イベントである結婚式。ドレスやブーケ、ヘアメイクと同様にこだわりたい方も多いのがブライダルネイルです。
花嫁の手元は指輪の交換やブーケトス、ケーキカットなど、意外と注目される機会が多くあります。
せっかくの結婚式、手先まで綺麗で完璧な状態で迎えたいですよね。
そこで今回は、プレ花嫁さん必見のブライダルネイルの基本や、結婚式の何日前にネイルをするのがベストなのかについてご紹介していきます。
ブライダルネイルとは?
ブライダルネイルとは結婚式や前撮り、フォトウエディング用に行うネイルのことをいいます。
ドレスやブーケ同様に花嫁さんを綺麗に見せるためのトータルコーディネートのひとつです。
特に決められているデザインなどはなく、ドレスや結婚指輪、会場の雰囲気に合わせてデザインを決めることが多く、普段のネイルよりは華やかで大きめのパーツなどを付けたデザインも人気です。
普段ネイルをしない方や、仕事柄ネイルができない方でもマニキュアやネイルチップを使えばブライダルネイルは可能です。
ブライダルネイルを綺麗に施された手元は、ウエディングドレス姿をより一層輝かせてくれます。
ネイルの種類を解説
ブライダルネイルの種類・方法は大きく分けて4つあります。
それぞれのメリット、デメリットをご紹介していきます。
1.ジェルネイル
ブライダルネイルで最もメジャーなのがジェルネイルです。
マニキュアでは出せないツヤっとした美しい見た目とモチの良さがメリットで、平均3週間ほど付けたまま過ごせます。
手書きアートや3Dアート、大きなストーンを付けることもでき、華やかなネイルデザインも楽しめます。
ただし、塗り方や付け方にはコツがあり、慣れていない方が自分でオフをする(ジェルネイルを落とすこと)のは大変なので、付けるのもオフするのもネイルサロンに行くのがおすすめです。
2.マニキュア
マニキュアは自然乾燥で固まり、100均やプチプラコスメでも種類豊富に売られているため、誰でも簡単に塗ることができます。
ネイルサロンにもマニキュアメニューがあるので、塗るのが不安だからプロにお任せしたいという方にもおすすめです。
落とす時は除光液とコットンで拭ってすぐにオフできるので、仕事柄ジェルネイルができない方にもぴったりというメリットがあります。
デメリットとしては他の種類に比べて剥がれやすかったり、できるデザインにも限りがある点です。
3.ネイルチップ
ネイルチップは、カラーやデザインが施されたネイルチップを接着剤や両面テープで爪に付けるだけで完成します。
ネイルチップもマニキュア同様、普段はネイルができない方でも簡単に華やかな手元になれるというメリットが大きいです。
デメリットとしては、既製品は自分好みのネイルデザインを見つけるのが難しかったり、オーダーメイドのネイルチップは注文から届くまでに最低でも1週間ほどかかることが多い点です。
準備期間が短い方には向きません。
4.スカルプ
スカルプチュアとは、アクリルという素材で自爪を補強したり長さを人工的に出す技術です。
非常に持ちが良く丈夫な長さ出しができて、爪のフォルムも綺麗に整えられますし、複雑なアートも可能です。
爪が小さい、短い、デコボコしているなど、手元にコンプレックスがある方でも指先を美しく見せることができるメリットがあります。
一方デメリットとしては、ジェルネイルよりも自爪に負担がかかりやすかったり、オフもセルフでは難しいので基本的にネイルサロンで付けてオフする必要があります。
ネイルは結婚式の何日前から準備するのがベスト?
ブライダルネイルのベストなタイミングは、先ほど説明したどの種類のネイルをするかによって変わってきます。
種類に合わせて解説します。
1.ジェルネイルの場合
結婚式でジェルネイルを付ける場合は、前日〜3日前くらいのタイミングで施術をするのがベストです。
また、ジェルネイルは持ちが良いため、スケジュール的に難しい方は、1週間ほど前の施術でもそこまで大きな問題はありません。
とはいえ、ジェルを付けてから日が浅いほうが、綺麗な状態であることは確かです。
爪が伸びるのが早い方は、3〜4日ほどで根元が伸びて気になることもあるでしょう。
そのため、可能な限り結婚式の直前にジェルネイルの施術ができるように、段取りを組んでおくことが大切です。
2.マニキュアの場合
マニキュアを選択する場合は、なるべく前日に施術するのがベターです。
マニキュアはオンオフに時間がかからない点がメリットですが、持ちはあまり良くありません。
そのため、施術のタイミングが早いと、結婚式を行う前に剥がれたり欠けたりする可能性があるので、注意が必要です。
どうしても前日に施術するのが難しい場合は、2〜3日前くらいにマニキュアを塗るようにしましょう。
ちなみに、マニキュアを当日に塗ると、結婚式の最中にヨレてしまう恐れがあるので気をつけてくださいね。
3.ネイルチップの場合
最ネイルチップを使用する場合は、結婚式の日から逆算し、当日までには確実に仕上がるようにオーダーしておくことが重要です。
サロンによっても異なりますが、オーダーチップが完成するまでには1〜2週間ほどの時間を要します。
不安な方は、事前にネイルサロンに問い合わせをして、どれくらい前にオーダーすれば良いか確認しておきましょう。
なお、ネイルチップの装着自体は結婚式の当日に行ってくださいね。
4.スカルプの場合
スカルプの場合は、前日〜3日前までに施術をしておくのがおすすめです。
スカルプもジェルネイル同様に持ちが良いため、時間が作れない場合は1週間前の施術でも問題ありません。
しかし、ネイルに慣れていない方が、スカルプを付けて1週間ほど生活すると、ぶつけて亀裂が入ったり折れたりする可能性があります。
また、ストーンやパーツといったアートが取れてしまうこともあるかもしれません。
そのため、スカルプもなるべく結婚式の直前に施術したほうが良いでしょう。
ブライダルネイルに関するよくある質問
ここでは、「ブライダルネイルに関するよくある質問」にお答えします。
ブライダルネイルにマナーはあるの?
ブライダルネイルに守らなければならないマナーがあるのか気になる方もいるかもしれませんが、実はこれといった決まりやマナーはありません。
必ずしも白を使わなくてはいけないわけではありませんし、長さや形、アートやパーツの有無も自由です。
特に白のフレンチネイルは花嫁向きのイメージがありますが、他のデザインでも十分ブライダルネイルは楽しめます。
さらに、花嫁だからとブライダルネイルをしなくてはならないという決まりもないので、もちろんネイルをしなくてもOKです!
ネイルサロンとセルフネイルどっちがいい?
セルフネイルの経験がない方や、技術に自信がない方の場合は、ネイルサロンでブライダルネイルをお願いしたほうが無難です。
結婚式は一生に一度だけの、とても大切なイベントですよね。
だからこそ、ブライダルネイルは納得のいく素敵なデザインに仕上げたいと思う方が多いでしょう。
そのため、プロのネイリストさんにイメージをお伝えして、理想のデザインを再現してもらうことをおすすめします。
しかし、セルフネイルの仕上がりに自信を持っている方や、自分にしか分からない特別なこだわりがある方は、自分でブライダルネイルを施術するのもありです。
このように、ネイルサロンとセルフネイルのどちらがベストなのかは人によって異なるため、自分にとって最適な方法を選択していただいて問題ありません。
どんなデザインがおすすめ?
ブライダルネイルで最もおすすめのデザインは、王道の白フレンチや白グラデーション、純銀のラメグラなどです。
なかなかデザインを決められない時は、花嫁さんのカラーである「白」のネイルを選べば間違いないでしょう。
ドレスやジュエリーにマッチする、レース・フラワー・リボンといったアートをプラスすることで、更に素敵な雰囲気になりますよ。
ビジューやパールなどをあしらって、華やかさを演出するのもGOOD!
一方、お色直しで着用するカラードレスに合わせて、ピンクやイエロー、ブルー、パープルなどの鮮やかなカラーでブライダルネイルを施す方も多いです。
また、煌びやかなガラスフレンチ、トレンド感のあるニュアンスネイルやマグネットネイルなども人気があります。
↓和装ウェディングでネイルを迷っている方はこちらもチェック↓
https://www.nailjoshi.com/37489/
まとめ
今回の記事では、ブライダルネイルを準備するタイミングやネイルの種類などについてお届けしました。
現代はネイルが普及していますが、まだまだ「本格的なネイルはしたことがない」という方は多いです。
そのため、ブライダルネイルのデザインで迷ったり、準備のタイミングが分からなかったりと、疑問点が浮かんでくることがあると思います。
そんな時は、ぜひ本記事を参考にしていただければ幸いです。
素敵なブライダルネイルを施して、結婚式を最高の思い出にしてくださいね。
↓結婚式のネイルをサロンとセルフで悩んでいる方はこちらもチェック↓
https://www.nailjoshi.com/2961/