ネイルの色素沈着はベースコートを塗って回避できる|ベースコートのメリット | ネイル女子

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セルフでネイルをする時、ちゃんとベースコートを塗っていますか?
マニキュアの場合、ベースコートを塗らずに爪に直接カラーを塗っている人は少なくありません。
たしかにベースコートを塗らなくても、マニキュアなら色を塗ることはできます。

ではなぜベースコートが存在するのでしょうか?
実はベースコートを使わないで直接カラーを塗ってしまうと、爪にネイルカラーが色素沈着してしまう可能性があります。
また、赤や黒のような濃い色のマニキュアを落とす時、除光液で溶けたカラーが指の皮膚に色素沈着してしまう・・・、こうなると何度手を洗っても、なかなか色は取れません。

しかしこれらは、ベースコートを塗れば回避することができます。
今回は、ネイルの色素沈着がベースコートを塗って回避できる理由や、ベースコートのメリットについてお伝えします。

ネイルの色素沈着とは

両手の爪の写真

マニキュアをオフした際に自爪が黄ばんだ経験のある方も多いのではないでしょうか。
これを色素沈着と言い、マニキュア(カラーポリッシュ)の色素が爪に沈着し、色がうつったり、黄ばんだりしてしまう状態を指します。

マニキュアが色素沈着しやすい理由

爪は、硬い角質でできており、表面に細かい段差があるものです。その段差にマニキュアの色素が入り込んでしまうと簡単には取り除けません。
除光液で簡単にオフすることができるマニキュアですが、実は一度拭き取ったくらいでは完璧に落ちていないことが多く、その状態から新たにネイルチェンジを繰り返すことで色素沈着しやすいと言われています。

除光液による黄ばみ

マニキュアを落とす時には除光液を使いますよね。
除光液にはアセトンという成分が含まれているのですが、このアセトンによって爪が乾燥します。
爪は乾燥すると、透明感がなくなり白くなり黄ばんでくるのです。

しかし、マニキュアを落とすには除光液の使用は避けて通れません。ではどうしたら良いのでしょうか?

爪が黄ばんでくる原因は乾燥なので、除光液を使った後はすぐに保湿をすればOKです。
マニキュアはキレイに落とさないと、ネイルカラーが色素沈着する可能性があります。
除光液を使って、しっかりと落とし残しのないようにカラーをオフした後は、できるだけ早く手を洗い、キューティクルオイルを塗って爪を保湿しましょう!

ベースコートの役割とメリット

手にマニキュアを持っている写真

マニキュアはベースコートがなくても塗ることができます。
そのためセルフでネイルをしている人の中には、ベースコートを塗らずにマニキュアを楽しんでいる人も多いと思います。
しかしマニキュアを塗る時には、必ずベースコートを塗るようにして下さい。
では、なぜわざわざベースコートを塗る必要があるのでしょうか?
ベースコートの役割とメリットをお伝えします。

ネイルの持ちをよくする

ベースコートを塗ることで、ネイルの持ちがよくなるというメリットがあります。
発色をさせるために作られているカラーポリッシュに対して、ベースコートは、カラーポリッシュをしっかりと密着させる効果があります。また、前述しましたが、自爪の表面には細かい凹凸があり、ベースコートを塗布することでその凹凸(段差)を埋める役割があり、カラーポリッシュの発色もUPします。

忘れがちなベースコートですが、ネイルをより綺麗により長持ちさせるには、欠かせない存在なのです。

マニキュアの色素沈着を防ぐ

重複しますが、ベースコートを塗布することで、自爪の表面の凹凸も滑らかになるため、カラーポリッシュが入り込むのを防ぐことができます。
結果的に色素沈着の予防になります。

表面を均してカラーポリッシュのムラを出にくくする

爪は硬い角質でできており、表面には凹凸(段差)が存在します。
ベースコートを一層塗布することでその段差を整えることができ、カラーポリッシュのムラを出にくくするというメリットもあります。

あまりにも凹凸の激しい爪には、細かい繊維が入ったリッジフィラーというベースコートもあります。

ネイルの発色がよくなる

ベースコートを塗布することでカラーポリッシュの密着性がUPし、尚且つ自爪の表面が滑らかになるため、カラーポリッシュが塗布しやすくなるとともに発色もよくなると言われています。

自爪を乾燥や紫外線から守る

ベースコートは、透明ですが、自爪を乾燥や紫外線から守る役割もあります。

特に最近は、

  • 健康的な爪用(一般的なベースコート)
  • 凹凸がある爪用
  • 二枚爪になりやすいまたは薄い爪用

などそれぞれの爪の特徴に合わせて、様々なタイプのベースコートが販売されており、マニキュアの下処理として捉えられがちなベースコートですが、自爪のケアにも使えます。

自爪をケアして補強する

前述した通り、ベースコートには様々な種類が存在します。
ベースコートを塗布することで自爪に一層膜ができるため、自爪の保護にも繋がります。
自爪が人よりも薄い方や乾燥している方は、保湿成分の入ったケア用のベースコートや補強用のベースコートの使用がおすすめです。

ベースコートの塗り方

忘れられがちな存在ですが、実はとても重要なベースコートの塗り方について解説していきます。

■ベースコートの塗り方の手順

  1. 自爪の形と長さを整える(ファイリング)
  2. 甘皮を処理
  3. 油分除去
  4. ベースコートを塗布する

下準備をしっかりと行うことで、爪の根元から爪先までしっかりとネイルを塗布することができ、見映えもよくなると同時にネイルの持ちもUPします。
また、ベースコートを塗布する前は、エタノールなどを用いて、自爪表面の油分を除去しましょう。

■ベースコートの塗り方のコツ

  1. ベースコートをハケに含ませたら、ボトル口で片面をしごいて適量に調節する
  2. 忘れがちな爪先から塗布する
  3. 爪の根元から爪先に向かって、爪表面に塗布する
  4. しっかりと乾かす

ベースコートの量が多すぎるとはみ出したり、もったりとして見映えも悪くなり、乾かすのにも時間がかかってしまうためNG。
ネイルの持ちを良くするためにも、よく使う爪先(エッジ)から塗布しましょう。カラーポリッシュに移動する前にしっかりと乾かすことも大切です。

ベースコートは重ね塗りしていいの?

ベースコートは、重ね塗りOKです!
重ね塗りをすることで1度塗りよりも自爪の凹凸が少なくなり、表面がより滑らかになります。ただし、厚塗りはNG。厚塗りすることでカラーポリッシュの見映えが悪くなったり、かえって表面が均一にならないことも。

ベースコートは塗りっぱなしでも問題なし!

ベースコートは、塗りっぱなしでも大丈夫です◎
一般的にカラーポリッシュは10日前後で付け替えが必要ですが、自爪を保護する役割もあるベースコートは塗りっぱなしでも問題はありません。

ベース&トップコートでもOK

メーカーによっては、自爪の保護や仕上げのツヤ出しの効果も兼ね揃えたベース&トップコートを販売しているところもあり、これを使用するのもOKです。
ただし、自爪の凹凸や乾燥がひどい方、よりツヤのある仕上がりにしたい方、強度を出したい方は、それぞれ専用のベースコート、トップコートを選ぶのがおすすめです。

ベースコートの選び方

一言にベースコートといえども、自爪の状態は人それぞれで自分の爪に合ったベースコートを選ぶことが重要です。

  • 健康な爪→一般的なベースコートでOK
  • 凹凸がある爪→強化、保護用のベースコート
  • 二枚爪や薄い人→強化、保護用のベースコート

を選びましょう。

おすすめ!優秀ベースコートを紹介

ベースコートはたくさんあるので、どれを購入すれば良いかとても迷いますよね。
今回は、1000円以下で購入できる数あるベースコートの中で、特に優秀なベースコートをご紹介します♪

■ちふれ ベースコート

【健康な爪~凹凸がある爪向け】

化粧品メーカーとしても有名なちふれから販売されているベースコートです。
爪の凹凸をカバーしてくれ、薄ピンクに色づくため、より健康的な爪色に。ムラになりにくく、速乾性が高いため、忙しい大人女子にもおすすめです。

■無印良品 ベースコート ベビーピンク

【乾燥がひどい爪、凹凸がある爪におすすめ】

最近は、雑貨以外に基礎化粧品の評価も高い無印良品のベースコート。
爪の表面をなめらかにする効果に加えて、セラミドやヒアルロン酸といった保湿成分も配合されています。ベビーピンクの薄ピンクに色づくため、ベースコート単体使いでもOK◎その後に塗るカラーポリッシュの発色もUPします。

■キャンメイク カラフルネイルズNNH ネイルハードナー

【乾燥がひどい、薄い爪におすすめ】

プチプラメイク用品で有名なキャンメイクから出ているベースコート。
ネイルハードナーという名前の通り、保湿成分であり、爪の主成分でもある「ケラチン」を配合しているため、爪を保護し、割れや欠けを防ぐ効果あり。また、ベースコートとしてもトップコートとしても使用することが可能◎

■デュカート ファイバーインベースコートA

【凹凸がある爪におすすめ】

極細のナイロン繊維配合のため、爪の凹凸がひどい人におすすめのベースコートです。配合された繊維が、爪の凹凸を埋めてくれるため、その後のカラーポリッシュの色ムラを防ぎ、密着力をUPさせてくれます。保湿成分も配合されており、乳白色の色づきをするため、自爪の保護用にもぴったり★

■DHCスピーディ ベース&トップコート

【健康な爪、薄い爪向け】

スクワランなど保湿成分配合で爪を保護するベースコート、厚みがあってぷっくりとしたツヤのある仕上がりに見えるトップコートの役割も果たす、ベース&トップコートです。速乾性があり、乾くのも速く、マニキュアだけどジェルのようなツヤやぷっくり感を出したい方におすすめです♪

■インテグレート トップ&ベースコートN

【健康な爪、凹凸ある爪向け】

化粧品メーカーで有名なインテグレートが販売している、トップ&ベースコート。
速乾性があり、爪の凹凸を抑えてくれるベースコートとしての役割と仕上がりのツヤと色持ちを良くしてくれるトップコートの役割がある、便利な商品。

ベース不要のマニキュアもある

ネイルカラーを塗る時はベースコートが大切です。
近年はベース・カラー・トップコートが1つになったマニキュアも発売されています。

このようなタイプのマニキュアならベースコートは不要です。
いつもマニキュアを塗る時についついベースコートを忘れてしまう人は、1本で3役が叶うオールインワンマニキュアの使用もおすすめですよ!

■おすすめのオールインワンマニキュア

noiro ネイルカラー

日本人の肌をキレイに見せるこだわりのカラーラインナップが人気のMade in Japanブランド「noiro」。
保湿成分や爪を保護する成分が配合されている爪に優しいマニキュアです。
速乾性があり、ベースコート・トップコートは不要!スルッと簡単に落とすことができます。

Glossy Coat

ドラックストアやバラエティショップで気軽に購入できるプチプラブランド「Glossy Coat」。
ベースコート・トップコート不要のオールインワンマニキュアです。Glossy Coatがおすすめなのは、カラーが豊富に揃っていること。
プチプラのオールインワンネイルは、ピンクやベージュのようなヌーディーカラーがほとんどですが、Glossy Coatにはオレンジやグリーン、ブラウンなど、おしゃれなカラー展開があるのが魅力です。

まとめ:ベースコートは大切!

ベースコートを塗ってからカラーマニキュアを塗ることで、ネイルの持ちや仕上がりが良くなるのは嬉しいことですね!
でも、ベースコートを使って欲しい一番の理由は、ネイルの色素沈着をベースコートで防ぎたいからです。

カラーマニキュアは、色やメーカーによって爪にうっすらと色が残ってしまうものがあります。
特に爪が乾燥していたり、傷んでいたりする時は注意が必要です。
ベースコートを使わずに直接乾燥している爪にカラーマニキュアを塗ると、乾燥によってできた爪の縦筋にカラーが入り込み落ちなくなったりします。

また、薄くなった爪や傷んでいる爪も色が染まりやすいのです。そのため落とす時に除光液で溶けたマニキュアが、染み込んだような状態になり色が爪に残ってしまうことも・・・。

ベースコートを塗り、爪の表面を保護してからネイルカラーを塗ることで、爪にマニキュアの色が残るリスクを回避することができます。
またマニキュアをオフする時、スルッと落ちやすくなるので時短にも繋がります。

セルフでマニキュアを塗る時は、必ずベースコートを塗るようにしましょう!

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