ネイルには、様々なカットスタイルがありますが、近年「バレリーナ」という形が注目を集めています。
基本的な形である「スクエア・スクエアオフ・ラウンド・オーバル・ポイント」の5種類はよく知られているので、ご存知の方も多いと思います。
そして日本ではあまり一般的ではないのですが、カットスタイルには他にも「バレリーナ・リップスティック・スティレット」というものがあります。
近年人気のバレリーナは、とてもスタイリッシュで素敵な形なので、まだチャレンジしたことがない方にもおすすめの形といえます。
この記事では、今注目のバレリーナネイルについて、特徴や整え方、似合うネイルデザインなど詳しくご紹介します。
また、他の爪の形もまとめておくので、ネイルのカットスタイルに悩んだ時は参考にしてみて下さいね♪
バレリーナネイルとは?
バレリーナネイルは、ジェルネイルをしている方を中心に、昨今とても人気がある爪の形です。
その洗練されたカットスタイルは、海外でも非常に人気のある形なんですよ。
また、バレリーナネイルは、棺桶の形に似ていることから、コフィンネイルと呼ばれることもあります。
バレリーナネイルの特徴
まずは、バレリーナネイルをご存知でない方にも、分かりやすくその特徴をご説明していきます。
おしゃれで目を惹くカットスタイルなので、より多くの方に知っていただけると嬉しいです。
バレリーナネイルの大きな特徴は、爪先に角があり、バレリーナシューズのつま先のような形に見えることです。
分かりやすくご説明をすると、スクエアが先細りになったような(台形のような)、カットスタイルのことをいいます。
爪先に向かった直線のラインが特徴
バレリーナネイルは、爪先に向かって直線のラインも特徴のひとつ。
シュッと細長い形なので、女性らしさの中にシャープさも感じられる、ファッショナブルなカットスタイルです。
ゆえに、日本はもちろんですが、多くの海外セレブからも愛されています。
バレリーナ型にするなら爪の長さが必要
爪の形をバレリーナにするならある程度爪の長さが必要です。
爪が短いと、どうしてもバレリーナネイルにすることが難しくなってしまいます。
その為、バレリーナネイルを楽しむには、ある程度の長さが必要です。
基本的には、フリーエッジ(爪が伸びた白い部分)が5ミリほどあるのが理想といわれています。
バレリーナネイルの整え方
バレリーナネイルは、エメリーボード(爪やすり)を使用して、セルフネイルで楽しむことが可能です。
いつもの形に飽きてしまった方や、旬のネイルをしてみたい方は、ぜひトライしてみてくださいね。
ここからは、バレリーナネイルの整え方を解説します。
1.爪先をまっすぐに整える
まずは、エメリーボードを爪に対して90度に当て、先端をまっすぐに整えていきます。
カーブがつかないように気を付けながら、上から見たときに、爪先が綺麗なストレートになるように削りましょう。
2.サイドを細くまっすぐに削る
次は、両サイドをストレスポイントから、細くまっすぐに削っていきます。爪の先端は、台形のような形をイメージして作りましょう。
上や横から見た時に、きちんと左右対称になるように、意識することもポイントです。
また、ジェルネイルを施す場合は、仕上がりのイメージよりも細めに削っておくと、綺麗でスタイリッシュなフォルムになります。
3.バッファーでバリを取る
バレリーナネイルの形が作れたら、バッファーを使用して、バリ(爪の裏側にできた削り残りのような部分)を綺麗に取り除いていきます。
必要以上に削ってしまうと、せっかくのバレリーナの形が崩れてしまうので、注意してバリ取りをしましょう。
バレリーナネイルが似合うネイルデザイン♪
バレリーナは、基本的にどのようなデザインでも素敵に仕上がる形です。
その中でも、特におすすめしたいデザインをご紹介します。
バレリーナネイルを初めてされる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
シンプルなワンカラー
形そのものが洗練されていて、ある程度の長さもあるバレリーナには、シンプルなワンカラーがとても似合います。
ワンカラーの上に、ポイントでアートを施しても可愛く仕上がりますが、カラーのみでも十分素敵に見えますよ。
フレンチネイル
みんな大好き!王道のフレンチネイルも、バレリーナと相性が良いです。
都会的でおしゃれ感満載のバレリーナの形と、定番フレンチの組み合わせが、なんとも美しく、エレガントな指先を演出してくれます。
定番のフレンチはもちろんですが、Vフレンチや変形フレンチなどにしても◎
グラデーション
シンプルなグラデーションも、バレリーナでしたら存在感抜群です。
バレリーナネイルは、基本的に長めであることがほとんどなので、特別に凝ったアートをしなくても、見栄えバッチリに仕上がりますよ。
バレリーナ以外の爪の形「6選」
ネイルのカットスタイルは、バレリーナ以外にも様々な形があります。
ここでは、日本でも定番の「スクエア・ラウンド・オーバル・ポイント」と
海外を中心に人気がある「リップスティック・スティレット」の6種類をご紹介しましょう。
スクエアネイルの特徴
スクエアネイルは爪の先端・両サイド共にストレートで、四角い形をしていることが特徴です。
数種類ある爪の形の中で最も面積が大きいため、アート映えしやすい点や、強度があって割れにくいことがメリットだと言えます。
スクエアネイルは指先に存在感が欲しい方や、爪が小さい方におすすめの形です。
ラウンドネイルの特徴
ラウンドネイルはサイドがストレートで、先端には丸みがあることが特徴です。
元々の指先のカーブに近い形なのでナチュラルで清潔感があり、どのようなデザインともマッチします。
ラウンドネイルはショートネイル派の方や、爪が大きめの方、自然で女性らしいデザインを好む方におすすめの形です。
オーバルネイルの特徴
オーバルネイルは爪の先端・サイド共に丸みがあり、卵のような形をしていることが特徴です。
落ち着いた印象がある形で、ワンカラーやグラデーションなどのシンプルなデザインにもよく似合います。
一見するとラウンドに似ていますが、オーバルのほうがサイドが丸くてシャープなので、指がスッキリと長く見えることがメリットです。
ポイントネイル(アーモンドネイル)の特徴
ポイントネイルは、オーバルよりもさらに先端やサイドがシャープなことが特徴です。
アーモンドのような形をしていることから、アーモンドネイルと呼ばれることもあります。
シャープな形なので爪の強度は弱めですが、シュッと指が細長く見え、洗練された雰囲気になるのが魅力です。
シンプルな定番デザインはもちろんのこと、華やかなビジューやマグネット、ぷっくりアートなどのトレンドネイルにも似合います。
リップスティックネイルの特徴
リップスティックネイルはその名の通り、口紅のように先端が斜めで平らな形になっていることが特徴です。
日本ではあまり見かけない珍しい形ですが、海外のおしゃれ女子たちには以前から注目されています。
人とかぶりにくい爪の形なので、個性をアピールしたい方や新鮮な気分になれるデザインを求めている方におすすめです。
形だけでも十分おしゃれ感があるので、シンプルなワンカラーでもばっちり存在感が出せます。
スティレットネイルの特徴
スティレットネイルは、ポイントネイルをさらにシャープにしたような形で、先端がかなり細く尖っていることが特徴です。
スティレット(短剣)に似ていることから、スティレットネイルという名前が付きました。
リップスティックネイル同様、日本ではあまり見かけませんが、海外セレブが好んで取り入れていることから、アメリカ等では人気がある形です。
かなりシャープな形なので、ポイントネイル以上に繊細で華奢な印象があります。
スティレットネイルは都会的でスタイリッシュな雰囲気のデザインを好む方や、海外ファッションが好きな方におすすめの形です。
まとめ
今回の記事では、バレリーナネイルを中心に様々な爪の形について解説しました。
同じデザインでも、どのような形を選ぶのかによって全体の雰囲気が大きく異なります。
特にバレリーナネイルは、大人気の韓国ネイルやワンホンネイルとも相性が良い形なので、トレンドデザインを満喫したい方やロングネイル派の方にはぴったりです。
一方、爪を伸ばせない方や、落ち着いたデザインが好みの方は、基本のスクエアネイルやオーバルネイルなどで正統派のデザインを楽しむのがおすすめ。
一歩先をいく個性的なデザインがやりたい時は、リップスティックネイルやスティレットネイルにトライしてみても良いかもしれません。
それぞれのライフスタイルや好みに合わせて、最適な爪の形を選んでみてくださいね!
他にもバレリーナネイルについてや爪の形について知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい♪
https://www.nailjoshi.com/97556/
https://www.nailjoshi.com/95801/