自分の爪の形がコンプレックスで、どうにか綺麗にしたいと悩んでいる方は大勢いらっしゃいます。
ネイルサロンのブログやSNSなどで、綺麗な爪の写真がたくさんアップされているのを目にすると、「自分の爪の形も、綺麗にできる方法があるのなら知りたい!」と思いますよね。
今回は、爪の形が決まる理由や、爪の形を綺麗にする方法などを詳しく解説していきます。
爪の形は生まれつきで決まる?
よく「爪の形は生まれつき」と聞くことがありますが、本当のところが気になりますよね。
まずは、爪の形がどのようにして決まるのかを、ご説明していきます。
爪の形は遺伝しやすい
爪の形が遺伝しやすいというのは事実です。
自分の爪の形と家族の爪の形が似ている場合は、遺伝の可能性が高いでしょう。
ただ、必ずしも遺伝の影響であるとは言い切れないので、その他の影響を受けている場合もあります。
爪噛みや爪をむしる癖の影響
爪噛みや爪をむしる癖がある場合も、爪の形に大きな影響があります。
これらの癖が原因で、先端がガタガタになったり、極端な深爪になったりしてしまうのです。
深爪や指先の使い方の影響
深爪の状態で長く生活している場合、爪のピンクの部分が短くなります。
また、仕事や家事などで爪先を頻繁に使うと、反り爪になってしまうこともあるのです。
爪の形は綺麗に変えられる?
爪の形が悪く、コンプレックスを抱いている方は多いです。
そして、まず浮かぶのが「爪の形は綺麗に変えられるの?」という疑問ですよね。
爪の形を大きく変えることは難しいですが、実はネイルケアや生活習慣の改善で、ある程度は変えられる場合があるのです。
ここからご説明していきますね。
深爪や平らな爪は綺麗になる
深爪や平らな爪、ネイルベッドが短い爪は、正しいネイルケアを続けたり、噛み癖を改善したりすることで、綺麗な爪に育てていくことができます。
綺麗にするのが難しい爪も
ネイルケアや生活習慣だけで、綺麗な爪の形に変えるのが難しい爪の形状もあります。
爪の横幅が広いマムシ指や、爪が下がって生えてくる鷲爪などがその例です。
ネイルケアで爪の形を綺麗にしよう
前項でご説明したように、爪の形はネイルケアで綺麗にできる場合があります。
すぐに爪の形が綺麗に整うわけではありませんが、コツコツとネイルケアや保湿ケアを継続していくことで、変化を感じられるようになるはずです。
次は、爪の形の整え方や保湿ケアについて解説します。
爪切りはNG!爪やすりを使う
綺麗な爪の形を目指していくためにも、爪の長さや形を整える際は、爪やすり(エメリーボード)を使用しましょう。
その際、爪やすりは往復がけをせず、一方方向に動かすことがポイント!
往復がけをすると、爪にダメージを与えてしまうからです。
また、爪切りは衝撃や圧がかかりやすく、二枚爪の原因になってしまうこともあるので、基本的におすすめできません。
爪をカットした先端の部分がガタガタになりやすく、爪切りだけで綺麗な形に整えることも難しいです。
これまで爪切りを使っていた方は、ぜひ爪やすりで整えるようにしてみてくださいね。
ネイルオイルとハンドクリームをこまめに
ネイルオイルやハンドクリームを使って、指先の乾燥を防ぐことも、綺麗な爪を育てていく上でとても大切です。
指先がきちんと保湿されていると、綺麗で健康的な爪が生えてきやすくなります。
化粧水や美容液などでお肌を毎日ケアするのと同じように、指先のケアも毎日行うことで、少しずつ結果が出てきますよ。
手を洗った後や就寝前などに、こまめな保湿ケアをする習慣を身につけましょう。
ネイルサロンのケアメニューもおすすめ
保湿ケアに加え、甘皮周りのケアも行えば、さらに綺麗な爪を育んでいくことができます。
甘皮周りのルースキューティクルが適切にケアできていると、ネイルオイルの浸透も良くなるんですよ。
最近は、セルフで甘皮のケアをされる方も増えています。ただ、ケアの仕方が間違っていると、かえって甘皮周りを傷つけてしまうことも…。
そのため、ネイルケアの正しい手順がよく分からないという方は、ネイルサロンでケアメニューをしてもらうのがおすすめですよ。
生活習慣を改善して美爪に!
ネイルケアで、ある程度は爪の形を綺麗にできることが分かりました。
けれど、せっかくネイルケアで爪の形を綺麗にしても、良くない習慣があると弱い爪になってしまいます。
美しい爪をキープするためには、生活習慣を見直すことも重要なのです。
ここからは、綺麗な爪を保つために、気をつけていきたいポイントを解説します。
栄養・睡眠不足を改善
綺麗な爪を育てるためには、食事の栄養や良質な睡眠など、体の内側からケアすることも大切です。
栄養バランスが偏った食生活を続けていると、爪が弱くなってしまうことがあります。
爪は主に、ケラチンというタンパク質でできているので、まずは主成分であるタンパク質が不足しないように気をつけましょう。
これらをバランスよく摂取することで、体の内側からもケアすることができますよ。
また、睡眠不足も爪の健康にとって良くありません
。
寝ている間は、爪の生成に必要な成長ホルモンが分泌されるため、なるべく良質な睡眠をとるように心がけましょう。
爪噛みや爪をむしる癖を治す
先ほどもお話しましたが、爪噛みや爪をむしる癖は、深爪になったり爪が痛んだりしてしまう、大きな原因です。
これらの癖は、爪にとってかなり悪影響となってしまいます。
けれど、癖を治すのは簡単なことではありませんよね。
そんな時におすすめの対策法は、ジェルネイルやマニキュアなどで爪を素敵にしてあげることです。
実際に、「ネイルをしたことで、爪を噛まなくなった!」という方もいらっしゃいます。
お仕事などでネイルをするのが難しい場合は、クリアのジェルネイルをしたり、爪をシャイナーでピカピカに磨いたりするのもおすすめですよ。
爪先や指に負担をかけない
日常生活の中で、爪先や指に負担をかけないように意識することも大切なポイントです。
爪先や指先を酷使しないように気をつけることはもちろん重要ですが、素手で洗い物やお掃除をするのも避けたほうがよいでしょう。
実際に、「ネイルをしたことで、爪を噛まなくなった!」という方もいらっしゃいます。
洗剤類を素手で触ると、想像以上に指先の乾燥を招いてしまいます。
洗い物やお掃除の際は、ゴム手袋を使って爪先や指先を守ってあげてくださいね。
まとめ
ここまでお話してきたように、爪のコンプレックスは、日頃のケアや生活習慣で改善できる可能性があります。
実は私自身、コロンと丸い自分の爪があまり好きではありませんでした。
けれど、ネイルケアを続けていく中で、ネイルベッド(爪のピンクの部分)が長くなり、シュッとした縦長の爪に近づけることができたのです。
爪の形でお悩みの方は、「生まれつきだから…」と諦めず、前向きにネイルケアや良い生活習慣を続けていきましょう!
日々の積み重ねが、美爪への一歩に繋がりますよ。