ネイルアートとは何かと聞かれるとどこからがネイルアートなのだろう……と悩んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ネイルアートとは、1色塗りするだけでなく、絵や模様を描いたりパーツを乗せたりと自由にデザインを施すことです。
つまり、フレンチもストーンも手描きのイラストも全てネイルアートです。
今回の記事では、ネイルアートの種類について紹介していきます。
とはいえネイルアートの種類は無限にあるのでここでご紹介するのはごく一部の代表的なものです。有名なものや人気なものを中心にお話していくのでネイルをする際の参考にしてみてください。
ネイルアートの種類
ネイルアートの種類は今も増え続けています。
ここでは代表的なものをご紹介していきますので参考にしてみてくださいね!
フレンチ
上品なデザインで世代問わず人気のフレンチ。爪先のカーブに沿ってライン(ノーマルなフレンチはホワイトのライン)を引くアートです。
最近では細フレンチ、ガラスフレンチ、ミラーフレンチなど新たなバリエーションも増えています。
グラデーション
爪先の色が濃く、根元になるにつれて色が薄くなっていくアートがグラデーションです。
色味によっては非常にナチュラルな仕上がりになるのでオフィスネイルなどで人気。
ラメを使ってグラデーションにする場合はラメグラデーションと呼ばれます。
ストーン
ストーンを乗せるのもアートの1つ。
ストーンを爪に乗せて固定し、ジェルで埋め込むだけなのでセルフネイル初心者の方にもおすすめのネイルアートです。
Vカットストーンと呼ばれる立体的なストーンを乗せるアートは華やかなので特別な日のネイルでよく取り入れられます。
手描き
手描きのお花や模様も全てネイルアートです。
特にフラワーアートはネイリスト検定3級の課題になっているのでネイルアートの中では定番といえるでしょう。
春は桜やミモザ、梅雨は紫陽花、夏はひまわり、秋はコスモス、冬は椿などが人気です。
ネイリストの中にはアニメのキャラクターを繊細なタッチで描く人もいます。
ミラー
ミラーパウダーを使ったメタリックな輝きが特徴のアートです。
ニュアンスネイルやオフィスネイルとの相性がよく、ネイルサロンでもよくサンプルで使用されています。
セルフネイルでもミラーパウダー、ノンワイプトップジェル、アイシャドウチップを用意すれば簡単にできますよ。
タイダイ
タイダイ染めをイメージしたネイルアートのことです。
ニュアンスネイルによく使用されます。
たくさんのカラーを使うとまとまりを出すのが難しいので初心者の方は3色まででタイダイをするのがおすすめですよ。
アニマル柄
アニマル柄は秋に人気のネイルアートです。
レオパードやダルメシアン、カウ柄(牛柄)、パイソンなどが特によくチョイスされます。
クールな印象に仕上がりやすいアートですが、柔らかいカラーを使えば可愛い雰囲気にもすることも可能です。
チェック柄
ギンガムチェックは春に、タータンチェックやアーガイルは秋によくしている人を見かけるようになります。
カラーの組み合わせが難しく、ラインをまっすぐに引く技術が必要になるので中級者から上級者向けのネイルアートです。
ツイード
冬っぽい雰囲気が出るツイードは見た目の複雑さに比べて比較的やりやすいアートです。
ライナーブラシを使ってランダムに格子柄を描いていくだけで仕上がります。
片手に1,2本取り入れるだけで冬らしい華やかなネイルになるのでおすすめです。
ブランケット
チェック柄の派生とも考えられますが、ブランケットというアートもあります。
メイクスポンジを使ってチェック柄を描き、マットトップジェルで仕上げるとブランケット生地のように仕上がりますよ。
押し花
ドライフラワーを使ったネイルアートで、春に人気です。
最近ではクリアの粘土ジェルにドライフラワーを混ぜてハーバリウムのようにするデザインも登場しています。
セルフネイルで行う場合は、表面が凹凸にならないようにしっかり埋め込むことがきれいに仕上げるポイントです。
水彩
水彩絵の具を使ったネイルアートのことです。
淡くにじんだ表現ができることが特徴で、初夏によく見かけられます。
100円ショップのセリアではジェルネイル用の水彩アート用品が販売されているので安く試してみたい方はぜひチェックしてみてください。
マーメイド
夏に大人気のネイルアート「マーメイドネイル」は人魚の鱗ネイルとも呼ばれます。
次に紹介するラグーンアートとも相性が良く、7~8月のサマーバケーションシーズンに合わせてする方が多いですよ。
アイシングジェルがあればセルフネイルでも挑戦できます。
ラグーン
ラグーンアートは水面アート、海アートなどと呼ばれることがあります。
水面の波打つ様子を表現したアートで、真夏を代表するネイルアートといえるでしょう。
シェルパーツと合わせるのがおすすめで、フットネイルの親指アートにしてもインパクトがありますよ。
3D
立体感のあるアートを3Dアートと言います。
以前はアクリルパウダーとアクリルリキッドによって作るのが一般的でしたが、最近は粘土ジェル(クレイジェル)を使ってパーツを作り3Dアートをする方も多いです。
セルフネイルで行う場合は粘土ジェルの他にシリコンブラシも用意するのがおすすめです。
ネイルアートの種類は無限大!
代表的なネイルアートの種類を紹介しました。
まだまだたくさんのネイルアートがありますし、今後も新たなネイルアートがどんどん登場していくはずです。自由にネイルを楽しんでいきたいですね!