乾燥やささくれ、ガチガチの甘皮など、爪周りの悩みはつきものですよね。
ジェルやマニキュアではなく、素の状態で美しい手元を手に入れたいと思っている方も多いのでは?
そんな方におすすめなのがネイルサロンでの甘皮処理。
セルフの甘皮処理も良いですが、特別な日や自分へのご褒美には、サロンでのスペシャルケアがおすすめです。
今回は、サロンで甘皮処理だけ頼むのはOKなのか、ケアメニューの相場やセルフケアとの違いなど、甘皮処理について詳しく解説していきます。
- ネイルサロンで甘皮処理だけするのはOK!
- ネイルサロンで甘皮ケアだけはもったいない?
- セルフケアとサロンケアの違い
- セルフでの甘皮処理
- サロンでの甘皮処理
- 使い分けるのがおすすめ!
- ネイルケアの料金と内容
- ケアのみの料金と所要時間
- ネイルケアの内容
- 甘皮処理をするメリットとデメリット
- メリット1.何も塗らなくてもきれいな指先になる
- メリット2.ネイルの持ちが良くなる
- デメリット1.やりすぎると炎症を起こす可能性がある
- デメリット2.切りすぎて出血してしまう可能性がある
- ネイルサロンでの甘皮処理の種類
- ちゅるんとした仕上がりになる!ウォーターケア
- 他のネイル施術と合わせて行うドライケア
- ジェルオフと一緒に行うことが多いマシンケア
- ネイルサロンやセルフでのネイルケアでよくある質問
- ネイルサロンでのネイルケアの頻度は?
- セルフネイルで甘皮処理をする時に必要な道具は?
- セルフネイルで甘皮処理を行う時の注意点は?
- まとめ
ネイルサロンで甘皮処理だけするのはOK!
ネイルサロンはジェルネイルなどデザインを楽しむところと思われがちですが、甘皮処理をはじめ爪周りを整える専用メニューがあります。
サロンでは甘皮処理のことをネイルケアと呼び、甘皮だけでなく自爪の長さや形も整えてくれるため、ケアだけを定期的に通う方も多く存在します。
甘皮処理は爪を健康的に美しく見せるメニューなので、定期的に行うとささくれやサカムケの予防になり、丈夫な爪が生えてきやすくなるメリットも!
ただジェルネイルのみ扱うジェル専門店などは、ケアのメニューがないことがあります。
事前にホームページなどで確認するのがおすすめです。
ネイルサロンで甘皮ケアだけはもったいない?
『サロンでケアだけだと損した気分になる』『自分で出来るのにわざわざサロンでするのはもったいない』と思った方、多いのではないでしょうか?
確かに甘皮ケアは自分でできますし、最近ではケアに必要な道具もネットや百均で簡単に手に入りますよね。
ですがサロンで施術をするのは爪のプロフェッショナルであるネイリストたち。
専門知識のあるネイリストが時間と手間をかけ丁寧に行うため、仕上がりが全然違います。
自分のためにプロがお手入れをしてくれるって、とても贅沢なひと時ですよね。
美しい仕上がりと優雅な時間を味わえるのが、サロンならではのネイルケアなのです。
セルフケアとサロンケアの違い
サロンで行うネイルケアが良いのは分かってもらえたでしょうが、具体的な違いを知りたいですよね。
続いてセルフケアとサロンケアの違い、メリットデメリットも含めて解説していきます。
セルフでの甘皮処理
セルフで行う甘皮処理は、気になった時いつでも手軽に出来るのがメリットです。
一方、処理が甘かったり、逆にやり過ぎて爪トラブルが起きてしまうデメリットも。
道具も市販品を使っている方が多いので、出来る処理には限界があります。
また、ネイリストほど専門の知識がないため、甘皮を押し上げすぎたり切り過ぎたりと、やり過ぎて炎症を起こしてしまうケースもあります。
サロンでの甘皮処理
サロンでの甘皮処理は、やはり仕上がりの美しさが最大のメリットです。
プロが専用の道具と専門知識で施してくれるため、セルフでは難しいスペシャルなケアが味わえます。
デメリットはお金がかかるため、頻繁に通うことが難しいこと。
イベント時や自分へのご褒美など、特別な時に利用するのが良いですね。
使い分けるのがおすすめ!
セルフで行う甘皮処理とサロンで行う甘皮処理、おすすめなのは両方を使い分けること!
サロンでネイルケアをしたら、それを維持するためにセルフケアを続けるのが理想です。
ネイリストさんの処理のやり方を観察したり、アドバイスを貰って継続していくと自爪のキレイな状態が続きますよ。
ネイルケアの料金と内容
プロの技術で見違えるような手元になれるサロンでの甘皮処理。
一度体験してみたいサロンのネイルケアですが、やはり気になるのは料金ですよね。
また、どういったことをするのか知りたい方もいるのでは?
料金の相場やかかる時間、基本のケアの内容を分かりやすく解説していきます。
ケアのみの料金と所要時間
基本のネイルケアだと30~40分で、3,000~5,000円のサロンが多いです。
ジェルネイルをする場合は6,000~8,000円でケアも簡単なドライケア、2時間前後かかります。
料金や時間的にもケアだけなら通いやすいですが、ハンドパックや角質除去など追加メニューもあるため、特別メニューを追加した場合はプラスで時間と料金がかかります。
ネイルケアの内容
ネイルケアといってもプロは何をするのか気になりますよね。
ネイルサロンによって微妙にやり方は違いますが、基本のネイルケアの内容と手順を解説していきますね。
1.爪の長さ形を整える
まずはファイリング。
10本のバランスを見ながら指先がキレイに見えるよう、やすりを使って自爪の長さや形を整えていきます。
長さを短くしたい、形は丸めにしたいなど、希望の爪の形を伝えましょう。
2.お湯に指先をつける(角質が柔らかくなる)
指先をお湯につけ、爪周りの硬い角質をやわらかくしていきます。
やわらかくすることで角質のケアがしやすくなります。
また、最後の保湿も浸透しやすくなります。
3.プッシュアップ(甘皮を押し上げ、爪表面の角質をきれいにする)
ネイルプッシャーを使って甘皮を押し上げます。
甘皮を押し上げると古い角質であるルースキューティクルがでてきます。
このルースキューティクルを処理することが甘皮処理の基本です。
4.キューティクルクリーン(余分な角質をニッパーでカットする)
プッシャーの押し上げで出現したルースキューティクルと、押しあがった余分な甘皮をネイルニッパーでカットし整えていきます。
爪の根元ラインであるキューティクルが整うと自爪が長く見え、爪周りがスッキリします。
5.硬くなった指先の皮膚のお手入れ
爪と皮膚の境目は、指先で最も硬くなりやすい部分。
ニッパーやネイルマシンで硬くなった皮膚をなめらかに整えると、指先がすべすべになります。
6.保湿ケア
オイルやハンドクリームで最後の仕上げです。
肌もやわらかくなっているため、オイルやクリームもスーッと馴染み、しっかり浸透します。
サロンでのスペシャルケアは、うっとりするような手元に仕上がります。
甘皮処理をするメリットとデメリット
甘皮処理をすることのメリットとデメリットを紹介していきます。
メリット1.何も塗らなくてもきれいな指先になる
まず何と言ってもメリットと言えるのは甘皮処理をするだけでネイルをしなくてもきれいな指先に見えることです。
爪の形も縦長のきれいな形に見えます。
お仕事の都合などでネイルができない方からの支持も高く、定期的に甘皮ケアだけをやりにネイルサロンに来る方は多くいらっしゃいます。
ジェルネイルをつける場合でも、甘皮処理を丁寧にしっかりと行うことをウリにしているサロンもありますよ。
メリット2.ネイルの持ちが良くなる
ネイルの持ちが良くなるのも甘皮処理を行うことのメリットです。
ジェルネイル、マニキュア、ネイルチップとネイルには様々な種類がありますが、どの方法でネイルをする場合でも下準備として甘皮処理をすることは非常に大切!
セルフネイルだとやらなくても良いんじゃないかと思って省いてしまう方もいるかもしれませんが、持ちも仕上がりのきれいさも甘皮処理をしたほうがずっと良くなるので面倒くさがらずやってくださいね。
デメリット1.やりすぎると炎症を起こす可能性がある
甘皮処理を適切な頻度で正しく行っているなら特にデメリットはありません。
ただし、やり過ぎてしまうと炎症を起こしてしまうというデメリットがあります。
やり過ぎというのは1週間に2回3回とやっていたり、行う時に痛みが出るほど押し上げしすぎるという場合をさします。
甘皮処理は1週間~2週間に1回程度のペースで、痛みがない力加減で押し上げてくださいね。
デメリット2.切りすぎて出血してしまう可能性がある
デメリットの2つ目は、キューティクルニッパーの使い方に気をつけないと出血してしまうことがあるということです。
キューティクルニッパーは刃が鋭利なので、当て方を誤ると皮膚を切ってしまいやすいです。
そうすると出血してしまうので注意しましょう。
キューティクルニッパーを使い慣れていない間は、あまり深追いせず、取れる甘皮だけ処理するくらいに留めておくのが良いですよ!
ネイルサロンでの甘皮処理の種類
ネイルサロンでの甘皮処理には種類があります。
もともと付いていることが多い甘皮処理の方法からワンランク上の仕上がりにしたい時におすすめの甘皮処理の方法など、3種類の方法をご紹介します。
ちゅるんとした仕上がりになる!ウォーターケア
最も甘皮をスッキリと取ってちゅるんとした仕上がりにすることができるのがウォーターケアです。
ウォーターケアは先程「ネイルケアの内容」で紹介した方法で、お湯に指先をつけるケアをさします。
ネイリスト技能検定というネイリストが受ける検定試験で実技試験として行われており、ネイル施術の中で初歩的な内容でありながら奥の深い施術です。
ウォーターケアはネイルメニューにもともとついていることは少なく、オプションでつけることが多く、料金相場は1000円~2000円ほどです。
他のネイル施術と合わせて行うドライケア
他のネイル施術の下準備として取り入れられることが多いのがドライケアです。
ジェルネイルやマニキュアの施術の前にササッとドライケアをすることが多く、ケアの料金はメニューに含まれていることがほとんどです。
ドライケアは必要最低限の甘皮処理を行うのが目的といえます。
もう一層しっかりと甘皮をケアできるのがウォーターケアなので、ネイルの持ちや仕上がりをより良くしたい時にはウォーターケアを追加すると良いでしょう。
ジェルオフと一緒に行うことが多いマシンケア
ジェルネイル専門店で多いネイルケアの方法がマシンケアです。
ジェルオフでマシンを使った際にそのままネイルケアまで行ってしまうという流れになります。
マシンケアはセルフ用のネイルケアマシンでも行うことができるため、セルフネイルで取り入れている方もいるかもしれませんね!
ネイルサロンやセルフでのネイルケアでよくある質問
ネイルサロンやセルフでのネイルケア・甘皮処理についてのよくある質問について回答していきます。
ネイルサロンでのネイルケアの頻度は?
ネイルサロンで甘皮処理などのネイルケアをする場合、適切な頻度は10日間~2週間ごとです。
月に2~3回程度行くのがちょうどいい頻度でしょう。
ジェルネイルをしている場合は3週間~4週間ごとにネイルを付け替えるのでその際にネイルケアをするのが良いですよ!
ネイルサロンでネイルケアを行う場合もやりすぎは良くなので行き過ぎにならないように注意しましょう。
セルフネイルで甘皮処理をする時に必要な道具は?
セルフネイルでネイルケアや甘皮処理を始める時に必要な道具は以下の通りです。
- エメリーボード
- キューティクルリムーバー
- メタルプッシャー
- キューティクルニッパー
- スポンジバッファー
- フィンガーボウル
- ガーゼ
- タオルやペーパー
爪の長さや形を整えるには爪切りではなく、エメリーボードと呼ばれる爪やすりを使用しましょう。
キューティクルリムーバーはウォーターケアをするならなくても良いですが、あったほうがドライケアをすることも可能になるので便利です。
メタルプッシャーは100円ショップでも販売されています。
また、ネットではキューティクルニッパーとセット売りされていることが多いので一緒に購入しておきましょう。
スポンジバッファーはエメリーボードで爪の長さと形を整えた後に、曲線を滑らかに整えるために使用することが多いです。100均で購入できますので盛っていたほうが便利でしょう。
フィンガーボウルはお湯を入れて指先を浸けるための容器なら何でもOKです!
ガーゼやタオル、ペーパーは家にあるものでもちろん大丈夫です。100均でも購入できますよ。
セルフネイルで甘皮処理を行う時の注意点は?
セルフネイルで甘皮処理をする時に気をつけるべきことは以下の3点です。
- 押し上げすぎない
- キューティクルニッパーでカットしすぎない
- 頻繁にやらない
頻度は1週間に1回くらいがちょうどいいです。
セルフジェルネイルをしているなら付け替えの時に行えば十分ですよ!
キューティクルニッパーを使うと甘皮をきれいに処理できますが、深追いすると皮膚を切ってしまうので注意しましょう!
まとめ
ネイルサロンでの甘皮処理は、セルフで行うものとは全く違う特別なケアです。
ガチガチの甘皮もふっくらやわらかく仕上がり、思わず見惚れてしまうような手元が手に入ります。
最近ではジェルネイルなどデザインよりケアに力を入れているサロンも多くなってきました。
サロンケアとセルフケアを上手に使い分け、美しい指先を保ってくださいね。
他にもネイルケアについて知りたい方は、こちらの記事で紹介しています♪
https://www.nailjoshi.com/98505/