気がつくとかかとがひび割れてガサガサ、パンストやタイツが引っかかってしまう…
きちんとお手入れをしたいけど、具体的にどんなことをすればいいのか分からない…
ハンドケアと違って、フットケアって難しそう…自分でできるの?
足元が隠れてしまう季節でも、見えない部分こそしっかりとケアをしておきたいですよね。
今回は、「フットネイルのケアをやりたいけど、どうすればいいの?どんな道具が必要?」といった疑問を解決します。
- フットネイルケアに必要なもの
- フットバス(お風呂でもOK)
- フットファイル(角質用やすり
- エメリーボード
- メタルプッシャー(ウッドスティックでもOK)
- キューティクルリムーバー
- キューティクルニッパー
- ガーゼ(ウェットティッシュでもOK)
- ネイルオイル
- 保湿用クリーム(ハンドクリームでOK)
- フットネイルケアのやり方
- 1.フットバスで足を洗う
- 2.フットファイルで角質を削る
- 3.エメリーボードで爪の長さを整える
- 4.メタルプッシャーで甘皮を押し上げる
- 5.ガーゼとキューティクルニッパーで甘皮除去する
- 6.ネイルオイルとクリームで保湿する
- フットネイルケアの注意点
- 角質を取りすぎない(頻繁にやらない)
- 爪の形を丸く整えない
- 保湿をおろそかにしない
- まとめ
フットネイルケアに必要なもの
フットネイルケアに必要な道具をご紹介します。
ハンドネイルのケアで使用する道具とほぼ変わりませんが、衛生面でハンド用とフット用と分けることがおすすめのものがあります。
また、ハンドケアと同様に使用後は各道具をアルコール消毒してくださいね。
フットバス(お風呂でもOK)
硬くなったかかとの角質を柔らかくふやかすために使用します。
ジェットバブルが出る本格的なものもありますが、大きめの洗面器でももちろんOKです。
特別な道具や場所が必要のない、お風呂のついでにフットケアもおすすめです。
フットファイル(角質用やすり)
ガサガサになったかかとや足の裏の角質を取り除きます。
やすりの面が粗め・細かめと両面あるものがおすすめです。
重すぎると使いづらく、持ちやすい形状かどうかも選ぶ際の大切なポイントです。フットバスやお風呂場で使用するので水に濡れても大丈夫な素材を選びましょう。
エメリーボード
爪の形を整えるために使用します。
ハンドネイルで使用するものと同じ形状のもので問題ありませんが、衛生面を考えてできればハンド用とフット用は分けて用意、使用すると良いでしょう。
メタルプッシャー(ウッドスティックでもOK)
フットネイルの甘皮を押し上げるために使用します。
ハンドネイルと比較するとフットネイルの甘皮の方が硬く頑固に貼りついている場合が多いので、メタルプッシャーでしっかりと押し上げ、本来の爪の形に近づけてあげましょう。
ウッドスティックの先端にコットンを巻きつけたもので代用することも可能です。
キューティクルリムーバー
フットネイルの甘皮を柔らかくして、ケアしやすくするために使用します。
フットバスやお風呂でふやかすことでも、ある程度柔らかくなりますが、キューティクルリムーバーを使用することでカチカチになった甘皮をさらにお手入れをしやすい状態にしてくれます。
ハンドネイルと同じものを使用してもOKです。
キューティクルニッパー
メタルプッシャーで押し上げた不要な甘皮をカットするために使用します。
刃先の長さが様々なので、ご自身のフットネイルの大きさなどを考慮して選ぶといいでしょう。
ハンドネイルのケアと同じものでも構いませんが、使用後はしっかりと消毒をしておきましょう。
ガーゼ(ウェットティッシュでもOK)
指に巻いて甘皮やルーススキン(甘皮の下にある薄い膜)を押し上げるために使用します。
使い捨ての使用がおすすめです。
ハンドネイルのケアでも使用するので使いやすい大きさにカットしておいて、何枚かストックしておくと便利です。
ウェットティッシュで代用も可能です。
ネイルオイル
甘皮をカットしたケア後に、フットネイルの根元部分を中心に塗布して使用します。
ケア後は乾燥が進みやすく、根元部分(爪が成長する部分)にオイルを塗布することで保湿して健康的な爪の成長を促します。
保湿用クリーム(ハンドクリームでOK)
フットファイルでかかとや足裏の角質をなめらかにしたケアの最後に使用します。
角質除去後の保湿をしっかりとすることで、柔らかくなめらかな状態をキープすることができます。
ハンドクリームで代用することも可能です。
かかとや足裏の足元専用の保湿力の高いクリームもあるので、用途や使用感の好みに合わせて選んでみてください。
フットネイルケアのやり方
基本的な手順はハンドネイルのケアと同じですが、フットネイルのケアは爪自体が分厚く皮膚が硬かったり、甘皮が頑固に貼りついていたり、ハンドネイルと異なる点もあります。
ここではフットネイルの手順をご紹介します。
1.フットバスで足を洗う
かかとや足裏に硬く蓄積した角質をまずは柔らかくするために、5~10分ほどフットバスに足を浸しておきます。
お風呂場でフットケアをする場合は、一度湯船に浸かってからケアをすると良いでしょう。
お好みの香りの入浴剤やバスオイルを入れるとリラックスできておすすめですよ。
2.フットファイルで角質を削る
フットバスで柔らかくなった角質をフットファイルで除去していきます。
力を入れすぎると削りすぎてしまい、皮膚を傷つけてしまうので力加減には十分注意してください。フットファイルを皮膚に当て、痛く感じない程度にこすりましょう。
角質の状態が硬すぎる場合は、粗目のファイルで削ってから、細かめのファイルで順に削っていきます。
3.エメリーボードで爪の長さを整える
エメリーボードを使ってフットネイルの長さを整えます。
フットネイルを短く切りすぎてしまう方も多いですが、短すぎると巻き爪などのトラブルの原因になるのでNGです。
適度な長さの目安は指の長さと同じ、もしくはわずかに爪の方が長いくらいで整えておきましょう。
4.メタルプッシャーで甘皮を押し上げる
メタルプッシャーで甘皮部分を優しく押し上げます。
フットネイルの甘皮はハンドネイルと比べ硬くケアがしづらいケースが多いですが、爪の表面や根元部分を傷つけないように、力任せに一気に押し上げようとせずに少しずつ押し上げていきましょう。
5.ガーゼとキューティクルニッパーで甘皮除去する
ガーゼを指に巻きつけ、ネイルの根元部分をクルクルと小さい円を描くように押し上げ、ルーススキンとメタルプッシャーで押し上げた甘皮部分をキューティクルニッパーでカットします。
このとき、押し上げた不要な部分だけをカットするようにしましょう。一気にカットしようとせず、少しずつ様子を見ながらカットします。
6.ネイルオイルとクリームで保湿する
不要な甘皮をカットした根本部分を中心に、ネイルオイルを塗布します。
ハンドネイルと同じように、ネイルの根元部分には新しい爪を作る組織があるため、保湿が欠かせません。
優しくマッサージするように塗りこみ、うるおいを与え血行を良くしておきましょう。
フットネイルケアの注意点
フットネイルケアを行う上での注意点です。
ハンドネイルケアと異なる、フットネイルケアならではの注意点がいくつかありますので、セルフでフットケアをする際にぜひ参考にしてみてくださいね。
角質を取りすぎない(頻繁にやらない)
硬くガサガサになってしまった角質は長い期間をかけて蓄積されたもの。
それを一気に短時間で完全に除去することは非常に難しいことです。
「早く綺麗にしたい」という焦りから、力を入れすぎてしまったり毎日のように角質を削ってしまわないようにしましょう。
過剰に角質を取り除こうとすると、皮膚が薄くなりすぎて赤くなったり、痛みや出血する可能性もあります。
爪の形を丸く整えない
フットネイルの形は「スクエア(スクエアオフ)」が原則です。
ハンドネイルはスクエアやラウンドにしたり、様々な好みの形を楽しむことができますが、フットネイルはラウンドなど角を取った丸い形にすることは避けましょう。
歩行の際に全体重がかかったり、靴で圧迫されたり予想以上に爪先には強い負荷がかかっています。
そのため、丸い爪の状態は巻き爪の原因になります。
保湿をおろそかにしない
硬い角質は削って除去するだけでなく、その後の保湿がとても重要となります。
せっかく角質除去をしても保湿をおろそかにしてしまうと、さらに乾燥が進みガサガサかかとに戻ってしまいます。
角質除去を頻繁にするよりも、お風呂上りにかかとや足裏の保湿も一緒にケアすることを習慣化すると、つるつるで柔らかいかかとをキープできますよ。
まとめ
フットネイルケアは、爪や甘皮周りの状態が手と異なっていたり角質除去があったり、難しそうという印象があるかもしれませんが、基本的な手順はハンドネイルのケアと同じです。
きれいに甘皮処理をした状態だとネイルカラーもより一層映えますし、お手入れが行き届いた足元は気分も上がりますよね。
季節を問わずフットネイルケアを取り入れて、足元のおしゃれも楽しんでくださいね。