ネイルグルーはネイル用の接着剤のこと。亀裂を補修したりチップ装着に使ったりと、様々な使い方が出来ます。特にチップ装着はネイルグルーを使えばしっかり密着するので、持っておくと便利なアイテムです。簡単に使えそうですが、正しい使い方をしなければ逆に爪トラブルに繋がってしまうので注意も必要です。今回はネイルグルーを使ったチップの装着のやり方、メリットやデメリットも含めて詳しく解説していきます。
ネイルグルーの使い道
ネイルグルーの主な使い道は、ネイルチップの装着と亀裂の補修です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ネイルチップの装着
ネイルチップ装着には両面テープや粘着グミなどを主に使用しますが、ネイルグルーを使っても装着できます。
爪用の接着剤であるネイルグルーは、両面テープや粘着グミより強力に密着するため、成人式やブライダルなど絶対外れたくない場面で活躍してくれます。
亀裂の補修
爪に亀裂が入ってしまうこと、よくありますよね。
亀裂があると洋服や髪の毛が引っかかってストレスになりますし、衝撃が加わるとそこから割れてしまい痛みを伴うことも!
そんな時にネイルグルーを塗ると、一時的に亀裂部分を補修してくれます。
水仕事をしたり時間の経過で接着部分は弱まってしまいますが、伸びるまでの応急処置として使えます。
ネイルグルーでネイルチップをつける方法
ネイルが出来ない方にネイルチップは便利なアイテムですが、出来るだけ長時間持たせたいですよね。
密着力の高いネイルグルーを使っての装着方法を詳しく解説していきます。
1.油分除去する
まずは爪表面の油分をエタノールを使って除去します。
消毒用エタノールやネイルクレンザーなどをコットンに含ませ、ゴシゴシと拭き取りましょう。
油分をしっかり除去するとネイルグルーの乾きも早く、密着力も高まります。
2.ネイルチップにネイルグルーを付ける
ボトルタイプのネイルグルーにはハケが付いているので、ハケに含ませたグルーをチップの裏側(爪に密着する面)に塗布します。
この時多く塗布してしまうと装着時にはみ出してしまい、皮膚にまでついてしまいます。
多すぎる塗布量には気をつけましょう。
3.根元からチップを合わせて貼り付ける
根元からチップを合わせ、空気を抜くようなイメージで貼り付けます。
この時力を入れ過ぎるとグルーが圧迫されて皮膚に飛び出してしまうので、力は入れ過ぎないように装着するのがポイントです。
装着したら1、2分置いてしっかり乾燥させてくださいね。
また、グルーが皮膚についてしまった場合はコットンを巻き付けたウッドスティックなどで取り除きましょう。
ネイルグルーでつけたチップのオフ方法
ネイルグルーでチップ装着は簡単なのですが、オフする時には少しコツが要ります。
オフに必要なものとやり方を詳しく解説していきますね。
必要なもの
ネイルチップのオフに必要なアイテムは
- グルーリムーバー(ネイル用アセトン)
- ウッドスティック
- コットン
- やすり
です。
リムーバーは見慣れないかもしれませんが、最近ではコスメやネイル用品を扱うバラエティストア、百均でも取り扱いがあるので簡単に手に入ります。
手順
まずはネイルチップと自爪の隙間にリムーバーを垂らし、染み込ませてグルーを溶かしていきます。
すぐに反応しないので、少し待ちましょう。
リムーバーでグルーが溶けてきたら、ウッドスティックで外します。
自爪に残ったグルーはリムーバーを含ませたコットンで拭き取り、それでも残ったグルーはスポンジファイルなどのやわらかいやすりで軽く削って落とします。
落とした後の爪周りは乾燥していますので、ハンドクリームやオイルでしっかり保湿してくださいね。
ネイルグルーでチップをつけるメリット・デメリット
ネイルグルーでのチップ装着は、メリットもあればデメリットもあります。
しっかり頭に入れておきましょう。
メリット
最大のメリットは取れにくいことです。
両面テープや粘着グミで装着した場合、気付けば1本取れていて、どこで取れたか分からないなんてことがありがちですよね。
その点ネイルグルーは密着力が高いので外れるリスクが低く、よほどのことがない限り長時間の装着にしっかり耐えてくれます。
デメリット
デメリットは外す作業が少し手間なのと、チップの再利用ができないことです。
外すのに専用のリムーバー等が要りますし、リムーバーをしみ込ませている間にチップのアートも汚れてしまったりと、一度付けたチップは元のキレイな状態には戻りません。
成人式やブライダル、特別なイベントや旅行など、ここぞという時にピンポイントで使うのがおすすめです。
まとめ
ネイルグルーはチップ装着はもちろん、亀裂の応急処置としても使えるので、1本持っておくと便利なアイテムです。取れにくいメリットがありますが、外す作業が手間なのと使用したチップの再利用が出来ないデメリットもあるため、使い時を考える必要があります。絶対外したくないここぞという時に使って、ストレスなくネイルチップでのおしゃれを楽しんでくださいね。