貼るだけで簡単にネイルが楽しめるネイルシールは、複雑なアートでも短時間で仕上げることができ、セルフネイラーにとっては使い勝手の良いアイテムですよね!
ですが剥がれやすいとお悩みの方も多いのでは?
今回はネイルシールが剥がれる原因、そして長持ちさせるコツや気をつけるべきポイントも含めて解説していきます。
ぜひ参考にしてくださいね♪
ネイルシールがすぐ剥がれちゃう原因
簡単にセルフネイルが楽しめるネイルシールですが、きちんとポイントを押さえて貼り付けないとすぐ剥がれてしまいます!
まずはネイルシールが剥がれる主な原因を確認していきましょう。
甘皮処理ができていない
ネイルシールを貼る前に欠かせないのが甘皮の処理。
甘皮を押し上げると不要な角質のルースキューティクルが出てきます。
しかし、ルースキューティクルが爪に残っているとシールの密着力が弱まり、剥がれやすくなってしまいます。
まずはしっかりルースキューティクルを除去することが重要です。
甘皮の押し上げにはネイルプッシャーやウッドスティックを使いましょう。
油分除去ができていない
貼るだけだし簡単!と思って、ネイルシールをいきなり爪に貼り付けるのはNGです。
シールを貼る前に、爪表面の油分を除去する必要があります。
爪の表面には油分や見えない汚れが付着しており、それらが残っているとシールの粘着力が弱くなり、すぐ剥がれる原因に。
水分や化粧品などを取り扱ったあとも要注意です!
シールのサイズが合っていない
ネイルシールのサイズ感も重要になります。
綺麗に貼り付けようと爪のジャストサイズを選びがちですが、幅がぴったりすぎると、サイドの皮膚にも張り付いている場合が多いです。
シールが少しでも皮膚に張り付いていると、そこからシールが剥がれやすくなってしまいます。
水仕事が多い
ネイルにとって水仕事は大敵!
水に触れる機会が多いと、シールそのものの粘着力が弱まり、すぐに剥がれちゃうことが多いのです。
つまり洗い物やお風呂掃除、よく手を洗うなど、水に触れる機会が多い方は、ネイルシールが剥がれるリスクが上がってしまいます。
手を濡れたままにするのもNG!
少しでも剥がれにくくするために、水を使った後指先に残った水分はしっかり拭き取りましょうね。
剥がれないネイルシールの秘訣とは!?
原因が分かったところで、次はネイルシールが剥がれないコツや秘訣を解説していきます。
このポイントを押さえることで、ネイルシールの持ちがグッと良くなりますよ!
ネイルシールのサイズを爪に合わせる
ネイルシールは爪よりちょっとだけ小さめを選ぶことがポイントです!
自爪より一回り小さいサイズを選び、爪に合わせてみましょう。
また、ネイルシールの爪の根元のラインは自爪の根元のラインと合わないことも多いです。
自分の爪に合わせてハサミでカットするなど、微調整もしていきましょう。
特にジェルネイルシールは台紙が透明になっているので、上から重ねて自爪と合わせ、自分に合う丁度良い形が作りやすいです。
ネイルシールの微調整は少し手間に思うかもしれませんが、最初に調整しておくと貼り付けもスムーズにできますし、本物のジェルネイルみたいな美しい仕上がりになります!
貼る前にネイルケア・油分除去をする
ネイルシールを剥がれにくくするために大切なのは、貼る前のネイルケア!
ネイルケアとは爪の形や長さ、甘皮の処理などをすることを指します。
通常のジェルネイルも同様ですが、特に甘皮処理と油分除去がきちんと出来ていることが、ネイルシールの持ちを良くするための一番重要なポイントです。
ネイルケアをする時は以下の道具を揃えましょう!
- エメリーボード
- メタルプッシャー
- キューティクルリムーバー
- ネイルワイプ
- 消毒用エタノール
メタルプッシャーはウッドスティック、ネイルワイプはキッチンペーパーでも代用できます!
ネイルケアのやり方は以下の手順を参考に進めてみてくださいね♪
- まずは爪の長さと爪先の形を調整します。
エメリーボードを軽く持ち、爪先に当てて引くように削りましょう。
力を入れて削るとバリが残ってしまうので、軽い力で削ってくださいね。 - 爪先が整ったら爪のサイドをエメリーボードで調整します。
爪先を丸くしたいときは爪のサイドから爪先に丸くつなげるように削りましょう。
爪先をスクエアやバレリーナにしたいときは、サイドからまっすぐ爪先につなげて、角が残るように削ります。 - 爪の形を整えたら、甘皮ケアをしていきます。
キューティクルリムーバーを爪の根元やサイドに塗布し、1分くらい待ちます。 - キューティクルリムーバーが馴染んだらメタルプッシャーを軽く持ち、甘皮をサイドから中央、反対側のサイドまで押し上げましょう。
力を入れて押し上げると甘皮が切れてしまうかもしれないので気をつけてくださいね。 - 甘皮を押し上げたら、ルースキューティクルという白いカスが出てきます。
プッシャーの先で取り除くように押し上げていきましょう。 - 甘皮処理が終わったら、ネイルワイプに消毒用エタノールを含ませて、爪先から爪の表面、根元までしっかり拭き取りましょう。
拭き取った爪を乾燥させたら、ネイルケアは完了です!
ネイルシールは引っ張りながら貼って空気を抜く
ネイルシールを貼る時は、爪に密着させるために少し引っ張りながら貼り付けましょう!
爪の根元とネイルシールの根元をあわせて貼り付け、爪先に向かって引っ張るように爪全体に貼っていきます。
爪先までネイルシールが貼れたら、爪先のネイルシールが余っている部分をエメリーボードで削り落とします。
最後に空気を抜くために、ネイルワイプなどでシールの表面を押さえながら爪全体にぎゅっと貼り付けていくと、より剥がれにくくなりますよ!
ジェルネイルシールなら、ここまでやってから硬化用ライトで固めていきましょう。
半硬化のセミキュアジェルネイルシールは、ライトで硬化するので普通のネイルシールよりも長持ちですし、剥がれにくいです。
剥がれにくさを重視するなら、普通のネイルシールではなく半硬化のジェルネイルシールを使ってみてください♪
水仕事をする時はゴム手袋をつける
ネイルシールの持ちは、爪や手の扱い方にも左右されます。
爪に負担をかけないためにも、水仕事をする時はゴム手袋をつけるのがおすすめです!
ゴム手袋を付けることでネイルシールの持ちもよくなりますし、何より手元の乾燥予防に繋がります。
せっかく爪をキレイに仕上げたなら、爪だけでなく手もキレイに保ちましょうね♪
ネイルシールのよくある質問
ここではネイルシールを使うときのよくある質問についてお答えします♪
Q.普通のネイルシールとジェルネイルシールの違いは?
A.ジェルでできたシールがジェルネイルシールで、それ以外のものはネイルシールです!
ジェルネイルシールといえば、爪に貼り付けたら硬化用ライトで固めていくものが主流です!
ですがジェルネイルシールでも、普通のネイルシールのように貼るだけで完成するものもあります。
普通のネイルシールは爪全面に貼り付けるものもあれば、ネイルパーツのように使えるアート用もあります。
メーカーや商品によって使い方が異なるので、爪に貼る前に説明書は読んでおきましょう!
Q.ジェルネイルシールの持ちはどれくらい?
A.平均で1週間くらい、商品によっては2~3週間持つものもあります!
ジェルネイルシールは普通のネイルシールより剥がれにくく、持ちが良いのが特徴です!
基本的に1週間くらい持つと考えましょう!
さらに商品によっては、貼ってから2~3週間持つという物もあるようです。
ネイルシールを長持ちさせるには上でご紹介したネイルケアや、水仕事でゴム手袋をつけるなどが重要になってくるので、対策を忘れずに!
Q.ネイルシールの上からトップコートを塗ってもいいの?
A.基本的に塗ってOKです!
商品によっては最後にトップコートを塗ることが推奨されているものもあるのです!
ネイルシールを貼り終えたら、マニキュアのトップコートやジェルネイルのトップジェルを使ってコーティングしてみましょう。
ツヤ感がアップするだけでなく、剥がれにくくなり長持ちに繋がります♪
ジェルネイルのトップジェルを使う時は、硬化用ライトの用意も忘れずに!
まとめ:ネイルシールが剥がれる時はネイルケアで対策!
ネイルシールは、簡単にネイルアートを楽しめる便利なアイテム!
せっかくキレイに貼れたのに、すぐ剥がれてしまった…とならないためには、剥がれる原因を把握し、貼り付ける際は大事なポイントを押さえて行いましょう。
甘皮処理や油分除去などのネイルケアをきちんと行い、少し小さめのサイズを貼り付け、少しでも長持ちさせるために水仕事に気をつけてくださいね。