足の裏のお手入れはつい後回しにしがち。
気付いた時にはかかとがささくれてガサガサ…なんてことはありませんか?
顔はスキンケア、手はハンドクリームでしっかり乾燥対策している方がほとんどですが、足のケアまでしている方はごくわずか。
ですが足の裏こそ保湿が大切です。
今回は足の裏のささくれの原因や対処法など、足裏ケアについて詳しく解説していきます。
足裏にささくれができる原因とは?
足裏やかかとのささくれはひび割れて見た目が悪かったり、痛いこともあるので、できるだけ起こしたくないですよね。
ではなぜ足裏のささくれができてしまうのでしょうか?
まずは足裏にささくれができる代表的な原因を3つ挙げていきます。
1.足の裏の乾燥が原因
足の裏がささくれる主な原因は、乾燥です。
足の裏は皮脂腺がないため他の皮膚より乾燥しやすく、歩くことで常に摩擦が生じています。
さらに、靴下や靴など履物による圧迫刺激を受けており、蒸れやすいなどの要因も重なって乾燥が進みやすく、その結果ささくれが起こってしまうのです。
2.角質層が厚いことが原因
足の裏は、立つ時、歩く時に全体重を支えますよね。
このように常に自身の体重程の負荷がかかっているので、それを支えるために足裏は角質層が硬く、厚くなりがちです。
さらに乾燥していると角質は厚みを増してしまうので、ささくれたり、ひび割れたりしていきます。
3.水虫が原因
保湿しても皮膚がガサガサひび割れが増えたり、痒みが生じている場合は水虫である可能性があります。
水虫の原因である白癬菌は、湿気の多いジメジメとした場所を好み、温泉やスポーツジムのような公共施設をはじめ、共用のスリッパなどから感染してしまうケースが多く見受けられます。
白癬菌に感染しても24時間以内にしっかり洗い流すことができれば問題ないですが、長時間履物を履いて蒸れ状態が続いていたり、きちんと洗浄できていない場合に発症してしまいます。
乾燥して角質がひび割れていると、きちんと洗っても隙間に菌が残ってしまう場合もあるので、履物は通気性の良いものを選んだり、乾燥を防ぐ為にしっかり保湿することを心がけましょう。
足裏のささくれができたときのケア方法
足の裏をキレイに保つには、しっかり保湿をして乾燥を防ぐことが大切です。
乾燥対策やケアの方法をご紹介します。
ささくれをカットして除去する
既にささくれてガサガサしている場合は、思い切ってキューティクルニッパーでカットしましょう。
ささくれがあるとストッキングやタイツに引っかかったり、靴を履いた時に違和感を感じるなど、何かしら生活に影響がありますよね。
完全になめらかにするのは難しいですが、カットすれば違和感は少なくなります。
この時、深く切りすぎないよう気をつけてください。
クリームで保湿する
保湿はきれいな足を保つためにも重要です。
クリームを使ってかかとを中心にしっかり塗りこみましょう。
保湿効果を高めるために、クリームはお風呂やフットバスなどで身体を温めてから塗るのがおすすめ。
身体を温めることで血流も良くなりますし、皮膚もやわらかくなります。
やわらかい状態で塗りこむことで、クリームの保湿効果をしっかり感じることができます。
足裏の角質ケアをする
足の裏がすでに硬くなっている方は、ケアグッズを使って角質除去をしてみましょう。
かかと用のやすりや、履くだけでピーリング効果のある角質ケアパックなど、フットケアのアイテムは豊富にあります。
分厚くなってしまった角質に対し即効性があるので効果的なのですが、使用には注意が必要です。
効果が高いからといって頻繁に使用すると肌への負担になってしまい、逆に角質を分厚くしてしまうので、2週間に一度程度で行うようにしましょう。
サイズの合う靴を履く
靴を履いている時間は長いですよね。
合っていない靴による長時間の圧迫が角質を分厚くさせる原因にもなります。
基本的にクッション性の高いものを選び、ヒールが細い・高いものは避けるなど、履いていてストレスを感じないものがおすすめです。
足への負担を考えて、自分に合った履きやすいものをチョイスして下さいね。
まとめ
皮脂腺が少なく、身体を支えたり靴による圧迫刺激により硬くなりやすい足の裏。
かかとがガサガサしていると見た目も気になりますし、タイツやストッキングに引っかかったりと、悪いことしかないですよね。
足の裏のささくれの主な原因は乾燥と圧迫なので、クリームでの保湿や適切な角質ケアで、足を健康的に美しく保ちましょう。