爪のサイズがコンプレックスの方って実は結構多いことを知っていましたか?
かわいいネイルチップでおしゃれをしてみたいけど、爪が小さかったり深爪の場合でもしっかりつけられるのか心配な方もいますよね。
この記事ではプロネイリストの筆者が深爪の方に向けて
・ネイルチップを選ぶポイント
・ネイルチップの付け方
・深爪で楽しめるネイルの方法
などを解説していきます!
ネイルチップを試してみようと考えている深爪の方はぜひ参考にしてみてくださいね!
深爪に付けるネイルチップの選び方
ネイルチップをつける場合、深爪の方は特にネイルチップの選び方が重要だったりします。
適していないネイルチップを選んでしまうと、せっかく装着してもすぐに外れる原因になったり。
ここでは、深爪に付けるネイルチップ選びのポイントを解説していくのでしっかりチェックしてくださいね!
長すぎないものにする
深爪の場合はネイルベッド(爪のピンク色の部分)が小さく、装着するチップが長すぎるとどうしても剥がれやすくなります。
持ちをよくするためにも長すぎないネイルチップを選ぶようにしましょう。
長すぎないものを選ぶことでネイルチップを装着している不自然さを感じにくく、自爪にジェルを施したような自然な仕上がりに見せることができますよ。
サイズが豊富なものにする
ネイルチップは自爪に直接貼り付けるので、自爪の形状や大きさに合ったものを選ぶことが重要です。
深爪の方はシールなどを接着するネイルベッドが小さく、ネイルチップと自爪がしっかり密着していないと特に外れやすくなります。
自爪とネイルチップのサイズを合わせてしっかり接着できるよう、ネイルチップのサイズは豊富なものを選びましょう。
それでも自爪のサイズに合わない場合はネイルファイルで少し角を削るなどして自分の爪にフィットするよう調整してみてくださいね。
オーダーメイドにする
自分の好みのデザインで、かつサイズが豊富なネイルチップをなかなか見つけられないこともあるかも知れません。
そんな時にはネイルチップ専門店やオーダーメイドのネイルチップ販売をしているところにお願いするのもいいでしょう。
メジャーなどで自分の爪のサイズを測り希望の爪の長さ・形でオーダーすると、そのサイズにぴったり合ったネイルチップを作ってくれますよ。
深爪にネイルチップをつける方法
ネイルチップを自爪に装着する時には専用のグルーを使う方も多いのですが、深爪の周りの皮膚にグルーが付くことで荒れてしまったりするので実はあまりおすすめはできません。
だからといって深爪にネイルチップは付けられないわけではないのでご安心ください。
ここでは深爪の方も安心してネイルチップを付けられる方法を解説していきますね!
粘着グミ
粘着グミとはネイルチップと自爪を強力に接着するグミ状の接着剤で、両面テープよりも強力でグルーよりも簡単にネイルチップの装着ができる人気のアイテムです。
まずは爪表面の水分油分をしっかり除去し、保護シートをつけたまま台紙から粘着グミを剥がします。
粘着グミのカーブとネイルチップの根本側のカーブに合わせ、空気が入らないよう粘着グミを貼り付けましょう。
粘着グミの保護シートを剥がしたらネイルチップを自爪の根元から爪先に向かって押し付けながら接着します。
粘着グミは厚みがあるので爪のカーブがある方にも合わせやすくおすすめですよ。
両面テープ
サイズが豊富で小さい爪にも使いやすい両面テープは、付け外しが簡単だったり100円ショップなどで手に入りやすく一般的によく使われています。
爪表面の水分油分を除去したら自爪に両面テープを貼り、自爪とネイルチップの根元を合わせて空気が入り込まないよう気を付けながら装着しましょう。
最後にネイルチップの上から指で数十秒押さえて密着させると外れにくくなりますよ。
粘着グミと違い厚みがないので、爪のカーブに合わせるときはシールを2枚重ねるのがおすすめです。
深爪の方におすすめのネイル
ネイルチップもいいけれど、どうしても衝撃や水に強くないのが気になるところ。
気付いた時にはネイルチップが1本外れてなくなっていた…って経験は筆者もあります。
ここでは、ネイルチップ以外で深爪の方におすすめのネイルを紹介するのでぜひ参考にしてみてください!
セルフならマニキュア
セルフネイルを楽しむならマニキュアもおすすめです。
癖などで爪をいじってしまいそうになった時にマニキュアをしていることで歯止めがかかり、しっかりマニキュアでコーティングすることで爪の強度をあげてくれるでしょう。
爪の保護のため厚みを出してくれるマニキュアもあるので、特に爪が割れやすい深爪の方はチェックしてみてください。
ネイルサロンに行くならジェルネイル
深爪でもジェルネイルの施術は可能ですし、実は深爪矯正ができるネイルサロンもたくさんあるんです。
ジェルネイルは自爪へのダメージを軽減しながら付け替え時期の3~4週間後までは強制的に爪を伸ばすことになります。
ジェルネイルを楽しみながら深爪から健康的な爪に育てることができるので、爪が割れたり深爪で困っている方はぜひ一度試してみるといいでしょう。
ネイルサロンに行くならジェルネイル
深爪矯正をしたいなら、ネイルサロンでスカルプをして長さ出しをするのもおすすめです。
長さ出しをすることで、理想的な爪の長さと形を楽しみながら深爪を治していくことができますよ。
長さ出しと聞くと、ロングで派手なネイルを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、深爪矯正での長さ出しは、自爪に見えるように仕上げることがほとんどです。
もちろん長さ出しをした上からジェルネイルを施してデザインを楽しむことも可能です!
気になる方は深爪矯正を行っているネイルサロンを調べてみてくださいね。
ちなみに、深爪が原因で皮膚や爪に炎症が起きてしまっている場合には治療が優先です!
皮膚科に行って診てもらってくださいね。
よくある質問
深爪でネイルチップをつける時によくある質問に回答していきます。
ネイルチップが不自然に見える時はどうしたらいい?
ネイルチップが不自然に見える時の原因は以下の3つのどれかです。
- ネイルチップが大きすぎる
- ネイルチップのCカーブが合っていない
- カラーやデザインが合っていない
ネイルチップが大きすぎるとネイルチップが指先から浮いて見えてしまいます。
ぴったりサイズのものがない場合は、大きめのチップを選んで、サイズがちょうど良くなるように削って微調整しましょう。
次にCカーブが合っていいない場合です。
Cカーブとは、自爪を爪先から見た時にわかる爪の緩やかなカーブのことです。
ネイルチップよりもCカーブが浅くてネイルチップがぶかぶかな場合は、両面テープの重ね貼りで対処しましょう。
最後にカラーやデザインが合っていないと肌馴染みが悪く、不自然に見えがちになります。
好みのデザインやカラーで選ぶことも大切ですが、自然に見せたい場合はベージュ系やピンク系でデザインのシンプルなものを選ぶのがポイントですよ!
ネイルチップが取れやすい時の原因と対処法は?
ネイルチップが取れやすい時の原因は以下の3つが考えられます。
- ネイルチップのサイズが合っていない
- しっかり装着できていない
- 下準備が不十分
まず、ネイルチップのサイズが合っていないとネイルチップは取れやすいです。
大きくても小さくても取れやすくなるのでぴったりサイズのものを見つけましょう!
市販のものでぴったりがない場合は大きめのネイルチップを削って調整するのがおすすめです。
また、ネイルチップを両面テープなどでつける時に空気が入っていると気がついた時には取れているということがありえます。
つける時は空気が入らないように注意しましょう。
さらに、下準備が不十分な場合もネイルチップは外れやすいです。
下準備とは甘皮処理と油分除去の2点。しっかり行うことで取れにくくなりますよ!
まとめ
深爪の方でもチップのサイズや付け方に気を付ければ十分ネイルチップを楽しむことはできます!
けれど1日だけのおしゃれではなく、日常的に爪の保護としての目的もあるなら深爪矯正できるサロンに行くことをおすすめします。
筆者も何人もの深爪さんを矯正させていただいたことがありますが、一度しっかりした長さまで矯正できるとその後はセルフでジェルなどを楽しむこともできますよ♪
深爪の方は爪が弱くて割れやすかったり、自分で爪をいじってしまう癖があったりと原因はさまざま。
おしゃれを楽しみながら深爪を改善していけたらいいですね。
他にもネイルチップについて知りたい方は、こちらの記事で紹介しています♪
https://www.nailjoshi.com/98395/
https://www.nailjoshi.com/97544/
https://www.nailjoshi.com/97305/