ネイルサロンでもセルフネイルでも人気のジェルネイルは、おしゃれで可愛いので多くの人がやっています。
しかし、実は「ジェルネイルアレルギー」というリスクがあることをご存知でしょうか。
特にセルフネイルでは気が付かないうちになりやすい行動をしてしまっている可能性もあります。
今回の記事では、ジェルネイルアレルギーになったけどネイルがしたい!という方向けに、ネイルを楽しむ方法や、ならないために気をつけるべきことを紹介します。
状やジェルネイルアレルギーになりやすい物質についてもお話をするので参考にしてくださいね。
ジェルネイルアレルギーとは
ジェルネイルアレルギーは、ジェルやネイル用品の溶剤が皮膚に付着することで発症します。
ジェルや溶剤の成分が体内に少しずつ吸収され、かゆみや腫れ、発疹が出てくることもあるのです。
ジェルネイルアレルギーになりやすいもの
ジェルネイルアレルギーの原因になりやすいと言われている物質は、
ジェルに含まれていることがある「HEMA」や、ジェルリムーバーに含まれている「アセトン」、ジェルクリーナーに含まれている「エタノール」などです。
しかし、ジェルや溶剤には上記以外にも様々な成分が含まれています。
どの物質に反応してアレルギー症状が出ているのかは、素人が判断できるものではありません。
そして、紫外線アレルギーの方はジェルネイル用のUVライトによって、アレルギー症状が出ることもあります。
違和感があったらどうすればいいの?
ジェルネイルをしている時や付けた後などにかゆみや痛み、赤みなどの症状が出た場合は、
もったいないかもしれませんがすぐにジェルネイルをオフし、皮膚科を受診しましょう。
また、ジェルネイルの中には「アレルギー対応」として販売されているものもありますが、そのようなジェルを使えば「絶対に大丈夫」ということではありません。過信しないようにしましょう。
ネイルしたい時におすすめの方法
ジェルネイルアレルギーを発症してしまっても、手元のおしゃれであるネイルがしたい、ネイルをやめたくないという方はたくさんいます。
ここではジェルネイルアレルギーの方でも楽しめるネイルの方法をご紹介します。
お手軽なマニキュアを楽しむ
ジェルネイルアレルギーになった方が手軽にネイルを楽しむ方法はマニキュアです。
マニキュアなら、ドラッグストアやバラエティショップ、100円ショップでも購入できますし、カラーバリエーションも豊富です。
硬化用のライトを使う必要もないので、紫外線アレルギーの方でも安心ですね。
また、爪全面にベタ塗りをするワンカラーカラーだけでなく、グラデーション、ラメグラデーション、フレンチネイルといったデザインもマニキュアで作れます。
シンプルなデザインが好きな方にぴったりなので、マニキュアでネイルを楽しみましょう。
デザインを楽しむならネイルチップ
ジェルネイルでよくある少し立体的なアート(エンボスアート)やVカットストーンなどを楽しみたい方はネイルチップの使用がおすすめです。
ネイルチップは市販品だけでなく、ネットショップやハンドメイドサイトで様々なデザインが売られているのも魅力的。
ネイルチップ作家もたくさんいるので、本格的なネイルデザインを楽しみたい方にぴったりです。
また、爪のサイズを測って、オーダーメイドで自分の爪に合うチップを作ってくれるショップもありますよ。
日常使いから、ウエディングや、大切なイベントで付けたいという方にもおすすめです。
アセトンオフ不要のピールオフ
ジェルリムーバーやアセトンに対してアレルギー反応が起きている場合、ピールオフジェルを使ってジェルネイルをする方法があります。
ピールオフジェルとは、ベースジェルの代わりに塗れば、シールのように剥がしてオフができるアイテムです。
自分が持っているジェルを使うことができますし、ジェルリムーバーやアセトンを使わなくても落とすことができます。
ジェルネイルアレルギーにならないためには
ジェルネイルアレルギーにならないためにセルフネイルで気をつけたいことをご紹介します。
ジェルを皮膚につけない
ジェルネイルを塗っている最中にジェルがはみ出してしまって皮膚に付いたり、指に付いたジェルをそのままにしていませんか?
このような小さなことの積み重ねでジェルネイルアレルギーになってしまうこともあります。
皮膚に付いたジェルはそのまま放置せず、きちんと拭き取りましょう。
トップジェルの未硬化ジェルは拭き取る
未硬化ジェルが出るタイプのトップジェルを使っている場合、硬化後に未硬化ジェルを拭き取ることを徹底してください。
表面に残っていた未硬化ジェルを手や体に付けてしまうと、ジェルネイルアレルギーの原因になりかねません。
エタノールや専用の拭き取り剤を使って、未硬化ジェルが残らないように拭いましょう。
拭き取りがきちんとできているか心配な場合は、ノンワイプトップジェルを使用するのがおすすめですよ。
アセトンをできるだけ皮膚につけない
ジェルネイルアレルギーの原因になりやすい物質の1つ、アセトンはジェルオフの際にどうしても皮膚に付いてしまうものです。
ジェルネイルアレルギーを予防するためにも、コットンの位置を調整したり、コットンに含ませるアセトンの量を少なめにしたりして、できるだけ皮膚にはつかないようにしましょう。
まとめ
今回の記事では、ジェルネイルアレルギーとは何かや、ジェルネイルアレルギーでもネイルがしたい時の方法などについてお話をしてきました。
ジェルネイルアレルギーかもと思ったらジェルネイルはオフをして、皮膚科を受診してくださいね。