せっかくネイルチップを付けたのに、すぐに取れてしまう・・・。
このように悩んでいる人はとても多いです。
両面テープで爪に貼り付けるだけでネイルが楽しめる、このお手軽さがネイルチップの魅力です。
しかし見よう見まねで付けているだけでは、1日持たすことはできません。
付けたネイルチップを長持ちさせるには、外れない付け方、またチップを付けている時の過ごし方にポイントがあります。
そこでこの記事では、ネイルチップを長持ちさせるためのポイントをお伝えします!
ネイルチップが長持ちする付け方
お出かけのために準備したネイルチップが、出先で取れてしまったら最悪ですよね。
そんなことがないように、ネイルチップが外れないためのポイントをお伝えします。
自爪より大きいチップはNG
ネイルチップを付ける時は、サイズ選びが最も重要で、
チップが自爪より大きく、少しでもはみ出したりすると、チップは外れやすくなります。
爪にチップを重ねた時に、チップがサイドや甘皮へはみ出ていないか確認しましょう!
ネイルチップのサイズを合わせる時は、自爪よりも気持ち小さめにサイズを調整するのがおすすめです。
これでチップを付けた時に自然に見え、隙間なく爪に密着させることができます。
またチップの幅が大きくて合わない時は、
ネイルファイル(爪やすり)でチップのサイドを削っていきながらサイズを調整しましょう。
セルフでネイルチップを削る時は、チップが割れてしまわないように、
自爪を削る時と同じ気持ちで、エメリーボードを使い丁寧に行っていきましょう。
爪とチップのカーブが合うか確認する
爪にはカーブが付いています。
それは人によって違うので、ネイルチップを付ける時は自分の爪のカーブに合わせたチップを選ぶ必要があります。
カーブが合っていないと爪とチップの間に隙間ができ、チップは外れやすくなります。
チップを選ぶ時は、
まず爪にチップを重ねた状態で爪先から見た時に、チップと爪のカーブが合うか確認します。
その時に爪とチップの間に隙間があるようなら
- 両面テープを重ねる
- 粘着グミを使う
などをして隙間を埋めるか、または、ドライヤーの熱を利用してチップのカーブを調整することもできます。
ドライヤーを使う時はくれぐれもやけどに注意しながら、少しずつカーブを調整していきましょう。
自爪の油分除去をする
粘着テープ類と油分は相性が非常に悪いです。
油分によって粘着力が弱くなってしまい、チップは取れやすくなります。
そのため、ネイルチップを付ける作業を行う前には、
手を洗い、消毒用エタノールやネイルプレップで爪表面の油分を拭き取りましょう。
油分除去をしっかりと行うことで、チップの持ちは格段に良くなりますよ!
ネイルケアをしてから付ける
ネイルチップを付ける時は、爪の準備も必要不可欠です。
土台となる自爪の状態を整えることで、チップは取れにくくなります。
チップを付ける前に、
●自爪を短くしておく
爪が長いと亀裂や欠けが起こりやすく、チップとカーブを合わせるのも難しくなります。
●甘皮ケアをする
甘皮をケアをすることで、甘皮周りの古い角質が邪魔することなくネイルチップを貼ることができ、取れにくくなります。
詳しい甘皮ケアについてはこちらの記事を参考にして下さい。
https://www.nailjoshi.com/81396/
ネイルグルーを使って長持ちさせる
ウェディングや特別なパーティーなど、
付けたネイルチップが絶対に取れないようにしたい時には、ネイルグルーがおすすめです。
両面テープや粘着グミと比べ、ネイルグルーが最も外れにくいです。
そのかわり、外す時はアセトンなどの溶剤が必要となり、ネイルチップの再利用はできません。
思い出にネイルチップを残しておきたい人は注意しましょう。
ネイルグルーを使う場合・・・
グルーをネイルチップに塗ったら、爪の根元とサイドにチップを合わせ、
根本から空気が入らないようにゆっくりと付けていきます。
グルーが爪全体に広がったら、そのまま乾くまで動かさないように押さえるのがキレイに装着できるコツです。
ジェルネイルで付けるのはNG
ジェルネイルでチップを付ける方法もありますが、有効なのはクリアチップの場合です。
カラーやアートが施してあるネイルチップでは、
装飾がライトの照射を邪魔してジェルが固まらないなど、様々な弊害が起こる可能性があります。
ネイルチップを付けるときは、
- 爪のカーブに合わせたチップを使う
- 油分除去をする
- 自爪を短くして甘皮ケアをする
ネイルチップの持ちが悪く悩んでいる人は、ぜひしっかりと意識しながらチップを付けてみて下さい!
ネイルチップを長持ちさせる過ごし方
ネイルチップの付け方をマスターしても、指先にチップがついている時の過ごし方が雑になってしまうと意味がありません。
ここではチップを付けている間、意識していて欲しい過ごし方をお伝えします。
温泉・プール・海は取れやすい
ネイルチップは水と相性が悪く、水に触れると粘着力が弱くなってしまいます。
温泉旅行、プールや海など、楽しいイベントにネイルチップを付けたい気持ちはわかります。
でもネイルチップは水に弱いので、もし、どうしてもチップを付けたい時は、ネイルグルーがおすすめです。
ただし、ネイルグルーも頻繁に水に触れていれば外れやすくなるということは理解しておきましょう!
手洗いには注意
トイレに行ったり手が汚れたり、1日過ごしていれば手を洗う機会は頻繁に訪れますよね。
ところが先ほどからお伝えしている通り、ネイルチップは水に弱いです。
でもチップを付けていることを意識して、ちゃんと気を付けていれば特に問題はありません。
両面テープや粘着グミで付けた場合は、軽い力でサッと洗い、すぐに水気をよく拭き取るようにすればOK。
また、ネイルグルーで付けた場合は、手を洗う程度なら基本的に取れる心配はほとんどありません。
だからといって、指先や爪先をゴシゴシと洗うのはやめましょう!
もしチップを付けていて手を洗うのが不安な場合は、ウェットティッシュや消毒用エタノールを使うのもおすすめです。
爪先は使わない
ネイルチップが付いている時に爪先を使うと、チップに負荷がかかってしまいチップは取れやすくなります。
そのため、物をつまむ、キーボードを打つ、タッチパネルの操作など、普段何気なく行っている動作にも注意が必要です。
指先を使う時は、指の腹を使うことを心がけるようにしましょう!
他にも、プルタブを開ける時は硬貨や金具などを使って開けるようにしたり、
箱や袋を開封したい時はハサミを使うなど、できるだけ爪先を使わないように意識するようにして下さい。
チップを長持ちさせるには、
- 指先や爪先をゴシゴシと洗うのはやめる
- 洗ったら水気をよく拭き取る
- ウェットティッシュや消毒用エタノールを使う
- 何かする時は爪先を使わずに、指の腹を使う
チップを付けている時は、頑張って意識した行動を取るようにしましょう!
まとめ
最近のネイルチップ用の両面テープはとても優秀で、そう簡単には取れないものが多いです。
でもそれは、あくまで正しい付け方をした場合に限ります。
ネイルチップを長持ちさせるには付け方にポイントがあり、また、指先を意識した行動を取ることが大切です。
ネイルチップを付ける時は、
- サイズとカーブをしっかりと合わせる
- 爪の油分除去を必ず行う
- 水に触れる時は注意する
- 指先の動作には気を付ける
これらのことを意識して、お気に入りのネイルチップを長持ちさせましょう!