ジェルネイルをしている時や、付けた後に指先がジンジン痛むということがあると、何か悪いことが起きているのではないかと心配になりますよね。
ジンジンするときにはいくつかの原因が考えられます。
すぐに対処できる方法もありますが、場合によってはジェルをしばらくお休みしたほうがいいこともあります。
今回の記事では、ジェルネイルで爪先がジンジンする時の原因と対処法をご紹介します。
よく状態を理解した上でジェルをお休みするかの判断材料にもしていただければと思います。
ジェルネイルで爪がジンジン痛む原因
まずはジェルネイルでジンジンする原因を解説していきます。
考えられる原因は主に4つあります。
硬化熱で痛い
ジェルをしている最中にジンジンするという場合に考えられるのは硬化熱で痛みが出ている可能性です。
ジェルは硬化用ライトで光を照射すると、化学反応が起こって硬化します。
この化学反応が起きるときに「硬化熱」という熱が発生します。
ジェルの量が多かったり、自爪が薄くなったりしていると硬化熱がかなり熱く感じられるのでジンジンするという感覚が起こることがあるのです。
ジェルの収縮で痛い
ジェルを付けた後に痛みが出る場合は、ジェルの収縮で痛い可能性があります。
ジェルは硬化をしたときに収縮する特性があります。
この収縮によって爪が圧迫されて痛みやジンジンするという感覚になっていることがあります。
甘皮ケアのし過ぎで痛い
爪の生え際のあたりが痛い、ジンジンするというときは甘皮ケアのし過ぎが考えられます。
ネイルサロンでは甘皮のケアをマシンで行うことが多いのですが、ネイリストの技術力によって痛みが出てしまうこともあるのです。
また、セルフでは適切な押し上げの程度がわからず、やり過ぎになってしまうことがあります。
爪が薄くなっていて痛い
硬化熱やジェルの収縮にも関わってくるのですが、自爪が薄くなって傷んでしまっていると痛みを感じたりジンジンしたりすることがあります。
自爪の状態で爪の色が薄いピンク色に見えるときは健康な厚みの爪ですが、赤っぽくなっている場合は自爪が薄くなってしまっている状態です。
爪が薄くなっているとジンジンすることがあるのです。
ジェルネイルで爪がジンジン痛む原因
ジェルネイルでジンジンとした痛みが出てしまう原因をお話してきました。
ここからは対処法をご紹介していきます。
手をライトから出す
硬化熱への対処法としては「熱い」「痛い」「ジンジンする」と感じたときに一旦手をライトから出して、治まったらサイドライトに入れるという方法があります。
ネイルサロンでジェルネイルをしている場合でも、セルフジェルネイルをしている場合でも1番手軽にできる対処法です。
薄塗りで重ね塗りする
セルフジェルネイルの場合の硬化熱の対照法として、ジェルを薄塗りにして重ね塗りで好みのカラーや厚みにしていくという手もあります。
ぷっくりとした厚みのある仕上がりにするために、ジェルが厚塗り気味になっている人は薄塗りで重ね塗りするというのを意識してみてくださいね。
低ヒートモードのあるライトや低出力のライトに変える
セルフジェルネイルの硬化熱対策としてもう1つあるのが、そもそもライトを変えてしまうというものです。
現在使っているライトの出力が高く、低ヒートモードがないものの場合は、出力が低かったり低ヒートモードがあるライトに変えると快適になるはずです。
低ヒートモードとは、ライトの出力が徐々に上がっていくという機能で、最初は低出力から硬化が始まるので硬化熱を感じにくい仕様になっています。
甘皮を押し上げすぎない
甘皮ケアで痛みを感じている場合には、甘皮ケアで押し上げすぎないことが大切です。
ネイルサロンでジェルを付けている場合も、痛みを感じやすい旨をネイリストに伝えておくと気をつけて甘皮ケアをしてくれますよ。
ジェルオフで削りすぎない
自爪が薄くなっている場合は、ジェルネイルをする工程のうちのどこかで自爪を薄くしてしまっていることが考えられます。
最も考えられるのがジェルオフのときです。
ネイルサロンでもジュニアネイリストがジェルオフに入っている場合などは、削りすぎることがあるのです。
セルフジェルネイルでジェルオフをする時は、カラージェルまで削るようにして、ベースジェルは残しておく(=自爪は削らない)ことを心がけましょう。
ジェルをお休みする
ここまでに上げた対処法を行ってもジンジンしてしまう、痛みを感じるという場合は、しばらくジェルをお休みしましょう。
痛みが続く場合やかなり重たい場合には、皮膚科で状態を診てもらってくださいね。
まとめ
今回の記事では、ジェルネイルで指先がジンジンする時の原因や対処法をお話してきました。硬化熱で痛みを感じている場合は手を出してみるだけでかなり和らぎます。
しかし、自爪が薄くなって傷んでしまっている場合には、自爪が健康な状態に戻るまでしばらくジェルネイルをお休みしたほうが良いこともあります。
痛みが長引いたり強かったりする場合にはお近くの皮膚科で診てもらうのが1番です。
健康な爪でジェルネイルを続けられるようにしていきましょう!