近年、爪に負担がかかるジェルネイルを辞めて、セルフでネイルをする人が増えています。そのためマニキュアの人気がさらに高まっています。しかしマニキュアはジェルと違い乾くまでに時間がかかります。そのため元々ジェルネイルに慣れていた人たちがマニキュアをはじめると、乾く時間を待つのは大変です。そこでマニキュアを早く乾かすための速乾剤が最近は再注目されています。
また最近、ドラッグストアやバラエティーショップでドライシャンプーが売っているのを目にすることが多くなりました。ドライシャンプーと言えば、水やお湯が使えない入院中、また災害時などの緊急時に使うイメージが強いですよね。しかし毎日髪を洗う習慣のない海外では、ドライシャンプーは日常的に使用されているアイテムなのをご存知でしょうか? そして海外のセレブ達がドライシャンプーを使っているのを見て、日本でも若者を中心に緊急時以外にも使用する人が増えています。そのため最近は見た目もおしゃれで香りも良い、様々なドライシャンプーが発売されるようになりました。では実際にドライシャンプーを使うと、一体どんな効果があるのでしょうか。
今回はネイル用速乾剤のおすすめや、ネイルの速乾剤の使い方、さらにドライシャンプーの効果と使い方をご紹介していきます。
ネイルの速乾剤の種類
かわいいマニキュアがどんどん発売されセルフネイルにも気合が入りますよね!ネイルを塗ったらあとは乾かすだけですが、このドライタイムを無事に乗り越えるのがなかなか大変です。できれば一分でも早く乾かしたいですよね。そこでおすすめなのが速乾剤です。最近はセルフネイルをする人が増え、速乾剤も良い商品がたくさん出ています。ではどんな種類のものがあるのかご紹介していきます。
●速乾剤の種類
・スプレータイプ
指先にスプレーするだけなので手早く簡単に済ませることができます。独特の臭いがするので、吸い込まないよう換気をしながらスプレーしてください。
・オイルタイプ
油分がネイルの揮発性物質の蒸発を促し、乾燥を早めます。ハケで塗るタイプやスポイトで垂らすタイプがあります。オイルは肌への負担が少なく、保湿成分や爪をケアする成分が入っているものもあります。
・トップコートタイプ
速乾剤がトップコートの役割も担っているので、通常のトップコートは塗らずにカラーの後すぐに使うことができます。とにかく時短したいという人におすすめです。
ネイルの仕上げに速乾剤を使うだけで、驚くほどドライタイムは楽になりますよ!
おすすめの速乾剤
ではそれぞれのタイプでおすすめの商品をご紹介します!
●スプレータイプ「ネイリストクイックドライスプレーⅡ」
とりあえず表面だけでも素早く乾かしたい!そんな時におすすめです。トップコート効果もあるので、スプレーした後はさらにツヤツヤになります。
●オイルタイプ
・OPIドリップドライ
プロも使用している、スポイトで一滴ずつ垂らすビタミンE配合のタイプです。1~2分で乾くと噂がある程のスピーディーな速乾剤です。
・NAIL HOLIC(ネイルホリック)
トップコートを塗った後に数滴垂らすだけです。表面がよれないようにたっぷり筆にオイルを含ませてポンっと置くイメージで使いましょう。
●トップコートタイプ「OPI ラピドライトップコート」
マニキュアにツヤや輝きを与え 、カラーも長持ちするトップコートになります。優れた速乾性があるため速乾剤として使うプロが多いです。
●速乾液「スウィーツスウィーツ クイックドライメーカー」
ベースコート、カラー、トップコートを塗るたびで爪の中央に1滴垂らして全体に行き渡らせるだけで速乾になります。
機能がそれぞれで違うので、使いやすいものを選びましょう。速乾剤を使うひと手間で ネイル作業の時短がかなり期待できますよ!また使ったことのない人は、セルフネイルの際にぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
ネイルの速乾剤の使い方
●スプレータイプ
トップコートを塗った後に指先に吹きかけるだけです。独特の刺激臭がするものもあるので換気をして使用しましょう。
●オイルタイプ
爪表面に触れないで済むスポイトタイプが特におすすめです。トップコートの後に爪の上に1滴(爪の大きさに合わせて適量)垂らし、爪全体に行き渡らせるだけでOKです。
いずれも油分を含んでいるものはトップコート前の段階で塗ってしまうとマニキュアを弾いてしまう恐れがあります。トップコートの後に吹きかけたり、オイルを垂らしたりするのがおすすめです。また、表面だけが乾燥するのであって、内部までしっかり固まるには数時間~半日はかかります。強い衝撃が爪表面にかからないようにしましょう。
●最近は速乾マニキュアが豊富
最近はマニキュア自体が速乾のものも増えています。60秒速乾でツヤも良くテクスチャーも塗りやすいマニキュアが大変多いです。これからマニキュアを買うならば、断然速乾マニキュアがおすすめです。ただしすでに持っているマニキュアを使う時にはやはり速乾剤が活躍します。上手に使い分けて失敗しない自分なりのセルフネイル方法を見つけてくださいね!また、ヘアドライヤーの冷風を当てて乾かすのもおすすめです。ただしヘアドライヤーを用意している時に爪の表面をぶつけないように注意してください。塗る前にドライヤーの準備までしてネイルを始めるのが良いですよ!
ドライシャンプーって何?
最近話題のドライシャンプーですが、実際に使ったことのある人はまだあまり多くないのではないでしょうか?ドライシャンプーとは洗い流す必要のないシャンプーのことです。水のないところやお風呂に入れない時でも、頭皮をスッキリと清潔にすることができます。ドライシャンプーは日本では大正時代からあります。その頃はパウダー状で主成分は石鹸だったため、皮脂を取り過ぎて髪がゴワゴワになってしまうものばかりでした。しかし現在はスプレータイプや泡タイプ、シートタイプなどの色々なタイプがあります。また成分にオーガニックや植物由来のものを使っているなど、頭皮に優しい製品も多くなりました。とはいえお風呂好きで毎日髪を洗う習慣のある日本人からすれば、ドライシャンプーは防災グッズ、介護や入院時など、どうしようもない時にやむをえず使うイメージが強いですよね。しかし現在、どんどん新しいドライシャンプーが発売されています。一体なぜ需要が増えつつあるのでしょうか。またドライシャンプーを買っている人たちは、どのように使用しているのか気になりますよね。次でドライシャンプーの効果と使い方をご紹介します。
ドライシャンプーの効果と使い方は?
ドライシャンプーは頭皮や髪のベタつきを取り除き、地肌を清潔な状態にすることができます。そのためエタノールを含んだものが多く、除菌や気になる頭皮の臭いにも効果があります。では頭皮を清潔に保つ以外にも、ドライシャンプーの人気が出てきている何か特別な理由があるのでしょうか。以下で効果や使い方をご紹介していきます。
●ドライシャンプーで得られる効果
・汗をかいた時の臭いケア
ジムやヨガに行って汗をかくと、帰り際に頭皮の臭いが気になりますよね。ドライシャンプーを使えば汗でしっとりした地肌と髪がさっぱりとし、消臭効果も得られます。
・キャンプや旅行の時に活躍
キャンプに行くと場合によってはシャワーすらできないことがあります。BBQの臭いや焚火の臭いが髪についたまま寝るのは嫌ですよね。そんな外的要因である臭いの消臭や、旅行など朝起きた時の寝ぐせもドライシャンプーを使えばサッと簡単に直せます。
・かゆみやフケの緩和
汗や頭皮のべたつきによる、頭のかゆみやフケが出てしまった時に使用すると雑菌を取り除く効果があります。そのためかゆみやフケの緩和に繋がります。
・ヘアセットやまとめ髪がしやすくなる
ペタっとなった髪が根元からフワッと立ち上がります。また、パウダー配合のものを使い 、髪をあえてゴワつかせることで、ザックリと髪をまとめやすくなります。
●ドライシャンプーの使い方
水を使わないため、いつでもどこでも気になる時に髪や地肌をリセットできます。しかもやり方はとても簡単です。
①ブラシがあれば髪をとかします。ブラシがなければ省略で大丈夫です。
②ドライシャンプーを頭皮と髪全体にまんべんなく付けます。地肌を指の腹でマッサージするように揉みこんでいきます。
③タオルで軽く拭きます。タオルがなければ省略で大丈夫です。
④ブラシや手グシで髪をとかせばOKです。
これだけで気になる臭いやベタつきが解消されるので、暑い季節は常備しておいてもよいかもしれませんね!気を付けて欲しいのは、ドライシャンプーは汚れを洗い落すものではありません。あくまでも頭皮の不快感をなくしスッキリ清潔にさせるための応急的なアイテムです。髪を洗える時はしっかりと洗いましょう。