ジェルネイルで人気を集めているのが、うるうるとしたツヤ感がかわいい「ちゅるんネイル」です。
具体的なネイルデザインの名前ではありませんが、ツヤを重視した透明なゼリーのようなクリア感が特徴です。
この記事では、かわいい手元に仕上がるちゅるんネイルのやり方や、ちゅるんと仕上げるためにおすすめなジェルについて解説します。
ネイルサロンみたいな仕上がりが楽しめる「ちゅるんネイル」を、ぜひセルフで作ってみてください♪
セルフでちゅるんジェルネイルを作るアイテム
ゼリーみたいな透明感とツヤ感がかわいいネイルは「ちゅるんネイル」と言われています。
人気のワンホンネイルも、ツヤツヤでちゅるんとした仕上がりのデザインが多いですよね。
ネイルにツヤ感があると、手元全体がキレイに見えて女性らしさを演出できます。
ちゅるんとしたジェルネイルは、セルフでも作ることが出来るので、必要な道具を用意して早速チャレンジしてみましょう!
シアーなカラージェルを使う
ちゅるんとしたジェルネイルを作るには、シアーカラーを取り入れましょう。
透明感があり、爪に塗っても自爪が透けるような色味を使うのがおすすめです。
シアーカラーのジェルが無かったり、いつものジェルに透け感をプラスしたいという方は、カラージェルとクリアジェルを混ぜて作ることもできます。
ただし、クリアジェルはノンワイプトップやピールオフベースを使わないでください。
未硬化ジェルが出るクリアジェルや、ミキシングジェルを使いましょう。
▪️シアーカラーの作り方
- クリアジェルとカラージェルを用意する
- パレットやアルミホイルにクリアジェル2:カラージェル1の割合で出す
- マドラーや爪楊枝などを使ってクリアジェルとカラージェルを混ぜる
ちなみに、元々クリア感のあるカラージェルなら、クリアジェル1:カラージェル1の割合で混ぜるのがおすすめです。
反対に、マットで透け感のないカラージェルなら、クリアジェル2:カラージェル1の割合で混ぜたあと、クリアジェルを少しずつ足して、色味を確認しつつ作りましょう。
仕上げにノンワイプトップジェルを使う
ノンワイプトップジェルは、未硬化ジェルの拭き取りがいらない便利なトップジェルです。
時短できるだけでなく、仕上がりが曇りにくく、ガラスのような透明感が楽しめるという特徴もあります。
ちゅるんとしたジェルネイルを作るなら、ノンワイプトップジェルの使用がおすすめです。
ジェルネイルを完成させる最後の工程で塗って仕上げましょう。
ノンワイプトップジェルは様々なメーカーから販売されています。
以下ではプロのネイリストも愛用している商品と、セルフネイラーに人気の商品をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください♪
プリジェル ノンワイプクリア キャンジェル ノンヒート
プロのネイリストも愛用者の多いノンワイプトップジェルです。
美しいツヤ感が長持ちすると好評で、コシのあるハケ付きボトルの形状も使いやすくなっています。
iro gel (イロジェル) ノンワイプトップジェル
プチプラでセルフネイラー向けブランド「iro gel」は、初心者でも扱いやすいジェルを数多く販売しています。
購入しやすい価格帯でありながら、美しいツヤが楽しめるノンワイプトップジェルです。
ジェルネイルをちゅるんと仕上げるコツ
シアーカラーとノンワイプジェルを用意したら、早速ちゅるんとした仕上がりのジェルネイルに挑戦しましょう!
今回は、ワンカラーのジェルネイルをセルフでちゅるんと仕上げるコツをご紹介します。
コツ1:ベースジェルで爪のデコボコをなくす
ちゅるんとしたジェルネイルを目指すなら、ベースジェルからデコボコのない表面を作りましょう。
ここでは、自爪の状態別におすすめのベースジェルの塗り方を解説します。
ちゅるんとしたジェルネイルを目指すなら、ベースジェルからデコボコのない表面を作りましょう。
ここでは、自爪の状態別におすすめのベースジェルの塗り方を解説します。
▪️自爪の表面に傷やへこみがない
→自爪に傷やへこみがなければ、どんなベースジェルを使ってもOKです!
サラッとしたテクスチャーのベースジェルなら塗り広げやすいので、セルフジェルネイル初心者の方にもおすすめ。
元々自爪が薄い方は、強度重視でベースジェルを二度塗りしてみても良さそうです。
▪️自爪の表面に傷やへこみがある
→ベースジェルで丁寧に傷やへこみを埋めて、ベースの時点でつるんとした表面に仕上げましょう。
少し粘度の高いベースジェルを使うのがおすすめです。
- ベースを通常よりも少し多く筆に取り、爪全体に塗ります。この時点で硬化はしません。
- ベースを少しだけ筆に取り、傷やへこみがある部分に埋めるようにちょんと乗せます。
- そのまま少し待って、ジェルが広がり、なだらかになるのを待ちましょう。
ジェルが表面張力でゆっくりと平らになる現象を、セルフレベリングと言います。
セルフレベリングは、ちゅるんとしたジェルネイルを作るのに欠かせません。
ジェルがセルフレベリングで広がったら、爪を様々な角度から見て、へこみが埋まっていることを確認しましょう。
へこみの影がないか、表面に写る照明の光が歪んでいないかを見るとわかりやすいです。
硬化後はもう一度爪表面を確認し、つるんと仕上がっているかチェックしてください。
へこみが埋まっていなければ、上記の2と3を繰り返してみてくださいね。
コツ2:カラージェルは透け感を残して塗る
カラージェルはシアーカラーを使い、透け感が残るように塗ります。
しかし、シアーカラーは塗り方が難しく、色ムラができやすいですよね。
そんな時は、1度目で「薄く」、2度目以降で「発色させる」を重視して塗っていきましょう。
▪️1度塗り目に意識すること
1度目は、「キレイにムラなく塗る」というよりも、「カラーを塗る範囲を決める」というようなイメージで塗っていきます。
筆やハケの片側に、ジェルをいつもより少なめに取り、爪の根元からつま先まで薄く塗り拡げましょう。
甘皮付近やサイドは、筆先に少し力を入れてもOKです。
透明度が高いカラージェルほど、この時点では爪にほとんど色がつきません。
ですが、2度塗り以降で色の濃さを調整できるので、安心して塗ってくださいね。
爪全体と爪先に塗り終わったら、ライトで硬化します。
▪️2度塗り以降に意識すること
2度目から「爪にカラージェルをキレイに乗せる」を意識して塗りましょう。
筆やハケの片側に、先程よりも多めに取り、ふわっと軽い力でジェルを塗っていきます。
もし、この段階で色ムラになってしまったら、
- ジェルの量が多すぎる
- 筆でペタペタと爪を触りすぎている
- 筆圧が強い
上記が理由で筆跡がついている可能性が高いです。
筆は爪に押し付けず、ジェルだけをふわっと動かすように全体を塗れば、筆跡がつきにくくなります。
筆を軽い力でスッと引くように、3~4回だけ動かして全体を塗ってみましょう。
また、爪先を塗るときは、特にジェルの量を少なめにして筆先だけで塗ってみててください。
ぽってりと付けてしまうと厚みがでてしまいますし、色も爪先だけムラになりやすいです。
塗り終わったら、ライトで硬化します。
2度目でも色が薄すぎるときは、3~4回塗って硬化するのを繰り返して、好みの濃さになるよう塗り重ねてみてください。
好みの透け感になったら、いよいよトップジェルを塗ります。
コツ3:トップジェルでちゅるんと仕上げる
トップジェルでちゅるんと仕上げるコツは「セルフレベリング」と「色んな角度からチェック」です。
トップジェルを筆やハケの片側に取ります。
ノンワイプトップジェルはたっぷり取りすぎると硬化熱が出やすいので要注意。
爪の根元から爪先までふわっと軽い力で塗っていきます。
その後、セルフレベリングで平らになるのを待ちましょう。
そして、硬化する前に、色んな角度から見て、表面がでこぼこしていないか、平らになっているかチェックしてください。
照明が歪んで写っていないか、一直線に光が入っているかなども見るとわかりやすいですよ。
▪️根元や爪先がぷっくりしている時
上の写真のように、根元から爪先までデコボコがなく塗れていれば、
ツヤツヤのちゅるんネイルに仕上がります。
ですが、トップを塗ってみたら、なんだか根元や爪先がぷっくりしている・・・
これはジェルの量が多かったり、筆圧が強すぎて、爪先や根元に液だまりが出来ている証拠です。
液溜まりが出来てしまったら、硬化せずに一度ネイルワイプにエタノールを含ませて、キレイに拭き取りましょう。
その後、先程よりも少なめにトップジェルを取り、筆を寝かせながら軽い力でふわっと塗ってみてください。
筆圧がどうしても強くなってしまう方は「かるーーく」と言いながら塗ってみるのも一つの手です。
嘘みたいなコツですが、脱力できそうな長音符を言いながら塗るという方法は意外と役に立ちますよ。
塗り方に気をつけるだけで、普通のワンカラーネイルもちゅるんとした仕上がりになります!
シアーカラーで一味違うちゅるんとしたジェルネイルを作ってみてください♪
よくある質問
ここでは、セルフジェルネイルについてよくある質問をご紹介します。
質問1:ジェルネイルがぷっくり仕上がらない。どうして?
答え:ジェルの塗布量が足りていない。
ジェルの量が少ないとぷっくりとは仕上がりません。
セルフでありがちなのは、ベースジェルとトップジェル、どちらも少なすぎるパターン。
ベースで爪表面の凸凹をなくし、トップジェルは硬化しなくても「ぷっくりつるん」となっている状態を作る必要があります。
適量を意識しながらチャレンジしてみて下さい。
質問2:ジェルネイルの持ちが悪い。原因や対処法はある?
答え:プレパレーション不足がほとんんど。
ジェルネイルを長持ちさせるための対処法はあります。
セルフネイルでジェルの持ちが悪い場合、プレパレーション不足が原因のほとんどです。
プレパレーションとはジェルを塗布する前の下準備のことで、甘皮処理や油分除去を行う工程全体を指します。
はみ出しがなく、塗布量もOKなら、プレパレーションを一から見直してみて下さい。
自己流になってしまっている可能性があります。
質問3:ジェルネイルが曇ってしまう。原因は?
答え:硬化不良または未硬ジェルの拭き取り不足
ジェルネイルが曇る原因はトップジェルにあります。
・トップジェルがしっかりと硬化されていない場合
→再度ライトに入れ、硬化し直せば大丈夫です。
・未硬化ジェルがしっかりと拭き取れていない場合
→未硬化ジェルが残っていると、ベタベタ感も残るため曇ります。
拭き取り溶剤を使ってしっかりと拭き取るようにして下さい。
溶剤を含ませる量が少なかったり、コットンの同じ面で何度も拭き取っていると、未硬化ジェルはきれいに拭き取れないので注意しましょう。
まとめ
元々ジェルネイルは、ぷっくりとして濡れたようなツヤ感が特徴のネイルです。
そこからさらに「ちゅるちゅる感」を出すには、
・シアーなカラージェルを使い、透け感を残して塗る
・ベースジェルで爪のデコボコをなくし、表面をつるんとさせる
・トップジェルはセルフレベリングでちゅるんと仕上げる
これらの塗り方に気をつけるだけで、普通のワンカラーネイルもちゅるんとした仕上がりになります!
シアーカラーで一味違うちゅるんとしたジェルネイルを作ってみてください♪
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