ジェルネイルをオフしていると、爪や指先が白く、カサカサに・・・。
これはオフに使うアセトンが原因です。
アセトンはジェルやマニキュアも溶かして落とすことができますが、
爪や指の油分、水分も一緒に落としてしまうのです。
そこで、「ノンアセトンリムーバーでジェルオフはできないのかな?」と考える方もいるのではないでしょうか。
今回の記事では、ジェルネイルのオフはノンアセトンリムーバーでも出来るのか、アセトンなしでオフする方法についてご紹介します。
ノンアセトンリムーバーでジェルオフは出来ない
ノンアセトンリムーバーは、アセトンという成分を含まないネイル用のリムーバーです。
結論から言うと、ノンアセトンリムーバーやアセトンなしの溶剤ではジェルネイルのオフは出来ません。
ジェルネイルはアセトンというジェルを溶かす成分が入っているからこそ、ほとんどジェルを削らずに溶かしながら浮かせてオフができます。
ノンアセトンでは、基本的にジェルを溶かすことが出来ません。
他の成分のおかげで多少は溶かすことができても、ジェルオフができるほどではないのです。
アセトンのデメリット
「アセトンを使うと爪が痛む」という噂を聞いたことはありませんか?
これは、アセトンが脱脂・脱水力が非常に強い溶剤で、マニキュアオフやジェルネイルオフに使うと、爪や指の皮脂や水分まで一緒に溶かしてしまうからです。
爪や指にとって乾燥は大敵です。
必要な皮脂や水分がなくなってしまうと、キレイな爪を保ちにくくなったり、手荒れを引き起こしかねません。
そういったアセトンの悪影響を防ぎつつも、マニキュアを楽しむために、ノンアセトンリムーバーがあるのです。
ノンアセトンリムーバーの正しい使い方
ノンアセトンリムーバーは、マニキュアを落とすために使う除光液です。
セルフやネイルサロンで塗ったマニキュアを落とすことはできるので、マニキュアオフに使いましょう。
使い方は簡単で、コットンにノンアセトンリムーバーを含ませ、マニキュアが付いている爪をコットンでギュッと押さえます。
軽く力を入れながら、コットンをスライドさせてマニキュアを拭き取りましょう。
一度で拭き取れなくても、上記を何回か繰り返せば、キレイにマニキュアが落とせますよ!
未硬化ジェルの拭き取りにも
ノンアセトンリムーバーは未硬化ジェルの拭き取りにも使えます。
コットンにノンアセトンリムーバーを含ませて、未硬化ジェルが気になる表面を軽く拭き取りましょう。
未硬化ジェルとは、ジェルネイルをライトで固めた後に少しだけ残るジェルのことです。
ノンワイプジェル以外は、硬化後の表面に未硬化ジェルが残ります。
特にトップジェルの未硬化ジェルは、拭き取らないとベタベタしますし、つるんとしたキレイな表面になりません。
拭き取り剤にはエタノールやジェルクリーナーを使う人が多いですが、ノンアセトンリムーバーはジェルクリーナーと成分が同じことが多いので、代用が可能なのです。
アセトンなしでジェルネイルオフするには?
ジェルネイルリムーバーの中にはノンアセトン・アセトンフリーの商品が稀に売られています。
その名の通りアセトンなしでありながら、様々な成分の効果によりジェルネイルを溶かしてオフが出来るという優れものです。
しかし、アセトンなしのジェルネイルリムーバーは、こんなところがイマイチ・・・という口コミがあります。
- ジェルネイルがなかなか溶けない
- アセトン入りと同じくらい爪や皮膚が乾燥する
- 商品の種類が少ない
このようにジェルによってはなかなか溶けず、オフに時間がかかったり、アセトンの代わりに入っている成分によって爪や指が乾燥してしまうこともあるのです。
ですがジェルとの相性や、ジェルオフのやり方も関係するので、アセトンなしのジェルネイルオフにこだわりたい方は一度試してみては?
アセトンなしでオフできるジェルネイル
ジェルネイルの中には「ノンアセトンリムーバーや消毒用エタノールでオフできる」という商品が売られています。
例えばプチプラジェルで人気のグレースジェルは、ノンアセトンリムーバーや消毒用エタノールを使ってオフができるそうです!
使い方は通常のアセトンを使ったオフと同じで、コットンとアルミホイルでリムーバーやエタノールを浸してジェルを溶かしていきます。
ただし浸す時間や使い方によってはアセトンで溶かす方が早く、結果的に爪や皮膚が乾燥しにくいということも考えられます。
セルフのオフではいくつかリムーバーやジェルを使ってみて、落としやすい組み合わせを見つけることをおすすめします!
ちなみに、ジェルネイルリムーバーは、別の記事でおすすめ商品を紹介しています!
詳しくはこちらの記事をご覧ください♪
URL:https://www.nailjoshi.com/100388/
アセトンなしオフはこんな方法も
アセトンフリーのリムーバーも使わず、アセトンなしでジェルネイルの付け替えやオフをする方法があります。
フィルインで付け替え
フィルインとは、トップジェルやカラージェルをネイルマシンで削り、ベースジェルだけを残して、その上から新しくジェルネイルを塗る付け替え方です。
通常のジェルネイルオフでは、爪に付いているジェルを全て落とし、自爪に戻してから付け替えます。
しかし、これではアセトンを使うので爪や指が乾燥しやすく、ネイルファイルやネイルマシンで削ると、慣れていない人は自爪まで削ってしまうことも・・・
しかしフィルインなら、ベースジェルだけを残して他はネイルマシンで削り落とすので、アセトンを使いません。
また、自爪に近いベースジェルは削らず残すので、オフで自爪が傷つかないのです。
ただし、フィルインはネイルマシンと、フィルインを行う技術が必要です。
付け替え前のベースジェルが浮いていないことが前提ですし、ネイルマシンの使い方もマスターしなくてはなりません。
フィルインメニューはネイルサロンで取り扱っているお店もあるので、
体験したい方は一度ネイルサロンでオーダーしてみてはいかがでしょうか。
ネイルマシンで削ってオフ
ネイルマシンは、電動ドリルのような小型のネイル用機械です。
ビットという先端部分を用途に合わせて付け替えることで、ジェルネイルを削るのはもちろん、ネイルケアや角質ケアも可能です。
つまり、ネイルマシンでジェルを全て削り落としてしまえば、アセトンを使わずジェルネイルオフができます。
この方法は、アセトンで溶けないハードジェルのオフにも使われているのです。
ただし、爪への定着が良ければ良いほど、マシンでジェルだけ削ることが難しいです。
アセトンなしでオフするのは、ネイルマシンを使う技術も必要であることは覚えておきましょう。
はがせるジェルネイルを使う
フィルインやネイルマシンのオフは難しそう・・・という方は、はがせるジェルネイルを使ってみてはいかがでしょうか?
剥がせるジェルネイルは、ピールオフジェルという商品名でも売られています。
ベースジェルのように使って手持ちのカラージェルやトップジェルを塗るタイプと、ベース・カラー・トップが一体化しているオールインワンタイプがあります。
どちらも手軽に使えるので、セルフネイルのやり方に合わせて取り入れてみてください♪
ただし、ピールオフジェルは剥がしてオフができるという性質が故に、通常のジェルネイルよりも持ちが悪くなりやすいので注意しましょう。
まとめ
ノンアセトンリムーバーでは、ジェルネイルのオフはまず出来ません。
マニキュアを落としたり、未硬化ジェルの拭き取りに使いましょう。
また、オフでアセトンを使うと爪や指の乾燥が気になりますが、正しく使うことで素早くジェルを落とせますし、オフの後は保湿ケアで外側から補うことも可能です。
ジェルネイルオフには正しい手順があり、手順を守れば自爪を痛めずにオフができます。
ぜひこちらの記事を参考にオフしてみてください♪
URL:https://www.nailjoshi.com/80951/
そして、セルフネイルに慣れてきたら、ネイルマシンを取り入れるのもおすすめです。
ネイルマシンは削り過ぎで怪我をする可能性もあるので、ネイルチップなどを使って何度も練習してから使いましょう。