セルフのジェルネイルが爪先から剥がれやすかったり、仕上がりがどこか垢抜けなかったりして悩んでいらっしゃいませんか?
その理由はエッジがしっかりと塗れていないからかもしれません。
今回の記事では、サロンのような仕上がりになり、持ちも良くなるエッジへのジェルの塗り方を解説してまいります。エッジにジェルを塗ることで先端から浮きにくくなりますが、それでも浮いてきてしまう場合の対処法もご紹介しています。
しっかりエッジへの塗り方をマスターしてきれいなネイルに仕上げましょう!
エッジを塗るメリット
ジェルネイルのエッジを塗ることのメリットは以下の3つがあります。
持ちが良くなる
まず、しっかり爪先までジェルが塗れることで爪先からの浮きや剥がれが少なくなるメリットがあります。ベースジェル、カラージェル、トップジェル全てがエッジまで塗られることになるので厚みも出て強度も出ますよ!
硬化した時に縮みにくくなる
次に持ちが良くなることにも繋がりますが、硬化した時のジェルの縮みを軽減できます。
ベースジェルを際まで塗ったつもりだったのに、ライトから手を出したらジェルが縮んで塗り残しがあるように見えてしまうといったことが少なくなります。
仕上がりがきれいになる
エッジまで塗れていると仕上がりが非常に美しくなります。エッジが塗れていないと横からや爪先から指を見た時にジェルがしっかり塗れていないように見えてしまいます。
爪先のエッジまで塗ることでどの角度から見ても美しいネイルに仕上がります。
エッジの塗り方
それではエッジの塗り方を解説していきます。
塗り方をマスターして美しくて持ちの良いネイルに仕上げましょう。
1.しっかりスキンダウンする
まず、エッジとはどこかですが、上のイラストで塗っている爪先の厚みの部分です。
エッジを塗る時は「スキンダウン」をします。
スキンダウンとは皮膚を指を使って下げて塗りやすくすることです。
セルフネイルの場合だと少し指先の使い方が難しいですが、親指を塗るときは人差し指で指先の皮膚をスキンダウンします。人差し指から小指は親指の腹を使ってスキンダウンしましょう。
2.ジェル筆で爪先にジェルを塗る
爪が長めだと塗る部分がわかりやすく塗りやすいのですが、ショートネイルの場合もグッと皮膚を下げて上のイラストのピンク色になっている部分にしっかりと筆先を通してジェルを塗りましょう。
ベースジェル、カラージェル、トップジェルの全てでエッジを塗ることが大切です。
ボトルタイプのジェルだと、キャップ付属のハケだと厚みがあって塗りにくい場合があります。厚みの薄い平筆を使うとエッジにジェルを塗りやすいです。
3.皮膚についた部分は拭き取って硬化する
短めの爪だとエッジにジェルを塗った時にジェルが指先の皮膚に付いてしまうことがよくあります。そんなときは硬化する前にオレンジウッドスティックでサッとジェルを拭い取りましょう。
|オレンジウッドスティック
先端から剥がれやすい時の確認事項
エッジをしっかり塗れるようになると、ジェルの縮みが軽減され、強度も高くなるので先端から浮きにくくなるのですが、それでもジェルが先端から剥がれやすいときは下記の2つを確認してみてください。
サンディングができているか
ジェルネイルをする前の下準備で「サンディング」という工程があります。
この工程はノンサンディングジェルを使っている場合以外は必ず必要です。
サンディングとは、スポンジバッファーで自爪の表面を軽く削って凹凸を付けることです。こうすることでジェルが凹凸にしっかり入り込み、ジェルの密着が高まり、取れにくくなります。
サンディングは爪の中央だけでなく、爪の根元や爪先まで満遍なく行わなければなりません。しっかりできているか今一度チェックしてみてくださいね。
油分除去ができているか
もう1つは下準備で油分除去がしっかりできているかどうかです。
油分除去はジェルの種類に関わらず必ず必要な工程です。
自爪の油分除去が不十分だと、ジェルを弾いてしまうことがあります。弾くと縮みの原因になるのでしっかり油分除去を行いましょう。
基本的には消毒用エタノールやネイルクリーナーで拭き取りをすればOKですが、手汗をかきやすかったり水仕事が多かったりする場合には以下の商品を爪先にサッと塗ると持ちが良くなります。
まとめ
今回の記事では、ジェルネイルの持ちを良くして仕上がりをサロン級にアップさせるエッジの塗り方についてお話をしてきました。エッジを塗ると360度どこからみてもきれいな仕上がりになりますし、爪先からジェルが浮きにくくなりますよ!